深度 、急速潜行~
[日々のいとまに]121115 ~火の鳥 黎明編~
▼手塚治虫は、総量としてはそれなりに読んでるはずなんですが、では、どのシリーズのどの話とどの話、どの巻とどの巻を読んだか、というような形ではないというか、いろいろな場所で(病院の待合室とかね!)読む機会が散発的にかつけっこうな頻度であって、断片的に、トータルとしてはそれなりに読んだはず、という形であり、んじゃあ今からブラック・ジャックを揃えるかといえば、それはそれで……ねぇ? てな感じで、まとまっては読んでなかったところでもありました。
 で、最近、ツイッターで「火の鳥」が話題にちらりと出てたりし(例によってそのツイートを再発見できないのですが)ちょっとアンテナが反応しまして。
 今こそ手塚治虫を、火の鳥を読むべきときなのだ、オレ的に、たぶん! ほかはともかく、このシリーズはたぶんほとんど(断片的にも)読んだことはない、と思う、し!
 てことで、いくつかの版の中から、なんか安いみたいだし? とかそういう不純なアレもあって、角川文庫版を選択、読み始め。
 いやー、まさに「今読むべき作品だった!」とかね! かなり早いところで思ったね!
 Civilization か! と、そんな感じで。そのノリだとペニシリンはちょっとオーパーツになっちまいますが。
 古さはまぁ、ところどころに感じるものはありました。ヤマタイの時代に登場人物の台詞として「ここらには喫茶店も映画館もないからデートも味気ないだろうと思ってさ」とかそういうことを書いてしまうというのは、まぁ、最近じゃ有り得ないかなぁ、というような。オレも王か天皇かとかそういうことを気にする時代の民だしな。作者が登場して口走ったり、フキダシなしで登場人物や登場動物が口走るとかなら気にならないと思うんだけどなー。とくに、さすがにこれが「時を超える物語」であるという予備知識ぐらいはあるわけで、そうであればこそ、その中の「時を超えない個体」はきちんと時代に縛られてて欲しいという気はしてしまったのでありました。
 シンプルな感想としては、「ニニギカッケェ!」とかそのへんで。見事な敵役っぷりでございました。永遠など要らぬ、と悠然と云い放つあたりと、ウズメを結局斬れないあたりがなー。古き良き敵役のカリスマだよなー。ウズメといえば、去り際のニニギとの対話もいろいろと考えさせられるものではありました。こっちについては深入りは避けとく方向性で。猿田彦対ニニギのソードアクションもやたらカッケェ+カシューストライクっぷりがまたたまらんもので。なるほどなぁ……。
 古典、というのもどうなのかとは思いますが、やはり古典はちゃんと読むべきものですな。
 よし、続きも買うぜ読むぜ! いっぺんに買うといっぺんに読んでしまってもったいないので、1 冊ずつ、ちくちくと……!
2012/11/15 (Thu)
■ Comment
・コメントを投稿する
URL
Comment
Pass
 
■ Trackback
この記事のトラックバックURL
・この記事へのトラックバック
* Top *