深度 、急速潜行~
[日々のいとまに]100313 ~交代一人称形式~
▼新城カズマ「15×24」を読んでます。
 ……いや、読んでます、で書くのもどうかという話ではあるんですが。
 1 巻を読み終わったのはずいぶんと以前で、その時点では正直、感想がまとまらん感じであり、ココにも書いてませんでした。その後、先日 2 巻を読んで(っつーか巻番号がないって本屋で探しづらくて困るね)「やべぇコレ相当面白いんじゃね?」と思ったっつーか、「今 1 巻読めば気分が違うかも?」ってな感じになったので、1 巻に戻って読んでたりする次第です。
 で、1 巻再読が終わったら感想書こうかと思ってたんですが。
 最近 TRPG 仲間でリレー小説をやってまして、それが、オレが「聖エルザ方式」と俗称しているアレ、つまり、「複数人の登場人物が交代で一人称で書いてく」スタイルになりつつあります。なりつつあるってなんか不思議な気分ですな。以前「その形式でいこう」って始めたことはありましたが、今回はやってるうちに「なりつつある」で、なんとも不思議。
 で、「これでいこう」ではじめてれば戸惑うこともあんまなかったと思うんですが、今回はそういう「なりつつある」状態で、小説書くのに慣れてないメンバーも多いことから、現時点では、ちょっとそのあたりの切り分けというか視点のザップがときどきつまづいてる感じになってる感じも。
 で、そんなタイミングである今の時点で、ちょっと「15×24」を紹介しときたくなった次第です。
 もちろん、これは最初から「これでいこう」で始まってる作品であり、誰が話者かが見出しで明記されてからその項を書き出すスタイルになってる(現在うちのリレーはそうなっていません)ので、ストレートに教科書にしろ的なコトを云いたいわけではないんですが、さすがにこの形式を「話者 15 人」でやってるってのはひとつの極北なんじゃねぇの!? っつーことで、そういうスタイルの小説を書いて遊んでる機会に、ちょっと見てみると面白いんじゃないかにゃー、と。
 さすがに 15 人も一人称で書き分けると、ところどころ「ちょwwwその口調はないわwww」とか不自然なキャラ立てのように感じるキャラがいたりもするわけですが、大半は自然かつ個性的になってます。で、1 巻では「ないわ」と思ってたキャラとかが、2 巻読み終わる頃になると「ああ、なるほど! こういうことだったのか! これはこれで正しいんだ! アリだ!」と思えてきたりするのも爽快でございました。たまらん。先が楽しみだ。今はまだ「ないわ」なキャラとかもこの先きっとそんな感じになってく予感が!
 ……が、とりあえずは 1 巻をじっくり再読の方向性で。
 おまけ。ネタバレなしの紹介文をひとつご紹介。
 うーん、ケータイ時代の時間密度をフルに使って、配布資料として時刻表とかをフル投入した、現代モノの TRPG セッションとかも興味深いのかもしれんなぁ? 6 時間くらいのセッションで、ゲーム内で 2 時間程度の事件をみっちり、とか。
 ……やっぱ大変そうですが……。
 ……っつーか要するにこれ、スケールを大幅に絞り込んだ「蓬莱学園」ってことなのか? ってか大規模プレイバイメールの感触ってもしかしてこういうものたりえたのかも?
2010/03/13 (Sat)
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