深度 、急速潜行~
[Life as a Half Drow]R'lyeh Beginners
▼「るるいえびぎなーず」読了。
 買ってからずいぶん経ってしまいましたが、なんか積ん読にするつもりもなく一時的に置いた場所の上に本が積み上がってしまって遅れた、とかそんな事情だったり。
 思った以上に直球の教本でございました。わたし的には、まぁ、年季だけは重ねてしまっているので、納得したりしなかったりして楽しく読みはしたものの、学んだ、という実感があったかというとさすがに悩ましい感触ではあったわけですが、読み終わってみてふと、「これなら、べつにクトゥルフをやろうと思ってるわけではないTRPG のマスタービギナー」にもかなりいけるんじゃねぇの? とかそんなことも思ったり。現代モノとか調査捜査系とかそういう限定も必要なさそうですよ。セッション運営そのものをルールなりルールとまでは云わないにせよ制度なりといった枠、というか足場みたいなものによって支援しているものも最近では多いと聞き及び(実際には知らないんですがな……)そうしたものが完備しているものをやろうというのであればまた違うかなぁとも思いますが、うちのプレイグループではそういうものが完備したものは現状実践されておらず、昔ながらのそうした枠や足場を持たないゲームばかりを遊んでいるわけで、そうした枠や足場がなくみんながフリーダムに動いてしまい得るという面ではその中でもかなり極北とも云えるクトゥルフを運営する心構えは、それよりは流動性の低いたとえば 4 版 DnD の運営なんかにもかなり役立つんじゃないかなー、と。たとえば、依頼をかける際の注意点というか、べつに非協力的だったり反抗的だったりするわけではないプレイヤーがなぜ「依頼を断るような方向性のプレイ」をしなければならないと思ったりするのかについての考察とか、短文で見事に云い切ってて感服という感じでしたし、情報の撒き方で意識しておくべきことなんかも、わかっていた、というかわかっているつもりだったことではあっても、まとまってこうして読み直すと改めて糧になった感があるものでありました。
 てゆかあれか、そもそも「シナリオを作る」という部分にかなりの気合を投入しているのが納得感というか、こういうのを待ってた、というか、こういうのはマスターの教本として嬉しいよなぁ、という感触の重要な要素になった面もあるかもしれんのう。
 ……てことで、要するに何が云いたいかと申しますと、「vabo 先生、いかがですか?」ということだったりするのではありますが。
 「クトゥルフのマスター(キーパー)目指すんでなければまぁ、直接は使えないページ」も多くはありますが、それら以外で、あるいはそれらの中にさえ、いろいろ得るものありそうな気がしまっせ。てゆか、わたしが酔っ払って語るよりずっとずっとちゃんとまとまって、かつ、わたしが云いたそうなこともかなり含まれてるので、軽いノリで薦めてみたりする次第であります。
2013/04/12 (Fri)
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