深度 、急速潜行~
[日々のいとまに]140926 ~グローリアス~
▼例によってついったー経由で。
 「くだらない悲劇 空母「グローリアス」の沈没」(前編後編)が素晴らしく興味深かったのでご紹介など。
 いやまぁ、ひとことで感想を述べるなら、ひでぇ話だな、いろんな面で、で済むっちゃ済むのではありますが、考えてるとさらに気分アレになってくよなぁ、と。
 まず、そういう人事が行われ、てしまったことはまぁ、しょうがねぇ。でも、そんな、誰も幸せじゃない(槍玉の人物も幸せだったとは思えない)状態が、決定的な事態に至る(あ、これで当該事態におけるドイツ側当事者は幸せになったのか?)まで、しかも、最重要艦ではないっぽいとはいえ空母つークラスの艦で、そのままにされてたってのがまぁスゲェわな。で、その緊急電を受信し、黙殺した、までは事情を鑑みれば不当ではないにせよ、その後も沈黙を続けたデヴォンシャーもすげぇし、さらに戦後もえんえんと公式見解に執着し続けた軍、政府側もすげぇ。いやいや、体制が隠そうとし続けることを暴くのはまったく容易ではないし、その後でも体制側は認めはしないし、これだけのことを明らかにしてみせた研究者の根性と能力に感服仕りました。関係各位における海軍のみなさまに主にお勧めするべく張っておいてみる次第。
 ま、フィクション読むときの脳のチューニングで読むと、「アーデントとアカスタがカッコよすぎる熱すぎる! 駆逐艦万歳! つうか空母随伴駆逐艦万歳!」みたいな病んだ感想しか出てこなくなるけどねー。
 ――ってところまでは、まぁ、歴史上の隠された事実みたいな話を読むたびに思うことなんではありますが。
 最近発覚した事件も連想してしまったのが今回ちょっとオレ的に例外的だったことで。
 いや、この記事にとくに、ということではなくて、たまたま今というタイミングゆえにオレ的にそういう連想を掻き立てられただけではあるんですが。
 体制側が否定すること、隠そうとすることを監視し、暴く、という立場に立った連中が、ド派手なでっち上げをして、しかも、すくなくとも、けっこう前のある時点でそれを自覚してたにもかかわらず、隠し続けてきていて、事実を認めた後も、「その記事じたいはでっち上げだったが、それに類する事象が当時多々実際にあったことは間違いない」というようなことをいちいち付け加える(ってこの部分に限っては偏見かもですが)などという蛮行を現在進行形で続けている、というアレ。
 ま、何もかもを「批判的に」読んでみたところで、自分が前提となる知識を持ってるわけでもなく、知識を探せる土台の訓練をされてるわけでもない分野のことじゃあ、じゃあどうやって自分の足で事実に近づけるかと云ってもどうしようもないところではあるんですけど。
 まぁあのあれについては、「国際社会で日本の名誉が傷つけられた」とかそんなアレよりも、「日本社会で新聞社の信頼が傷つけられた」という点をむしろ重大視するべきだというふうにも思うにゃー。
 だってホラ、政府発表、大本営発表とかそういうものを丸呑みしちゃいかんってことは、まぁ、誰でも大前提というか常識以前に重々承知してきているわけですけど、新聞社が自信を持って推してくる真実というヤツがほとんど全部ウソってことがありうる、ってのはまったくもって新鮮な驚きであり、失望であり、絶望であったわけでさぁ。
 と、例によって盛大に脱線したところで唐突に終了します。
2014/09/26 (Fri)
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