深度 、急速潜行~
▼ドルイドで遊んできました。
 今回。前回の続き。前回はファイアエレメンタル+ドレッドレイス、続いてアースエレメンタル+ドレッドレイス 2 の順で倒しており、まぁ最初、出そうと思ったわけでなく出してしまったファイアはいいとして、次は「倒しやすそうなのから」ということでアースを選び、ドレッドレイスが増えてたことに我々は戦慄したのでした。
 おい、今後もドレイスが増えてくんだとしたら、手強そうなのを先に処理したほうがいいんじゃないか?
 と同時に、ドレイスは 2 匹ですでにけっこうヘヴィだったこと、3 匹以上になるなら対策が必要だよなぁ、といったことなどが合意に至り、いろいろと準備を整えて、まぁなんとでもなりそうな水は後回し、風から行こう、ということで作戦開始。
 円盤選手の調査により「シェルタードヴァイタリティ(呪文大全)」で CON ダメージは完封できることが判明し、まず人数分それを用意。これで 4 th のスロットが埋まります。2nd にバークスキンを人数分入れ、フレイムブレイド(フレブ)とマスターエアを入れて 2nd も埋まり、5th には、火力補助としてファンネル(ネチャライでアローホークを複数召喚し、それ自身の遠隔接触と、後述のアークオヴライトニングの起点とする狙い)とアークオヴライトニングを用意。などとやってった結果、フリーダムオヴムーヴメント(フリム)すら用意できないギチギチ具合に。うーむ。準備すりゃ完封とはいえこの自由度のなさはすげぇなぁ。
 腹心のクレリックにはゴーストタッチアーマーとゴーストタッチウェポンを用意させて前衛二人を強化。ついでに保険のベアズエンデュランスと、文悟郎にはフェルザグレイテストフォーも投入(パロマ(円盤君)はエンラージするとのことで見送り)
 万全の体勢でエアエレメンタル戦に突入。
 やっぱり出てきたドレッドレイス 3 体も CON ダメージ無視できればさほど問題にはならず、途中全員竜巻に飲まれてグダグダ感が垣間見えたりしつつもこれは撃破。
 いったん戻ったところで一次経験値が与えられ、パロマが 12 にレベルアップ。これで、文悟郎とパロマの前衛二名が 12、後衛はわたしのドルイドが 11、ウィザードのラディンが 11 という状態になりました。
 ドルイド(名前はアヴィアン)はあと 400 ぐらいでレベルアップというところまできており、もうひと押しが欲しいのはヤマヤマではありましたが、まぁ次のウォーターエレメント戦で上がるべぇ、ということでガマンして次の戦闘に突入。
 ウォーター戦も、シェルタードヴァイタリティ全員などに加えてマススイムやら、一部にフリムなども投入して開始し、まぁ危なげなく撃破。
PL「さぁ、帰ってメシにしようぜ!」
DM「ちょっと待った!」
 最後のエレメントが倒れると同時に、その擬似異次元界ダンジョンに異変が!
 まず、それまで「擬似的に異次元界っぽかった」場所が、(ラディンの次元界知識により)もはや完全に異次元界であり、アストラルっぽくなってしまったことのこと。そして四つのエレメントのいた場所にエレメンタルモノリスが出現(出現してなにやら手に持ってるだけで行動はせず) さらに、新しい枝神殿がふたつ出現し、同時に、入ってきた入り口が消滅するという事態に。ってはいー!?
