深度 、急速潜行~
[スポンサー広告]スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--/--/-- (--)
[Life as a Half Drow]Into The Wild Life
▼DnD のサプリメントには、少なくともひとつ、少なくともわたしにとって重大な弱点があります。
 それは、「共同体を設定するさいに、その共同体にいるであろう各新クラスのレベルと人口に関する資料がない」ということです。プレステージはいいとして、ベースクラスはこれがわからないとけっこう面倒なんだけどなぁ。
 それとも、わたしの見落としで、ちゃんとどっかに載ってるんだろうか。
 こんなん気にしてるのわたしだけでしょうかね。ってか、殴り合い的に(あるいは情報収集的にでもいいけど)ダイス振ってハデに盛り上がるぜェーな部分以外の制度的な部分を気にしすぎっつーのは、ま、ネットでみなさまのテキスト見てても、実際に遊んでる感触でも、自覚のあるところではありますが。
 人口とか、その共同体でどんくらいのレベルの NPC がいるとか、野外移動時の距離の扱いとか、気候とか、そういうのが気になってしょうがないというか、そういう要素が大好きでして。
 地図にモノサシつけてマイルなりキロメートルなりの目盛を刻むことぐらい簡単だろうに、なんでそれをしてない地図を、けっこうな頻度で見るんだろう。ソードワールド 2.0 は何やらものさしの目盛が「日数」になってたりして、あれもまたすげぇセンスだなぁと思ったわけですが。敏捷 4 だろうが敏捷 24 だろうが野外移動速度は一緒かー。街道ぞいなら何倍速とか馬ありゃ何倍速とか地形が険しいと何分の一とか、そういうのは実質ガン無視なのかなぁ。大陸の地図には緯線もない……ってのはともかく、赤道、回帰線(あるのか?)、極圏ぐらいの目安はあるといいと思うんだけどなぁ。
 DnD も 3.5 版になってずいぶんそのあたりは割愛されちゃった感があって、べつに国産だけの趨勢(ってほど国産知らないけどさ)でもない模様であり、寂しいものです。クラシックの時代から野外移動に関するルールは好物でして、実際にプレイヤーに告げる距離は時間的距離であったことがほとんどだとは思いますが、それは PC の移動速度と、シナリオノートに書き込んだ空間的距離を DM 側で見比べて計算してその答えだけを告げてたからであって、移動距離を時間的距離で設定したことって、わたしはかなり少ない気がします。
 今週末に予定しているニューキャンペーンは、以前にクラシックで遊んだキャンペーンと同じ世界で別の時代としておりまして、これが我々の地球にとてもよく似た地球を舞台としているんですが、このクラシックのキャンペーンで、ドイツあたりを出発して南下し、イタリアあたりから出帆してアフリカの西側を回ってコンゴ川の河口から遡上し、大陸を横断してレイクヴィクトリアに至る旅程を、地図帳見て距離を計算しながら全部ヘクスマップ描いて遊んだのは、あれははっきり云ってアホでした(だってほとんどプレイヤーに見せる機会なんてないもの)が、本人はアホみたいに盛り上がっておりました。全部のヘックスマップに緯度と経度が書き込んであるとかどうなのか。最近見直していて苦笑。まぁ、距離を移動したとはいっても線の移動だからなんとかなっただけで、面的に歩き回ってたら、平面のヘクスマップではどうにもならなくなったと思われますが、
 んまぁ、そんなコトやってるから、ドラクエ 3 世界の解像度なんていうイカレた視点が出てきたりするんだと思いますが。
 クラシックはエキスパートルールブック(コアルールで二番目に買うルールブック)にヘックスマップの書き方がしっかり載ってましたが、3 版にゃなかったんだよな。ワールドガイド系の本にはヘックスマップがついてますが、書き方とかが載ってないってことは、各マスターが書くようなモノではないという流れっつーことなんだろうなぁと思って勝手に寂しがってる次第です。ADnD には触ったことがありませんが、ADnD は強力な屋外ルールをもってたような気配もあるわけでしてな……。未訳の 3.5 版とか d20 モノで、いいのがあったりするのかなぁ?
