深度 、急速潜行~
[日々のいとまに]090627 ~機動戦士ガンダム THE ORIGIN 19~
▼ガンダムオリジン 19 巻読了。
 たとえば、キシリア・シャア対決の「手のふるえが止まりません」とかは大好きなんですが、過去にそうであったように、期待とは違う表現で、きっちり期待以上の盛り上がりになってるのが素晴らしいですな。仮面対覆面かぁ! これも熱い! ……つーか、ヘタすっとキシリアも偽者だったり……? いやいやいや!
 アムロはどんどんニュータイプというより強化人間じみた感じの不安定感が強まってきてキツいです。藁一本で決壊しそうなあやうさがひしひしと。そこがいいのではありますが。そしてそれをちゃんとぶっつけで御してしまうセイラさんがやっぱりタダもんじゃねぇなぁ。カッケェ。で、マグネットコーティングの効果に手応えを感じてるっぽいアムロと、見てる側の温度差もなかなか素敵。やっぱり、対峙して初めてわかる、とか、戦果を聞いて目を疑う、とか、そういう類の優位なんだろうなぁ、ニュータイプの戦闘能力って。
 宇宙でコアブースターによる輸送ってのは、字面的にはとても正しいと思うんですが、よもやあんなふうに「上に乗る」とは思わなかったので思わず笑っちまいました。
 そして、もうみんな云ってますが、やっぱりザクレロに仰天。おい! 核ミサイル発射母機になったんじゃなかったのかよ! アムロの強さはだんだん、敵パイロットのみならず読者にも追い切れないような異様さになってきていて、ある意味先が心配な感じも。
 で、個人的にはボールにしみじみ。ホワイトベースの後部デッキに損傷したボールが積み上がってる絵面は印象的でした。で、よもやヤツがボールのパイロットだとは! 立派なもんだ。ボールでちゃんと生き残って帰艦してるんだから。
 ドズルはなぁ……。回想がちらっと出てたのも相まって、なんだか感無量になって、で、「ああ、たしかに、こいつはここで死ぬしかなかったんだな」と納得してしまってそれもそれで哀しいものではありました。実際、ギレンとキシリアは「賢明にも」後のことを考えておりますな。考えている中身の的確さは置くとして。ドズルは明らかに、「後のこと」方面の視程が短いよなぁ……。個人としては、そのほうがまともだし好ましいとも思いますが、上の上に立とうとする――ましてやその座を争う――資質ではなかった、とかそんな感じ、かなぁ。
 ミライとスレッガーについては……んまぁ、現時点であんまし云うことないかも。しかし、その舞台になった部屋のラクガキ群は素晴らしかったです。損傷したボールの描写とか、これとか、実にこう、「戦場」というフンイ気が出るなぁってな感じで。まぁ、定法と云えば云える気もしますが、丁寧だなと。
 いやホント、盛り上がってきておりますな。今巻ばかりは次が待ち遠しくてしょうがねぇ!
2009/06/27 (Sat)
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