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   深度 、急速潜行~
▼んで、ついでに舞乙 ED シングル買ってきたー。
 いやぁ。
 参った。すげぇぞ、コレ。文句ナシ名曲だ。
 オケの完成度が素晴らしすぎ。メロディも気持ちいい、というか、この歌詞乗せた畑亜貴がエラいとも云うか? こうでなくてはなぁ。
 前作の ED もよかったけど、曲単体でならこっちの勝ちかなぁ。本編の作風をかんがみた ED という意味では前作も素晴らしかった(逆に絵的には今回はちとヌルい)んですが。
 つーかこれは誰の手柄だ? 作曲はエラいし作詞もエラいが、あのオケの疾走する爽快感はやはり編曲の手柄? 大久保薫って誰?
 検索してみた。
 ハピマテの人でした!
 なるほど! 納得!
 いやハピマテ、一度もちゃんと聴いたコトがない(今もって)のになんとなく印象に残ってるってんで、さすがにインパクトある曲だよなぁとは思ってたんですが。
 I→VI→II→V→III→VI→II→V
 I→VI→II→V→III→VI→II→V
 IV→IV→I→VI→VIb→VIIb→I→--
 I→VI→II→II→V→IV→III→VI
 IV→V→III→VI→IV→V→I(→VI→II→V→I)
 ……って書き出してみると実に単純てか伝統的なコード進行ですが、気持ちイイのでよし! あ、拾い方は非常におおざっぱなのであんまし深く検証したりしないように。

▼「感染」(小学館文庫)読了。
 うーん……。
 ええと……面白かったです。面白かったんだが……なんつーか、「普通の小説ってこんなにつまらんものだっけか……?」とか思ってしまうのはたぶんホラーばっかり読んでるせいでしょうかねぇ。なんだか「よくできたあらすじを読まされている」ようなスカスカ感が。読後感としてはハリーポッター(一巻だけしかまだ読んでないけど)に近いかも。これ、適正枚数はこの二倍じゃねぇの? というような。ホラー小説は基本的に描写が濃密だからなぁ。
 話の筋としてもヌルいというか、小さくまとまりすぎというか、これもやっぱりホラー/SF のはじけ方に慣れた身には納得しがたいものがあります。
 感染系のバイオホラー/SF としては、描写の嘘は比較的少ないですが、まぁ一応それを本業にしてる身からするといろいろと気になる点も。まぁやっぱり本職が書いた「パラサイト・イヴ」なんかに比べるとこの点でもリアリティというか臨場感で及ぶべくもない感触。で、パラサイト・イヴなんかは、「どうせウソ書くならハデにいくぜぇ!」的な開き直りが気持ちよかったんですが、この作品はなんか微妙にリアルっぽさを出そうとして小さくまとめたがために本質的なウソ臭さがむしろ際立ってしまったような印象が。
 病院のエラい先生が金と権力の亡者で万年助手がアレで新聞記者がアレでとどいつもこいつも類型の枠を出ないのもツラいところ。まぁ、これは類型をそんなに大幅に突破してる作品なんてそうそうないし、しすぎてもそれはそれで荒唐無稽すぎるものになりがちではあるんですが。
 基礎医学の現場を舞台にした作品という枠ではパラサイト・イヴに及ばず、飛躍気味の感染症エージェントをネタとした物語という枠では「天使の囀」に遠く及ばず*、手段を選ばぬ医療者の熱さで「黒の断章」に及ばず、倫理的な面でのテーマという面では「人獣細工」に及ばず、最近読んだ作品でちょっと近いテイストを持つモノとしては「ゲスト」に及ばず……という感じ。
 ホラー/SF と「普通の小説」の境界を強く感じたのはラスト。ホラーだったら桜木栄子は死んでるか、行方不明になってどっかでウイルス撒き散らしてるか、ぜってーそれ系の余韻を残すラストになってると思うぞ? まぁ他にもいろいろあるわけではありますが。
 っていうか、P3 でガラス器具なんて使うか? 木のラックなんて実習でしか使わんぞ? 前室があるだろうに実験室まで踏み込んで何をわめきあってるんだお前ら? 
 「行政のガイドラインがあまりにも決まらないために勇み足で先進的な医療に手をつけてしまった結果、問題が生じてその医療の進展をなお遅らせる事態になる」という部分は上に挙げたようなバイオホラー群では見られなかったものであり、こっちがメインテーマではあったんでしょうかねぇ。感染症屋としては、「三人目」が実際に感染しているか、あるいはその時点では感染しているという疑いが濃厚という流れから P4 議論にまで踏み込んでくれると熱かったかなぁとは思いますが、これはやりすぎるとアレではありましょう。ってか、あのシーン、主役は血液検査の BSL を確保することを最優先するべきシーンであり、「検査を中止しろ」では証拠隠滅の意図ありととられても仕方ないんじゃあるまいか
 うーん、感想としては、「面白かった」です。
 んが、人にすすめられる作品では……ないかなぁ……。
 面白さとしてはこれより下だと思っても人にすすめたくなる作品は多々あるわけですが。「それ以外の何か、それ以上の何か」が足りないのかなぁ。
 所有しておく意義もあんまり見出せない気もするしなぁ……。
 ……そんな、複雑な気分になった一冊でした。

