深度 、急速潜行~
[日々のいとまに]090804 ~未来日記~
▼既刊(8 巻まで)読了。
 某所で誉められてて、ちょっと気になってたタイトルでした。
 とりあえずネタバレにならない範囲を wikipedia で調べて、「ほほう……まぁ、デスノ系とかそんな感じの?」ってなぁ、思うだろ、普通。まぁ、ちゃんと面白そうではあるなと思ったので買って読んでみました。
 全然違ったよ!!!!
 いやぁ、なんですか、スゲェ。ある種の感動が。
 もはや「由乃」の字面から黄薔薇とか全然想像できなくなりましたよ! 読み方は違うんだけど、由乃嬢ヤバすぎる。そして熱すぎる。なんじゃこりゃ。(……ふむ、ユノという音に意味を持たせてるとすると、やはりユピテルなんかね?)
 なんつーかだな……「ストーカー」とか「ヤンデレ」とかそういう次元を超えてるっつーかだな……。
 狂人。
 作品としての怖さの方向性はちょっとワンブリを連想、かなぁ。4 巻終盤の「嘘」にクォーテーションがついてるモノローグとかにひっかかったわけではありますが、それは、自分が連想していたことに気づくきっかけになった感じ。ただ、ワンブリに比べると丁寧さは圧倒的に及ばず、そのぶんというか、むしろ逆方向にというか、「世界の」正気度が不足してる感じの、「そこまでいっちまうのかい!」という仰天が。てか、決着がついてからならともかく、現時点では何も「なかったことになってない」設定で、あんだけ波紋が広がりまくっておきながら、結局どいつもこいつも野放しって、やっぱりなんかブッ壊れてると思いまっせ……。いや、もちろん、そこがいいんですけど!
 7 巻の「由乃は本当に僕が好きなのか……? それとも……狂ってるのか?」ってのとかすげぇナンセンスじゃね? そんなの「両方!」に決まってるだろ! 長いつきあいなんだから、見てわかれゆっきー。
 んまーしかし、病院決戦で「これはさすがにもう揺らがないだろ」ってな感じになったところでひっくり返すのが拉致拘束監禁ってのはすげぇ納得いった(それやられちゃあ揺れて当然だよな……っつー意味です)んですが、8 巻ラストはちょっと妙な気も。べつにもうそれが誰だって構わないんじゃね? ゆっきーの知ってる由乃は最初っから「その」由乃だったわけで、目の前であんだけ殺戮も見てて、両親の干首(違)も目撃して、それでもオッケーつー覚悟はくくったはずなわけであり、いまさら、会った記憶すらない本物を殺してたからって何なのか? どこの誰だかわからん狂人と、身元ははっきりしてる(が家族は皆殺し済み)の狂人と、どっちがよりヤバいって、大差ねぇと思うんですが。それともあれか、「ユッキーが由乃と結ばれる / HAPPY END」が問題か。常識的に考えれば、「え? 由乃って誰?」ということになるわけであり、むしろピンチなのは、由乃を名乗っているけれども由乃ではない彼女のほう(結ばれる「由乃」は「自分ではない」ということがバレちまったわけだべさ? 当たり前に思考するなら)だと思われるところですが、ユッキーがびびったのは「ちょっと待てーっ! オレは死体と結ばれにゃならんのか!?」ということだったりするのか? だとしたらわかる気がするかも……。いや、ざっとネット上の感想漁った限りでは、この点を気にしてる感想は見当たらなかったのでちょっと書いといてみます。まぁ連載ではすでに通過してるかな? あるいはあれか。カロッスア・ドーンだったり? ……うーん、にしては生物的限界にとらわれてるなぁとも思いますが……。
 あとはあれか、現由乃はえんえんと真由乃の思考トレースをやってる(対エリート戦でやったアレ)系である可能性ぐらいか?
 まぁしかしそんな感じで、狂的で面白かったデス。
 あと、椿さんの右目かテロリストの左目のどっちかにシアエガさまの落とし子がお住まいなのではないかと、なんとなくそんなことを思ってみたり……いやすまん、自分でも何を云っているのかわからんが。
2009/08/04 (Tue)
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