深度 、急速潜行~
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[Life as a Half Drow]Longevity of System(s)
死んだシステムと、〈マスターリング〉の商品価値
 F.E.A.R.の商業戦略について補足
 興味深いです。
 ただまぁ、FEAR 作品そのものについては全く興味がないのですが。
 実際、新しいルールブックやサプリメントなんざ一冊も買わずに、十五年(ぐらい)にわたってクラシック DnD を遊び続けてきたからなぁオレら。最後のほうはすでにルールブックなんざ一冊も会場に持ち込まず、ひたすら写本(手書きだぜ!)と口頭説明で取り回してたりってなことさえあって、つまりそんくらい体がルールブックになっちまってたわけですよ。どないなっとるんやー。シーフのスキル成功率以外の全てのクラスの全てのデータについて 10 レベルぐらいまでなら全部頭に入ってたぜ。今でもだいたい入ってますが。ソラで書き出せます。呪文もほぼ完全に思い出せます。持続時間と距離についてはところどころアヤフヤかも程度。ターンアンデッドは微妙に間違うかも。装備品についてもほぼ完璧。当時はね。
 んまぁ、そんなコトやってりゃ新しいルールなんて買わないから、商業的には「死んだユーザー」ですな。たまにダイス買ってるぐらいが業界への貢献でしょうか。あと、たまに、「自分が決して遊ばないルールや、そうしたルール関連の副次出版物」を買ってきて、DnD 遊ぶ参考にしてたりしました。ナンダカネ。(MERP を参考にして痛打表を書いたりしてたのはさすがに頭が悪すぎた)
 現在のオレらは、商業的には生きたユーザーであるといえるでしょう。毎月のように刊行される DnD の新刊を、シナリオおよびエベロン関連以外は全て買ってるわけですから。しかし、月 2 回になんなんとするペースで遊んでるうちらってのは、こうして毎月のように買えるだけの購買力がある年齢層としては、プレイ頻度的には相当やってる方だと思う(違うかにゃあ?)のですが、それでもこれだけの勢いで買ってる本を使いきれてるわけではなく、その意味で、これらの本はオレらにとっては「死んだサプリメント」になってたりします。もちろん、「その本の一部すらまるで使わない本」ってのは少ないですが、コア以外で全部きちんと読み込んで活用してる本なんてあるか? せいぜい呪文大辞典ぐらいかなぁ? 最近になって円盤君が MM3 を活用してる、とかその程度? コンプリートシリーズはまぁそれなりに使われましたが、種族本の使われなさっぷりは相当なモンです。ピンポイントに定番になっちゃったモノとかもあるんですけどねぇ。エクストリームシールドとか。
 これはこれでいろいろツラいです。ないものを作る(まぁ、追加要素を作るってことだけど)こと、それによってインパクトのあるシナリオやキャンペーンを作ることは比較的容易ですが、あるものを削る(死んでるサプリメントの中から使うものを抽出する)のはけっこう大変だよなぁ。マスターとして、その選択に理不尽さ(「なんでアイツの使いたいアレはアリで、オレが使いたいコレはないんだよ! 納得のいく理由あるんか?」)を感じさせまいとか考えるととくに。あるいは、「買ってないけど出版されてる本に「その痒い場所に手がとどく、さすがプロが作ったモノだけのことはあるぜ」なモノがあるらしい/あるかもしれない/今はないけどそのうち出るかもしれない」ような要素を自分でデザインして投入するってのもなかなかストレスのかかる挑戦です。この中で最後のはまだいいけどね。新たに出たときに、それ買ってきて上書き投入する(あるいは、しないという判断を下しプレイヤーに説明する)覚悟があるなら。
 システムなんて(流通上は)いっそ死んでてくれるほうがいじりやすいんじゃね? とかそんなこともときどき思ったりして。
 いや、そのコアルール(でなくてもいいけど、これ以上は増やさない、という線引きがしやすいサプリメント群とか。DnD なら「大全シリーズ四冊まで。呪文大辞典で上書きされた呪文は呪文大辞典版を採用」とかは線が引きやすいですね)群の流通については維持されてほしいけど、次のサプリや次のシステムが次から次へと投入される状態が続くのは……いろいろつらいよな……。毎回本買う金はいいよ。嗜好品の値段にケチケチは云わねぇ。だけど、それを味わうヒマがちゃんとないとなると、それを嗜好することが間違ってるんじゃないかという気分になるし、ろくに使われない本を置くための面積に払ってる家賃については、「本代」そのものに対するほどおおらかな気持ちにはなれないよなぁ……。
 ないのなら作る。必要なものを、必要な部分だけ。
 でも「ある」ってことがわかってしまうとなぁ……。
 ……このまま「生きたユーザー」でありつづけることは、金銭面の負担を除外したとしても、正解なのだろうか? と疑問がふくらむ日々です。
 うん、そんなことは、昨日今日に生まれた疑問でもなんでもないんですけどね。DnDer (の一部)はこんなに毎月毎月、月刊誌でも買うみたいな勢いで単行本買ってて、きっと他のシステムのプレイヤーには馬鹿だと思われてんだろうなぁ、とか思ってたら、「次から次へと買わせる商売の上手さでは FEAR がスゲーんだよ」みたいな話を見てたまげた、つーことで。
 値段が違うって?
 上に書いた通り、問題は本の値段じゃないんです。いやまぁ、ないとも云い切れないけど、大きな、主要な問題じゃあない。重要な問題は、使いきれるかどうか、そして、本が生活している面積に対して払う家賃(大量の本を整理する手間とか含めてってことね)
 使いきれる(底が浅い)、家賃がかからない(消費期限が短い)、商品が次から次へ出てるんだとしたら……うーん……羨めばいいのか?
 いっそ、値段こそが主要な問題だったら、「コア+オリジナル(ローカル)要素でやる」という決断がしやすくてよかったのか? 中学時代に実際にそうしたように。
 まぁ、人となりては童のことを捨てたり。決して戻れぬ場所ですけれど。
 井上仮さまにて発見。
2007/12/13 (Thu)
発光前夜 * Top * 071214
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