深度 、急速潜行~
[Life as a Half Drow]キャスターは数だよ、兄貴!
 3.5 版のマスターしてまいりました。
 何しろ「高貴なる行ないの書」発売から一週間未満で、かつコレ投入を許可したセッションということで、DM もプレイヤーもかなりカツカツな状態。とりあえず必死で仕込んだ対応策はしっかり奏効しましたが。たぶんアンダーダークでもドロウの皆さんが買い込んで研究してたんだろう、とかそんなカンジで。
 今回は、長らく航海やら他次元界への冒険やらで離れていたホームタウンに PC 一行が帰還する回。で、帰還してきたホームタウンはアンダーダークから湧いてでた軍勢によって戦争状態に!
 帰ってきたら戦争状態になってる、ってのはキャンペーンのシリーズ構成を最初に考えたトキから温めていたネタだったので、こうして実戦に投入できたことは感慨深いものではありました。今回がコレになることはつまり前回のセッションが終わったトキにはわかってたことでして、その後、舞乙の OP があんなんになったりしたので妙に感情移入しちゃったりして微妙に大変だったりもしましたが。新 OP は最初がねぇ、カッケェのだよ。崖上に立つ主役とマシロ媛。眼下は敵の大集団! ああいうノリで! ひとつ!
 ……まぁ、PC は正面戦闘要員ではなくて、その役回りは NPC パラディンに行ってるわけで、あんま深入りして描写したりもできなかったわけですが。
 今回はひたすら世界設定(というかキャンペーンの最終目標につながるギミック)の説明をして、懐かしい NPC 連中との再会を演出して、あとは戦闘をちょびっと三回ほど、というそんな構成でした。
 一度目はまぁ、実際にはしょぼめの戦力で、ビビらせてリソースを削る、ぐらいの遭遇。
 二度目はシャドウドラゴン 2 匹との対決を準備しました。ずっと以前にもぐったダンジョンの、以前はブラックドラゴンと戦った場所で、今回はシャドウドラゴン 2 匹。
 ……まぁ、まともに戦ったらあっさり完封されて終わるので、シャドウドラゴンには例によって「攻防一体強化」を搭載。とりあえずメイジアーマーとシールドで固めて AC 37。これにミラーイメージを張って、攻防一体強化でフルに固めれば AC 53。前衛の合計攻撃ボーナスは +23 ぐらいだったらしく、ナチュラル 20 でないと当たらない状態を確保。これだけやっても結局押し切られて終わるわけですが。ドレインブレスはそれなりに嫌がらせにはなった模様。でも負のレベルで殺し切るのはほとんど不可能な長い道のりなうえに、ブレス吐くと攻防一体が発動しないから AC が一気に下がり、136 ぐらいの HP は一瞬で消滅するわけです。いやホント厳しいわ。 Evoker がいるので、呪文で潰される覚悟はしてたんですが、ブレス吐いた瞬間を狙って殴られるとそれで終わるわけで……ホントどうしたもんかね。ドラゴンじゃ勝てんぞ、こいつらに。
 で、三度目の遭遇が、シナリオ書いてる段階ではあんまし深く考えてなかったんですが、猛烈に猛悪でした。
 たとえば、遭遇レベル 10 の遭遇を準備するとします。
 10 レベルウィザードをひとり出せば、それだけで遭遇レベル 10 です。この場合、ファーストラウンドのファイアーボールは 10d6 ダメージを与えます。
 8 レベルウィザードだと、ふたり出して遭遇レベル 10 です。この場合、ファーストラウンドのファイアーボールは合計で 16d6 のダメージを与えます。
 6 レベルなら四人で遭遇レベル 10 です。ファイアボールは合計 24d6 のダメージになります。
 5 レベルならば六人です。ファイアーボールのダメージは合計 30d6 に。
 ……これが同じ遭遇レベルってのは……やっぱりちょっとアレなものが……。
 実際には、遭遇レベル 14 強になるようにドロウのウィザードとクレリックを並べ、部屋の入口にウォール・オブ・ディスペルマジック(Underdark)を張り、部屋にはアンハロウでディスペルマジックを常在させて 12~13 レベル PC で構成された 5 人パーティを出迎えたわけですが。
 とりあえず二重の設置ディスペルマジックで事前の準備をひっぺがし、セレスチャルブリリアンスは部屋に張ったダミングダークネスで相殺し、フライもロングストライダーもレジストエナジーもプロテクションフロムエナジーもヒーローズフィーストも(必ずしも全部ではないにせよ)はがれたパーティにファイアボールとフレイムストライクで集中砲火 6 秒。フィートの足りたキャスターはサドゥンマキシマイズを搭載。
 さっき計算してみたら、全部セーブ失敗した場合のファーストラウンドのトータルダメージは 195+10d6 でした。
 そりゃ HP 200 オーバーのフレンジードバーサーカーが死ぬわけだよ!
 アーケインサイトで「不可視の謎の壁」に気づいて、警戒して踏み込まなかったウィザードを除く四人が部屋に入ってたわけですが、このファーストラウンドで即決して撤退。
 やべ……とりあえずマスター側勝利で終わってもうた……。
 まぁ、若干不用意に突っ込んだにしては全くもって最低限の被害で済まされたとは思います。バーサーカーがもし生き残ってたら、次のラウンドに確実にフレンジー状態で(フライもはがれてるから空中の敵を殴る手段がないのに)突っ込んで死亡し、死体の回収すらままならなかったでしょうし。脱出時にはウォールオブストーンで追撃を阻む手際も上々。もっとも、それがなかったとしても追撃する気はありませんでしたが。こっちの土俵での戦いでなければ瞬殺されそうですし。
 帰ってから RO の中で云われました。
「自分は身かわし強化でノーダメでしのげたけど、よくあれで他のプレイヤー文句云わないよなぁ!」
 ……ううむ……。
 まぁ、大物モンスは軒並み AC 50 オーバー。で、こっちが魔法で先手を取れば 200 オーバーのダメージ確定ってのは、確かにひどい話じゃああるわな……。
 でも、長丁場のダンジョンハックならともかく、ワンセッションに少数の遭遇しか発生しないセッションの大詰め戦闘は、PC 側にもそれがわかってるわけで、猛烈なブーストかけてから突入されるのでなぁ。相当キツめにしとかんとホントに完封されるんですわ。
 今回は二段構えの設置ディスペルマジックで事前ブーストを剥ぎ取った上にキツめの火力で迎撃してしまったわけで、やりすぎ気味ではあったかもですけど……。ディスペル判定は結局運なわけで、これでこちらの出目が妙によかったのも効いてますが。
 強いて PC 側の落ち度を挙げるなら、わたしがダミングダークネス大好きマスターであることを知りながら、「呪文レベル上昇」を取得してありながら、セレスチャルブリリアンスが生の 4 レベルでかけてあったことぐらいでしょうか。あとはバーサーカーの死は、たぶんもうちょっと Ref ST を上げてればとりあえずは回避できたと思いますが、これは最初に死んだおかげでむしろ被害が少なかったという実に救いようのない側面が……。(ベストは HP が -9 未満のマイナスになった状態で昏倒を選択することではありますけど)
 んまぁ、今後は偏った編成の敵を出す場合は難度をもう少し吟味することにしよう……。
 っても、手の内がバレちまった以上、次回アタマでの再突入では簡単に抜かれるとは思いますけど。
 とりあえずわたしは三通りの、かなり確実性の高い戦術を思いついていますが、プレイヤー諸氏におかれましてはどうでしょうか。
 うちひとつはセッションの場でちょびっと口にしたモノですが、これは「お互い手詰まり気味」になる戦術。
 残りふたつは……。
 もちろん、それら以外の工夫を凝らして突破してくれるとしてもとても喜ばしいことですが。
 現代モノのホラーとかではまた違いますが、DnD のマスターやってて一番楽しいのは、プレイヤーがこちらの想定を上回る工夫を重ねて度肝を抜く一発をかましてくれることですので。
 それでは、今は勝ち誇って、セッションメモを閉じることにしましょう。
「メブロン*1回廊はサレヴォグ*2の血をもって舗装されたり!」

