深度 、急速潜行~
[日々のいとまに]120713 ~還りたい空がある~
▼さんざっぱら悩んだんですが、やはり行くことにしよう……てことで、「ストライクウィッチーズ劇場版」観てきたー。
 いやまぁ、事情はいろいろなんですが、最大なのはやっぱあれでしょう。一応観ときたい、とは思う→といって後日レンタルなり購入なりで円盤でってのも面倒だよなぁ、そこまでの情熱でもないし……→だったら劇場行ったほうが気軽じゃね? とかそういう。
 で、観てどうだったかといえばな……さっすがの仕上がりでございました。むしろ欲しくなったぐらいだよ。何がすげぇって背景が! 背景が! いやもちろん背景そのものじゃなくて、この背景の中で動くんだ、という部分ですが。TV シリーズが基本海上空戦だったことになるほどと納得する陸地上空戦背景クォリティが! 「太平洋戦争以外の比較的最近の軍モノ味を探す」な流れで手を出したブツであり、ヨーロッパの海の上空が戦場でも話としてはもちろん満足したと思ってたんですが、絵的には海上空の戦闘ばっかでは物足りなさもあったのであるなぁ……と、今回陸地上空戦を堪能してしみじみ思ったりもしたのでした。てゆか、例によってこんだけ背景が美麗だと思うぜ。この背景の中を自分が操作する自機で動き回りたい! と! あ、ベルセルクではそこまででもなかったなというか、あっちはむしろその背景の中で軍隊動かして戦争してぇーというか、「この背景の中で集団戦の MMO ゲーやりてぇ!」とかそういう方向性ではあったので、そのあたりはやっぱ作品での描かれ方に引っ張られはするんでしょう。Another なり空の境界第 6 部なりを見れば「ここ歩きてぇ!」と思い、ベルセルクでは戦争してぇと思い、SW なら……そりゃ飛びたいよね! 問題は、何で(てゆか、どんなカメラアングルで)飛ぶか、だが……。……例のカメラアングルはさすがにもう慣れた、というか、慣れてない時点で観てたとしたら、さすがにうへぇと思ったんじゃないかなぁ、という勢いではありました。まぁ、この件はあまりオレ的に感受性がないところなので深入りはしないでおくぜー。
 以下、ネタバレもアリで軽く水面下に。
 ここから水面下~。
・なんか悔しい気もするんですが、大画面でいつもの劇伴が響くとウィエッヒー! といきなり盛り上がってしまうのは回避不能なのではありました……。
・扶桑の背景がほぼもののけ姫で鼻水フく。いや、さすがにこの味の背景だったらヤックル騎乗で歩きたいです。
・「あそですか」に鼻水。つーかこの台詞で、思えば、一気に作中に引き込まれた感。それはそれでおかしくねぇか。
・なんかすげぇ昇進ですが、あれか、魔力使い果たしたことで「ウィッチとしては戦死」的扱いで二階級特進……?
・TVシリーズでは都市上空戦は高空で決着という感じだったのに比べ、やっぱ超低空を突っ走る絵面の美しさと、高度を上げてからも戦域が広いあたり、さらには都市上空戦で対空砲火がちゃんと来てる(そして撃ち方やめ、の場面の表現)あたりにしびれてみたり。味方の(って敵のはいるわけないんだっけ)ウィッチが飛来して陸戦舞台がうおおおおーとなる感じはあれだよね、えんえんと湿地で陸戦やってて、モーターヘッドが出てきたぐらいのノリだよね。そりゃ伝説の 501 なんかが来たら「アイシャ様だーっ!」な勢いになるのも納得じゃぜい。
・聞いてた通りエイラーニャ出番少ない……。まぁ、それはわかって行ったので文句はねーです。序盤、新人が宮藤の私物の少なさにびびってましたが、エイラーニャが転戦するのに背負ってく荷物も少ないよねぇ。ちゃんと仕舞ったでかい武器と、いかにも軍装っぽい背嚢で、自分のエンジンで飛んで次の任地へ。歴戦感バリバリでカッケェぜ。……ってそういえばあの枕は……? そしてエイラが(「ちょっと」とはいえ)寒がるとか! あと、ツイてない人が本格的にツイてなくて鼻水出た。
・てゆか、私物とか云い出したらシャッキーニに至っては私物皆無だったのではないか。そういやこいつら物資皆無でアドリア海岸に不時着してたなんてこともあったような……。