* 「天使の囀」はかなり別格の名著なので、これに及ばないということは別に悪口でもなんでもないのですが。

▼友人が TRPG ショップを開いたので昼飯ついでに襲撃など。
 いや、開いたっつっても起業したわけじゃなく店長として雇われたわけですが。
 まぁあれだ。3.5 版のコア三冊の横に MM2 とか並べるのは実にまぎらわしいのでどうかと思ったり。
 ……感想はそんくらいにしとこう。これ以上書くと特定されそうだ……。

▼PK 鯖については残影モンクである程度イケるか? とも思うんですが、そこまでする甲斐もないよなぁ。
 つーか PK 参入障壁高すぎ。当初のようなノービススキルで可能ってのはやりすぎにしても、20 レベルぐらいで可能にしとけよ。マジで。強い同士の最強決戦なんぞつまらん。弱い同士がへちへちしょぼい殴り合いをするのはそれなりに楽しそうだけど。

▼舞乙がちゃくちゃくと面白くなってる感触。
 今回は、前回飛ばしすぎた分のクールダウンてなカンジでハデなアクションは抑制傾向でしたが、話は仰天の展開(ってもまぁ前作を引きずってるから仰天なだけだけど)が続き、BGM もイイ感じに投入されてきており、実に満足。
 ユッグドラシルユニットがああなるとはなぁ。いやそれにもましてアリッサの扱いがまた。まぁ菌類よりゃいいけど。
 十二音戦争のツヅリがようやくわかった。音屋を自認してるわりに鈍すぎですな。鍵盤が出てはじめてわかるマヌケさ。白鍵七音に黒鍵五音で十二音かぁ。
 学徒動員乙の回想は素晴らしい盛り上がり。しかしこれはあれか? 当代においても定期試験突入前に開戦→なし崩しに学徒動員で定期試験回避とか、そういう展開もアリってことか? 若い娘っ子が「お姉さま」とか云うと背筋がゾワゾワしますがマリア女史が仰るとカッケェ。
 最後登場の王様はあれだ。「貪欲さ」よりも「強欲さ」のほうがよろしいと思うんだがどうか。
 そしてまさか前作屈指のパラディンがブラックガード堕ちで登場とは仰天。
 うむ、楽しみだ。
 しかしあれだな、開戦となると、あのアリカの ELEMENT EXPANSION はイマイチ暴れさせにくそうなデザインに見えるんだけどナー。どうなんじゃろ。
2005/11/25 (Fri)
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