深度 、急速潜行~
[Life as a Half Drow]Reconnaissance in Force
▼承
 さぁソーサラー 4 レベル!
 とりあえず一人前、と思えるレベルでございますよ! つまり! 純便利オプションことファミリアを行使可能! そしてようやく見た目もそれなりにハデっぺれぇライトニングを発射可能!
ファニーメイ(DRR)「つーことでファミリア呼びます。あれ、作ります? まぁいいや。黒猫使い魔! 「にゃるにゃる先生」!」
GM「ほほう……デンジャーな名前だな」
ファニーメイ「ふむ……ソードワールドのファミリアは HP 共有だけど捨ててもノーリスクなのか。作るのは MP コストだけ」
GM「ひでぇ」
 ひでぇっつーかそもそも生物かどうかも怪しい、外部エネルギータンク兼偵察ユニットみたいなモンなんじゃないでしょうかね、記述見る限りでは。
 ソードワールドはヘンな呪文とかがなくて(あるいはやたら高レベル扱いで)融通が利かない、とか云ってましたが、使えるようになってしまえばいろいろとムチャな性能で笑えるなぁと思った第一弾という感じでしょうか。片道偵察とかに送り込んでも問題ねぇんじゃねぇのこれ。
 ……などと思いつつ思い思いに成長作業。病的にマルチなシエリアと、シューターとキャスターをあるていど並行せざるを得ないブルースが若干冒険者レベル低めで、一本伸ばしのファニーメイとハンゾーは冒険者レベル 4 に到達となりました。さて、どこまで一本伸ばしでいけるのかなぁ。
 さらに、前回の能力値成長で 3 ゾロを出してしまい、否応なしに筋力が伸びたファニーメイは、計 18 に到達し、晴れてチェインメイルを購入。装甲魔道師完成形に着々と接近。
GM「さて、ひと仕事終えた君たちが酒場でだべっていると、マイケルがやってくる」
ブルース(BOSS)「ほほう。そういえば、なんか尋問してたんだっけ?」
GM「聞いてくれ! ヤツが少し吐いた!」
 情報屋マイケルによると、捕獲したボガードは、ここから二日ほどの山のふもとにある洞窟からやってきたとのこと。しかし、その洞窟に住んでいたわけではなく、もともとかれらがいた野営地の近くに転送ゲート(鏡のような形とのこと)が出現し、そこを通過したらその洞窟に到着したとのこと。かれらは第一波の偵察部隊で、フードで顔を隠して近くにあった集落に忍び込み、一番強そうな連中をマークしていたと供述。
ハンゾー(Nusha)「って、俺ら程度で一番強そうなのかwwwww」
GM「そこでだ。こいつは俺からの依頼だと思ってくれ。逆にそのゲートの向こうを偵察してみたい。連中の後続が侵攻してきたらコトだからな」
ブルース「いくら払う?」
GM「ひとり 1200 G」
ブルース「乗った」
 いやー。どこぞのガメリッヒとは大違いですな。気前がよくて実に結構。
 例によって回復薬やら食糧やらを補充して出発することになりました。
GM「で、目的地に近づいたところでマイケルが云う。「ところで、またしても後出しですまないんだが、向こう側は蛮族が住んでいる場所なはずだ。ということは、このままのカッコじゃ目立ちすぎるだろ。ヤツらが着ていたのに似たフードつきの外套を人数分用意してきたぜ」」
ブルース「って、そんな思いっきり潜入するのかい!」
 わたしも、地形にまぎれて接近して様子を探る程度だと思ってたのでちょっとびっくり。
シエリア(DISK)「んまぁ、わたしとファニーメイは異貌でけっこう蛮族っぽくなるけどねー」
ファニーメイ「あ、なんかそんな設定もあったっけ」
 なんか町中でも平然と異貌発動してる性格なのでノリがズレがちです。
 なんてなコトをやりながら、とりあえず道中で遭遇が生じることもなく問題の洞窟に到着。
 洞窟内部はとくに構造にややこしいところもなく、敵が出現することもなく、そのまま奥にあったゲート前までたどりつきました。
