深度 、急速潜行~
[Life as a Half Drow]Dungeon by Sword
▼ソードワールド 2.0 キャンペーン第二回遊んできましたー。
 キャンペーン名がないのでややこしいですが、前回が「挑戦! 魔剣が呼ぶ迷宮」収載の「洞窟の蛮族と失われた魔剣」で、今回は同じ本の後半に載ってるシナリオ「魔剣が眠る迷宮」でした。タイトルはあとから聞きましたが。
 参加者は以下の通り。
 ハントリー・ゾーン(ハンゾー)(Musha):エルフのフェンサー/レンジャー、だったかな? B テーブル前衛の回避性能でパーティーの前線に安心感を提供。
 ブルース(BOSS):ドワーフのマジテクシューター。パーティーの火力中心。
 シエリア・ジャーニー(DISK):ナイトメアのグラップラー。相変わらず、どマルチ。
 ファニーメイ・ベアスターンズ(わたし):雌伏の 3rd ソーサラー。あとひとつで! いろいろ化ける! といいつつボス格のキルマークいただいたりもしましたが。
 ドワーフプリースト/ファイターのヴォルグ(artemis)は今回欠席。すなわち今回はプリーストなしパーティーでした。
 まぁなんとかなるでしょ、とか思ってしまうあたり、前回が比較的安定だったので速攻でナメ気味でありました。ヒール弾もあるし、レンジャーのおかげでポーションの効果はそれなりにあるしねー。
 まずは導入、というか、幕間劇。マスターオリジナルとのこと。
 PC たちは町中で何者かに見られていることに気づきます。ナニゴトかと思って観察者を探すと、町からこそこそと去ってゆく、フードを目深に下ろした二体の人型生物。追っていってみると、町を出たところで連中は正体をあらわしました。
 なんとゴブリンとボガード。
 秒で撃退しましたが、そこにやってきたのは、毎回いろいろネタを持ってきてくれる情報屋のマイケル。
「お、このボガードはまだ息があるな。どうだい? 殺さずに尋問してみたら?」
 おほ。すげぇストレートなヒキだな。
 気にせず殺そうとするシエリア、尋問に賛成するブルースとハンゾー、「どーでもいいや」な気分のファニーメイ。
 まぁ、シナリオ的にはここは情報源なんだろうニャーということで、尋問を開始してみますが、口を割る気配なし。
マイケル「どうだい? ここはひとつ、尋問はオレに任せてみないか? 何か吐いたらすぐ連絡するからよ」
ブルース「まぁ、そういうことなら任せてみるか」
 この場面、尋問というかまぁ実質拷問みたいなモンを想定してたような気がしたりしなかったりするわけですが、プレイヤー側の「尋問します」だか「拷問します」だかの宣言は「あれは具体性というか描写の盛り上がりを欠くのでいまいちなぁ」というマスターのコメントと、それに対するブルースの「そういうのは以前にそのあたりの描写に無駄にこだわるプレイヤーと遭遇したことがあったりして、深入りしないのが吉という経験則がある」という意見があったりして、なかなか興味深かったです。
 わたしはといえば、これは(あまりにもプレイヤー視点すぎるし)現場や二次会では云わなかったのですが、「捕獲した敵の情報を信じて騙されなかったことがない」というプレイヤー経験則から、尋問拷問の類は極力避けようとしてたりします。ま、ディテクトソウツ系の手段があれば別ですが。実際、あっさり自白されたらそれはそれで怪しいし、相当追い詰めて自白を得たとして、そいつのその後の処遇をどうするか考えた場合、あんまし気分のいいことにはならなそうでなぁ。
 わたしが判断を任されたら、「すまん、お前が正直に自白しても助けてやることはできん。だから、せめて苦しませず、仲間を裏切らせることもせずに殺してやる」ぐらいのところになっちまいそう(脳内イメージ:魔覇流を殺そうとするラハ・ファーン。誰にもわからんだろう! ゲラゲラ)です。あんましよくないスタイルだとは思うんだけど、捕虜から得た偽情報(や、嘘ではないまでも意図的に偏らせた情報)で窮地に陥るのはもう飽きた。