 Campaign "The End of The World" Scenario #22: Mebron War ; Over
 Next: Into The Chaos

*1: ホームタウンの名前
*2: フレンジードバーサーカーの名前
2006/02/06 (Mon)
060203 * Top * Cast or Die
■ Comment
・極悪マスターめ
 195+10D6って! 後の二人はよく生き残ってたなぁ。まぁ、条件発動キュアと火レジストリングのおかげか。
 まぁ、4人くらいまでなら予想の範囲内だったけども、あの数はびびったよ。

 でも、灯りが消えたにも関わらず突っ込んだのにはちと驚いたかなぁw 真っ先に行ったのは・・・重装甲戦士殿だっけ? まぁでも、ババも突撃するだろうから誰と言う事もないのかな?

 であれだ。色々考えるんだけども、キャスターにはあんまりアレコレ言わないようにと思ってるからなぁ。呪文LV上昇(取っていた事に驚いたがw)使った光源の有効性は特に主張してなかったですよ。
 っていうか、『呪文LV9のコンティニュアルフレイム』を考えていたけども結局忘れている私も間抜けだー。3→3.5になった時に考えたネタだから、もうすっかり・・・。

 まぁ次回、キャスター陣がどんな攻略法を提示してくれるのか、楽しみですよ。
2006/02/07(Tue) 00:52 * URL * DISK #4yuftn/A[編集]
 なお、195 というのは考えてみれば微妙な数字です。マキシマイズしてるのに 6 で割れないしwWw
 ということで実はちょっと間違いだったりもするんですが黙っておきます。たしか現場でも間違えたような気がするしナ。
 明かりが消えたについては、あれはディスペルされなくてダムダークネスとの相殺だったんだよね。むしろ完全な魔法の闇なら(少なくとも重装てんぷらと馬場は)突っ込みようもなかったのかもしれないけど。
 コントフレイムのレベル上昇は有効な手段ですが、メブロンの最高レベルキャスターであるアーギオンもルベラールのマーギオンも 9 レベルスペルはアクセスできなかったりするので難しいところかも。
 攻略法は……まぁ、こちらの度肝を抜くようなのを期待してまふw
2006/02/09(Thu) 19:01 * URL * DRR #/7QgdNBM[編集]
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