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   深度 、急速潜行~
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[Life as a Half Drow]He who touches pitch shall be defiled.
▼クトゥルフキャンペーン「汝が名は暗黒 ~Darkness, your name is」第 8 回セッション「He who touches pitch shall be defiled.(朱に交われば赤くなる)」マスターやってきました。
 暦は無視! 舞台は季節も朝も昼も夜もないラスヴェガス! ってことで何月ぐらいかすら大雑把にも考えずに(と云いつつ夏ではない季節に設定ぐらいの想定はありますが)スタート。まぁ、前回が 2 月頃ってことで、その直後ではあるので 2 ~ 3 月かなぁ。
 前回からの「渡米編」の続きで、あと残ってる渡米編の必須イベントと考えていたのはミスカトニック篇、なのですが、いきなりそこに突っ込むのではなく、間に何か噛ませたいな、ということは考えてました。で、前回さらっと云った、ガイゲルシュタインの出席予定の国際会議はラスヴェガスが会場、というざっくり設定も考慮して、今回はヴェガス篇ということに。
 ……それが何でゾンビものにしようって考えになったんだっけ……?
 以下、さらっと水面下に。
 参加者は以下の通り。
KP(DRR):わたし
アーサ・ナイト(artemis):21 歳女性、大学生(民俗学専攻)
 外見は Zero セイバー。今回も回避能力等、安定感あったかな。
荒俣宏美(BOSS):26歳女性、TV 番組ディレクター
 「読み切り」で死亡した荒俣宏子の妹。
 ゾンデミックは当然撮影してたわけですが、当然、「よくできたゾンビ映画だなぁ」という印象にしかならないという結末になるのでした。
各務麻美(DISK):18歳女性、大学生
 「読み切り」から続投。データ的には再構築しており、高校から大学に進学。バイト戦士。
 今回はカジノゲームで全敗完敗だったのが妙に印象に残ってたり。
ガイゲルシュタイン(OTTO):年齢不詳男性、医師
 「読み切り」の最後に発生した事態でキャンペーンの主役に。データは再構築。左目に眼帯をしている。フルネームは「ガイゲルシュタインじょう」のはずだが、「じょう」部分のスペルは未定! 揺籃学園大学医学部客員教授。
 米国外科アカデミー学術総会に出席するために渡米、今回はその会議に実際に参加ということで、話的には主役ですが、会議とかで時間取られた分でむしろ出番は若干削られた?
 ラスヴェガスに行く、というところまでは、かなり早い段階、というか、前回の準備のあたりですでに、考えていたことでした。上述の通り、国際会議の会場なので。
 が、そこでゾンビという話になったのはなぁ……たぶん、ヴェガスを舞台にしようと考え始めたよりも後で起こった、例の銃乱射事件あたりがきっかけかなぁ。時事ネタは全力で投入する方向性、とはいえ、さすがに乱射事件まんまやるのはどうなのか、というのと、芸もないよね、ということで、撃った側にもそれなりに理由があるんだよ、という話にしよう、じゃあ理由って? で出てきたのが「ゾンビ」でした。……これはこれで意味不明だな……。
 まぁ、出発点とかはそんなようなもんだよね、ということで。
 お話の流れとしては、ゾンビもの、とはいえ、ゾンデミックになってしまった後の話ではないわけで、最初っからゾンビががっつり出てきてしまうと、その後ずっとただただゾンデミック水際対策をやるゲームになってしまう、というのはさすがにクトゥルフのシナリオとしては難しいかなぁ、ということで、序盤は静かに探索、後半でゾンビがあふれる、という構成に。序盤は一応ゾンビ登場のための伏線は張りましたが、今回はゾンビネタだよと事前に云っていたわけでもないので、「何かよくないことが起こってそう」ぐらいは思っても、まさかゾンビとは誰も思わなかったのではないかと思われます。てか、作ってるこっちがもともとゾンビ適正もないわけで、伏線もゾンビものらしくなんてできてるわけないしねー。まぁ、実際に沸いてきたところで、「ああ、あの伏線はそういう意味だったか!」程度まで思って貰えれば御の字、って感じで。
 ということで、前半は何だか不穏な事件の片鱗ぐらいは見えつつも、ガイゲルシュタインは仕事をするし、ほかは観光とかするけど、明らかな事件の前兆等は直前まで見えない展開に。