 で、「戦わずに交渉した」とかの場合の情報は比較的アテにできると思ってるというか、「どちらが「より」得をするかには差があるとしても、双方の利益がプラスになる」ような話し合いを成立させ得るときであれば、それなりに信頼してる気がします。自分が情報を吐く立場になった場合を想像すると、わたし(プレイヤー)だったらどういう場合にどういう吐き方をするか、と想像し、それに対応してるだけで、ま、単純というか、幼稚と云わば云えって感じの思考経路ではありますが。つーか、「味方を売れば助かるかもしれない」という「敵に対する信頼」がないんだな、要するに。「どうせ助かりゃしないんだから、せいぜい偽情報でもつかませてから死んどくか」ってなノリ。そして他人もそうだろうと思ってしまうという。(まぁさんざん偽情報に踊らされたのは実際のプレイ経験ですけど)
 人対人の戦争闘争じゃないんでなぁ。それも、単なる異種族の闘争な世界ならまだしも、「人族対蛮族」というかなり不倶戴天な対立関係(って認識は正しくないのかな? すいませんちゃんとわかってません)で、「屈すれば助けてもらえる」というふうに敵を信頼する(そして敵がそういうふうにこちらを信頼しているであろうと考える)ことはできないなぁ、わたしは。今のところは。
 もし敵が愚かさ故にそう思ってしまうということだとしたら、そういう愚かさにつけ込んで、聞くこと聞いたら殺す、というのは、少なくとも名誉(家を買うのに必要なもの)ある行動だとは思えないし、それじゃあ殺さずにその情報に免じて生かしておいてやろう、なんてことは、味方陣営に対して害を与える利敵行為の一種だと感じてしまってそれはそれでアレだし。
 融通きかんね。
 ま、そんなようなコトを主張するわけじゃなく、黙ってるだけなんで見逃してやってください。
 この時点ではわかりませんでしたが、この導入は実際には今回の次の回(同日セッションでしたが、別セッション扱い)の伏線で、今回の市販シナリオの導入ではなかったというのが結論。
 以下は市販シナリオのネタバレなため水面下へ。
 ここから水面下。
 一週間かけて前回手に入れた暗号文書の解読を行おうということで、金欠パーティーは一気に存亡の危機に。
 ここで、何やら一時しのぎのアルバイトがあるらしいという情報が降ってきました。
 山羊の世話だかと力仕事だかは速攻で他 PC に取られたファニーメイは子供の世話に。
子供「ねーねーねーちゃん! なんか面白いコトやってよ!」
ファニーメイ「「よーしガキども! よく見てなさい! 異貌発動!」ばびょーんとツノがのびます」
子供「なーんだ、そんなのうちのパパもできるよ」
ファニーメイ「は!?」
 油断ならねぇ町だぜ。
 なんとか生活費をやりくりした一行は、暗号文書で得た遺跡情報をアテに稼ぎに出発することに。
GM「すぐ行く?」
ブルース「ふむ、そうだな。じゃあ酒場で声高に暗号解読成功の話をしておこう。「ようやくわかったぜみんな。どうやら問題の魔剣は「バルバロスの顎」にあるらしい。明日出発しようぜ」
 実際には、解読された遺跡の場所はそこではないのですが。
GM「???」
ブルース「いや、偽情報流しておいて、競合が出てくるのを避ける方向性で」
 ぬかりないなブルース。あいかわらず細かい情報戦が冴えます。というか、わたしも(プレイヤー傾向として)そうなんですが、「何かの情報を得よう」といういわゆる情報収集的なアクションよりも、というか、それもやるにせよ、「何かの情報を流しておいて反応を見る」的な情報アクションを好む傾向があるような。
 現代モノのマスターやることに慣れてるからだったりするのかなぁ?
 いや、気のせいかもですけど。
 そんな感じで、とりあえず食糧を多めに買い込んで出発。今回はプリなしということで、ハンゾー中心に回復アイテムも多めに準備。
 とくに野外での遭遇もなく、一行は問題の遺跡の入口に到達しました。
GM「入口は縦穴で深さは 5m ぐらい。落下するとダメージありそう」
シエリア「では 2m ぐらいロープで降りてからジャンプします。軽業判定! 成功!」
 いろいろ無意味にチャレンジャーなシエリアの性格が強く押し出された場面でございました。
 ダンジョン内は、まぁ、大筋で素直なダンジョンかなぁという感想。構成じたいは前回よりも素直だったような気が?