 ……話が思いっきり距離問題のほうに突進してしまいましたが、町ごとの NPC の想定されるレベルと人数とかも、わたしにとっては同様に「その世界を感じる」ための窓のひとつでありまして、粗くするなら粗くするで、たとえば「このサイズの共同体にはメジャーな PC クラスならこのレベルまで、比較的マイナーな PC クラスならこのレベルまで、コモナー以外の NPC クラスならこのレベルまで、コモナーならこのレベルまで」というようなおおざっぱな目安を置いとくだけとかにしといて、サプリメントでもその書式をフォローする(たとえば、このクラスは「メジャーな PC クラスである」とかの一行ですむでしょう)、なりのやり方にしてくれりゃよかったように思うんですが、コアベースクラスについてのみ妙に気合入れて作ってあるわりに、以降のサプリで追加されたクラスにはないっぽい、となると、なんだか、えー? という気分に。
 種族本の、種族共同体のテーブルもなんか微妙に帯タスキな感じでなぁ。てか、フェイルーンワールドガイドに、フェイルーン種族の身長体重表があったのは覚えてるんですが、種族本の新種族についてそれってあったっけか? なんか見覚えがないような気が……。
 そういうのって、ホントにそのランダム表通りに決めるかどうかはまぁ別ですが、「だいたいこんくらいの範囲なら「普通」だよ」という基準であって、たとえばちっさい村にやたら強力な魔道師が住んでたら「こいつは「例外」だな」という印象を与えるだろうし受けるだろうという、オフィシャル設定を大筋で踏まえたうえで個別にオリジナルの設定作るときの目安として優れてると思うんだけど、提供側はそうは思ってないってことなのかなぁ。
 まぁ、今、そんなコトを考えながら世界を作ってたりします。
 今回の舞台は、世界地図を作るような縮尺(以前のキャンペーンでは 1 ヘックス 30 マイルで作ってました)だと数ヘックス分しかない島なんだけどねー。
 3.5 版の天候ルールはそれなりに使えるかも知れないような印象(ってかクラシックにあったっけ? ちゃんと使った記憶ないです。忘れてるだけかも)ですが、ま、あれだけだときついね。ナントカ性気候とかの区分と、標高と、それに対応した季節ごとの天候表とかがひたすら入ってるサプリとかないのかなぁ。なんてな、ありえんか。買うのはわたしぐらいのモンじゃないかって気がしますし。ついでに、地形と天候(ってかまぁせいぜい季節かな)ごとの遭遇表もついてたりすると便利げ? それでもやっぱり売れなそうかなぁ。
 だいたい、3 版~3.5 版って、屋外遭遇表からして、ろくに提示されてないしな。3.5 版で一応サンプルはつきましたが、クラシックのエキスパートの見てるだけでドキワクするような(つーかこれ普通に屋外旅したら死ぬんじゃね? と思うような)あの屋外遭遇表とかには全然及ばないしねー。
 べつに全部を厳密に使って遊ぶぜぇ、とかそういう宣言じゃないんですけど。というか実際のプレイでは、PC 移動速度と距離を見比べて「時間的距離を告げる」みたいなやり方を取ってるのと同様に、天候や NPC レベルについてもさらりと描写して流すような場合だってある(むしろそのほうが多い)わけですけど。実際、時間かけすぎても困るわけですから。
 「使わないけど欲しい」っつーか、ヘタすっと「使わないから欲しい」ってことなのか? うーん、やっぱわたしが病んでるってコトだな……。
 このへんの話って、なんつーか感覚的なモンなんでいろいろ歯切れが悪くなりがちなんですが、たとえば野外冒険をやろうってときに、Beholder 老師の云うような厳密な事前調査と偵察行と準備とアレとアレとアレと全部実際のプレイで処理しようなんてやってたら、ダンジョンにつくまでに世紀が変わっちまいそうなアレなわけで、実際のプレイでは気合入れたいところに気合と時間を投入するために実際には割愛してしまう部分は多いわけです。が、それ以外の部分を「描写せずにすませる」あるいは「処理せずにすませる」からといって「考えずに済ませる」べきなのかというと、それは違うんじゃないかと。
 たとえば、マスターは、急に何かきかれても答えられるようにしておくべきだと思います。が、それはすみずみまで作っておくというのはやっぱり労力としてありえなくて、「この世界はこういう基準でなりたってるはず。であるならば、それを最初に知っておくか作っておくかすれば、現場での予期せぬ質問に対する答えは、その基準をもとに、現場で導き出せるはずである」という基準を準備しておく、という形でやろう、というのがマスターとしてのわたしのやり方です。ファンタジーなら(それを用いて実際に処理するしないは別として)ルールを勉強するのがラクです。現実世界なら現実世界について勉強します。1982 年の日本について図書館で調べまくったとかもそういうアレ。