わたし「えーと、とりあえず経験値貰ってれべらぷしていい?」
DM「だめ」
わたし「ぎゃー」
 んまぁ……そりゃそうだとは思うけどさぁ……。
 今の状態で異次元界に取り残されるのはえーと……いろいろと問題が……。
 なんせエレメンタル戦用にいろいろ特化した呪文の選択になってるしなぁ……。
 そして、この空間は十分に一度、レイスが 1d12 匹襲ってくるという設定。まぁ、処理が面倒なんで割愛してますが、休息するとか口走るのはちと困難。で、休息しないと呪文が……。
 まぁとりあえず、虎の子プレインシフトのスクロールを使うのは最終手段(脱出はできたとしても戻ってこられる保証がない)として、まずはこの神殿をいろいろ探索してみることになりました。
 アストラルということで、実際にアストラルなら、物質界に戻るプールを探して飛ぶことが可能だろうと予想し、移動開始→世界はループして閉じてるらしく、まっすぐ飛んでいってももとの場所に戻ってしまう。
 枝神殿は何か?→神殿周辺はそれぞれ正と負の次元界の特徴があるらしい。神殿の中は正と負が重度に影響してる模様。で、エレメンタルが出てきたのとよく似た祭壇がある。
 中央神殿の扉が開いてたりしないか?→扉は開く模様。中には四体のリトリーヴァー(人造デーモン)が。現有戦力じゃムリ! ということで扉閉めて逃げ出したところ、追ってくる気配はなし。
 エレメンタルモノリスが手に持ってるものは?→謎の箱、チャイム、パイプ(煙草の)、ブーツ。いずれも人間サイズっぽい(モノリスサイズではない)
 ……何にどう手を出すにしても、呪文の取り直しは最低限必要ということはどうやら明らか。うーむ、困った。
 プレイヤーは、正の次元界に長居しすぎると、なんかオーバーロードでヤバいコトになったような? という知識を持っていましたが、次元界知識を振っただけではそうした情報はなく、とりあえず休息が可能かも知れない場所がほかにないということで、正の次元界神殿で休息を試みることに。
 しばらくして、いちばん素の最大 HP が低い人に FORT セーブをするようにとのお達しが。
 ……見比べたところ、ドルイドの腹心よりもラディンのほうが低いことが判明。FORT セーブ。失敗。
DM「うーん……セーブ失敗すると死亡なんだけど……」
 ラディンが前回も死亡してたこと、および、一応次元界知識は成功してたということで、ここはなかったことにし、「このままではマズい感触があった!」とかそういう言い訳をして生残したことになりました。フー。というかまぁ、死んでたら迷わず撤収の手段を探しはじめてた場面なので、マスターとしてもそれは避けたかったところ、といったところでしょうか。
 気を取り直して、呪文の取得に休息は必要ない信仰キャスターが、通常空間でほけーっと時間を進める→レイスが寄ってきたら正の次元界ゾーンに逃げ込む→以下繰り返し、で時間を進め、取り直したアテューンフォームを持続延長でキャストして、神殿内で休息、というサイクルを構築することに。ちょっと強引だけど、他には撤退以外の選択肢がないので仕方なしということで。
 安全地帯を作ったことでウィザードも呪文の取り直しが行え、改めて探索開始。
 正エレメントと負エレメント(って何だろ?)を倒すというのは正解に思えますが、他にも行ける場所があるなら試しておこう、ということで、まずはリトリーヴァの部屋へ。
 ……入り口までは来たものの、リトリーヴァの特殊能力などが何もわかってない状態で突っ込むのが不安なアヴィアンからひとつ提案を。
「ネチャライして出したモノを送り込んで、それをスクライかクレアボヤンスかアーケインアイあたりで観察し、敵の特殊攻撃だけでも見切っておきたいんだけど?」
 DM 答えて曰く、「中に召喚はムリだよ」
「いや、外で呼び出して、扉を開けて普通に送り込む」
 これは単に、フルラウンドアクションの詠唱を、扉を開けた状態でしたくなかったことから出た提案だったのですが、マスターがしばらく唸って、ぼそりと。
「流石、と云っておこう」
「へ?」
「扉を通過しようとしたクリーチャーに、プリズマティックウォールを通過してるのと同じ効果が発動!」
「あんですとー!?」
 会場騒然。透明なプリズマティックウォールはねぇだろ!
「いやー、デストラップ回避してくれてありがとう! これで死なれたらまたどうしようかと思ってたよ!」
「いや、偶然だから! てか、そこに強敵四体とかいなかったらわざわざ偵察とか考えないし、そしたら死んでるから!」
 いやー、こえー。油断もスキもねぇ。マスター、以前とノリが違うぞ。
 てか、このトラップの分の経験値貰うの忘れてた! 次回請求しなきゃです! ってまだ突破してないから経験値にはならんか?
 とにかく中央の神殿はムリ。エレメンタルモノリスは猛烈な強敵。となれば、残るは正と負の神殿のみ。正のほうは安全地帯として利用したいので、まずは負の神殿から踏破を目指そう、ということになり、一行は負の神殿に向かうことになりました。
 次元界ゾーンに入ってアテューン系をキャスト。ドレイスが出てくる場合にそなえてシェルタードヴァイタリティーをキャスト、文悟郎にのみフリムをキャスト。残った 5 レベルスロットにはフリムを用意(中で回復呪文はかなり阻害されるので、入る前にかけておいたマスレッサーヴィゴー以外の回復は諦める方向性)
 他もそれぞれ呪文を仕込んで神殿に突入。いざ、祭壇に負エネルギー呪文を打ち込もうとしたそのとき。
 マスターから視認の指示が!
