深度 、急速潜行~
[日々のいとまに]090605 ~コインの散歩道~
▼ときどき疑問に思うことがあります。
「日々われわれが買い物に使っている「Gp」って一体何なんだろう……?」
 日本語版ルールブックによれば、これは「金貨」だそうです。ってまぁ、これはまぁ当たり前か。でも、「2 Gp 金貨」とか存在してそうな気もしないではないんだけどなー。
 同時にこうもあります。「冒険者たちというのは、普段から貨幣で物を買うという、この世界では比較的珍しい人々である」
 gp は、d20 srd によると、「gold piece」とのこと。
 手元の英和辞典では、コインの意味で「piece」という用法は載ってない模様ですが……どうなんじゃ? 金の粒? それはそれでありそうな話ではあります。
 英語版のルールブックについては(3.5 版はもともと持ってませんが、3 版のことねー)仕舞ってしまって発掘が面倒なので調べないでおきますが。
 うううむ。われわれの「金貨」はいったい何物なんじゃろうか。
 概ね貴金属含有量とかは安定していて、1 ピースあたりのメカタが一定していれば、どんなモン(デザイン)でも流通する、と考えるのが、まぁ妥当でしょうなぁ? どうだろ?
 おそらく、額面だのデザインだのは多様だけど、貨幣の材質としての質は安定してる、ってあたりかと思われます。つーかほぼ純金属だよね? 金貨 50 枚で 1 ポンドで、1 ポンドの金(キン、ゴールド)の値段は 50 gp だからなぁ。
 でもさ、歴史の授業ではさんざん勉強させられたよねぇ。「金貨や銀貨の貴金属含有量を減らすことによって貨幣発行量を増大させた」って実例は枚挙に暇がない、ってこと。
 クラシックじゃエキスパートに造幣工場についての記述があったりしたと記憶してますが、3.5 版じゃ見当たらない*んで、そのへんよくわからんのだよなぁ。
 貴金属含有率の不正は無視できる頻度なのだとしても、あんだけ、それぞれに独自文明を持っていて、それぞれに恐らく(程度の差はあれ)貨幣経済も確立されてる非ヒューマン種族もいるわけだし、それぞれに貨幣を作ったりしてそう、だよね?
 冒険者が、ゴブリン、だと自前で貨幣を作れってのはちょっと苦しいかもですが、もっとこう、独自の文化が確立されてそうな連中――たとえばそうだなぁ、アンダーダークにちょっと踏み込んで、ドロウだのマインドフレイヤだのをやっつけて、連中から戦利品として金貨を手に入れて、地上に帰還して、「よっしゃー、今日はハデに飲むぜ! 親父、どんどん持ってきてくれ! 金ならたっぷりあるぞ、ほら」とか云って戦利品の金貨を数枚テーブルに放り出してみたりしたら、その金貨の見慣れないデザインに居合わせた連中は釘付け。「おいそりゃいったいどこの金貨だ?」ってなことになって、パーティーのバードがここぞとばかりに地下世界での大冒険を皆に披露する、とか、そういうことになってるんだよ! きっと!
 燃える。
 んがまぁしかし、普段はそんなん気にしないですよね。それとも世の皆様は気にしてらっしゃるんでしょうか? うちのプレイグループでは、まぁ、まずもって気にされたことはないんじゃないかと思いますが。
 ってことで、今回のキャンペーンでは、ちょっと味つけ、というか薬味程度に軽くそのあたりを投げ込んでます。その気があればけっこうなコイン収集遊びがゲーム内で成立しつつある程度には、多様な金貨を登場させてるつもりなんですが、民におかれましてはどんな感触なんじゃろ? まぁ、ほんとに薬味程度のネタではあるんで、あんま気にされても意味はないかもですが。
 実際には、そんだけいろいろ流通してそうとなれば、それこそ硬貨の質がバラバラになってしまいそうなところですし、それを意識してやってみたら、それはそれで挑戦しがいのあるゲームになりそうだとは思いますが、金勘定ゲームのマスターをしてそれを楽しくプレイできる自信はないので、ま、オレはやめときます。そういう方面に強い方は、一度――何度も、ってかたとえばキャンペーンでずっとやるとどうやってもウンザリしそうですから一度――くらい、そのテのネタでやってみても面白そうかもなぁ? いっそニセガネ調査を中心にした話なら、まんまカリオストロで行けそう?
 現行のオレのキャンペーンでは、そのあたりはあくまで薬味、あるいは今後メインの味付けになったとしても、あくまでも味付けで行きます、ということは宣言しておきます。硬貨の種類が違うことによって、買い物時の購買力が変化する、ということはない、っつーことです。面倒だし! ってか、「INT が低いと金勘定で騙されっぞ」とか「戦利品の宝石の鑑定ができてないと云々」とか、そういう部分で余計な手間をかけるのは、基本的には大ッ嫌いなんじゃよーオレは! 上述のように、一度ぐらいならやってみたら面白いのかもですけど!
 つーても、薬味なら薬味で、考える余地があるなら考えてみたいとこだよねぇ?
 ってことで、ダラーリとネットの海を徘徊していて発見したサイトがやたら面白かったのでご紹介。あ、これが本日の本題っす。上のは全部前置きです。ゲハハ。
 コインの散歩道さま。
 面白いです。同一時代の同一貨幣について、現代での価値に換算する場合に、複数の計算法(食い物換算、賃金換算、衣料品等での換算などなど)で比較した表が多く使われてるあたりとかがオレ的にはポイントだった感じでしょうか。
 つーか、どこの文明も金勘定は 2 とか 2 の倍数をカケたり、2 とか 2 の倍数で割ったりが基本でできてて面倒だよね! 十進法にしれ十進法に! 正直、日本の「両」とかの計算もサッパリワカラン非国民なので、いまは瞬間風速的に、江戸時代の日本の通貨単位よりもローマ帝国のデナリウスの計算のほうに詳しいぐらいの妙な状態になっております。わはは。
 ……うーん、こんどルーマナスアサシン呼んで、どこのデザインの貨幣を持ってるのか聞いてみるか。グレイホークで呼んだルーマナスアサシンがウォーターディープ金貨を持ってたとかそういう話にでもなろうモンなら、それだけでキャンペーン一本作れそうですが、誰も気にしねぇだろうな、金貨のデザインなんて。オレ自身、気にしたことないし。
 ……っつーかそういう話題を軽くしたいのだったら、まず容易なところで狼と香辛料を読んどくべきな気もちょっとしてこなくもないアレだったりもしますが……ぬぬぬ。

* もしかしてワールドガイドとかには載ってたかなぁ? 記憶にはないですが、隅々まで読んだわけでもないので自信ナシ。
2009/06/05 (Fri)
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