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   深度 、急速潜行~
[Life as a Half Drow]Divine Oppression
▼ちょっと前からひっかかってたんですが、どうにもうまくまとまらんつーかなんつーか……ってな感じで書かずにおりましたことがありまして。あ、4 版についてね。
 ま、相変わらずまとまってはいないんですが、ちょと 4 版マスターでもやってみたくなるようなステッキーっぽい無料 DL シナリオを発見して、それについて考えたりしてたところ、やっぱ同じ場所にひっかかるんであるなぁということが判明しましたので、まとまらないなりに何か書いとくことにした次第。無意味な前置きが長くて失敬。本文はさらに長いので水面下に。
 まず前提そのいち。4 版は「とりあえずパワーを当てることを考える。その他は二の次」なゲームである。……ってこれは現在のわれわれのプレイグループにおける傾向に過ぎないので、あんま自信がないところではあります。最初の前提からして自信がないってのはどうかっつー気もしますが、そこまで極端な云い方をしなければ、方向性としてはグローバルにもそうそう間違ってはいないと思うんだけど……どうだろ?
 前提そのに。上述の前提を踏まえると、【判】が高いと推測されるのは【判】に依存する攻撃ロールが有力なクラスである。具体的にはクレリック、アヴェンジャー、インヴォーカー、シャーマン、ドルイド。前 3 者は信仰系、後 2 者は原始(だっけ?)系。これ自体はおおむね客観的な事実だよね? 原始系の 2 者も旧版等のイメージから信仰寄りなイメージがあるのではありますが、それはまぁ主観に過ぎないので小声で。
 前提そのさん。3.x 版における「視認【判】」「聞き耳【判】」「捜索【知】」はひとまとめになって「知覚【判】」となった。これは客観的な事実だよな?
 前提そのよん。4 版の技能は 17 種類、それらの依存能力値は、【筋】ひとつ、【耐】ひとつ、【敏】3 つ、【知】3 つ、【判】5 つ、【魅】4 つで、【判】依存が最も多い。キャラシー見れば一発でわかる事実。
 以上より、4 版においてもし「技能系キャラクター」とくくるとすれば、それは「信仰系キャラクター」(と一部の信仰っぺい原始キャラクター)を示すことになる。どうよ? 無茶? まぁ無茶かなぁ? でも、旧版ではローグやスカウトやニンジャがやってた「視認」や「聞き耳」や「捜索」は今や完全に宗教家の仕事になってます、うちのプレイグループでは。グローバルに見渡しても、そうならない理由はないと思うんですがどうか。
 旧版だって、視認や聞き耳は【判】依存でした。ローグやスカウトやニンジャにとって一番高くなる能力値じゃなかった(捜索の【知】も)のに、どっちかを特化して宗教家や原始人が伸ばすことは珍しくなかったにせよ、これらを総合してあげてくのはローグやスカウトやニンジャであることが多かった……んじゃないかと思います。なのに何だってこんな事態になってしまったのか。や、なっちゃあかん理由はないのかもしれませんけど、違和感あるんですよ。わたしだけでしょうか?
