深度 、急速潜行~
[Life as a Half Drow]Like A Computer Game
▼さて、新キャンペーン考え中なわけですが、なんだかコンピュータ RPG(CRPG)みたいな作りになりつつあるなーっつーかそんなような不安がひしひしと。
 つーか、自分が欲しいと思う自由度を追究してくとなんだかそんな方向性になってしまってるわけでして。
 ん? 「CRPG が自由とかどういう寝言だよ」?
 んー。それがな。実のところ、ある種の(ってかまぁ古きよき)CRPG って実は相当に自由だったりするよなぁ、と思うことが最近なぁ。
 そりゃ、倒した大蛇をカバヤキにして食べます(たしかファイティングファンタジーのルールブックに載ってたネタ)、とか口走る自由度は TRPG には遠く及ばないでしょうとも。フローラかビアンカかどっちか選ぶしか選択肢はないし、どっちを選ぶにせよプロポーズの言葉を自由に綴れるわけでもないし、目の前の扉のむこうに敵ボスがいるのはわかってるのに事前に支援呪文をかけとくこともできない。
 でも、どこへでも行ける。
 ってか、行けた。ウィザードリィだって行けた。ドラクエだってもちろん行けた。2 や 3 や 4 あたりまでは、船が手に入ったぜヒャッホー飛行手段が手に入ったぜヒャッホーでほとんどどこへだって行けた。行ったってホントにどうしようもないところにだって行けた。その後、行けない路線へシフトしちまった気がしますが。ドラクエなんて、6 あたりで、森を越えられない飛行手段を手に入れてヒャッホーと飛び出したら大陸が一周ぐるりと幅ヒトマスの森に囲まれてて愕然としたとかそんなひどい事態にまで陥ってたりもしますが。
 TRPG って行けないんだよね。
 つーか、たとえばその回のために用意されてるシナリオに乗るか乗らないかの選択は、現実にはほとんど許されてなかったりして。たとえばヒロインについちゃあ、風の噂で聞くところには、フローラかビアンカかの二択すら許されないぐらいガチガチだったりするらしいし。
 それが悪いと云いたいわけじゃねぇっす。際限ない自由がはたしてプレイを幸せにするのかってのは、まぁ、どっちかっつーと、「あんまり幸せにしそうもない」よなぁ、と思うし。
 でも、わたしは「その自由」が好きなんです。ああ、まぁ、そう云うと語弊があるな。「その自由も」好きなんです。
 何もないかもしれない場所へ行く自由。行っても意味のない世界の果てに足跡を記す自由が。
 オーケー。好きなものは自分で作ろう。
 前のキャンペーンでは、「今回はこういうシナリオ」と用意していったけど、今度は、当座行けそうな範囲を全部設定し終わったモノを用意して、好きに動いてもらおう。その上で、バランスがひどく壊れないように、雰囲気(何もなくても、世界の果てに立ったらそこが世界の果てだと実感してもらえるような雰囲気)が多少なりとも伝わるように、その「物語に」、ではなく(あるいはそこにとどまらず)その「世界に」、PC が影響を与え、影響を受けているということがちゃんと伝わるように。たとえば数字で伝わるように。
 ……と、いろいろ考えてると、なんだか CRPG でも作ってるような気分になってきて、ここんとこ「ありえん」とか見てたこととかもたぶん重なって、希薄な世界をひたすら旅して地図を記すような冒険って、今どこにあるんだろう、とか、そんなわけのわからん、「ずいぶん遠くまできてしまったな」感がじわじわと湧いてきて。だって、今 CRPG を作ろうとしたら、「古きよき」ではなく、物語が牽引するタイプのになるのは目に見えてるんだもんよ。ツクールとかで実際じわじわ作ったりすると明らかにそうなるし。
 ……んまぁ、うまくいえん。
 ただ、今回は、白紙のヘックスシートを渡して、「さあ地図を描け!」とそういうモノを作る予定です。TRPG にできないことでも、向いてないことでもないはずです。例の「恐怖の島」がまさにそんなカンジのモノだったことを思えば。
 あー、以前にやって、メンバーが集まらなくなってしまって中断してしまった例の「暗黒千年王国」はまさにそんな展開だった時期がありましたな。今回も、あの「鳥狩り」とかそういうネタはたぶん何かしら出るんじゃないかと思われ。
 難しいのは、そのテの構造って、次の移動の方向を決め、地図を記しているプレイヤー以外のプレイヤーがヒマになりがちってコトなんだよな。そこをいかにして回避するかが悩ましいところ。全員が景色を想像しつつ、次どっちに行くべきかについて意見を持てるような表現とか、会話のつなぎとか、可能なのかなぁ? いやまぁ、ヒマなら呪文の記述読んでるからむしろ多少はヒマもあったほうがいい! とかそういう現実もあったりするかもですけど。
 今回は誰かがレイオヴランドをキャストできればかなり以上なので問題は軽減されるはず……。
 で、今回はパワフルにいくぜ、とか云ってるわけでして、それとこれとがあんまつながらない気がする方も内輪にはいらっしゃるかもしれませんが、パワープレイってのがどういうものかっつーのをもう一度確認しとくと楽しいかと。いやまぁ、ここまで厳しくはせんがね……。
 ところで、月が複数ある場合のそれらの満ち欠けを、公転周期とかのデータを入力してやれば吐き出してくれるようなシミュレータとかどっかにありませんかね?
 ……需要なさそうだよなぁ……。
 というか、月ふたつ程度の満ち欠けをわざわざ天文学的に計算しようとか思ってるファンタジー作者(しかも内輪の TRPG 用だぜ?)なんて存在するのかね?
2008/02/04 (Mon)
080203 * Top * She is Dying
■ Comment
・天文学的データのあるゲーム
はじめまして死せる詩人と申します。

ハーンマスターの世界設定であるハーンワールドは天文学的な部分まで設定があると聞き及んでいます。舞台となる惑星(やその衛星)の大きさとか公転周期とかデータとして公表されているようです。
2008/02/05(Tue) 10:33 * URL * 死せる詩人 #vcvBtQ4I[編集]
 ようこそ。コメントありがとうございます。
 「ハーン」検索してみました。「非常に精密な世界設定」に惑星やら衛星やらまで組み込んでしまったわけですか。恐るべし。やっぱり作っちゃう人がいるんですねぇ。
 ということは、「恐怖、惑星直列キャンペーン」とか「天変地異! グランドクロスまでの七日間!」とかそういうのができてしまうと!
 ……参考のために 4,200 円というのはちょっと悩ましい値段ですけど……。
 しかし、星ぼしの動きを、「太陽系を見下ろす形で」設定し計算できても、その先、「ある年のある日のある時刻において、どの星がどのように見えるか」を想像して説明する(しかもプレイのスピードを殺さない程度に素早く)には結局、天文学的な知識とか経験が必要…… TRPG 道は一歩横道に踏み込むと、どこもかしこも底なしですな……。(って、そんな描写を毎晩要求するプレイヤーもいないでしょうけど!)
2008/02/06(Wed) 23:30 * URL * DRR #/7QgdNBM[編集]
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