 途中、
シエリア「無造作に額縁に近づく」
GM「では額縁から矢が発射された。……必ず命中って書いてある」
シエリア「ちょwwwww何その「必ず」ってwwwww」
 なんてな場面もあったりも、「絶対壊せない柵」とか「必ず命中する矢」とか豪快ですな、相変わらず。
 ミミック、じゃねぇ、チェストトラップビーストを、「距離とってハンマー投げてぶつけてみる」というアクションで一発看破したりという珍妙な場面もありました。鍵はすべてシエリアのスキルでオープン。まぁ、判定失敗しててもアンロックで開錠可能だったのですが、途中でアンロックキーを入手可能にしてあったりするあたりもチュートリアルダンジョンというか、難度下げてきてるなぁと思った点。てか、万能キーではなくて、それぞれの扉に対応した鍵(ないならないで開錠しても可)というほうがつくり方としては素直だと思いますが、どうなんじゃろ。
GM「ではその一撃でヘルハウンドは倒れた」
ファニーメイ「ふむ。ところで、どうでもいいっちゃどうでもいい疑問なんだけど、ヘルハウンドって何食って生きてんだろ? ってか、そういやこの床の火はどういう燃料で出てたん?」
GM「……幻獣だから食事いらねぇんじゃね?」
 なんてなコトをやりつつ、殺苦死と剣と盾をゲットり、本命の扉をオウペン。
GM「そこには床に魔法陣があり、その左右には剣を捧げ持つふたりの乙女の像が……」
ファニーメイ&ブルース「そは死を司るふたりの乙女。黒き御手は嬰児の安らかなるを守りたまう」
 いや、自然な連想ですが! もすぬごい勢いでハモるのもどうかと思わんでもなかってです。うひひ。
GM「なんじゃそりゃ。部屋に入っていくと声が響いてくる。「ようこそボクの迷宮へ」」
ハンゾー「ボブの迷宮?」(←単なる聞き間違い)
GM「ボブじゃねぇ! ボクの、だよ! ……あーもう名前ボブでいいや」
 このノリこそ他の誰も真似できない味ですな!
 決戦はキプロクス。今回確認したら「キクロプス」じゃなかったのね。
 出てきたとたんに「ああ、あれっしょ、キクロなんとか」とか云ってしまったのはちょっとゴメンナサイでした。前回セッションには今回のマスターは参加してなかったんだよな。
 まぁ、前回はララバイで乙ったのに対し、今回はまともに正面から殴りあうことに。
 べつに予測してたわけでもないんですが、せっかくだからみんなに支援でもかけとくか、と思い立ち、ソーサラーのリストから効果がありそうなヤツということで「生命抵抗強化」の呪文をかけておいたのが、ここではクリーンヒットだった模様。初発のブレスをシエリアが半減させることに成功。おほ。
GM「続いて尻尾の薙ぎ払い。乱戦内部の全員に攻撃」
シエリア「うお、やべぇ。尻尾先に落さないと!」
ファニーメイ「んまーこっちは気にせず頭狙いです。「きゅるるーん☆」リープスラッシュ!」
GM「痛ェ!」
 前衛は安定した立ち回りで尻尾をカット。さて胴体を崩そうか、となったところに、二発のリープを撃ち込んであった頭に、残り 1 点まで消費してファニーメイがビームライフル(エネルギーボルト)を発射。
ファニーメイ「クリきた! どうよ!」
GM「足りた。死んだー」
ファニーメイ「イエース! 初の戦利品ロール!」
 うちでは慣例的に戦利品ロールはトドメ取ったプレイヤーの権利になってます。
 ……火力担当的なスペルリストのソーサラーやってて初ってのもちょっとあれですが、おいしいとこをいただいたのでよしです。
 一応、奥に真打がいる可能性を考えて体力をそこそこ回復させてから奥へ。
GM「そこは床と天井が黒曜石の広間で、大理石の列柱がそれを支えている」