 旧版では、単にスキルが分かれていたことによって、多くのスキルポイントを貰っているローグやスカウトやニンジャでなければ、総合して上げることは困難だった、ということが第一にあると思います。第二に、クラス外技能はあくまでもクラス外技能で、伸ばすのにはコストが重く、重いコストを払ってもリターンが少なくなりがちでした。第三に、4 版ほど、「とにかくパワーを当てるために、メインのパワーが依存する能力値を最大にしておく」圧力が強くはなかったと感じます。ローグやスカウトやニンジャは、その気で組めば(そして相手が植物とか人造とかアンデッドとかでなければ)撃破能力も結構なことになるクラスでもありましたが、それよりも、視認や聞き耳や捜索や情報収集(【魅】依存)といった多方面の技能を一手に引き受けられるような、隙のない能力値配分に寄りやすいクラスであったと思います(これは鳥取事情かなぁ? ちなみにわたしのスカウトは 14, 14, 14, 14, 14, 10 (32pts buy) です) 第四に、旧版は特技が貴重で、たとえ特技でなんとかできることであったとしても、技能系特技に費やすだけの数の余裕は、とくに信仰系キャラクターには、あまりなかったといえると感じます。(とはいえ、技能関連の特技を取る余裕なんてほかのクラスにもあんましなかったっちゃなかったんですけど) 第五に、「視認」も「聞き耳」も 10 フィート離れるごとにペナルティがかかるため、ここぞという場面では、単身仲間より前に隠密行動で進んでいってこれらを行うという選択肢はありうるものでした。
 4 版になってどうなったかといえば、まず、技能が統合されたことによって、「視認」「聞き耳」「捜索」全部がたったひとつ「知覚」を取るだけで行えるようになり、それだけで多くの場面で決定的なメリットが得られるようになりました。技能は一度取ればその後は自動的にレベル依存で伸びるようになり、継続的にコストを払い続ける必要がなくなりました。距離ペナルティは 10 マス離れた時点でついて、以降皆無。特技は旧版に比べて取得可能な数が増え、旧版よりも「必要な」(是非欲しい、あるいは周囲から見て是非持っててほしい)特技が減りました。かつては「前提特技」という概念が一般的であり、また魅力的な特技はひとつ以上の前提特技を要することが珍しくなく、術者は製作系を取るにしろ呪文操作を取るにしろ、技能系特技よりも欲しいものはいくらでもあったのですが、今回は術者のそういった特異性がなくなり、儀式は制御役や指揮役にはどうせ降ってくるものになってます。そこへ、たったひとつの特技を取るだけで、その後の生涯(神話を極めるまで)にわたって、あるクラス外技能が自動的にクラス技能と同等に成長するようになるとなれば……そりゃ取るだろ、って話だよねぇ(いらなくなったとしても再訓練は標準装備ですし) 技能自体の数についても、かつて術者の必修科目に近かった(というか、それらを切ってまでクラス外の視認や捜索を伸ばそうとはなかなか思われなかったと思われる)「呪文学」や「精神集中」が消滅。……これは旧版からやってればこその印象かもしれませんが、以前は 3 つの技能で、3 つの技能に毎レベル貴重なスキルポイントをつぎ込み続けて初めて(しかもクラス外だったらそこまでしても中途半端にすぎない程度に)得られたものが、たったひとつの特技でフルに我が物に。なお、旧版の思い出を持ち出さなくても、4 版でふたつだけ、わざわざキャラシーに「受動の値」を書き込む欄が与えられている技能がいずれも【判】依存。【判】が明らかに高くなるのが信仰系キャラクター(と信仰寄り原始キャラクター)だってのは……。
 そうなっちゃいけない、と云える根拠があるのかと云われれば、ないです。見て、聞いて、捜すのはローグの役目だろうなんて思うのは老人だけで、今やそれらは宗教家の仕事だってのが海岸方面の常識なのかもしれません。(ローグの仕事は殺すことになりました。人造だろうが植物だろうがアンデッドだろうがウーズだろうが急所を突いて殺すぜぇー)
 んー、でもなぁ……。
 何か違う気がどうしてもするんだよなぁ……。
 そんなようなことを思ったのは、先日、怪しげな城でちょっとホラーテイストな会食イベントとかをやってるときに、「宗教家以外はやることねーな」的な気分になっちまったときでして、ま、プレイヤーとしてはそういうイベントのテイストは好物なのに、何もできない、やる意味がない、というかダイスを振る意味がない(ナチュラル 20 振ってやっと受動知覚に追いつく、じゃあねぇ?)のが悔しくて調べ出したという何ともしょうもない、私怨つーか個人的な不平的なところから発した事情でありました。ま、そんなしょぼい動機に発してるコトをわざわざ書いてもなぁってのが、すっきりまとまらないこと以上に大きな、これまで書かなかった理由。だったんですが。
