深度 、急速潜行~
[Life as a Half Drow]130202 ~PC バッチと敵バッチ~
▼「小太刀右京先生のTRPGマスタリングガイド 第3弾 自由度」が興味深かったのでご紹介など。
 第 3 弾、ってことで、第 1 弾、第 2 弾もあったわけですが、そちらはもうちとコンベンションなりの一期一会的集まりを想定したものに思われました。で、うちのプレイグループのような、あまりメンバーが流動しない環境では直接は効いてくるものでもないかなーという感触でしたが、今回はもちっと近くに見えた感じ。
 てことで、とりあえずリンク先読んどいてー、で済むっちゃ済む話ですが、2 点ほど、主として内輪向けにコメントしておいてみたく思います。
 ひとつめー。
 第三に「有効な結果が得られるが同じような障害がたちふさがる」パターンです。たとえばトロールは太陽光で焼かれますが、恐るべきことに、トイレに行っていた弟のトロールがもう一人やってきて、やっぱり戦闘になるのです。
 これ、わしがもっとも、
 つまり交流によってNPCがもしいささかの変化もしない、たとえばヒロインを殴ろうが蹴ろうがヒロインであるという理由でPCに悪意を抱かない、あるいは特に狂気に陥っているわけでもない悪役がどう考えても説得されているはずなのに何故か寝返らない。
 そうした状況とは「世界が変化しない不自然なものであり、神=GMの都合によって動かされている」ということを否応なく感じさせるのであります。
 を感じてしまうパターンのひとつなんだよにゃー。冴えた手で障害を排除したはずなのに、結局同じ障害に対峙することになる、って。民におかれてはどうなのでしょうか……。いや、そうは云っても実際、マスターとして、現場で考えついて実行できる対応がそれしかないこともままあるので、でも、やっぱりそれは自分がプレイヤーだったらすげぇ萎えるよなぁとも思うので、「先に」「くどいぐらいに」
 最初にやられたトロールの宝物をプレイヤーに渡しておけば、おおむね問題は回避できます。
 を「言明する」ように心がけて――心がけようと心がけている次第です。あー、やっぱトレジャーだよねー重要なのは。実際に云うのは「経験値はその分も出すよー」のほうが多いなぁ。今後は意識しよう。
 で、ふたつめー。
 追記になりますが、「バッチファイル問題」というのがあります。一度成功した工夫に味を占めたプレイヤーがさんざんそれを繰り返す、というものです。もちろん、それが許容できるテーブルならそれでもいいのですが、これを安易だと考えるGMも多いでしょう。
 その場合、採用する段階で「オーケー! それは素晴らしいアイデアだ! もちろんうまく行くよ! だが、自分のテーブルでは同じ手が有効なのは一回としておこう」と断わっておくのです。おおむね、これで問題ありません。
 これについては、オレがマスターとしてよくやるのは、「バッチファイル化できるほど容易に繰り返せる手なら、すでに PC たち以外の冒険者も考えついて実行しているはずであり、そこまで一般化しているからには敵になる連中も当然対策をバッチファイル化しているはずである。だから無効――ではなくて、「それらはすでに過去に確立されたお互いの前提」として軍拡を積み上げようか、お互いに。覚悟はいいか?」または、「とても独創的で、PC たち以外の冒険者に一般化しているとまでは思われないから、初顔の相手には何度でも有効だろうが、目撃して生き延びた敵がいた場合、その敵が情報を流すであろう敵集団については(上に同じ) 何せとても独創的で、報告せずにはおれないだろうから」といった対応でございます。ま、何にせよ、けっこうサツバツとしたその後を招く感じなんですが、ときどきはそういうキャンペーンも楽しいよにゃーと思う次第です。
 また、うちのプレイグループでは、そのバッチファイル化がたとえば他のキャンペーンでも容易であろうものであった場合でも、他のキャンペーンになったら、まずもってそれを使い続けることはしない、というのがありますなー。最初に「そんくらいの冴えた一手」が「必要になる」場面に遭遇し、痛い目を見るまで、わざわざ考えつかずに進んでみる、みたいな。あれはプレイヤー、マスター、どちらの立場に立ってもなかなか楽しいものです。
 で、ふたつめからひとつめに還元しますと、もし「冴えた手で障害を排除してしまう」姿を目撃した(敵寄りの)何者かが生き残っていた場合(ボスの居城の見張りのオーガだったら、それをたまたま塔から見下ろしていた別の敵、なんかも含まれましょう)プレイヤー側にバッチ化する意図がなくても、それに脅威を感じた敵はもすぬごい勢いで過剰対応なぐらいに先手を打ってくる、といった対応を準備することも多々ございます。ボスの逃亡判断を早めよう、といった修正を入れることも含めて。
 以上のようなことをプレイヤーの立場のときも当然考えますので、「平素から軍拡の種を撒くことはすまい」「もし冴えた手を投入するのなら、「目撃者は決して残さない」を徹底しよう」というような思考がオレの場合芽生えることになりまして……。
 そういう思考が芽生えたからなのかそうでないのかはわかりませんが、うちのプレイグループでは、「奥の手は本当の最後までとっておくもの」というようなアレが最近は主流化しつつあるように思うのですがいかがでしょうか。で、だいたいプレイヤー側が本当に奥の手を残してあるため、最終決戦は「無理じゃねこれ?」ぐらいのバランスで用意しても(容易にではないにせよ)問題なく突破してもらえたりするのもまたスリリングで楽しいものであるなぁ、などとも思ったりもする次第。
 やー、今後も「最初の夜営は全員無防備に寝るぜ!」で行こうね、みんな!(冴えた手とかいう次元にはほど遠い例ですが!)
2013/02/02 (Sat)
130201 * Top * 130203
■ Comment
・コメントを投稿する
URL
Comment
Pass
 
■ Trackback
この記事のトラックバックURL
・この記事へのトラックバック
* Top *