深度 、急速潜行~
[日々のいとまに]100205 ~Blood Alone 6 巻~
▼もともとつかみどころのないテイストが特徴の作品ではありましたが、今巻はとくになんとも奇妙なアレで。なんじゃこりゃ。
 面白いと思うかどうかと云われれば、うーん、まぁ、思わないかな、という感じですが、面白くないと思うかどうかと云われれば、決して思わない、とはまぁ、云い切れる、ってなような……なんじゃそりゃだ。
 まぁ、せっかく出てきた復讐者が、直接対峙回は存外あっさりで、そういう対峙に重めもあればあっさりもあるってバランスは是だと思いますが、その後も出番が、ありそうな顔しといてまだない、ってのも妙な味。あとはサイノメ関連がいろいろ夢オチ的なアレだったり、それについてミサキからの絡みがあっさりだったりってのも、なんともいえん宙吊り感というか放り出し感というか、そんな妙な感覚が一冊通して漂ってる感じ。
 で、それが気に入らんのかというと、そうでもないんだよねー。
 この作品全般に流れる「で、結局のところ、何か起こったのか?」的なトータルでは必ず振り子が(ほぼ)戻ってきている味と、その裏に見え隠れしている「いつか解決しなきゃならないアレやコレ(姉の件とかが主に。サイノメとミサキのセンとかは、見え隠れのレイヤーではないです)」が「存在感は明確なのになかなか実行のレイヤーで表に出てこない」加減とかが、なんつーかあれだ。
 とても、「現実的」だな、とか。
 そんなコトを思う(そういうものとして現実を認識している)のはなんとも不健康な話な気もするのではありますが。
2010/02/05 (Fri)
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