・そしてペリーヌが全面的にすげぇことに。かかかかっけぇ。なんだこの貴族。パンフとかによると、坂本少佐から宮藤に、宮藤から新人に、という「継承の物語」だという記述がありましたが、オレ的にはむしろ、ペリーヌから新人へ、の流れも重要だよなぁと思った次第。
・で、序盤で各地(ナイトウィッチ、シャッキーニ戦)で手間を食わせてた(あれ、ナイトウィッチはそこまででもなかったのかなぁ? まぁ、どちらも手間は食っても危なげはなかったですが)型の敵機に対し驚きの安定感かつ迅速処理でハルトマンバルクホルンが別格っぷりを見せつけるあたりもカッケェ。というか、カールスラント組の描写は全般に上々だったと思います。メイン舞台的なアレだからか? ハルトマンの容赦ねぇ平素ダラケっぷりなど! 銃身交換とかもやたらカッケェ。増槽落として戦闘に突入するのも熱いところですが、あの中身って何なんじゃろう……? 魔力詰めて飛んでるとも思えん……けど、少佐の例の刀みたいに POW 込めることも不可能ではない……のかなぁ?
・魔力ない状態の宮藤が車で回避運動とかはすげぇ熱さでありました。いつ練習したんだ。やっぱ例の買出しの後でシャーリーに特訓してもらったとか? で、空戦でバリバリ撃ちまくってた機銃の重そうさ加減にもなるほどと納得だったわけですが、車載で撃って当てるのはまだしも、手持ちで撃って撃破はさすがに笑いそうになりました。わはは。
・冒頭の陸戦描写から、これまでもテキストで設定だけは垣間見えてた陸戦ウィッチを期待してましたが、いくつか陸戦描写もあったにもかかわらず、見当たらなかったことはちょい残念。
・ふだんは音質も音響もろくに気にしない性格なんですが、さすがに劇場音響でストライカーの飛行音と MG42 その他武装の SE は熱すぎでありました。ギャワーカッケェー! 今回は宮藤も MG42 撃ってるし!
・んでまぁ、さすがに宮藤は飛ぶんだろうなぁとは思ってましたが、どうやって復活させるんだろうと思ってたら……なんだそれ根性!? あるいは友情!? いや……うーん……説明、なかったよねぇ? まぁあれか、もともと魔力が尽きない特性(年齢が上がっても魔法使ってる一家ってことで)があったので、充分な長期休養で復活傾向にはあり、あの生命の危機あんど応援パワーが引鉄になった、とかかなぁ。あるいは少佐が用意よくストライカー積んで来てたあたりを考えると、実は少佐も(年齢の問題などもあって実用レベルではないにせよ)ある程度の回復を経験してて、それなら歳で魔力を失うことのない宮藤なら完全復活もあると予想してた、とか……? どっかのメディアで語られてたりするんじゃろうか……。
・しかし、宮藤のパワーなら傷が速攻治るところまではわかるが、服の漂白まであっさり済んでるのはさすがにびびったよ! 個人的には、服なり包帯なりは血が滲んでたりするけど体のほうはきれいさっぱり治ってる的描写とかひっそり好きだったりする(ラスト・クリエイター!)ので、あの場面は服の血痕は残ってて欲しかったかもなー。
・で、ラストの 3 文字には! さすがに! しびれたぜ!
 ……ってところで、とりあえず思いつくままに書き散らかしてみました。ま、1 度見ただけで書いてるのでいろいろ思い違い、見間違いなどもあるとは思いますが、そこはカンベンで。
 あと、帰宅後に各地の感想などを眺めてて、ああ、このシリーズの魅力って、感想らしきテキスト読んでると、いろいろと周辺の連想知見(我々の世界における実際の戦争関連のアレコレなど)がバリバリ増えてくるってのもあるよなぁ、などと改めて思った次第。それら周辺への興味がこのシリーズに踏み込んだ最初の理由のひとつである以上、その副産物も実に楽しいです。
 ……とりあえず今回はこちらに感服したのでありました。てか動画がヤバい。カッケェ。
2012/07/13 (Fri)
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