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   深度 、急速潜行~
[Life as a Half Drow]TOMB of ANNIHILATION #2 Death in Chult
▼「魂を喰らう墓」続きました!
 まぁ、あれやね、市販アドベンチャーで、それのテイストの方向性がどの程度共有されるかされないかってのはなかなか難しいというか、マスター的にはべつに隠したいとかは全然思ってないのですが、ただ、マスターが自分がマスタリングするものについて抱く感覚は必ずしもプレイヤーと一致しないんでなぁ……ヘタなコト云って、実感とは違う方向に先入観を誘導したくないなぁ、というような感情から、あんま事前には云ってなかった次第でした。
 今もその感覚は全体としては変わらんのですが、さすがに本の著者まえがきぐらいは、内容に具体的に踏み込んだ部分以外は、そんなにズレた提示をしてしまう心配はなく出せるのではないかなーとも思われるので、出しといてみようかと思います。◆◆◆は具体的なシナリオ内の目玉観光要素に言及してるので伏字にした部分です。引用元はもちろん本ですが、テキストはパンタポルタさまの「ファンタジーRPG入門」第18回からコピペさせていただきました。そちらには伏字なしで載っているため、直リンクは貼らずにおきます。
 ▼以下引用▼
 『魂を喰らう墓』は、死と、死を免れようとする者たちの物語である。D&Dのアドベンチャーの多くがそうであるように、愉快なものになるようにデザインされている。言葉が愉快だとか絵が愉快だというより、むしろ実際にプレイした経験が愉快なものになるように。プレイヤーのまずい判断、不幸なダイスの目、失敗した計画、思わずあげた奇声、愚かな醜いモンスター、死んではならない時に死ぬPC。こうしたものの中に人を笑わせる力はある。まるで馬の曲乗りをする道化者のように、冒険者もしばしば、生存と成功のためにたいそう愉快なことをやってのける。
 このアドベンチャーは単なる危険なダンジョンを超えたものだ。これを愉快なものにするため、我々はかのD&Dに影響を受けたアニメイション・シリーズ『アドベンチャー・タイム』の原作・総監督、ペンドルトン・ウォードを招いた。ペンドルトン、略してペンは物語の名手であり、ユーモラスなキャラクターとそれに付随する物事を軸に、意義ある物語を組み上げる法を心得ている。そして彼は、D&Dのプレイヤーは面白いおもちゃがあればそれを使って自分たちで話を愉快にできるということをよく知っている。ペンの助けを借りて、我々は伝統的なD&Dのスタイルにもとづき、しかもそこに変った“ひねり”を加えて、状況が英雄たちにとって苦しい時にもDMとプレイヤーは笑わずにいられないような、そんな物語を組み立てようとした。◆◆◆で愉快な気分にならない人には、◆◆◆があり、◆◆◆がある。そしてもちろん墓そのものもある。墓にはあっと驚く致命的なしかけがいくつもあるのだけれど、それを目にしたプレイヤーは思わずプッと吹きだしたり、ゲタゲタ笑い出したりするだろうし、してほしいのだ。
 最後にプレイテスターの方々に心からの感謝を捧げる。彼らは『魂を喰らう墓』を誰にとってもいっそう面白い経験となるようにするために力を貸してくれた。彼らの忌きたん憚のない乱暴な意見(それはどのくらい乱暴かといって本書中のどんな罠にも負けないくらい乱暴だった)は実に有益だった。私はここに自信を持って断言する――彼らのキャラクターの死は決してムダではなかったのだと。
――クリス・パーキンス、2017年5月

 ▲以上引用▲
 どうでしょうか。そんな感じに思ってた? 思ってたのと違う?
