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   深度 、急速潜行~
▼昨日、帝国医療の話題でちらりとコメントをいただきまして、興味持ってくれる人もいるんだなぁとちょっと嬉しくなってみたり。いやまぁ同業者なんですけどね!
 日本の帝国医療についてはオレももっとちゃんとした議論を見たいところですが、やはり帝政時代の植民地でのデキゴトに関する議論がどうしても政治的な色合いを帯びすぎてしまうために腰がひけている印象はありますな。政治的な過去の清算なり現在の国境の線引きなりの話は話として続けつつ、自然科学やら医学やらの議論はその結論を待たずに今やるべきことを今やるべき(←妙な云い方だな)だと思うんですがねぇ……。大陸で帝政日本の医学生物学屋(あるいは、そう自称する人々)が何をやったかやらなかったかという話がまず政治色を帯びすぎてしまうのでなぁ……。
 マラリアが日本で流行する可能性については、マラリアやデングが日本(九州)に定着し得るかどうかについての長崎大の研究報告がありますので御覧いただくと面白いのではないかと思います。どっちかというとデングのほうに力点が置かれてますが。そっち系にとくに専門知識がない方でも上のほうにある「マラリアのある風景」や「デングのある風景」などの写真は直観的に面白いのではないかと思います。

▼ゲド 2 巻読了。
 ううーむ。難しい。いや、うーん……あれか、どっかの書評で見たように、一巻が男の子の物語で二巻は女の子の物語なのでしょうか。そう云われてみればそうなのかもナーとか思ったりもするわけですが。
 わからないっつーわけじゃないんですが、この作品じたいに古さは感じないものの、これに影響を受けて書かれたであろうその後の作品にすでに数多く接しているなぁという感触は明らかにありました。ん? まわりくどいって? どの部分をとっても、全体の印象をとっても、どっかで見たような話といえば云えてしまうなぁ、ということですな。ま、古典ってのはそういうもの(そうなってゆくもの)なのでしょう。(そういう意味では一巻もやっぱり「ほぼ全部展開が読めちゃう」ぐらいの話ではあったんですが。ふむ、一巻に比べるとやっぱり二巻のほうが「王道」という感触が薄く、それゆえにかえって他との類似を際立って感じてしまうのか? 「王道」だと類似だなんだなどと云う気にもならないですから)* んでまぁ、そういうバックグラウンドというかむしろフォアグラウンド? 枝葉のほうを先に知りすぎるために幹のほうをそれそのものとして受け止めることができてるのかどうか自分で不安になってしまう、と。
 つーか、テト(ナウシカの)の原型がオタクだなどという話(これもどっかの書評)もあり、映画化の話なども連想してしまうとあれだ。「生きろ、そなたは美しい」とかそういうアレだ。ウウム。
 あとは、あっさり人が死ぬ話だなぁというか、死体を確認しないとホントに死んだ(倒せた)のかどうか不安になるタイプのゲーマー人種としましてはちょっと宙吊り感があちこちに感じられたりもしましたが、まぁそれはオレのほうの問題だな。
 しっかし時間は流れるなぁ、猛烈な勢いで。こうなると揺籃の師とかヒスイたんとか「古きよき悪女」との再会もなさそうな予感。遠藤カラス君はさすがにまた出番があるだろうと思いますが。あと伯父音。
 次巻は当初の三部作の完結編ということで大いに期待。
 ……ハリーとかもこんくらいの勢いで時間が流れればもっと楽しかったんじゃまいか。そうすりゃ子役が成長しても問題ナシ。若モンをじじい(ばばあ)に見せるほうならメイクなり CG なりでなんとでもなるでしょうし。

* 参考。なにそれ! SEED のパクリじゃん!! ……じゃなくて、これの裏返しみたいなモンなのかねぇ? なんか取り違えてる気もしなくもないですが。
2006/06/07 (Wed)
060606 * Top * 示威雑感
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