深度 、急速潜行~
[Life as a Half Drow]The Prominent Edge
▼およそゲームマスターという人種なら、シナリオ作ろうと志したときに、たぶん極めて早い段階に考えつき、長くやっている人なら一度はやったことがあるであろう定番をついに、うちのサードでもやらかしてまいりました! ひとつのキャンペーンではたぶん一度しか使えず、別のキャンペーンであっても内輪で誰かが使ってしまったらしばらくは封印せざるを得ないと思われる種類のネタ。
 「仲間との戦い」
 といってもまぁいくつかのバリエーションはあるでしょう。ホントは今回のキャンペーンでは、PC 隊とアイデンティカルな性能を持つ敵との対決を(大詰めで)投入したかったんですが、これはもう諦めた……。とてもじゃないがあれだけの PC を 5 キャラ分も把握できませんって……。
 ということで、今回はパーティーのフレンジードバーサーカーが単独で「試練」に挑み、その試練の中身として、他の PC とほぼ同じ性能を持つ幻影と(ひとりずつ順に)対決する、とかそういう仕掛けでやってみました。もちろんその幻影を操るのはそれぞれの PC のプレイヤーです。
 いやまぁ、二度やったらたぶんダレるでしょうが、一度なら盛り上がること盛り上がること。今回は「消耗品の使用を禁ずる」という枷をつけたのですが、これがいちばん響くと思われた激マルチ型デルウィシュが大暴れ。あと一歩のところまで追い込む活躍を見せてくれたりして、DM がハラハラするぐらいの事態になったり。素晴らしい。
 このデルウィシュ、ウィザードとクレリックを 1 レベルずつ混ぜてあり、これを活用してスクロールやワンドなどから自己強化呪文を組み合わせて暴れるタイプなため、消耗品の使用を禁止するとかなり苦しい戦いになるのではないかと思ったのですが、ニンジャ能力でのスウィフトインビジブルやトゥルーストライクを交えてのダンスで、しかも突入前に仲間がかけておいたストーンスキンを貫通するアダマンティン武器で相当いいとこまでバーサーカーを追い込んでおりました。あれ、最後の 2 ラウンドほどでナチュラル 1 が連発しなければ倒してたんじゃまいか。
 このデルウィシュが一番手で、二番手はファイター/テンプラー。しかし、武器をバーサーカーに貸してしまっていたため攻撃力が足らず、これはあまり脅威を与えることはできなかった模様。
 三番手はクレリック。高貴な本収載の「ST 不可、SR 不可」拘束呪文で動きを止めてからいろいろ仕込むつもりだったようですが、これ拘束が一発で破られてしまったため不発。しかしあんな恐ろしい呪文、「この三回ぐらい毎回持ち歩いてた」なんて云いながら最初に披露するのが仲間相手って。素敵だ。
 最後手がウィザードで、こちらも「支援呪文は全部バーサーカーにかけて送り出してしまった」ために手札が少ない状態での対決でしたが、ディスプレイスメントでミスチャンスを与えつつロッドでマキシマイズしたスコーチングレイを連発してこれもかなりのダメージを与えておりました。
 ……ってな試練を乗り越えてバーサーカーがアーティファクト武器「The Prominent Edge」を入手! そろそろ長いキャンペーンも大詰めなわけで、ちょっと御祝儀的ではありますが、全員に、それぞれのキャラクターに似合うようなアーティファクト装備を進呈する予定でいるわけでして、その第一打がこれ。
 そして、それを装備した状態のバーサーカーと同じ性能を持つ幻影が、試練の場の外で待つ他の PC たちに襲い掛かるッ! で、この幻影の操作もバーサーカーのプレイヤーが担当!
 ……あれ? もしかして今回マスターがラクしすぎですか? いや、この幻影対決のレギュレーション考えるのとかも大変だったんですってば!
 終わってみれば、このバーサーカーの幻影が一番の山場だった模様。最後までこれが幻影か本物か判断できなかったようで、マキシマイズしたスコーチングレイで削っておいてからデルウィシュが決死の突撃を敢行し、非致傷打撃で気絶させるという戦術で撃破。いや、気絶攻撃とはいえ倒す覚悟をしてしまえばさすがに 4 対 1 で勝負になるハズもないんですが、この戦闘でのバーサーカー担当プレイヤーのダイス目が異様で。クリティカル何発出したんだ? しかもアーティファクト武器のグレートアックスによる三倍クリティカル! これを受けて生き延びたファイターの固さにももう感服としか申し上げようがないです。「レジストファイアリングがなければ即死だった」とのこと。このリングが、ほとんどの魔法装備がパーティー内で生産されたもので固められているこのキャンペーンにおける数少ない例外の「戦利品装備」だったというのも運命的でした。どっかで出てきた古代マミーの装備してたリングなんだよなー。
 まぁでもさすがアーティファクト武器というべきなのか、普通の命中判定で AC 40 とか平気で当ててくるのがもう何だかわかりません。そしてそれ以上にわからないのは平然とそんなのを防ぐファイターの防御力。攻防一体の防御的戦闘まで使ってたとはいえなぁ。どうなっていやがる……。
 順調にいけば次回はこのファイターにアーティファクト盾が出る予定なんですが! これから一体どうなってしまうのか!?
 実に楽しみであります(ヤケ)
 いやまぁでも仲間同士の対決は戦闘それ自体も盛り上がりますが、言葉の応酬も楽しいですな。「試練」では「キミのキャラのバーサーカーに対する恨み言やら今まで腹に据えかねていたことやらアレやらコレやらを戦闘前に叩きつけてあげなさい」と云ったんですが、これがもう。
 クレリックの「お前は、今までオレがお前にかけてやったキュアの数を覚えているか!?」とかもうね。スゴいんだから、実際。
 今度のアーティファクト武器もビシャス武器なので、今後もクレリックの苦労は絶えないことでありましょう。イエー!
2006/07/31 (Mon)
桃木符盾 * Top * 060731
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