深度 、急速潜行~
[日々のいとまに]150721 ~3x3 EYES 幻獣の森の遭難者 1 巻~
▼高田裕三「3x3 EYES 幻獣の森の遭難者」1 巻読了。電書で。
 いや、実を云うと、そこまで全力での期待をしていたわけでありませんでした。好きな作品ではあったし、時期によっては大好きな作品であった、と申し上げてまったく過言ではないと思うのではありますが、最後のほうはさすがにがっつり張り付いてついてはいけなくてな……。いったん脱落→漫喫で一気読み、という形で一応最後までは読んだものの、印象が充分には鮮明でなくてな……。
 直系の続編ということらしいので、ちょっとそれはちゃんとついていけるのか不安じゃのう……というのが。
 ま、実際、タイトル変えての続編であれば、それでもちゃんと面白く読めるものに仕上がってるであろう、という信頼はもちろんあるわけで、「全力で」期待できるかっつーと、というレベルの話ではありますが。
 杞憂でした。
 いやまぁ、いろいろ思い出せないことだらけではあるんだけどねー。さっ引いても充分大満足、というか。
 つーか、あんだけの事態を経由した世界で、あんだけの事態のド真ん中突っ走ってきた八雲なんかは実際それだけのことはある、昔のベナレスばりの別格者でちゃんとあり続けつつも、それにとっての脅威をシンプルなインフレ方面には拠らずに設定しつつあるっぽいのが熱いぜ、とでもいうような。
 ま、そこまでは今巻の範囲では云い切れないかもではありますが。
 でもやっぱ、画面の魅力がスゲェよな、と、思う次第です。ま、前作が好きだったからってのはあります、もちろん。ただ、長い時間を置いて始まった「好きだった作品の続編」に、「ああ、帰ってきた」という方向性の画面の魅力をちゃんと感じられるってこと、実はそんなに毎回じゃないからねぇ。
 また続きを心待ちにする作品が増えてしまったぜ……。
 ところで、「舞鬼」はそこまで特に好きなキャラだったってわけでもないんですが、このキャラと字面を目にした途端に、「ああ、オレが「舞風」の字面を目にするたびに意識せずに「ウーフォン」と脳内ルビ振ってしまう原因はこいつか!」と気づいてしまったのは実にしょうもない事態でした。漢字固有名詞に中国風の読みカナをつけるカッコよさには明らかにこの作品で目覚め、その後継ぐものにも超えるものにも出会わなかったことであるなぁ、と、そんなこともしみじみと。
 そして、「いろいろなことに目をつぶりがまんしてますが。夕飯はいつですか?」に鼻水フいてみたり。さすがだな、その道の先達!
2015/07/21 (Tue)
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