深度 、急速潜行~
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[Life as a Half Drow]Another Dimension
放蕩 TRPG 部さまが面白いです。
 いやぁ、何だってあんなにどのキャンペーンもボロボロな展開になるんじゃろ。感動を覚えるぜ、ある種の。
 まぁ実際、うちのプレイグループはゲーム内部の社会に関してはけっこう甘め甘め、というか、薄め薄めで過去はやってきておりまして、「現実」的な権力闘争とかに深入りすることはしなかった(しようとした例はあったかもですが、たとえば OTTO が「現実」的な宮廷劇をやろうとしたときには、たとえばわたしは「人類の社会には興味はない」と云い張って関与を避けた(これはエルフのドルイドで「空へ!」を人生(Life)の主眼に置いたキャラクターなので、深入りしようとするほうが無謀だったと思います)し、わたしが都市内部の秩序的なものを(背景映像としてですが)表現したときには、OTTO のバーバリアンは悠然とそれを蹴散らす勢いで(ただし Good らしく「悪行」には至らなかったと云えると思いますが)我を通しました)ので、放蕩さまのプレイレポートに見るような種類のリスクを最初っから回避し続けてきたと云えるわけではありますが。
 つーことで、「よくまぁこんだけ「社会」の紐つきでやるよなぁ」と感心し、自分が決して踏み込むことがないであろう「向こう側」のプレイスタイルから生まれる騒動を、日々楽しく眺めさせていただいております。
 で、それはそれとして。
 「社会」の部分ではなくて、ダンジョン内でのアレやコレについて、最近ちょっと興味深い話題が出てまして、そっちについて思うところを書いてみたい次第。
 むろん放蕩さまの実際のプレイについてはハウスルール満載でやってらっしゃることもあり、そちらについて何らかのいちゃもんつけようとかそういう話ではまったくございません。「普段は気にしてなかったけど、気にしちゃうと実はよくわかってなかった」ってな要素に、読んでて気づかされた、っつーことです。
 ロープトリックについてでございます。
 まぁ、実践の話としては、ロープトリックはヒューワーズ・ハンディ・ハヴァサック(HHH)との相性の悪さゆえに、「低レベル帯で地上をえんえんと旅する事態になったとき限定」の呪文だとは思うわけですが。あるいは、ダンジョン内で、強敵(だがシーインヴィジブル系能力はない)に追われたときに短時間身を隠して傷の手当てなどの建て直しをする、とかかな。低レベル帯といっても、HHH は市価 2,000 Gp。値段的には 3 レベル(ロープトリックが使えるようになるレベル)の推奨財産量で買えますし、とくにキャスターにとっては優先順位が極めて高いアイテムですので、使いどころは少ない気がするんだよなぁ……。なんでキャスターにとって優先順位が高いかといいますと、その中にどんだけ多種多様な物品を詰め込んであっても、望む物品を、移動アクションひとつで、機会攻撃を誘発することなく取り出すことができる、という特性が HHH にはあるからです。つまり、多種多様な巻物やワンドを持ち歩いて、いざというときにその中から特定のひとつを 1 ラウンドで取り出して行使することがパーティーの生命線になりがちなキャスターにとってはとてつもなく重要なのです。
 んで、ロープトリックの持続時間はレベル毎に一時間。ウィザードやソーサラーが呪文を取り直すには、8 時間の連続した睡眠が必要ですので、夜営用の避難所を出すのに使うのであれば、持続時間は最低 9 時間は欲しいところです。となると、持続時間が倍になる特技を使ったとしても、レベル 5 以上になって初めて(夜営用としては)実用になるわけです。そして、レベル 5 になる頃に HHH を持っていないというのは、結構特殊な条件が重なった場合だと思われます。よほどの財政難か、充分な市場規模を持つ共同体に接触することができず、買えてないか。
