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   深度 、急速潜行~
[日々のいとまに]120413 ~バイロケーション~
▼法条遥「バイロケーション」読了。
 先日の時点では「読み中」でした。まぁ、あんましねー、死ぬほど面白いものだと「読み中」にならないわけです、オレは。止まらなくなってアホみたいな勢いで読んでしまうので。まぁ、ちょっとばかし古めの翻訳作品とかだと止められない面白さでも息継ぎしつつになっちゃうことなんかもないわけではないですが。
 というわけで、先日の時点では、「死ぬほど面白い作品」ではなかった、のではありました。
 ところがこれが序盤 4 割ほどを過ぎた時点で化けたというか、急激に面白くなりやがってな! そのへんから後は逆にまるで止まれずに一気読み状態になっちまった次第。これはなかなかスゲェのじゃあるまいか。
 というわけで、終わってみればこれはもう先日のナイトメアハンターから連想するに相応しいものであったのかどうかは微妙という感じになったのではありますが、オススメ度は大幅に跳ね上がった感じ。
 以下、ネタバレな感想を水面下に。
 ここからネタバレ水面下。
 で、読み終わってみれば、序盤のツラさも面白さの一部というか、大仕掛け(軸そのものは実は最初の数ページを読んだ時点に予想した通りだったりはしますが、総体できっちり超えてきたぜー)を生かすために必要なものだったんであるなぁ、という納得に至ったわけでして。で……そこで、やっぱあれじゃね? 話そのものが素晴らしく面白いからこそ、登場人物連中の魅力の面に、そこが強まるとさらにものすごいものになるんじゃね? というような、「惜しさ」みたいなものを感じずにはおれなかったというか。大仕掛けの仕込みためにツラくなるような部分を一気に乗り越えさせるために効いてくるのがキャラクターの魅力(ホラー枠であるわけですしもちろん、負の魅力ってのもアリアリです)であるという面はあるだろうし、そこが苦しかったよなぁ、というような……。
 あと、これ、やっぱ枠が SF なりミステリだったらオレ的には許容できない壊れ方をしてる部分(超常的現象としての説明不足または構築の隙)があるように思います。
 んーでも、そのへんをきっちり仕込んでくと、枚数は倍ぐらいにはなりそうではあるのかなぁ……。
 とかそんなことも思ったのではありました。
 ……あんましネタバレでもなかったか? まぁ、そのへんはアレしといてください。モフフ。
2012/04/13 (Fri)
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