深度 、急速潜行~
[日々のいとまに]090518 ~涼宮ハルヒの憂鬱(アニメ)~
▼んでーっ。
 いつかやらかしそうな予感はしてましたが、さっくりと Pandra Hearts 見逃しました。うーむ。
 まぁ、微妙、だったんだよなぁ、印象は。ダメってことはないんですが、強く魅力的かっつーと、うううううむ、という感じ。どこが、と挙げるのは難しいですが、「このあたりかなぁ」と思うのは、ときどき「表現が」ギャグモードに切り替わるところ、か? 古風な定番ではありますが、どうも、苦手かも。これ、マンガ原作アリとのことなので、原作のテイストをまんま持ってきてるってとこなんでしょうかね。マンガでやる分にはまるで気にならないんですが、アニメでやられると、なんか、がっかり来るというか、そんな感覚がオレん中にあるっぺれぇ。
 で、珍しくも今季は 2 シリーズもアニメを観てまして、アニメしか観てないので、なんと週に 1 時間も TV を観てます。スゲェ。チューナーカード刺した甲斐が! 仕事関連で報道番組なんかもちょっと観たりしなくもないので、さらに活用されてる感じ。信じられん。
 その 2 シリーズ目がハルヒでございます。
 本放映は観てません。あの段階では観なくて正解だった。けど、今なら本放映の構成で観たいなぁ、とかそんな勝手なコトを思って観てます。まぁ、これは明らかに小説が本体で、アニメのほうは「動く挿絵」だからなぁ。小説のほうをちゃんと読む前に、シャッフルなんぞで観させられても困っただろう、と。
 本放映はシャッフルだったらしい、ということを各地で見て知って、思った次第。
 いやー、今回の放映が「時系列」と聞いて「はい?」と思ってたわけですよ。いったいどこが時系列? 完結してないシリーズで、タイムトラブラーが登場して、主役も何度かタイムトラブルする話の「時系列」ってどんな順序よ? と。なるほど、当初はシャッフルだったのね。
 シャッフルのほうが面白かったんだろうな、というのはなんとなく納得した感じ。
 つーか、六話があまりにも最終回クオリティでしびれました。スゲェ。でも、あの超速な五話までの展開で六話のあれやられっと、いくらなんでもハルヒ短気すぎっだろ、という感じにもなっちまいます。
 アニメ単品として見た場合どうかっっつーと……うーん、やっぱりシャッフルするぐらいの気合入った表現をするんでもなければ、ちょっと厳しいかなぁという感じがしてしまったりも。うん、オレの感性のほうがズレてるってのは自覚してるから安心してくれ。
 動く挿絵としては素晴らしい仕上がりです。声もパァーフェクト。ただ、脚本は波が。波というよりも、シリーズ構成がこうであるという縛りの中ではパァーフェクトだよなぁというのはわかりますが、いくら何でも朝倉戦のあれはどうなのか、と思わざるを得ませんでした。ちとあれは詰めすぎだろう。(で、シャッフルで突如あのエピソードが出てきたとしたら全力で納得しただろうとも同時に思います) そして、最重要要素――つまり音楽がなぁ……。うーん……。なんつーか、「工業製品」って感じの劇伴なんだよなぁ……。品質は充分ですが、それだけ、って感じが。まぁ、挿絵がそれ以上に出張るべきではない、という感触であり、トータルでの印象が「動く挿絵」となった次第でございます。
 原作ハルヒの最大の魅力はキョンの一人称による地の文であり、そこんとこどうするんだろうと思ってたら愚直にモノローグの洪水でやって来ておりまして、このクォリティには全力で納得。朝倉戦の回を除けば量的にも質的にもパァーフェクトでありましょう。PC 強奪エピソードあたりの、朝比奈さんのトチ狂ったアクションに対するキョンの無表情な止め絵とかも最高。ギャグでも、絵面は平時のクールさを崩さずにやるのが、純ギャグではないアニメの流儀としてはオレは好みです。
 つーことで、原作はキョン萌え、次点は古泉なオレなわけですが、このあたりのキャラの魅力はアニメできっちり増強された感じです。つーかキョンはまぁ順当ですが、古泉がナイス。ED のダンスはこのふたりが主役だよな? 娘っ子ども 3 人なんぞオマケです。異様な仏頂面で律儀に踊るキョンと、満面の笑顔なのに「楽しそう」とかそういう印象を与えない(全力でうさんくさい)古泉。素晴らしい。こないだ本屋で、ハルヒの「超月刊」シリーズが平積みになってるところを通りかかって、他のにはぜんぜん惹かれなかったのに「キョン&古泉」だけフラフラと手に取りそうになったオレはちょっとどうかしてる。
 あー一応申し上げておきますと、まぁやっぱり長門はちょっと別格です。別格ではありますが、むしろそれゆえに、挿絵も動く挿絵も「余分」に感じるぐらいのアレです。小説の描写だけで完成されすぎです(つーことはつまり描写者のキョンが偉大だという話なわけですが) つーか長門についてはあれです。先日の DnD のセッションでは、同行 NPC の喋りが長門化しそうで激しく危険でありました。そういう方向性の破壊力。
 ……しっかし今季の 2 本は 2 本とも原作つきかぁ。どうも、らしくねぇ気もするなぁ。
 っつーか原作つきだとあれですよ。「放映ちょっと見逃したとしても、話のスジが気になったら原作買えばいいし?」とか思ってしまいがちな部分があるのかも。
 いかんね。
2009/05/18 (Mon)
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