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   深度 、急速潜行~
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[日々のいとまに]150405 ~原罪無き使徒達~
▼藤木稟「バチカン奇跡調査官~原罪無き使徒達」読了。電書で。
 シリーズ中でも、かなり好みな 1 篇でした。
 以下、ネタバレにつき水面下。
 ここからネタバレ水面下。
 えー、いきなり最大級のネタバレをぶっかましますが。
 今回は「例のあの人」登場なしです!
 ……というわけで、それが今巻の、オレ基準での、面白さの重要なポイントになってた気もしたりする次第。あとは、現地教会が奇跡認定に躍起になってない、例の FBI が出てこない、などもポイントでしょうか。いや、それらは別に嫌いな要素とかってわけではないんですが、それらが出てくると、どうしても「シリーズのいつものノリ」が色濃く出すぎてしまってなぁ……。番外編がもっと読みたい、というわけでもないのですが、今巻のような、ちゃんと 1 話完結(引きずりそうなネタも含んでるにせよ)の連作も、シリーズに半分ぐらいは入れといて欲しいなー、というのも、正直思うところであったりするので。つうかあれか、例のあの人とかの本筋連中は、出るならちゃんと「今巻は本筋進めるよー」と出てきて欲しい、というのはあって、終盤で「実は今回も連中の仕込みでした」系はさすがに「またかよ」と……やっぱりちょっと思ってしまうので……。
 で、例のあの人と FBI が休んでてくれたおかげ、というわけでもないでしょうが、いつも感じる異教感(多神教の身から見た一神教に対する違和感。いや、おそらく著者一神教徒じゃない気がするので、「作られたもの」だとは思うのですが)が薄れ、キリシタンとはいっても日本人の登場人物は日本人としてかなり素直に共感しうるラインに収まってた感触で、そのあたりも上々。というか、終盤の平賀によるアダム・イヴ仮説って、本物の一神教の人は認め(または看過し)得るんじゃろうか……? いや、単にわからんのだけどさ。安東神父の描写もなかなかイイ感じで。
 刑事ドラマの地方舞台スペシャル回かよ的な観光描写はまぁ、さすがにどうかと思わなくもなかったところではありますが、これもやはり意図して「そのように」画面を作ったのだろうなぁと思う次第です。
 ってなとこで、本音を云うと、しばらく「例のあの人」が出てこない話が読みたいなーというのはあるっちゃあるのではありますが、でなければ「最初っから全力で本筋であることを言明して突き進む」本筋になってくれれば、ぐらいに期待しつつ次巻も楽しみに待つぜ。
2015/04/05 (Sun)
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