 実際の描写にしたって、ファンタジー映画で長い旅を細切れの「尾根を歩いてる映像」やら「夜営の映像」やらのつなぎあわせで描写するのと同程度には描写したいし、プレイヤーでいるときも、されたいし、そのためには、PC たちがどういう危険度でどういう地形でどういう気候の場所をどういう手段で移動していて、どの程度の食糧を持ち歩いていて(ふつうの保存食なのかレンバスなのか)どういう食事をしているのか、狩猟をしているのか、きれいな水の湧き出る泉で水をくんでる描写とかがあるのか、呪文で水袋を満たしているのか、野外でヒーローズフィーストをキャストしているのか、そういうことを、いざ移動の処理に入ってしまったならば割愛されることだとしても、勝手に感じたり、必要とあらば描写してみたりできるように、「考えておきたい」と思うわけです。
 そういうことを、ほっといても考えちゃうような人々(どんだけ、もしルールを厳密に適用しようとした場合に本当に実践的であるかは置いといて)というか、もうさんざん考えちゃったような人々が持っている「常識」を、たとえばソードワールドが云う「常識で判断してください」は、指しているんじゃないのかなぁ、ホントは、なんてのもけっこう思ってたりもしまして。少なくとも、あれを作った人々はまさにそういうバックグラウンドを持ってる人々だろうしさ。
 今回も(そして以前も何度か)リンクを張った「ハイファンタジーワールドのワイルダネスにおけるサバイバル」の記事は、使ってるルールも異なり、また「実際の処理では割愛する」部分が大半である実情からすれば実用的なものとして参照しているとは云いがたいのではありますが、そういう、「必要とあらば描写したり、質問されたら答える」ための自分の軸固めではおおいに意識しているものです。で、以前から気になってたとこがありまして、「可能であれば、暖かい食事を取る為の調理器具などを持っていくと良い。連続してアイアンレーションを食べ続ける事は、高レベルのアドヴェンチャラー達にとっても苦痛であり、暖かい食事、難しければ暖かい飲み物が有るだけでも、疲労の激しい長距離移動の疲れを癒してくれる。(中略)アイアンレーションが何日間も続く様で有れば、いくらかの調理器持っていく事によって食事にバリエーションを持たせる事ができ、苦痛の多い旅における楽しみとなる」の部分って、ルール的な裏付けがなにかあるんかなぁ? ないんだとしたら、ってのもヘンな話ですが、とてもステキな一節だと思うんですが、いかがでしょうか。
2008/09/09 (Tue)
崩壊前夜 * Top * 080910
■ Comment
 最後の辺りの文を見て、とりあえず無駄に主張しておいて見るが。

 何故か私はPCに調理セットとか買わせるの好きなんだぜw
 マルチャーメイドも鳥モンクも吶喊メアも、調理道具を持ってたりする。鳥なんてあれですよ。初顔合わせで『鍋背負った軽装な鳥人間』とか自己紹介しましたよ?w

 機会があったならば嬉々として『うちのPC調理器具持ってるよ!』と宣言いたしますwww

 しかし何故か全員ピトンとハンマーとか買ってるんだよなぁ。DISK的冒険者セットは『基本のもの+ピトンとハンマー+手鏡』なんだよ、きっと。
2008/09/11(Thu) 00:56 * URL * DISK #wxderbnc[編集]
 ちょwww
 そこは「料理します」って宣言にしとけやwww
 持ってるってだけで、料理は他人にやらせるのかいw
2008/09/11(Thu) 01:05 * URL * DRR #/7QgdNBM[編集]
細かくやりたいGMが細かくやる分には問題ないのじゃないかな。そのGMにとっては細かくやるという行為自体が、何よりも得難いメリットとして働くのだから。
逆に、細かくやることに快楽を覚えないGMに細かくやることを期待するのは酷というものだろう。
誰もが細かさを楽しめるのならば、世の中のセッションの大半は細かく運用されていはずなのだ。
2008/09/12(Fri) 06:45 * URL * T-rack #-[編集]
 ようこそ。
 おっしゃる通りだと思います。
 まぁ、大半の GM は「常に細かくやりたい GM」でも「一度たりとも細かくやりたくない GM」でもなくて、場面に応じて省略したり細かめに処理したりを使い分けてる(そして、どちらよりになりがちであるかという「傾向」を個性として持ってる)のかなぁと思います。プレイヤーのほうも細かい処理を求めたいときとすっとばしたいときがあるでしょうし、そのあたり、参加者間で大きな齟齬をきたさないように遊びたいなぁ、ってなことを心がけております。
2008/09/12(Fri) 21:39 * URL * DRR #/7QgdNBM[編集]
・コメントを投稿する
URL
Comment
Pass
 
■ Trackback
この記事のトラックバックURL
・この記事へのトラックバック
* Top *
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。