 冒頭、一行は航空会社が手配したバスでラスヴェガスに到着します。時刻は午後、ということで、あんましやれることはないよー、という状況。同行 NPC の楓の保護者との合流イベントなどもあったりして、これは、ゾンデミックがはじまる時点で楓が、または楓と保護者の大須が、PC たちと一緒にいることになるかどうかを決める意味で配置してありました。まぁどっちでもいいのではありますが、決めておかないとねー。
 手配されたホテルは、「ホテル・インスマーシュ」 メインダイニングはシーフードと、生け簀と釣り堀を兼ねた海水の池で有名な「ギルマンズ・キッチン」 ……ってなぁ、クトゥルフ知識がないプレイヤーでもヤベェって思うだろ! なアレにしましたが、今回はゾンビゲーなわけで、全力ミスリードでした。まぁでも、そんなんばっかやってるので今回もミスリードだってことはバレてんじゃねぇかという感触はアリアリでしたが。
 部屋割りは、結果的にはあんまり展開に影響しませんでしたが、ガイゲルシュタインが 22 階(普通の部屋がある一番高い階)、各務と荒俣は同室で 710 号室、アーサは 911 号室に。ばらばらになるかまとまるかで有利不利が予想されてましたが、実際には、「ホテル内を上へ上へ逃げていく途中で立ち寄って装備回収等考える場合の立ち寄り手順」のために決めてもらった次第です。
 あとはちょちょいとカジノゲームも遊んでもらったりして初日は終了。クトゥルフでは所持金は厳密に管理してないのですが、今回は「金を増やしたり減らしたりして装備(武装)を整えたりしてもらう」も目的のひとつだったので、銃を買ったり買わなかったりする予算ということで、ちょっとだけちゃんと決めてみた次第。ネバダは米国でも銃規制が相当にゆるいほうとのことで、ここでなら買えるのも自然かなぁ、というのもありました。カジノゲーミングのルールは今回専用で適当に設定。ひとつひとつのゲームを処理するのではなく、「滞在期間中のあなたのトータルの勝敗」を決める、とかそういう感じのものとしました。
 まぁ本題ではないですし、実際にはここで稼がなくても個人レベルで武装を整えるぐらいの金はあるはずなんですが、そこはせっかくヴェガスなんだから、ということで。
 なお、カジノゲーミングは滞在期間のトータル勝敗を一発振りで決定するという仕様にしましたが、荒俣が勝ち、アーサはちょい沈み、各務は全敗、という結果でした。
 2 日目からが本番、ということで自由行動を開始。ガイゲルシュタインの学会発表は 3 日目と設定したので、この日は行かなくてもいいといえばよかったのですが、真面目に出席してくれることに。ついでに、分野は違えど同じ学術系のアーサも参戦。せっかくなので、ここではいろいろ NPC に顔をつながせておくことに。まぁ、今回のゾンビネタで重要な役割とかはないし、今後登場予定も、ない人物も多かったんですが、設定だけは作ってあったけど、とくに出てくる予定もなかった、飛行機事故後の負傷者アーサの処置を担当した医師なんかも出せたりしたのはよかったです。
 一方、荒俣と各務はカジノゲームを含む市内観光で半日を消化します。このときギルマンズ・キッチンに立ち寄り、ついさっき池から釣り上げられたばかりの俎板の上の魚が従業員の手に噛みつくのを目撃。ただ、その後はその場ではさほど大事になるでもなく、医療系スキルに優れるわけでもないふたりは特に対処をするでもなく、その場はそれで終了となりました。
 午後からはアーサも観光組に合流、近隣の観光地ということで、フーバーダム/ミード湖への半日ツアーに 3 人で参加することに。往路で水産運搬トラックとすれ違い、ミード湖が水産資源供給源になっているという情報が判明、さらに、ダムで近隣に「レイクミード淡水養殖水産研究所」なる研究所が存在することを知るも、そちらのほうには警察車両が止まっていて行けないということがわかります。この時点では無理に行く動機もなく、ダムの歴史等をまとめた資料館を見学して撤退という感じとなりました。帰り道ではフリーウェイ沿いに建つホームセンターめいたデカい武具商店で武装の強化をやってもらい、まずは目的のひとつを達成となりました。
 夕食は、ガイゲルシュタインは学会のレセプションパーティーに、ガイゲルシュタイン以外はギルマンズキッチンに行ってみることとなりました。ここで、釣り堀を兼ねた塩水プールにボートで乗り出して釣竿を垂れるアトラクションに出ていく外国人観光客(ってまぁ場所的に日本人から見たらだいたい外国人ですが)を目撃します。さらに、そのボートから落水したその観光客が買われていた魚たちに襲われる場面も。とはいえ、すぐに救出されて命に別状があるような事態にまではならず。べつにそれを狙って設定したわけではないのですが、医者がいればしゃしゃり出られそうな場面で医者がいないという状況がまた現出したことになりました。
