深度 、急速潜行~
[Life as a Half Drow]Repeat after You !
▼例によって井上仮さま経由で煮え台詞
 つーか燃えとか萌えとか煮えとか、そのへんの(TRPG 的な)定義がイマイチわからんので、語りづらいところではあるんですが、ひとつ、こいつは鉄板だろ! ってな確信があるテをちょっと語ってみます。問題は、「実践したことがない」ってことであり……まて! まてまてまて! 落ち着け! いや、「使いどころは事実上無限大!」とか思うと同時に、逆に、やらにゃならん場面にブチ当たることもまた少ないのでなぁ……。やったら確実に効くと思うんだけどなぁ……。
 あともうひとつの問題は、「今さら語られるようなコトじゃねぇ、そりゃ初歩だろ初歩」と云われそうな気もすることですが、そっちはほっといて。
 映画とマンガから恣意的に実例を引きつつ書いてみます。
 題して「誰かのセリフをいただけ!」
 うーん、この字面だけ見ると、どっかのアニメとかゲームとかからカッケェと思ったセリフを持ってきて使え、みたいだよな。そいつは高確率で場が静かになっちまう方針としてよく知られてますな。違う、違うんだグリーンヒル(お、場が静かに)。わたしが云っているのは、「そのゲームのセッション(あるいはキャンペーン)中で使われたセリフを使え」っつーことでございます。元ネタ知らないから燃えねぇとか煮えねぇとか云わせねぇぜ。一緒にプレイしてる以上は絶対知ってるハズだからな。云い換えると、「元ネタ知らなきゃ盛り上がれない」を、確実に全員が元ネタを知ってる状態でやる方法であるとも云えましょう。
 手法そのいち。「敵に云われたコトを云い返せ」
 ヘルシングの序盤で登場したヤン・ヴァランタインの名セリフ「小便はすませたか」は、その長ゼリじたいの持つインパクトがまず強力ではありました。が、あのテの有名になったセリフをいただいてセッションで吐いてみたりする行為は往々にしてサイレンスの呪文と同様の効果を発揮することでしょう。そういう使い方はイカンね。しかし、劇中で同じセリフを吐いたキャラクターがおりまして、そのシーンは、わたしは、最初にヤンがそれを発したときよりも熱かったと思うのです。形勢逆転の狼煙として執事が同じセリフを突き返すシーン。
 TRPG 的には、最初のセリフが不発(サイレンスだったり、単に流されちゃったり)になってしまった場合でも、敵側の立場になった参加者が「云い返す」スタイルで拾ってあげると、最初のセリフの名誉も回復してあげた上で、いい塩梅で場をさらうことができるんじゃないでしょうか。
 もうひとつの例としては、比較的最近観た「300」から、裏切り者を刺したときの王妃のセリフを挙げておきます。あれは、最初にそのセリフが発せられたときには大して印象的でもなかった(少々持って回った云い方なので、一応記憶には残りますが)けれど、「云い返す」ことでシビレるシーンになった好例でありましょう。
 手法そのに。「味方の誰かが云ったセリフを云え」
 こっちは映画のネタを先に。ターミネーター 2 の「hasta la vista baby!」を挙げてみます。それ自体がどんだけカッケェかっつーと、まぁえーと、今さら新味もない、云ってみれば「ありがちでダサい台詞」といえそうなモンですが、このシーンがカッケェのは、シュワが、これを「仲間に教えられたセリフ」としてリピートするからです。ちとシチュエーションが違うけど、別の例をヘルシングから。「いっしょにやっつけようぜセラス」「いっしょにあいつらを/あいつらをやっつけます!!」 これは最初に云った方が後者の段階ではすでにアレってので効き目が倍増ってカンジなんですが、さすがにそういう場面は TRPG じゃなかなか難しいか? セリフじたいは全然何のヒネリもなくても、何のヒネリもないセリフを味方が拾って使うという行為の熱さということで。
 手法そのさん。「関係ない誰かのセリフでもいいからいただけ」
 アンデルセンとアーカードの決戦、「まだ腕がちぎれただけじゃねえか(中略)ハリーハリー」は、明らかに、アーカードがルーク・ヴァランタインに向けたセリフ「足が二本ちぎれただけだぞ(中略)ハリーハリーハリーハリー」を踏襲してます。アンデルセンが対ルーク戦でのアーカードのセリフを聞いてた可能性はありませんが、アーカードは自分がルークに対して吐いたセリフを忘れていないでしょう。そのあたりもあって、「素敵だ」という反応になった……とわたしは思うんですがまぁそのへんの解釈はいいや。
 TRPG は自分のキャラクターが実際に登場していない場面でも、そこで交わされた会話をプレイヤーとして聞いておくことが可能な娯楽です。知らないはずの情報を使って有利にモノゴトを進めるのは少々チート気味ですが、セリフをカッコよく吐くためぐらいならアリなんじゃないでしょうかね。
 手法そのよん。「不発っちゃっても繰り返してればもしかしたら」
 リップヴァーン・ウィンクルの「有象無象の区別なく、私の弾頭は許しはしないわ」って、正直そうとうにダッセェセリフだと思うんですが、わたしだけですか? んな、何度も何度もキメ台詞で云うほどのモンかよ、と。思ってたさ。
 云うほどのモンでした。
 最後の一回の熱さときたら。
 どっちかっつーと一発目をハズした場合のリカバーですが、こういうテもあるんじゃないかな、程度で。あるいは、キャンペーンで DM 側が敵役に云わせると熱いかもですな。それまで、圧倒的優位で吐いてたキメ台詞(それ自体のキレはこのさい問題ではない)が、もう、成長しちまって自分を凌駕しようとさえしている PC どもを前にはもはや見合わないものになっていたとしても、最終決戦では帝王たるもの意地を見せて散るぜ! 退かぬ! 媚びぬ! 省みぬ! ってな演出として冴えるんじゃないかなぁ、とかそんなことを思ったり。
 以上、「誰かのセリフをいただけ!」でした。ってまぁ、自分が実践してないコトを書くのはかえすがえすも胆の冷えるモノではありますが、ずっと思ってたネタでもあるので、投げてみます。
 うーん、実際、実用性どうなんだろうなぁ……。

 まぁでも、個人的に一番印象に残ってるのが
「私を獣ふぜいと甘く見たな――光の剣の戦士よ――」
「あたしを魔道士ふぜいと甘く見たな! 魔獣ザナッファー!」
 だったりするあたり、我ながらアーウーエーというか、幼い頃に見たモンは記憶にしっかり残りがち、ってことでしょうか。
 つーかスレイヤーズの詠唱はどれもこれも子供心にもまるでしびれるモノのないしょんぼり感があったんですが、ラグナブレードだけは好きだったんだよな。てか、ああいうの(ザーザードザーザードとかが代表かなぁ)もある意味、それ自体のセリフのセンスとは無関係に、繰り返しとくことで「次に何が来るか」を読者に(TRPG なら他プレイヤーとマスターに)予感させるためにある文言なわけであり、今回の話題に近いブツなのかも。
2008/06/17 (Tue)
080616 * Top * 080618
■ Comment
モヘ台詞ですか。皆さんご一緒に。
さんハイ。「ああ、はじまってしまった!」
2008/06/18(Wed) 14:35 * URL * suwain #-[編集]
 って、キミならそこは「ガンタンク!」じゃないのか!w
2008/06/20(Fri) 23:56 * URL * DRR #/7QgdNBM[編集]
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