GM「そこには大きな姿見のようなものがあり、装飾のついた枠がそれを囲んでいる。しかし、そこに映っているのは洞窟の景色ではなく、どこかの屋外の景色だ」
ファニーメイ「フムン。太陽は見える?」
GM「見える」
ファニーメイ「では、洞窟の外の景色を思い出して太陽の位置を比較。時差ありそう?」
GM「なさそうだね」
ブルース「よくそんな比較思いついたな!」
 いやー。
 次の自分のキャンペーン考えてて、地球規模の旅をする話にしようと思ってましてな。地球の反対側までテレポートで行ったりすれば、そりゃ時差あるだろ、とか思ってたとこだったのです。こんな妙な形でプレイヤーやるときも連想が生きるとは。
ファニーメイ「では、えーと視覚聴覚が共有だっけ? 距離制限もナシ。うはは便利だなソードワールドのファミリア。送り込んでみますー」
シエリア「またそれか! 動物虐待だ!」
ファニーメイ「いや動物じゃないし。……たぶん……」
 また、ってのは、なんだかわたしのキャスターが感覚共有した召喚生物とかをワープ系ポータルの向こうに送り込んで偵察ってのが定番になりつつあるからでしょうか。DnD ではチェインオヴアイズをかけてやってますが、ソードワールドならファミリアで自動的にいけます。
GM「すると、ファニーメイのファミリアと一緒にマイケルも鏡の中に入る」
シエリア「ちょwwwww早wwwww」
 いい度胸だぜマイケル。
ファニーメイ「戻ってこれる?」
GM「大丈夫」
シエリア「そんじゃうちらも入ってみるか……」
 NPC が大胆突入してしまったとなれば、ここで時間をかけるのは不要というマスター的メッセージだろう、とかそういうメタ読みもありますが、一行はゲートをくぐることになりました。
GM「そこは見覚えのない場所だ。出た場所はちょっとした山の中腹で、眼前には森が広がっている。その先には丈の高い草原があって、その向こうに天幕が並んだ集落のようなものが見える。ここからだと半日ぐらいの距離としておこう」
ファニーメイ「ふむ……? 見覚えがない場所か……ってか場所だいたいわかる方法あるぞ」
GM「へ?」
ファニーメイ「ルールブック I のソーサラー呪文「マーキング」見て。これ、ゲートの向こうで使って、それからゲートくぐれば方角と距離ばっちりじゃね? 距離制限ないし……別プレーン(とは云わないだろうけど、異次元空間ぐらいあっても不思議はないでしょう)だったらどうなるんだろこの呪文」
GM「……なるほど、これは有効だな。じゃわかった。ここ」
 指した場所は、ルールブック I の地図の外、ずっと北に行ったあたりでした。
ブルース「……そこらへんって蛮族の勢力圏じゃなかった?」
ハンゾー「敵地のド真ん中かい!」
 会場騒然。
ブルース「敵地のド真ん中から、こっちの版図のド真ん中にワープするゲートか……」
ファニーメイ「ってか、この地図の北のココんトコが人族の最前線?」
GM「そう」
ファニーメイ「つまりイゼルローン、と。ってことはこの鏡はガイエスブルグ!?」
ブルース「どっちかっつーとフェザーンじゃね?」
ファニーメイ「どっちにしてもヤベェなこれ。どうしたもんか」
GM「相談してると、マイケルはもっと接近して偵察してみたいと云い出す」
シエリア「うーん……まぁ、身を隠せる範囲で接近してみるか……」
 一行は森を通って野営地方面へと移動を開始しました。
 森を抜け、草原を抜け、半日ほど歩いて、丈の高い草原の端、野営地の近くまで到着。
GM「ここからは俺が様子を見てくるぜ。お前たちはここに隠れてな」
シエリア「まぁ金属鎧着てるのもいるし、それが妥当かな」
 その金属鎧着てるのが(ほぼ)専業ソーサラーというのがまたイカレてますが。
ファニーメイ「ではにゃるにゃる先生、マイケルに同行してゴー!」
