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   深度 、急速潜行~
▼ふむ、ということは A の魔法陣は蓬莱学園を遊ぶためのシステムである可能性が?(いったいどういう思考経路をたどってこういう仮説になったのは面倒なので割愛。ってか世間的には GPM が蓬莱の(ある面での)後継だというのはけっこう珍しくない見方っぽい?)

▼ま、一日五十通もスパムが来るわけで、だいたいは一見してそうとわかりソッコーで廃棄するわけですが。
 ときどき、ごく稀に、すぐにはそうとわからなくてついつい読んじゃうようなのが来るんだよなー。
 つーわけで紹介。
 男が女の子の正面に立って、何かしきりに手を動かしてた。手話だ
 彼はやっと手話を覚えたこと、覚えるのは結構大変だったこと、女の子を驚かせようとして、その日まで秘密にしてたことを伝え、女の子の方は彼が勉強してることを知らなかったこと、本当に驚いたこと、嬉しいと思っていることを伝えて、そのうちもどかしくなったのか彼の手を握って2度3度、嬉しそうにその場でほんの少し飛び跳ねてみたりしてた。
 悪趣味な盗み聞きだとは解ってたけど、その時ようやく手話を使いこなせる様になったばかりの俺には、それは例えば外国の街で突然耳に入ってきた日本語が気になる様に、申し訳ないけどどうしても気になる光景だった
 たぶん、俺はにやけてたと思う。怪しい奴に見えたかもしれない。でも、それは微笑ましくて、こっちまで心があったかくなる光景だった
 服の裾が引っ張られる感覚に振り返ると、そこに俺の彼女が来ていた。何を見てたのかとか、顔が嬉しそうだとか、もっとはやく私に気づけとか、微妙に頬を膨らませて、もの凄い勢いで手話を繰り出す彼女に、俺は手話でごめんなさいと伝え、ちょっと昔を思い出してたことを伝えた。
 それでも彼女は少し首を傾げ、その”昔”を知りたそうな表情だったけど、俺は笑ってごまかした。今目の前にいる女の子を驚かそうと、秘密で手話を勉強してた頃の事だ……とは、恥ずかしくて言えなかった。

 文章力は充分とはいえないけど、けっこうなデキじゃないかね?
 あれですか。蓬莱学園の手話ラップ話にノックアウトしちゃうようなオレの感性の問題なのかねぇ?
 いやでもあの手話ラップ話はヤバかった。手に入るなら今からでも読むべき蓬莱学園短編の傑作だと思います。
 今調べたら収録されてるのは「蓬莱学園・恋愛編~パーフェクト・ラブレター」だそうで。古本屋ででもめっけたら是非。作者(この短編の、ね)は賀東招二だそうです。オレはこの人の作品はこの短編しか知らないんだがな。

▼やーべーえー笑ってる場合じゃなかった!!
 激しく鼻水病がっ! ぴんち!
2006/07/19 (Wed)
060718 * Top * 戸枝雅亮
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