深度 、急速潜行~
[日々のいとまに]150704 ~アンゴルモア 3 巻~
▼たかぎ七彦「アンゴルモア~元寇合戦記」3 巻読了。電書で。
 相変わらずの熱量でございました。
 つうか、後半の「城」の防衛戦とかね。300 かよ! 的なアレが。とか思ってたら本気で 300 的な敵が登場したりしてまた思わず笑ってしまったりも。
 しかしまぁ、戦術的勝利は積み重なっているのに、着々と絶望感が加速していくのう……。逃げ場皆無っつー感じじゃねぇのこれ。
 狭い島という舞台の苦しさがしみじみとのしかかってくる感じで。
 今後にもさらに期待してゆく次第です。というか、まだ 1 巻冒頭にたどりつかんのか!
 以下ネタバレ感想を水面下に。
 ……あれ、「まだ 1 巻冒頭にたどりついていない」はネタバレか?
 ここからネタバレ水面下。
 今巻白眉は、姫様ブチ切れ S ドライブ半覚連射のくだりでありましょう。
 これがやれるのが、やってしまうのが英雄というものだよなぁ、というような。
 なかなかやれるもんではないですが、TRPGer として、そういう、英雄のやること、が行われる現場に立ち会えちゃったりするともう、なんとも得がたい経験になるよなぁ、とか、そういう感じで。マスターやっててプレイヤー/PC のそういうのに対面できるのはまさにマスター冥利に尽きるものですし、プレイヤーやってて他のプレイヤーのそういう背中を見るのは、「わかった。このセッション(ときにはキャンペーン)はお前のものだ」となるものです。自分でやった経験はホント極少ですが、皆無ではない、とも思うぐらいのアレで。
 そりゃ、「こいつらの面構えをすっかり変えてしま」いもするわな!
 主役の朽井はそういう意味での英雄の熱量を表現するキャラではない、という感じではあるんですが、こいつはこいつでやっぱりカッケェよなぁ。「おまえの為に自分よりはるかに強い相手へ挑みかかった。わが妻とわが子を守るため、命をかけて戦ったのだ」のくだりとか、島津のお豊のエルフ相手の演説なんかもちょっと連想する種類の熱量で。云ってる相手と、まわりの連中と、両方に、一度で、云うべきことを云い終えてしまう見事さもなかなか。
 1 巻当初のような強烈な異界感とか無常感みたいなのは若干薄まったのかなー、とも思いますが、そのぶん、というか、それに伴っての熱量の増大も素晴らしかったと思う次第です。
 ……次巻はいつだ!
2015/07/04 (Sat)
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