深度 、急速潜行~
[日々のいとまに]120703 ~羆嵐~
▼吉村昭「羆嵐」読了。
 いやぁ……怖ェ怖ェ……。というか、wikipedia にやたら詳しい記述があるので、大雑把な事態の推移は知ってたんですが、そちらの記述が「被害者視点の怖さ」であり、納得しやすいというか、理解しやすいというか、そういう感覚ではありました。んが、小説のほうになると、そちらについてはむしろ詳述されていないのに対し、討伐隊でやってきた連中が恐怖に染まってくさまが細やかに描かれててそっちが怖ぇのなんの。いや、その武装じゃそりゃ怖いわな……などと云われてみれば納得してしまったり。1 発撃ったら次弾に時間がかかるってのは、よほどの自信がある射手でもなければ、撃つ側にとっちゃあ想像するだに恐ろしいことですよ。そして、そんな武器すらない時代に前人未到の地を切り拓いて行った人々に対する畏怖も新たにしてみたりも。冒険者すげぇー(違) ……いや、「NATO弾では倒せないとわかった」とかもあるので、対羆戦素人が武装だけ整ってもダメなのかもしれませんが、「怖さ」対策にはなるんじゃないかなぁとかな……。
 そして医者が無駄にカッケェ、とかそういう感想でございました。
 人間と自然の云々とかについては、まぁ、何も思わないわけでもねーですが、書かねーでおきますです。
 グレーテルの腹痛にかけて、覚えてらっしゃい! とかそんな感じでひとつ!
2012/07/03 (Tue)
120702 * Top * 120704
■ Comment
・コメントを投稿する
URL
Comment
Pass
 
■ Trackback
この記事のトラックバックURL
・この記事へのトラックバック
* Top *