 んー、たしかに 2 レベル呪文がより高レベルの呪文よりも(HHH を持っていないという特殊条件下に限って、ですが)優秀な休息防御呪文として成立し得る、ということについて違和感を感じる、というのは理解できますが、でも、そんなふうに買い物が制限されてるパーティーには、そのくらいの救済はあってもいいんじゃないかなぁ、と、わたしは思うけどなぁ。
 持続時間を倍にする特技(アイテムでもオッケーです)を用いない場合、ロープトリックが夜営用として実用になるのは 9 レベルです。
 で、9 レベルといえば、5 レベル呪文にアクセスできます。
 ウィザードが 5 レベル呪文が使えるようになってる時点で、ダンジョン内にお泊りとか、常識的には有り得んだろ……。(ソーサラーの場合、5 レベル呪文にアクセスできるのが 10 レベルになってからになりますからちょっと条件違いますが、ソーサラーの習得呪文にロープトリック入れる余裕はたぶん決してないと思います。ソーサラーはウィザード以上に巻物/ワンドに依存せざるを得ないと思われるので、HHH なしということも考えにくいです)
 これについては、わたしが長々と語るよりも、わたしが 3 版をはじめたときに、ものすげぇお世話になったサイトをご紹介しておくことにします。
 J-staff さま。
 ざっくりいうと5thが使えるようになったらWizardの自動取得Spellはこれです
 3 版記事なのでテレポのスクールがコンジュレーションじゃなくトランスミューテーションになってるとか、パラディンのマウントの扱いが違うなどの差異はありますが、運用指針としては全然現役で通用する、と、わたしは思うんですがどうでしょうか。っつーかウィザードリィ以来の常識っつー気もしますが。
 飛んでどっか安全な(というのは、自分たちを付け狙ってる知恵のある敵対者が「立ち回り先」として容易に想定するとは思えない)場所にセキュアシェルター建てて、プライヴェートサンクタム(3.5 版でコアルール収載になりました)張って寝ればいいんじゃないのかなぁ。んで翌日再度テレポでトライ。
 ……あ、5 レベルスロット足らんか。まぁ、うちのプレイグループでは、プライヴェートサンクタムまで入れる必要がなかったり、トラベルドメイン持ちクレリックがいたりで、そのあたりはやりくりできてましたが。
 ……こうしてみると、ロープトリックはどうにもこうにもキツいように見えるんだけどなぁ、わたしには。それ自体はかなりとてつもなく便利に見えるようにしておいても、実際に使い物になるかというとかなり厳しい、というぐらいに。
 要するに、問題は、異次元に異次元を持ち込むことのリスクにあるわけです。
 ……あれ? 待てよ? ロープトリック呪文の記述はこうだ「すでに存在する異次元空間の中に異次元空間を作ったり、すでに存在する異次元空間の中へ異次元空間を持ち込むことは危険である」
 危険って、どう危険なんじゃろ……?
 まぁ、わざわざ危険を冒すこともないだろ、ということで、試したことはなかったし、気にもしなかったんですが、気になるっちゃ気になるんだよな、これ。
 というのは同様に(といっていいかどうかは難しいかもですが)異次元空間での休息防御呪文であるモルデンカイネンズ・マグニフィシャント・マンション(MMM)には、そもそも危険性に関する記述がないんだよな。なので、わたしは実は「MMM に HHH を持ち込むことは問題ない」のではないかと思い込んでました。放蕩さまの拍手レスを見てて危険性に気づいた次第。
 えーと、どうなるんだ?
 これ、「異次元空間に異次元空間を持ち込む場合のリスク」について、総括された記述ってないと思うんですが……ありましたっけ?
