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   深度 、急速潜行~
[日々のいとまに]140426 ~輝天炎上~
▼海堂尊「輝天炎上」読了。
 うむ……疲れました……。
 まぁ、なんだ。純粋に、これに対する感想をと云われたら、「駄作未満」、というか……そもそも作品として成立していない、という印象、と云わざるを得ないところでありましょう……。
 もしこれ、ケルベロスと同時、または直後に出てたら、印象全然違ってたと思います。まぁ、オレが出遅れてるってのはあるにせよ、文庫の出たのがふた月近くズレてるってのはズレすぎだよねぇ? あと、最低限、帯には「ケルベロスの副読本」とデカデカ明記すべきだったはず。ケルベロスの副読本として、であれば、文句なく、絶品、であったことでしょう。ま、もうあっちの細部の記憶は薄れてしまっており、まさにその細部のための副読本であった今作を満喫するだけの下地はとっくにオレの中から失われてしまっておりましたが。
 ケルベロスのほうはねー、今作によって補完される余地は充分にあったというのは、今作を読めば明らかだし、当時の印象でも「(仕込んだネタを)食い尽くせてない」感があったわけで、実際に副読本を必要としていた、とも云えば云えるとは思うものの、あれはあれ単独で充分にすぐれた一篇だったと思うのです。が、こっちは、こっち単独では、まぁ、無理、でありました。あ、螺鈿はさすがに読んでないとキツいのは当然ですが、あっちの印象は薄れてても大丈夫だったところではあります。この本が要する螺鈿の要素は「幹」だったわけなので。さすがに幹ぐらいは覚えてるぜ。
 ……まぁ、いつか、このシリーズが全て出揃ったら、また全部イチから読み漁る、ってのはアリなのかもなぁ?
 いつの話だよ、てのはあるし、実際、けっこう時事に寄ってるこのシリーズをあとから読んで満喫できるんかねぇ、ってのも、ないではない、のではありますが。
2014/04/26 (Sat)
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