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   深度 、急速潜行~
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[日々のいとまに]100706 ~ソリトンの悪魔(上)~
▼梅原克文「ソリトンの悪魔」上巻読了。
 いやまぁ、けっこう古い作品ではありますが、当時は敬遠してまして……新装版が平積みになってたので、まぁそろそろ読むかねぇ……ということで買ってきてみた次第。
 「二重螺旋の悪魔」がねぇ……すごかったのよ……。上巻がむちゃくちゃ面白くて、これどんだけスゲェんだと期待して下巻に突入したときのあの衝撃が……。どちらかというと開いた口がふさがらないという類の……。最後はラグナブレードでザナッファーに突っ込む有様だし……。
 いや、それでもトータルで相当面白かったんですが、カムナビがまたなんとも云いがたいアレという感じで……。以降はなんとなく敬遠しちゃった感じで。まぁ、面白かったとは思うんだけどねー……。この……この感情を「微妙」と云うんだろうか……。
 で、ソリトンですが。
 今回はクリーンヒットだといえると思います。どうしても海洋モンということで、最近読んだものとしては深海の Yrr や鯨の王あたりと、最初のうちは比べてしまいながら読んでしまって、うーん、導入の少しずつ日常に非日常が侵食してくる感じの怖さは Yrr 最強だったよなーっつーか、なんすかこの展開の速さ!? とか思ってしまったりもしたわけですが、ジェットコースターだと納得してからはたまらん面白さに。ってか、やっぱり過去のこの作者の作品は、なんせ角川ホラーから出てますんで、ホラーと思って読んじゃって、いろいろ違和感があったりしたのかもなぁ、と今にしては思います。これはホラーじゃねぇ。Yrr は序盤は明確にホラーの味わいだったし、鯨もそういう感触がありましたが、ソリトンはもっとずっと……えーと……ファンタジー? というかそんな感じで、割り切ってすっきり面白いといったところ。相当最初のうちに、怪物の内面描写的な描写も入ってきますが、それがぜんぜん興醒めをもたらしてません。
 まぁ……このひとの作品は……下巻でいきなりギャースってことになりがちではあるので……そのへんが若干心配ではありますが、後半がとても楽しみです。
 唯一、引っかかったのは、秋華の描写。ここまでだと、ひと昔前の、男性原理主義的アクションフィクションにおけるわかりやすい困った女の類型になっちゃってる気がするんだよにゃー。
 さて、後半どうなるか!
2010/07/06 (Tue)
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