 たとえば、これ系の代表格と思われるバッグ・オヴ・ホールディングとポータブル・ホールについての記述は以下です。
 ポータブル・ホールをバッグ・オヴ・ホールディング内:ホールはアストラル界への門を開く。ホールとバッグおよび半径10フィート以内のすべてのクリーチャーはその中に吸い込まれ、その過程でポータブル・ホールもバッグ・オヴ・ホールディングも破壊されてしまう。
 この記述には、「吸い込まれることを避ける方法についての記述」が存在しません。つまり、「クリーチャーであれば、どれだけ途方もなく強大であっても、ポータブル・ホールとバッグ・オヴ・ホールディングを犠牲にした自爆テロにより自動的にアストラルに放逐することができる」っつーことになる……? まぁ、ポータブル・ホールはけっこうシャレにならん値段なのでアレですが、たとえば国家がタラスクに襲われかかってたら、自爆テロ部隊(特攻隊)による飽和攻撃は現実的な選択肢になりかねん気がする。
 さて、これ逆だと(バッグ・オヴ・ホールディングをポータブル・ホール内)だと、以下:空間が引き裂かれてアストラル界への裂け目ができ、バッグもホールも同様に虚無に吸い込まれ、永久に失われる。
 この場合、バッグとホールそのもの以外の、周辺のクリーチャーやオブジェクトに対する影響は不明です。
 こんだけ書かれてるコトがバラバラだと、総括なんかできっこねぇような気がしてくるぜ。
 いずれの場合も、「できた門や裂け目がどの程度の時間存在し続けるか」についての記述はないしなぁ……。
 「とりあえずアストラルに行くぜ!」となったら、プレインシフト呪文にアクセスするのを待つまでもなく、HHH 持ってロープトリックに入ればいいんじゃろか……。いや、そんな移動が必要になる事態が発生することは想像しにくいっちゃしにくいですが。だいたい行ったら帰ってこれないしな、それ。
 ま、「やるな」ってことなのはわかるんだけどねー。
 謎は謎だ、と思った次第。
 しっかしなんじゃね、やっぱり、「社会」視点のファンタジーも熱いよなぁ。「そのルールの最初のキャンペーン」でやる気にはならない(これはすいません、ホントにならないです。いつも「社会」にまともにコミットしないキャラばっか作ってます。DnD ではエルフのドルイドは「人間」の「社会」に興味がない! とかだし、ソードワールド 2.0 では「すべてのナイトメアにマイホームを!」だし、喧嘩売ってばっかだぜ)ですが、そろそろやりたい気もするぜよー。
 今マスターでやってるキャンペーンでは、ちょっと「社会」視点を入れてますが、何しろフィールドが広く(地球全部だぜ)て、「社会」に「神々の社会」まで含むような風呂敷にしてますので、それぞれの等身大の社会には深入りしてるヒマはなくしちゃってる感じなんだよねー。
 んならプレイヤーで、と思うと……また難しいんだよな、これ。
 クラシックもかなり遊びまくった後の時期に、OTTO マスターのキャンペーンで、ファイターやって、所属する王国のお姫様に全力で取り入って口説いてお姫様の婿で王になるぜィエ! みたいな、ある種王道主人公戦士! な方針で突撃したことがあったんですが、その後、OTTO には「二度とお前に王道主人公戦士はやらせん!」と云われる(ゲラゲラ)有様であり……機会が、な。
 他のマスターだと……うーん、BOSS のマスターでそんなキャラやるのは死ねそう(←どういう偏見ですかね)だし、DISK はやんなそうだし、artemis のキャンペーンは……すでに始まってるのでは、「社会の内側にいて、なおかつ社会に積極的にはコミットしない」という立ち位置の「猫」というキャラクター(キャットフォークっつー種族です。ルールに存在。ただ、「家猫」というスタイルはたぶん独創的気味?)であり……あ、これは楽しそうだよな、この視点でも。でもまぁ、artemis は当面はマスターやる余力なさそうなんだよなー。
 ……やっぱ、どうしても興味は「自然(自然科学、という場合の「自然」かな)」に向いてしまって、「社会(社会科学、という場合の「社会」?)」な方向は……なかなか難しいです、わたしには。
2009/06/21 (Sun)
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