 わたし自身は、結果笑うしかないような事態が量産されるとしても、そういう笑いを「目指して」遊ぶ遊び方をするものではないのではないかなぁと思ってやってるのですが、これが正解なのかどうかはまだわからんし、結局最後までわからないでやるだろうと思ってる次第です。
 ってことで、現状のプレイでいちばん手探り感が強まっている「ゲーム内での時間のかけかた」については、あんまちゃんと提示されていない感じ。時間制限とそれでも時間をかけなきゃならん感との両天秤だよーみたいなことは、(まえがきではなく本文中のイントロダクション寄りの部分に)書かれてはいるんだけどねー。
 以下、プレイメモは水面下。
 なお、とくにネタバレをする予定はないですが、うちのプレイグループが実際に遭遇したことについては、箇条書きレベルでは書いていくので、未プレイでプレイ予定の方にはネタバレとして機能しうる記述が少なからずあるであろうことはご了承ください。
 参加者は以下。
 DM: DRR
 フェイン・ネス(artemis):Human Wizard 2 (LN)
 2D(BOSS):Half Elf Rogue 2 (CG)
 ノノン・ガーベイ(DISK):Human Cleric 2 (LG)
 サレヴォグ(OTTO):Human Barbarian 2 (CG)
 今回のスタート地点はベルアリアン砦南側のアンデッド多発密林地帯。前回ラストにグールを数匹討伐した一行は、もう少しグール狩りで稼いでおきたい、というのと、砦南部での巨大な足跡の目撃報告についての調査もしておきたいということで、この森林内を徘徊中。
 Day 11~Day12: 特筆すべき事件なし。
 Day 13: 午前中にコンストリクタースネークと遭遇、午後スタージ 6 機と遭遇。いずれも撃破。
 Day 14: 特筆すべき事件なし。
 Day 15: 午後、ジャイアントポイズンスネークと遭遇。撃破。
 Day 16: 夜営中に死体を発見。宝物は発見されず。
 Day 17: マントラップ 2 体と遭遇。2D が死亡。今回のメイン事件はこれでしょう。「マントラップが攻撃してくるまで、マントラップに気づくことは不可能である」とかすげぇことが明記されており、ただし、「最初のラウンドに攻撃を行えるのは 1 体のみである」ともあることから、初手不意打ちで全滅はまぁしないだろう、というのが良心? マントラップは脅威度 1 なのですが、HP 的にはそれなりにタフで、2D が初撃で捕獲されてるにもかかわらず、もう 1 体にも攻撃が分散されるのを見て、内心おいおい大丈夫か? と思わなくもなかったのですが、1 回目の酸ダメージでダイイングになっていた 2D が直後、2 度目の酸ダメージによるデスセーブワンアウトに加え、デスセーブでナチュラル 1 を振ってツーアウト、計スリーアウトで死亡という、「あ、これ最適に集中攻撃してても間に合わなかったな」という展開になり、今次キャンペーン最初の死者が出る結果となりました。いや、ダイス目事故な面も明らかにあるんだけどー。
 Day 18: 夜ヴェジピグミー 1 体とその乗騎の襲撃あり。撃破。2D のプレイヤーには、次の PC が合流するまでヒマ持て余させるのもどうかということで、案内人のショーゴを担当してもらったのですが、その性能に衝撃を受けられた様子。まぁ、安易にフレイミングフィスト皆殺し、とか、そこまでは行かないにせよ案内人を殺していろいろ貰っちゃおうぜ的な行動を抑止するための強さという面もあると想像するのですが、「もうあいつひとりでいいんじゃないかな」的な発言が飛び出すのもムベなるかなという感じではありました。というか、いつものノリで、案内人等の同行 NPC は戦闘で中心的な役割は負わせないという運用になってたんですが、実際このアドベンチャーは、同行者の NPC もフルに活用するのが当然みたいな意図でデザインされてるんじゃないかという気もするんだよにゃー。例のあのゼントが捜してる有名人もそういう立ち位置だし、ベルアリアンと友好関係になっておくことのメリットのひとつが、「格安で傭兵を連れ出せる」だったりするのも、そういう方針の現れなのかなぁと。運用は疲れそうですが、ルールが軽いから可能は可能という感じでもあるわけで。傭兵の雇用条件については提示してありますし、ショーゴも戦力だ! と今後プレイヤーが決めるのなら、(さすがに重傷後等は考え直すにしても)全然許可する予定ではあります。
 Day 19: 午前中にワイトと遭遇。撃破。
 Day 20: 特筆すべき事件なし。
 Day 21: 午後、ジャイアントポイズンスネークと遭遇。撃破。
 Day 22: 午前中にジャイアントスパイダー 2 体と遭遇。撃破。午後、ベルアリアン砦に帰還。グール分の報酬を受領、2D の後任として 2E がパーティーに合流。結局、最初の以外グールと遭遇できていない(というか最初のもせっかくだからと出しただけで、実際には違う遭遇の目が出てたわけだし)ということで、当初の資金稼ぎでグール狩りを考えていたパーティーにはかなりアテが外れる結果となりました。「実はグールなんてほとんどいねぇんじゃねぇの?」なんて発言も飛び出したり。いやわたし自身、案外確率低いなとは思いますが、どの地域でも 1% しかない毒蛇枠を 2 回引くランダムエンカウンターダイス担当の責任もあると思うよ!
