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   深度 、急速潜行~
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[日々のいとまに]121025 ~ブラック・ジョーク 1~3 巻~
▼某書店で推されてた中からなんとなーく気になるかなーという感じでとりあえず数冊手に取ってみて、その範囲読了。
 ……うん、期待と全然違ってました。
 や、面白かったかつまんなかったかと云えば、面白かったんですが! が、個人的には、「もったいねーなー」感がなくもな……い……うーん、やっぱオレが間違ってるんでしょうな。オレが「もったいない」と思ってるのって冒頭のテキスト部分程度が活かされてねぇんじゃねコレ? というだけのことであり、そこから期待したものとは全然違うものとして、それ以外の部分がちゃんと面白くなってるからには。
 「場所」が主役の話を期待してたんですよ。
 グランドホテル式、というとちょっとズレるようですが、舞台となってる島、またはもっと狭くホテルでもいいですが、そこであることを軸に、その特殊な設定環境ゆえに発生する事件を手を換え品を換え描いてくれればなぁ、となー。登場人物はもちろん、舞台の主要人物は繰り返し登場するにせよ、人物スポットライトの対象ではなく、それはむしろ回換わりで登場する客たちのほうにより当たる、というような方向性だといいな、と。
 今回読んだ範囲だと、ペイン(1 巻、スパイディーラーの話)、活け造り(1 巻、刑事の話)、ドラッグゲーム(2 巻、ドーピング地下格闘技の話)あたりは、その角度に近い感触で、いい感じでした。んが、キャラクター焦点でとなると……ジョニーかなぁ、「おお!」レベルなのは……。こいつが「うわ、ちょっと一発退場させるにはナイスキャラすぎだぜ?」と思ってたら生き残って「意外とイイ奴」と来たのはおおおわかってんじゃん! と思ったものでした。再登場が直後回ってのはちとあれだと思ったけどなー。もちと間をあけたほうが……とこれはまぁ、私見です。ランオーバーはまぁ、別枠ではありますが、ちょっと出番多すぎの感。根が舞台(島またはそこに根がある集団)にない、外来という立ち位置のキャラがこんだけ出番多いというのはシリーズ構成としてバランスが違うような……。メイン周辺だと、吉良は「舞台焦点の話で、キャラクターとしては焦点寄り」ぐらいだと非常にいい味ですが、キャラ焦点では若干厳しいような。小玉はまぁ機械の神ぐらいの立ち位置でもあるのでいいとして、あかりがなぁ……。まぁ、こんだけ見慣れた設定だと、絵面の好みだけでしか語れなくなってしまうし、その語ることってのが「この見慣れた設定のキャラ群の中でベストはこれ! 元祖はこれ! それ以外はまぁどうでもいいや」にしかならんので、つらいところであります。主要人物に惚れちゃうというのは見慣れないといえば見慣れないのですが、対象が機械の神では、そっち軸であんまし面白くなりそうでもないし……あ、あの家族との絡みが増えたら面白いかもですが、そんな話が今後ありうるだろうか……。
 ってかさぁ、何かの作品の感想を云おうってときにほかと比べて云々ってのは、そりゃ、誉められた話じゃないってのはわかってますけど!
 どうしたってラグーンと、ロアナプラと比べちゃうじゃんよ。
 で、そうした場合に、明確な強み(ってか差別化要素)って、正確な云い方ではないですが、ロアナプラは「無法」ゆえにああなっているのに対し、ネオン島は「合法」であることが起源として与えられてるわけで、ロアナプラに限らず、「無法」という描写を与えられた舞台は多数思い当たるところですが、「合法」という起源を与えられてる舞台ってのはなかなかの目新しさを感じたわけなんですよ、冒頭設定テキストで。んが、その部分があんまし押し出されてないってか、「その話ならべつに「無法」の舞台で足りるんじゃね?」ってなエピソードが多い……ような……気が、なぁ……。
 たとえば「合法」のひとつの強みって、「無法者」とはほど遠い外来者(善良な観光客とか)が続々いくらでも流入しては去って行くことが常態であるはず、って点と思うんですよ。そこがあんまし活きてない、気が、する、わけでして、な。
 もともとそっちを重視する気なんてなかった作品なんだろう、と思えば、シンプルにオレが間違ってるんだろうけどさー。
2012/10/25 (Thu)
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