 ちょっとネットを渉猟してたら、なかなか魅力的っぽい無料 DL シナリオがありまして。
 すごいのよ。表紙ページのイントロダクションの最後の一文が「(シナリオ名)is heavily influenced by the writings of H.P. Lovecraft.」だぜ。そりゃ是非やりたいし! これなら 4 版マスターなんてやるものか、単発マスターなんてやるものか、と思ってたわたしでも、4 版単発マスターやる気になる(クトゥルフの単発マスターやるような気分だし)ぜうへへぇーい、英語 36 ページは手強いけどがんばっちゃおうかな! とか思ってちょっとそんなような話を円盤の人としてたわけですが、クトゥルフっぽいシナリオなら「視認」「聞き耳」「看破」だよねーという当然の話になり、それなら宗教家だよねーという話になり。
 え? と思ったわけですよ。
 何でクトゥルフ的な話で大活躍するのが宗教家一択なわけ? 一択じゃないとしたら原始人? おいおい。クトゥルフならあれだろ、もっとこう、文学者だったり科学者だったり考古学者だったりするような人が重要な役割を果たすイメージだろ。そりゃもちろん、いざ実際のプレイで PC 見渡したら宗教家と野蛮人、じゃねぇ原始人ばっかだったとしても文句は云いませんが、やる前から「これは宗教家と原始人が大活躍するシナリオだなぁ」と思ったら……うん……なんつーか……うん……。
 ちょっとヤル気半減しました。うへへ。やー実際中身は(シティっぽい部分とかは)まだロクに読んでないんで、ホントに「視認」「聞き耳」「看破」大活躍なシナリオかどうかはわかりませんけどね。
 で、こっちの話だったら、もう少し私的な不平よりも動機としてはマシかなぁということで書いてみることにした次第。
 なんてねー、これからは宗教家の時代か! とか云ってたら、宗教家は宗教家でもんにょりもするんだよ、という話も円盤氏からは出ましたが。「〈宗教〉が【知】ってどうなのよ!」わははは、まったくですな! ……いや実際どうなのか。まぁあれか、学者がちょいと特技で〈宗教〉勉強して喋りだしたら宗教家なんて何も云えなくなっちまう的な感じと思えば、想像できる話ではある、か……。寒い時代だとは思わんか……。
 なお、私怨的な部分については、その後さくっと乗り越えた感じです。あっちが受動看破 20 ならこっちは受動はったり 20 だぜ! 息をするように嘘を吐く! いやいやイーブンではまだ不安が残るので平素から肩で風切ってガン飛ばして受動威圧 22 だぁー! おびえろー! すくえめぇーい! 相手がこちらを騙そうとしてる? そんな〈看破〉とかで顔色窺ったりすんじゃなくて、ちょいと脅して喋らせりゃいいんだよ! と、そういう方向性でひとつ! ってかどうせ特技余り気味なんだし、技能熟練ではったり +3 すれば、たいていの相手は騙せんじゃねぇの? あるいは、次の 4 レベルで受動威圧は 24 になりますが、これが万一技能熟練で 27 にでもなろうものなら……うわぁ、怖い、としか云いようのない困った物体が現出するような気が……。ってか、DMG 基準(アップデート後)によると、「最高でキャラクターよりも 5 レベル上までのモンスターが登場することがある」とのことであり、4 レベル時はレベル 9 のモンスターまで登場しうる、ってことは、基準意志防御値は 21。この基準のモンスターで言葉が通じれば、そいつが重傷になったところで威圧一発、35% の確率で降伏させられるわけか……。挟撃砲あたり切ってでもこれ取る甲斐あるんじゃね?
 ま、あれですけどね。他プレイヤーとマスター、全員に対する嫌がらせにしかならん感じではありますけど……。ただ、特技まで取るかはともかく、重傷の敵に片っ端から試すってのはありうるテかもなぁぐらいには思ったりも。複数に同時に試せるので、対象が複数いるときとかは有効っぽくね? 威圧が「なんで筋骨隆々の戦士よりひょろいバードのほうが得意なのか納得いかねぇ!」的な「イメージずれまくり現象」の先達である点もまたをかし、という感じでひとつ。
2010/07/31 (Sat)
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