GM「……面倒くせぇ……マイケルの偵察は適当に端折って報告シーンだけやるつもりだったのに!」
 わはは。まぁ、便利偵察ユニットは便利に使うのです! 死んでも痛くないしねー。死ぬまでに死ぬ思いはするかも(そしてヘタすっと本体死亡)ですけど。
GM「では、猫を搭載したマイケルは手際よく物陰を伝って野営地へと向かっていくわけだが……本隊、聞き耳振ってみて」
シエリア「お? 一応周囲の警戒はしてるけど……」
GM「ふむ、一番高い人は? ……それだと気づかないな。不意に近くでガサガサっ、と音がして、鋭い声が! 「誰だ? そこで何をしている!?」――」
 こちらはフードで顔を隠しているので、すぐに敵だとは見破られないはずですが、
シエリア「みんな、悪いニュースだ。蛮族共通語話せる PC がいねぇwwwww」
ファニーメイ「そうだったwwwww外見だけゴマ化せてもダメじゃん!」
GM「そうだったwwwwwじゃ、言葉が通じてないと見て、突っ込んでくるよ」
ブルース「やむをえん! 殺すか!」
 敵はゴブリン 2 体とボガード 1 体、そしてボガードの上位種らしいものが一体。戦闘じたいは敗れる心配もないぐらいに安定な展開になりましたが、騒がしさは当然野営地に気取られ、マイケル側も異変に気づいたことがにゃるにゃる先生経由で判明。
ブルース「本隊ここにいるのはマズいな。死体をここに置いとくのも。本隊は後方へ一定距離移動。死体も横方向に移動しておくってことでどうだ?」
シエリア「オッケー。やろう」
ファニーメイ「マイケルに伝えたいけど、ファミリア喋れないんだよねー」
GM「野営地のほうはしばらくざわざわしていたけど、5 体ぐらいからなる偵察部隊が 3 部隊、身を潜めてるマイケルの近くを駆け抜けて草原のほうへと走っていく」
シエリア「15 体か……」
ファニーメイ「うーん、ファイアボールがあればイチコロなんだが……とりあえずは身を潜めてマイケルを待つしかないかなぁ」
GM「ではしばらくマイケルの行動で。……描写面倒くせぇなぁ。しばらくして野営地が静かになると、マイケルはささっと野営地内に潜入」
ブルース「いい度胸だな」
GM「まず手近な天幕に近づいて、しばらく聞き耳を立て、それから中をぺろっとめくって――」
ファニーメイ「ちょwwwww度胸ありすぎwwwww」
GM「中には何もいない。しばらく探ってからまた陰から陰へと別の天幕へ。それを繰り返して、やがてひとつの大きな天幕にたどり着く」
シエリア「すげぇwwwww優秀だwwwww」
GM「マイケルは大きな天幕の中に聞き耳をたてる。ファミリアの聞き耳って?」
ファニーメイ「本体のスキルかなぁ。平目で判定……ダメだ、6 ゾロは出ない」
GM「ではファミリアには聞こえないけど、マイケルは何やら理解したらしい。そしてファミリアに聞こえるようにつぶやく「そろそろ戻るか」」
ブルース「こっちは移動してるがわかるのかなぁ?」
ファニーメイ「ファミリアには理解させることはできるだろうけど、言葉が喋れないから案内は難しいかなぁ」
GM「そして、天幕を離れて歩き出す。と、その、とき――!」
一同「パキン!」
 お約束演出が素晴らしすぎ。
GM「パキン! 足元で音が! そしてにわかに騒がしくなる大天幕。「誰だ!?」」
 会場大笑い。
 その後は、逃げ出すマイケルが PC 隊の移動位置に気づくかどうかの判定とか、敵の捜索部隊が PC 隊を発見できるかの判定とかを並行しつつの撤退戦となりました。ここでようやくファニーメイも新技披露のチャンス到来。てか 4 レベル呪文はワンセッションで全部使うチャンスがあったわけで、システムの使い倒し的にも大満足です。
シエリア「よし、イニシアチブ取った」
ファニーメイ「マスター、敵の初期配置それでいい?」(プレイヤーが適当に並べた「∵」的な配置)
GM「ふむ、ちょっと待って……こうかな」(「…」な配置に)
