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   深度 、急速潜行~
▼「世界の都合」については、TRPGer はずっと昔から本気で悩み続けてきました。
 「D&D 専科」に書かれた、「ゲーム内でルールで表現されたことをその世界の現実の社会法則と看做すべし」というのは、ひとつの優れた解だと思います。
(このテキストが説明できていないのは、エキスパートルールブックのシナリオフックに書かれた「彼女の生涯の蓄えの半分=2000cp を礼金として提示する」です。オレらのプレイグループでは、ずっとこの一文をもとに一般人の経済力を算出してました)
 さて、ゲーム内で表現されたことをその世界の法則として受け入れ世界観をプレイヤーが再構築する、という立場からいくのなら、マビノギに対して下記のような現実的な思考からの「世界の都合」を押しつけるのは間違いです。マビノギ世界のキャラクターは、マビノギ世界で生まれるのではありません。どこか別の世界から、10 歳から 17 歳までの段階でやってくるのであり、DnD ふうに云えば「来訪者」です。アウトサイダーです。かれらが、別の世界の言葉で別の世界からその世界を見て喋るのは、このゲーム世界の法則から云って何ら間違いではないというか、ゲムの最初で「そうしろ」と表現されていることです。そうして見ると、矛盾にあふれているように思われる「世界の都合の違和感」も、何か実は別のモノなのではないかと考えることができます。というか、きっと、別の何かが用意されてると確信します。それが「世界の秘密」でなければおかしいのです。あの導入からして。つまり、最後にカミをチェーンソーで倒すハメになりかねない世界なわけです。
 ……ですが、そういう世界観を是とするか非とするかはおのずと別なわけでして、オレはやっぱり「世界の都合」に許容しえないほどの矛盾が生じない世界観のほうがいいなぁ。
 下記のテキストについてもうひとつ補足。cRPG においては「他に勇者がいない」ことによって「誰にも先を越されない、また、越してもらえない」ことが是認されていたと書きましたが、無敵生物ロードブリティッシュの存在はこの前提に対する強大な壁として立ちはだかります。FRCS におけるコラム「エルミンスターが語る「強者の考え」」は、「閉じていない世界」におけるひとつの説明たり得ますが、「閉じた世界と閉じた物語」を前提にしたほとんどの cRPG においては説明になりません。(件のコラムはたぶんオンラインでは読めません。リンク張ったのは単なる商品紹介です)
 ところで、オフラインのウルティマ世界の主人公は我々の住むこのリアルワールドからブリタニアに出向してアバタールをやってる人物です。これは衆知の事実だと思います。マビと同じように、アウトサイダーなわけですな。
 オンラインのウルティマってどうなんだったっけ?
 しかし、どうであれ、UO のブリタニアと我々のリアルワールドは設定上「交通可能です」 確か、UO の舞台ってウルティマ III と IV の間の時代なんだよね? ああ、以前の主役と以降の主役って別人なのかな? I と II は確かこっちの世界から出向する設定であり、IX の主人公は IV でアバタールになった人物と同一人物であり我々のリアルワールドの出身者だということは覚えてるんですが、III ってどうだったんだっけなぁ……。まぁ、なんにせよ、UO 以前も UO 以降も設定上我々のリアルワールドとブリタニアは交通可能であることは確かですな。
 ついでに云うと、たしか、ロードブリティッシュ自身もこっちの世界の出身だったような気がするんですが、これは自信ナシ。ていうかデザイナーのロードブリティッシュと同一人物なんだっけ?
2005/03/30 (Wed)
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