 Day 23: 再出発。今度は北東部の、地図上に名前の出ている土地を巡ってみようかね、というような方針で。とりあえずショーゴに確認したところ、いくつかの都市っぽい場所については「実際のところ何もない」ぐらいの情報が出、一応メズロには寄りつつ、アーターズ・ムハハーやらキール・サバルやらを目指すルートを設定することに。午前中のランダムエンカウンターでトロールの目が出て、これどうしよう、としばらく考えたのですが、これは「なかったこと」にする方針に決定。単にその脅威度の敵ってだけならまぁ、まぁ、なんですが、あれは処理も面倒すぎる……。夜営中のランダムエンカウンターはエメラルド団で、これは平和裏に処理。
 Day 24: 午前中にエメラルド団と遭遇。何故同じ目を! また会ったなってな感じで処理。午後はジャイアントスパイダーと遭遇。撃破。夜営中にチェウィンガの顔見せ。経験値が充分になったので、レベルアップ作業をしてもらいました。これで 3 に。
 Day 25: 特筆すべき事件なし。
 Day 26: 午前中にバットスウォームと遭遇。撃破。
 Day 27: 特筆すべき事件なし。
 Day 28: 夜営中にスードゥ・モンスターの襲撃。撃破。
 Day 29: 午前中にバティーリ x10 とリーダーによる襲撃。というか待ち伏せ。これはチャルト名物のひとつだよねーということでマスター的にも気合入れて臨んだわけですが、思ったほどは脅威とならずに撃破されてしまいました。
 Day 30: メズロ到着。夜営中にスタージの一群に襲撃されるも、スリープ 1 発で全部眠らせて撃退。
 Day 31: 特筆すべき事件なし。
 Day 32: 案内人の雇用期限が切れましたが、当面は前金なしの日払いで同行する方針に。これはマスター判断で、シナリオに記載されているものではありません。値切り交渉は失敗。アーターズ・ムハハーに到着し、観光では、案内人の助言により踏破方法がわかったにもかかわらず、サレヴォグが難易度 5 の知力判定に失敗し、ヤバい事態になるも、敵側の目が冴えずにここはことなきを得ました。
 Day 33: 謎のおっさんと友好的に遭遇。おっさんとの世間話から、近くにある竪穴とドラゴンの伝説の情報を入手。
 Day 34: 特筆すべき事件なし。おっさんと別れる。
 Day 35: 「ニードルの骨」に到着。ここは個人的にはけっこう、その後もさんざん出てくる、「そんなんわかるかー! 答え聞けば確かにそうなのかもだけど!」な謎かけ的なもののひとつの顔見せ典型例だと思うので、甘め甘めにいろいろ誘導して、トレジャーゲットしてもらいました。こういう無茶めのが満載だからそのつもりでな! 今回は甘く行くけど! という感じで。
 Day 36: 昼前にキール・サバル到着。到着後は次回!
 今回はいろいろ、今後に向けて重要な顔見せ的なことができたかなぁと思っております。後半のドラゴンの死体の竪穴や、結果的には無事に済んだけど死者が出ててもまったく不思議のなかったアーターズ・ムハハー、そして何よりパーティー最初の死者が。
 最初の死者、という、キャンペーンを通してはおそらく避けられないイベントが、こういう形になったのは、正直なところを申し上げると、理想的な形だったと云えるんじゃないか、とさえ思うところでした。まぁ、地上でここまでとは本読んでる段階では思わなかったですが、地上にいるうちに見れるならば見ておくべき展開というか、巴マミイベントというか。地上でこういう展開にならず、順調に行ってたものが、墓に入ったとたん、こんなのの目白押し、とかなるのは、ちょっと、どうなの、と思いながら読んでたので、「今のうちに」これがやれてよかったなというか。
 というような云い方はネタバレでしょうか。
 墓は結局そんなのが満載です。
 ……というようなことを、キャンペーン開始前に云っておく方法もあったかもとも思うけどねぇ、そりゃあ。ただ、マスター目線で、「これどうやって突破すんだよ!?」としか思えない事態を当たり前になんとかしちまったりするのが DnD だよなぁ、というこれまでの経験もあるので、先にはなかなか云えないんだよねぇ。
 まぁ、そういう感じなので、今後とも、そんな感じで、ひとつ、よろしくお願いいたします。
2018/10/21 (Sun)
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