深度 、急速潜行~
[日々のいとまに]120912 ~天使と悪魔(中)~
▼ダン・ブラウン「天使と悪魔」中巻購入、読了。
 ……うん、あのね、たとえばクトゥルフでだ。まぁ、いろいろクソ忙しい事態の只中でであっても、学位持ちの PC がふたりで図書館に調べ物に行った、って場面で、「え? メモ取る? 君たちメモ用紙もペンも鉛筆も持ってないよ? だって持ってくって宣言なかったじゃん」とか云ったら小一時間問い詰められると思うんだけどなぁ、オレは……。
 以下、ネタバレのため水面下。……ん? もうとっくにネタバレしてるって? まぁ細かいことは気にすんな!
 ここから水面下。
 ジェットコースターとしては若干の失速を感じないところでもなかったかなぁとも。てか、4 人、のうち最初の死にっぷりがああでは、これとりあえず生き残るとしたら最後のひとりだけだよねーというあたりまではカタくなっちゃうので、あんまし緊迫感もなくならざるを得ないというか……。
 あと、なんか今回のヒロインがまるで魅力ねぇっつーか、あれだな、そもそも「今回のヒロイン」とかそういうノリじたいがあんましこう、盛り上がるものじゃないっつーか、それで行くならよほど強烈な魅力を搭載しといてくれないと微妙に思えてしまうので、なんかピンチになってもあっそう的な気分にしかならなかったりするのがなぁ……。まぁこれについては、先にダ・ヴィンチ・コードを読んじゃってるせいであり、どうやら wikipedia なんかによると本来の発刊順序的にはこっちが先らしいので、読む順番がアレしちまったせいでもあるのかなぁ? 「今回のヒーロー」も毎回違うのであればちゃんとハラハラドキドキできると思うんだけどねぇ。もちろん両方続投なら、シリーズものであればとりあえずどちらも死ぬとか不可逆的発狂とかの再起不能なところには至らないだろうという程度の安心感はあるにせよ、やっぱりハラハラドキドキにはなりますし、ミレニアムシリーズの衝撃力も相当なものだったりしたりしたわけですし、全然オッケーなんですが。バチカン奇跡調査官も同様(あれは両方男で、回替わりでどちらがヒロインになるかが替わる感じというかそういう楽しさもあったり) なんか、「ヒロインだけ回替わり」てのがズボーンと熱量落ちるのでした。あと、東洋ノリに踏み込んでるのなら、「イルミナティの 5 と 2 という表象」みたいなことが口走られる場面では「陰陽五行」への言及ぐらいしてくれたら楽しかったのになーとかも思ったけどそれはまぁ余談。
 確定で顔が出てる唯一の悪役はどう見てもこいつも被害者でもある(だって「反宗教」を基盤とする連中に使われてる宗教的暗殺者とか……よくて使い捨て、って立ち位置じゃんよ)わけでなぁ……。
2012/09/12 (Wed)
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