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   深度 、急速潜行~
[日々のいとまに]120804 ~歴史を変えた気候大変動~
▼ブライアン・フェイガン「歴史を変えた気候大変動」読了。
 衝動買い気味だったんですが、やたら面白かったです。期待したのはもっと広い時間と空間を対象とした話ではありましたが、それはどうもオレが買う本を間違った(同著者のもっと古い時代をネタにした本がある模様)ようで、その方面にはあまり広がらず。が、クッソ寒かった時期のヨーロッパから北米北部にかけて(アイスランド・グリーンランドを含む)の記録(体感の日誌や計測されたされた気温等の記録)、資料(年輪やら雪氷コアやら)、さらには絵画(時代ごとの絵画に描かれた風景や人々の服装! この観点はしびれたぜとくに!)を多数例に引いて語られる「予測不能の気候変動」の解像度高めの描写と分析に全力で飲み込まれ、やめられない止まらない勢いで読んでしまったり。
 スゲェ。
 誰だ今が異常気象頻発の時代なんてヌルいコト云ってるヤツは。いやまぁ頻発してるのは事実にしても、未曾有には程遠いじゃねぇか。とかそんなしょうもないコトを思ってしまう記録が目白押しでございました。まぁ、どっこもかしこも「一夜にして滅びてる」勢いなのはさすがに程度を割り引いて考えるべきなんかのう?
 最終章はまぁ、覚悟していた通りに例の温暖化議論に踏み込む内容になってましたが、直球でそっち方面に誘導してかないあたりが慎重で好感触だったかなぁというか、この議論の流れから「温暖化阻止! ストップ CO2!」とかそういう結論に運ぶのはまぁ無理だよねー。とはいえ、だからといってそっち方面に改善の努力をする必要なんぞカケラもない、などとは思わないのではありますが、「まず 25% と宣言」みたいな連中の口車の材料にされてたまるか! というのはより強く思うところであってな……。
 また、やはり「銃・病原菌・鉄」なんかをところどころで連想しつつ考えたりするのも興味深いものでありました。ま、フィクション用途程度の思考だけどねー。
 ……で、やっぱこういう本を読むと、また地球っぽい世界を舞台にしたキャンペーンとかやりたくなるのがな……困ったものでな……。
 てか続きやりてぇなぁ、あの 3.5 版のキャンペーン……。
 村から 1 キロまで迫った氷河の先端を眺めるような場面とかさ! やりたいじゃん! まぁ、イメージを共有するのは容易ではないし手間でもあると思うけどね……。
2012/08/04 (Sat)
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