ファニーメイ「その配置か! ではこの位置からいっきまーす! 全員入るね? 「ライトニングレーザー!!」」
GM「ギャース!」
ファニーメイ「抵抗突破!」
GM「突破された!」
ファニーメイ「50 点!」
GM「50 点!?」
ファニーメイ「経験値が!」
 駄目駄目でした。
 まぁ、その後もチャンスがあり、きっちり決めましたが。
 ライトニングの閃光も目立っただろうということでマイケルとの合流も成功し、とりあえず全速力で撤退。
ブルース「いかんな。ゲートなんとか破壊する方法ないかな」
シエリア「枠は破壊できるだろうけど、それでゲート自体が壊れるかどうかは……」
GM「その後は追撃につかまることもなく山腹のゲート前まで到着したけど……」
 ルールブックをめくるマスター。
GM「ふいに、バッサバッサと翼の音が聞こえてくる」
ブルース「飛行生物か? 手ごわいんじゃね?」
ファニーメイ「スティンガーで狙われているとは思うまい……」
ブルース「撃つ気かwwwww」
GM「知識判定して。2 匹いて――目はいいな。片方はドレイクって魔物で、蛮族のリーダー格。もう片方はラグナカングといって、種別は魔神」
ハンゾー「ってなんかめっちゃ強いんじゃなかったっけそれ!?」
ブルース「撃つ?」
ファニーメイ「ムリ! スティンガー一発しかない!」
 そういう問題じゃないですけど。
ブルース「絶対勝てねぇ! 逃げろー!」
GM「振り向くと、ゲートのところでマイケルが「何やってんだ! 早く戻れ!」ってな顔で手招きしている」
ハンゾー「ちょwwww逃げ足早wwwww」
 大急ぎでゲートに飛び込む一行。
 とりあえず戻ったはいいものの、ラグなんとかはともかく、人間形態を取れるドレイクは明らかにゲートを通過可能で、こっちまで突入されたら阻止はほとんど不可能です。
 距離は時間換算で 2 ラウンドとのこと。
 迷ってるヒマはなさそうということで、ルールブック 3 で紹介された物体破壊ルールを軸に破壊活動開始。
ファニーメイ「本体エネルギーゼロ! 外部タンクをひっつかんで最後の一発を撃ちます。ライトニングレーザー!」
ハンゾー「タンクかよ!」
 なんてなコトもやりつつ必死で枠を叩いて、なんとか破壊に成功。
GM「すると、枠が割れて、その勢いで鏡もぴきぴきっと割れて何も映らなくなった」
ブルース「ひー、あぶなかった!」
 ただの偵察任務のはずが、何だか誰も知らないところでひっそりと人族の世界を守ることになってしまってびっくりでしたよ!
 その後は、この情報をどっかの有力者に報告する必要はあるだろうという話になりましたが、それはマイケルに任せる(というかマイケルは最初からそのつもりで報酬も準備したんでしょうな)センでまとまり、我々は報酬と名誉を貰って今回は終了ということに。
 この報酬でハンゾーはフェンサー 5 に。さすがテーブル B。
 マスターオリジナルのバックグラウンド設定も垣間見えてきて、なかなかイイ感じに盛り上がってきました。
 ソーサラーもいろいろ楽しいレベルになって、とりあえず第一段階満足です。次は 5 レベルで MP 消費軽減を取得、6 レベルでファイアボール、7 レベルで範囲限定化取得と、しばらくは成長が楽しいステップが続きますし、なかなか楽しみですなっ。
 ヘンな呪文がないといっても、数少ないそうした呪文が(距離制限とかが載ってないことなども効いて)実に使い勝手がよく、そのあたりも楽しそう。
 そして何より名誉がついに 74 点に到達ですよ! 使用人つきマイホームまであと 1 点! ヒャッホウ。
 金のほうは全然足りないけどね!
2008/09/02 (Tue)
転生賭博 * Top * 080903
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