深度 、急速潜行~
[日々のいとまに]120609 ~Strike Witches~
▼以前から、少なくとも「いつか」識らねばと思ってたブツでした。で、いろいろ重なって、それって「今」かなーという気分になったので手出ししてみたりなど。
 漏れ聞こえていた通り、というべきか、すげぇちゃんと面白い作品でした。まぁいろいろとカメラアングルやらハルトマン受勲事件やらに苦笑したりもしましたが、全般としてはけっこうな熱量で。てゆかハルトマン受勲事件のほうはバカエピソードとしては素晴らしい仕上がりであり、あれはあれで面白かったぜ。
 説明がろくにされてねぇ感もあちこちであったりしましたが、そのあたりは、いろんなメディアでいろいろ出てるシリーズってことで我慢するしかねぇかなぁ、といったところで。ほかのメディアまで手出しする根性はねぇしな……。
 以下、水面下にいろいろととりとめもないヨタなどを。あ、もちろんネタバレも全開になるとは思います。
 そもそもは、けっこう以前に遡ります。
 たまたま、「リリー・マルレーン」の動画でもどっかに落ちてねぇかなぁ、と思って YUoutube を徘徊してたときのこと。本命はマレーネ・ディートリヒ版(英語、と想定してたんですが、マレーネ・ディートリヒ版としてはどっちがメジャーなんだ?)だったんですが、カバー版やらドイツ語版やらに混じって、けっこう上のほうに出てきた予想外すぎるのがありましてな……それが田中理恵版だったのでした。で、そこで、噂の SW でリリー・マルレーンが歌われてるらしいということを知った……のですが、その頃はまぁさほど本編見ようという気にもならず放置に。
 で、ちょっと前に独ソ戦方面などもちょっと知りたいかなー、などと思って少し調べたりし、「幻の東部戦線」すんげぇ面白ぇな、とか云ったりしてたわけですが、それもまたそれで、そっちではさすがに SW とかに思考がつながることもなく放置。
 そして最近になって、大戦略は動かねぇし、このちょっと近い時代の戦争に興味が湧いてきた的なアレをどうしてくれよう! という感じで、幻の東部戦線のところの過去ログなんかを読み漁ったりしてて、1917 年とかの段階で「敵後方へ侵入する爆撃機は前線に設置された基地局から発信されるビーコンで誘導されているという、いきなり言われても信じ難いような事実があります」とか実際信じがたい記述を発見し、まったく別件でモーレツ宇宙海賊でヨット部がなんか大会に出場したりして、ガイドビーコンで誘導されてるシーンがあったりしまして。
 ガイドビーコン→シーマ様→リリー・マルレーン→……ふむ、そろそろ SW ちょっと見てみたりする? という流れで、「今」となった次第。
 てことで、その程度にはいろいろと先次大戦方面の予備情報ももってたので、出てくる魔女のみなさんについて、インスパイア元みたいなのを(知らない方面については)確かめつつ見てると……おおお! という感じでいろいろと熱くなったという面は大いにあったりします。このアニメシリーズ(第一期だけねー今のところ)だけでそこまでの熱量かというと……まぁ、悩ましい、かも、知れん? とは思いますが。略称がストパンになってる所以だかの例に件については…… 2 点を除いては予想以上に何とも思わなかったなぁ、という感じで。ひとつはカメラアングル。さすがに度が過ぎると思わんでもない……もうひとつは、あの装備を前提とした魔女のみなさんについては普通に普通としか思わないのに対し、そうでない同級生とかのみなさんまであれが基本になってるのはさすがにのけぞったぜ。いや……見た目以前に、そもそも、あんまし快適ではない、ように……想像するんじゃが……?
 話のスジとしては、終盤のつくりは、やっぱり、全般が軍モノとしてニヤリな感じで作られてる分、強く違和感はあったかなぁ、とも思います。結局独断専行結果オーライ展開かよー、という感じで……。てか、その前後、少なくともアニメだけしか知らないと違和感多いんだよねー。まぁ……多すぎて書き立てる気にもあんましならんのではありますが。
 それとはまた全然別方面の話ですが、オレはそれなりに F-14 大好きっ子(主に大戦略に発して)ではありますので、最近になって見たトップガンの印象もなかなか強く残っておりまして。で、あれねー、「ルテナント! ルテナント!」云われるたびに、えーと、ルテナントって何尉だっけ? とか思ったりもしてた(最近になってちゃんと見たのが字幕なし原語だったんじゃよー)わけですが、大尉なんですな、あれ。海軍だから。海軍だと、他の軍だと大尉にあたるキャプテンは大佐、ってこと自体はさすがに既知でしたが。で、SW の最初のほうで坂本三佐、じゃねぇ、少佐が云うわけですよ、「海軍だから少佐はナシでいいぞ」てなことを。え……? えーと、たしか海軍では「(階級)殿」的な「階級プラス敬称」はつけないんだよねー、ってぐらいはこれまたさすがに既知でしたが、階級までデフォで省略になっちゃうん? てのは疑問が生じまして。そこ自体はいろいろと検索したりしてふーんってな感じになったんですが、ええと、そうか、海軍か、こいつら。あれ、ところで現在の混成部隊の指揮はえっと、ブリタニアだっけ? の「空軍」ですよね? で、場所が場所なら共通語はたぶん英語、かな? となると……えーと、階級呼称は海軍式なんでしょうか? 