ファニーメイ「そういやキーアイテムの剣と盾も白黒だったな。パンダ迷宮?」
GM「そして、奥に台座があり、剣が置いてある」
シエリア「……剣取ったら崩れるとかありそうで怖いなぁ。ま、進んでみよう」
GM「すると、そこに置いてあるのは、最初は剣に見えたんだけど、近づくとダガーというか短剣みたいだね」
ハンゾー「ほわ?」
GM「そこでボブの声が響く。「あ! 今ボクを見てがっかりしましたね!?」」
ファニーメイ「いや、全然がっかりしてない(本心。というか、この時点でダガーか何かだと思ってたので、剣持ち前衛がグラップラーとフェンサーなうちのパーティーにはむしろ長剣より都合がいいのです)けど、なんか例の英雄の描写と違うような……?」
 どうやら魔剣ボブが語るところによると、兄だか姉だかの魔剣が存在しているとのこと。そして、冒険者レベル+知力で判定し、一番高い者を主と認める判定が。
GM「いちばん目が高いのはファニーメイ? ではファニーメイに向かって「さあ、ボクを手にとって! 御主人さま! 早く早く!」」
ファニーメイ「あー、いや、戦士系クラス取ってないし、いらないなぁ(まだダガー格だと思ってる)」
GM「でも他の誰にも手に取れないよ」
ファニーメイ「んじゃ、とりあえず手に取った。そして「お前の次の主を探せ」つって台座に戻す」
GM(ポカーン)
シエリア「次に高いの私? でもいらないかなぁ」
ブルース「わしも銃だしなぁ」
GM「あああ! もういいよ! わかったよ! ハンゾー取れ!」
ハンゾー「オーケー貰った。ダガーかなぁ? 必要筋力いくつ?」
GM「いや、必要筋力とかない。武器としては使えないみたいだね」
一同「はい?」
ハンゾー「なんじゃそりゃー! 「……ふぅ……なんか疲れたし、みんな果物でも食べて落ち着こうぜ」シャク、シャク、シャク(←果物を剥いて切り分ける擬音。そしてプレイヤーがナイフで果物を剥いて切り分ける動作)」
ブルース「……魔剣で剥いてるのかよ!」
ファニーメイ「果物ナイフか!」
GM「ひでぇwwwww」
 かくして首尾よく魔剣ボブ(果物ナイフ)を手に入れた一行は、帰り道に待ち伏せか何かがあるんじゃないか(冒頭の伏線からの予測)とか警戒しつつナニゴトもなく町に帰り着いたのでした。
ブルース「今回の戦利品の売り上げを計算。ひとりこんだけ。で、端数が出たけど」
シエリア「じゃ、いつも通り(うちのプレイグループでファンタジーやるときの慣例です)端数は飲んじゃったってことで」
ハンゾー「んじゃ金も入ったし今夜はステーキだ!(←ステーキを切る動作)」
シエリア「ちょwwwww果物ナイフからステーキナイフに昇格wwwww」
GM「マジかよ! ボブ叫ぶよ!「脂が! 脂が!」」
 爆笑。
 つーか、武器にならないからって魔剣でステーキ切るハンゾーもハンゾーですが、「脂が! 脂が!」とか普通とっさに出てきませんよマスター!
 かくして、市販シナリオ第二弾は滞りなく完走したのでありました。
 ファニーメイはついにソーサラー 4 に到達し、念願のファミリア(黒猫)をゲッソ。にゃるにゃる先生と命名。
ブルース「ふむ、やっぱ最近の和製システムだけあって短時間で終わるように仕上げてあるんだな」
ファニーメイ「メリケンとかだと絶対この時間に終わらんよねぇ」
シエリア「どうマスター? もうワンセッションやる時間あるけど……?」
GM「しょうがねぇなー。作りかけで、アドリブ多めだからちょっと途中で粗いとことかあっても見逃せよ?」
ハンゾー「よっしゃ来た!」
 ということで、「続く」です!
2008/08/31 (Sun)
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