 3 日目はガイゲルシュタインの講演が予定されており、本人は登壇、ほかも遠出はせずに、ヴェガスのコンベンションセンターでほかのイベントを見学したりして過ごす形に。午後からは、学会方面で知り合った CDC の研究員ケヴィン・ホールのツテを頼って研究施設の見学に向かうことに。ケヴィンは、問題の研究所におけるサンプル流出事案の調査で派遣されてきており、流出したのが、侵略的外来種の駆除を目的とした魚類ウイルスを感染させた魚であること、ただし流出ルートは食品としての出荷であったため、「そもそも人体には害のないウイルスであるし、火を通して食されるだけであればなおさら問題はない」という前提で動いていることなどがここまでで判明します。また、紫外線にとくに脆弱であるということも明らかに。
 もちろん、こういった、「こういう病原体であるから危険はない」という説明は必ず覆されるのがホラーの文脈でのお約束なわけですが、今回は、「すぐ調理されるはずが、生け簀で飼われるうちに蔓延し、変異により感染力が拡大した」みたいな経緯を、その説明として用意した次第です。
 その日の夕食は全員でギルマンズ・キッチンで取ることになり、全員でオープンテラスへと出ようとしたところ、ひとりの男が慌てた様子で駆け出してくるのとすれ違います。この人物は、ギルマンズ・キッチンでゾンビパンデミックが発生することを予見して、それへの対策をするために自室へと向かうアンソニー・ミラーという元水産研究所研究員の男だったわけですが、もちろんこの時点でそんなことがわかるはずもなく、不審に思いながらも、一行はレストランに着席しました。
 その夕食時間中に、生け簀の池ではまたしても落水事件が発生します。今度は、水から上がって来たのは、自らも人に喰らいつく存在にと成り果てた被害者でした。
 と同時に、キッチン方面から、次々と同様のゾンビ化した従業員たちが出てきて、ギルマンズ・キッチンは阿鼻叫喚の巷と化します。ゾンビ化の原因は、ミード湖の研究所から流出したウイルスで、これにより凶暴化した(が食材となるだけなので問題にはならないはずだった)魚がギルマンズ・キッチンの生け簀内で周囲の他の魚に感染させ、ウイルスはそこで変異を蓄積し、落水した客や、その魚を裁こうとして噛まれた従業員が感染、ゾンビ化して爆発的にあふれ出した、というものでした。明示的な説明はしませんでしたが、そこまでの断片的な情報から、まぁだいたいご納得いただけてたんじゃないかなと思います。
 さらに、頭上からは無差別にも見える銃撃がギルマンズ・キッチンに降り注ぎます。これがまぁ、ヴェガスものにした最初の動機だったわけですが、銃撃にもびびってくれるかと思いきや、各務などはとくにですが、この銃撃を(銃撃者の意図通りという意味では「正しく」)「対ゾンビ戦闘の援護射撃」と認識する事態に。ううーむ……。
 若干空気感は予定と違ってしまったものの、一応探索モノっぽい雰囲気でここまではやってきたのが、ここからは一変してゾンビパニック戦闘シナリオに移行。一行はいったんはゾンビの制圧を試みますが、さすがにそれは無理らしいということになり、迎撃しつつホテル館内へと後退。しかしカジノホテルの構造上、ホテル内どこに行くにもカジノフロアを通る必要はあり、そのカジノフロアも、エントラントホールの巨大水槽(これは単なる飾り)に手違いで放り込まれた食用魚に由来するゾンビに席巻されつつあり、一行は追い詰められます。
 「よし、上に逃げるんだ!」
 と、まぁ、ほかに逃げ道はないのではありますが、ゾンビ映画なら「上に逃げんなよwwwアホかwww」と突っ込むとこだよね! な決断をガイゲルシュタインが下し、上を見ると、ちょうど上から降りてきた VIP 用のエレベータがカジノフロアに到着するところ。エレベータから出てこようとした VIP ギャンブラーをエレベータ内に押し戻し、一緒にエレベータに乗った一行は一路、最上階近くの VIP フロアを目指して移動を開始します。しかし、殺到したゾンビはエレベータシャフト内にも積み重なり、追撃を開始。エレベータは 22 階付近で停止、ケージの天井を開けてシャフト無いに脱出し、メンテナンスハッチからフロアへと脱出を試みることに。このへんはもう、高層建築物が舞台のアクションモノの定番で、まさに計画通りの展開でした。
