深度 、急速潜行~
[日々のいとまに]130110 ~GOTHICMADE―花の詩女~
▼とりあえず、観にいく、ってことは心に決めてたんですが、なかなかタイミングを選べず、こんな時期になりつつ。
 「花の詩女 GOTHICMADE」鑑賞。タイトルの語順はこれが正しいのかな。
 やー。
 感想をひとことにするならば、「なんじゃこりゃ!」でございました。
 一本の映画として、ものすごく総点が高いか、というと、どうなのよ、と思ったのも正直なところです。
 冒頭からしばらくとか、「おい、これどうすんだよ」とかそういう気分にならなかったと云ったら嘘になります。まぁ背景は殺人的に美しいんですが、前景がすげぇ細やかに動くのと完全静止画な背景がなんというか、溶け合っていない、どちらもスゲェのに総体としてちぐはぐなんじゃねぇのこれ? という気分は抜けず、台詞への依存が非常に少ない人々の描写に比して説明がナレーション(つまり台詞)に頼ってるのがまたなんか違和感が強くてなぁ。進行のテンポもなんだか馴染みにくいし。
 んが、ベリンがラブに蹴りを入れたあたりから、違和感そのものは抜けないままに「そういうもの」としてだんだん染みてきて、雨のシーンでノックアウト。すーげーえー。ありえん、たまらん。この雨で思ったぜ。これはオレが見てきたどの実写映画ともアニメ映画とも違う、「新しいジャンルの映画」なんではないか、とかな。
 いろいろと、「好き―嫌い」軸と「欲しい―欲しくない」軸が云々とかふだんよく考えるんですが、これは、「欲しい―欲しくない」軸をちょっと振り切っちまった感じです。「これ、板買って自分の部屋で自分の再生環境で観てもしょうがないんじゃないか」と、そういう域なんじゃねぇのこれ。一周して「欲しくない」になっちまってる勢いだぜ?
 云い方を変えると、あれだ。この域に達してるものを、たとえば毎週 30 分の頻度で観てたら、オレ、パンクしちまうんじゃねぇか、とか。そういう勢いで圧倒されるというか。
 馴染んだ上で、もっかい劇場スクリーン級の環境で通しで観たいです。
 音楽面では、あの「ストライクウィッチーズの」長岡成貢ってことはもちろん前々から確認してて、どんな仕事したんじゃろう、と思ってたわけですが、なるほど、「云われてみれば」長岡成貢だったな、という感触。いい仕事だと思います。
 ……中身については語り出してもたぶん、これについてわざわざ感想書こうって人々なら誰かがとっくに云ったことしか云えないと思う(そして、その程度のものしか書けないのにすげぇ量になると思う)ので、黙っておくことにします。
 あ、うん、ひとつだけ。
 「これ外伝かなんかだと思って観に行ったけど、ド本編じゃん!」
 以上!
 てか、「この新しいジャンル」で原作ルートのナウシカが観てぇ!
2013/01/10 (Thu)
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