空軍式なんでしょうかっつーか、空軍がどの程度の国々でこんくらいの時期に独立してたのかとか、この時期の独立した空軍が階級呼称が陸式なのか海式なのかとか全然知らねぇなぁー、てなしょうもないこともちょっと思ったりも。この疑問にもうひとつ関与してるのは、これまた最近注目なマンガのひとつ、CAPTAIN アリスで見たトリビア的なアレとして、航空機業界にはけっこう船舶由来の言葉が使われてますよーみたいなのがあるんですが、それタイトルの CAPTAINからして空軍と海軍じゃ指す階級が違うじゃん! とか思った、なんてことも……あったり……ぐぬぬ、本気でどうでもいいですなこれ……でも気になるじゃん! さっと検索した範囲だと、先次大戦時の英空軍だと接頭辞つきでキャプテンは大佐(海軍寄り?)尉官相当の階級についてはけっこう他三軍とは違う基準って感じでしょうか。先次大戦時の米陸軍航空隊ではキャプテンは大尉。これはわかりやすく「陸軍」準拠ですか。ほほう。英文 wikipedia の記述だと、全部見たわけじゃないですが、英空軍(現在も同じっぽいかな?)準拠っぽい……なるほど……英語ならと思って米軍のリストだけ見てりゃ済むってわけにはいかんのであるなぁ……。
 あと、全般にファミリーネーム+階級で呼ばれてる(または階級呼ばずにギヴンネーム)寄りで揃ってると思うんですが、あんでボスだけ(いや、「だけ」かどうか細かく確かめてはいませんが!)ヴィルケ中佐じゃなくミーナ中佐と誰もかれも呼ぶんじゃ!? てのもな……。あれ、ウラキ少尉ガトー少佐バニング大尉な世界でシーマ・ガラハウだけ「シーマ中佐」の呼称がけっこう広く使われてた(こちらによると、「シーマ中佐」が 1 回、ガラハウ中佐は皆無)ことに関係ある!? リリー・マルレーンつながりで!? とかな……さすがにねぇか?
 あ、一応キャラ的にもいくつか。とりあえずサーニャ>エイラ>シャーリィぐらいで。てゆかねー、SW 設定における方向性がアレだからってのはもちろんありますが、やっぱリーリャ・リトヴァクの名への思い入れってのもあるわけですよ、ラーゼフォンのファンとしてはねー。エイラはあれだなぁ、フィンランド大使館絡みの最近のツイッター方面などでのエピソードが殺熱かった分の加点と、ちょっとほかに記憶にない方向性のヘンな声の演技の味わいが。てゆか、坂本さんが、喋ってる分にはイイのに、呵々大笑時が異様というか、声優の演技の巧拙ではなく「キャラクターが(腹の底から笑ってるというわけでは実際はないんだけど、そのように)笑って見せてる、という表現」に聞こえてしょうがなかったりするのとついつい勝手に対比してしまうというのもあって、「棒読み寄りだけど棒演ではない感」が不思議でよかったなぁというあたりで。オレ的にはナハル(MADLAX)と、似てるというわけではないんですが、同じカテゴリに入れたい感じ? シャーリィはまぁ、ある種の愛国心とかそんなような……とか云っといてみるかにゃあ?
 ……うん、なんてな按配でほっとんど作品そのものについて語ってない感じの感想になっちまいましたが、明らかにそういうふうにいろいろ余計なコトを連想しながら見れ! という作りであったなぁという感想でもあるってことでカンベンな! ……いや、作品そのものの「本筋」となると、デカい流れについてはこのアニメシリーズではそもそもろくに語られてない部分が多すぎるし、このアニメシリーズのみの終盤の本筋については……上述のように、やっぱ強く違和感あるものでもあったんでなぁ。
 つーか、オレもガンオタとしてはそれなりについてける程度には軍方面の知識というか思考素地もあるつもりでいましたが、やっぱ以前からそれなりに(これもあくまでもそれなりにの域は出ねぇっす)気合入って吸収してたのって太平洋戦争中心で、太平洋の海上・島における空戦>太平洋の海戦>太平洋の島における陸戦>>本土空襲≧中国大陸での陸戦>>>それ以外、という感じだったので……で、最近になって多少意識して手を広げてたのも欧州における「陸軍の」陸戦が中心で、その頭の上で航空機がやってたことについては実に何も理解しておらんなオレ……というあたりも、そのへんよくわかってる人々が SW 周辺で語ってることなんぞを見てるとしみじみと思うところだったり。
 そっち方面も安くて入門になる本があったら読んでみたいモンなんだけどねー。探すアンテナすら整備できてないというのが悩ましいところなのでありました。
 あ、いつものノリだともうひとつ語っとくべき分野がありますな。劇伴については、とくに絶賛ではないですが、充分に納得という感じ。てかやっぱり夜間哨戒とかはズルかった……。そして、予告等でバリバリ使われてる例のあの曲が、「ふお! 軍靴の記憶!? あいや、Flying Dragon!?(どちらも菅野よう子の名曲)」とかそういうしょうもない階段を踏んで脳内にえんえんと反響しはじめたので速攻サントラ買ってきてたりも……したり……な……。近年には珍しく気合の入った各曲解説が入ってることなどもあり、よいパッケージになってました。つーかサントラ単独で売ってるということはそのこと自体を全力で讃え、ある程度以上に気に入ったものであれば購入し需要の存在を訴えてゆきたいところなのですサー! ピングと Fate/Zero もサントラ単体で売れと! 君は! 脱線してきたところで唐突に終了!
2012/06/09 (Sat)
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