深度 、急速潜行~
[日々のいとまに]140116 ~ケルベロスの肖像~
▼海堂尊「ケルベロスの肖像」読了。
 ううむ、これでシリーズ完結ですか……。まぁ、終わってみればなるほどというか、妥当という感じのラストでしょうか。
 話としては文句なしに大満足。っつーか、これだけの食材を食い尽くせてないんじゃないかという気もする豪華さでした。
 んがまぁ、オレ的にはシリーズ中では微妙なほうだよなぁと思ってる「螺鈿迷宮」あたりがけっこう重要な伏線として回収されてくあたりは苦笑するしかなかったところでもありました。なるほど、このタイミングで新装版が出るわけだぜ。
 また、毎度この人の作品の感想書くたびに云ってた「異名のセンスなんとかならんものか」的なのも今巻ではナリを潜めていた、というか、そもそもほっとんど異名が呼ばれない展開であり、「成長したな海堂」とかなんかもすぬごいエラソーな感想も抱いてしまったり。「単なる渾名」寄りの「行灯」とかそゆのはアリアリだと思うんですが、そっち系も少なめで。……うん、枚数の問題も大いにあったんだろうなぁと思います。
 シリーズ完結というのは寂しい気もしますが、この流れの話じたいはまだ広がっていってるわけで、そちらの展開にも今後も期待していく方向性で。
 以下、1 行だけ水面下にネタバレを。
 ここから水面下。
 まぁしかし、Lady Lonely Violet も最後がこれではしまらん気がするなぁ。Death ったワケではないラストなので、シリーズ続くなら先への期待もできるかもですが、この終わりだとさすがに竜頭蛇尾感と云わざるを得ない気も。いや、仕事はちゃんとしたのか? せっかく医師なんだから、「医師として」というインパクトのある仕事してほしかったなぁと思ってしまうってだけで。
2014/01/16 (Thu)
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