 見当違いだったのは、ここで、ガイゲルシュタインがあとジャンプなり登攀なり幸運なりを通せば一発で脱出成功、という段階になって、ガイゲルシュタインがものすごい、本当にものすごい勢いで失敗を連発したこと。
 これはなぁ……焦ったぜ……。いや、ガイゲルシュタイン以外ならべつに死んでもらえば済む話なんですが、ガイゲルシュタインの場合は、「それでは済まない」というか……もっとひどいことになるかもしれないというか……なんというか……なんせ目が目なので……。そして、じゃあ実際どんなもっとひどいことが起こり得るかというと……具体的には考えてなかったんだよなー。
 とはいえ、永遠にリトライチャンスを与えるわけにもいかないので、次失敗したらさすがに殺そうしょうがねぇ、と腹くくったところで、今回限定で投入していたギャンブル的特殊判定ルールにより、ようやく成功し、直後、ケージは落下、下から迫っていたゾンビを多数圧殺(殺?)し、一行はごく短時間ながら行動の自由を手に入れました。
 さらに上のフロアへは、もう直通エレベータはなく、フロアを通過して、階段経由で上を目指すことになり、このあたりのタイミングで、自室に戻って武装や所持品を回収してきたりするのかなー、ということをマスター側としては想定し、泊まる部屋を決めておいてもらったのですが、ここは、当該フロアに部屋を取っているガイゲルシュタインさえそれは考えつかなかったらしく、素通りで上の階へ。
 そして、上の階で、今回のボス、乱射犯アンソニー・ミラーと対峙することになったのでした。
 ミラーは廊下にバリケードを築いて、そこで、館内を上がって来たゾンビを迎撃する構え。感染している恐れのある人間も、もちろん通す気はなし。ここは交渉系の手段で通してもらうか、各務の「肉体の保護」や、調達してあれば防護装備等を頼んで強行突破するかの二択かなぁと思っていたところですが、交渉の中で、「我々にも武器がある」という発言が PC 側から出たので、アイディアロールを振らせ、ガイゲルシュタインがキャンペーンの最初から持っていた呪文「ナイハーゴの葬送歌」の存在に気づいてもらうことに。MP を出し合って(このへんの処理は今回限定オリジナルです)、階段から上がって来たゾンビの第一波を完封殲滅することに成功し、それによって交渉ポイントが足り、一行は平和裏にアンソニー・ミラーの陣地を超えることができました。なお、このとき、当然のように各務は(プランBとして)「肉体の保護」を準備中だった模様。うむ、なかなか信頼できるなバイト戦士。
 さらに上へ向かおうとしたところで、CDC のケヴィンから携帯に連絡が入ります。今回のゾンビは紫外線で対処が可能であること、すなわち、朝になれば遮蔽のない場所のゾンビは全て滅ぼせるので、現状を超えての拡散は阻止できること、ただし、現時点でゾンビ化していて建物内にいるものには強硬策しかないため、攻撃が予定されていること、生存者救出のために、CDC のヘリが急行しており、ホテル屋上ヘリポートまで出られれば救助できること、などが伝えられ、一行は外階段(ビジュアル上の演出以上の意図はありません)から屋上へ。
 その外階段から見下ろした下界では、ホテルからあふれ出し、街中へと拡散しようとするゾンビを、市民や警察が迎撃中でした。
 あとは、ヘリポートに舞い降りた、CDC――Center for Dead Control and Protection――のヘリで脱出して今回は了。また逃げ出して終了かよ! という感想もあったけど、クトウゥルフなんだし! ホラーなんだし! しょうがないじゃん! ある程度は! ということで。
 ビルは攻撃され炎上、瓦礫の中で翌朝まで持ちこたえて漏出しかけていたゾンビは太陽で焼かれて処分完了。後日談として、すべては史上最大の被害者数を出したホテル火災として片づけられたことを、一行はいったん隔離された CDC 施設内で知ることになりました。その後、感染陰性はもちろん確認されたうえでですが、一行は釈放されることになります。陰性は陰性としても、マズいことを知っているわりには早い釈放にはもちろん裏があり、ミスカトニックのコネで、というのがそれなわけで、次回はミスカトニックに招待されることになるよー、という流れで次回へ続く!
 ……また長いメモになっちまいましたが、まぁ、書いちまったものはしょうがねぇってことでカンベンな!
2017/11/26 (Sun)
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