深度 、急速潜行~
[日々のいとまに]130825 ~人類資金 1~
▼福井晴敏「人類資金」1 巻読了。
 いやぁスゲェスゲェ。これ何分冊なの? 厚い本ではないとはいえ、1 冊丸ごと使って、「何も始まっていない」……というか、ゲーム的に云えば、プレイヤーが操作して遊べる最初のステージの全景が表示されたところで終了! って体験版とかだってここまで始まらなくねぇだろ!? とかそういう感触の第 1 巻でありました……。いやホント、スゲェスゲェ。
 とはいえ、何も始まってねぇからといってつまんないのかといえば決してそんなことはなかったのではありますが。この段階ですっきりと「面白い」と云えるかというとそれもアレだよねー、てところで。「「謎」を提示して終わり」なのはまぁ、この分冊では当然でしょうが、その中身について固有名詞的な提示などもほぼなく、代名詞的な示し方だけで進むのはやっぱり若干ストレスですし。そのうえ、「プレイヤーが操作して遊べるステージ」が始まってない感もあるとなるとねぇ。
 などと文句っぽく書いてしまいましたが、この枚数でこの展開、と改めて思うと何の不満もないわけで、「1 巻」としてこの倍の厚みがあって、半分でここに到達してれば文句なくウヒョーだったよなぁってところではありますので、素直に先を楽しみにするんだぜー。さすがにこの売り方なら、しょぼい本屋でも続きが買えないなんてコトはねぇだろうしなー。重要度は低いアレではありますが、1 巻今安いしねー。てゆか 1 冊目の割引をこうするためには、1 冊目の厚みはこの程度に抑えざるを得なかった、的なあれでもあるんじゃろうか……。
 以下、水面下にちょちょいとネタバレっぽい感想など。
 ここからネタバレ水面下。
 えー、福井晴敏といえば「おっさんと少年の物語」なわけでして、往々にしてこの「少年」てのは強化人間だったりするわけですが、今作についてはというと……ここまでのところ、少年のほうは石なんだろうと思いますが、おっさんの方が謎じゃのう。真舟なのかなぁ? さらに発展形というか誘導体的なアレとして、「おっさんと少年と強化人間の物語」なことも多々ありまして、そっち軸の強化人間の登場にもちょっと期待の方向性で。今のところそれっぽいの見当たらない気がするけどねー。しかし全般に絵面として女っ気がなさすぎという気もするので、出てくる余地はある、のかなぁ?
 ……えー、これがネタバレ感想かよ! という気もしますが、以上ッ!
2013/08/25 (Sun)
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