「それなら見える。神殿の天井の高さは 60' なんだけど、そこに一匹の巨大なコウモリのようなものが! 宗教知識でチェック!」
「宗教? ってことはアンデッド? あーロールは失敗だけど……アンデッドでコウモリってナイト三兄弟(ナイトシェイド三種のこと)の末弟(一番弱いナイトウィング)じゃねぇか!」
 確かに末弟ならそろそろ脅威度的に有り得ますが、強敵の気配にプレイヤーはざわざわと。しかしキャラクターはそんなことは知らず。
 敵はばっさばっさと移動しながらも攻撃して来ず、天井付近にふよふよしているとのことで、前衛はフライを貰って攻撃位置への移動を開始しました。
「突撃!」
「では近づいてきた時点でレディからグレイターディスペルマジックを発動」
「あーそのレディか」
「キャスターレベル 17 のグレイターディスペルだけど、そっちのキャスターレベルは?」
「10(ドルイドはマルチなので 11 レベルですがキャスターレベルがひとつ遅れてますぅ)と 11 (ウィザード)と……魔法戦士が自分でかけた低レベルのと腹心クレリックがかけた分は判定の必要もなく全部消えるな……」
 マスターのダイス目は悪くはなく、全部消えてパロマ落下。さらに、アテューンフォームが切れたことで、負の次元界効果の毎ラウンドダメージと毎ラウンドの ST(失敗すると負のレベルを喰らう)がスタートします。
 もうひとりの前衛の文悟郎は、その間隙を突いて突撃に成功し、DR に阻まれつつもそれなりに大ダメージを奪いますが、次のグレイターディスペルマジックで落下。
 ラディンは SR に苦しみながらも、トゥルーストライクからのマキシマイズドオーブオヴフォースで大ダメージを与えますが、ここで手詰まり。ラディンの SR 無視呪文は尽き、SR 有効呪文で貫通を試みるも通らず。アヴィアンもプロデュースフレイム(プロフ)を三度キャストするもどれも通らず。通りさえすれば、あんなタッチ AC の低い相手には毎ラウンド 3d6+15 が確定で入るわけで、充分イケる火力になるんですが、通らなければ以上。
 こちらの手が止まったところで、ナイトウィングは今度はコンフュージョンを使用。ラディンはさすがに Will ST が高くこれを防ぎ、文悟郎はダイス目にも助けられてしのぎますが、パロマが混乱。「敵から逃亡」を出して部屋のカドへ。さらに、そこで「敵から逃亡」を出して、さて、どこへ逃げる?
「アダマンティン武器なので壁を壊して逃げようとします」
 おい、お前は何を云っているんだ。会場に笑いが。
「では、壁を壊そうとすると壁の中からドレッドレイスが登場。1d4 体……3 だな」
「あんですとー!」
 笑ってる場合じゃなくなるプレイヤー一同。
 床にいるパロマに対して、ドレッドレイスが現れたのは天井近くだったので、すぐにはりつかれるわけではないですが、すでに、混乱したパロマを回収することこそ至難な事態になってるわけで、大ピンチ。ラディンがディスペルマジックを試みるも、ナイトウィングのキャスターレベルは高く、解除失敗。アヴィアンは乾坤一擲でファンネルを呼び出そうとするも、ナイトウィングがインヴィジビリティで動き回ったりするため、消えてる間はフルラウンドスペルなんぞという冒険はできず、やむなくダイアバットに化身して非視覚探知を狙ってみたりして時間を浪費。パロマはドレイスにおいつかれ、呪文がはがれた状態ではタッチ AC も低く、バリバリ削られます。
 ようやくナイトウィングが見えてる状態でネチャライの詠唱を開始したアヴィアンは、その 1 ラウンドが回ってくる間にネチャライリストを大急ぎで読み返し、モンスターマニュアルをひっくり返し、召喚対象をユニコーンに変更し、パロマの周辺に展開。これでパロマのコンフュージョンを抑止しますが、その直後、ドレイスの攻撃でついにパロマ昏倒。
「…… -9 になった!」
「よし、文悟郎、回収急いで!」
「いや、その前にパロマ自身の手番。で、負の次元界エフェクトで HP 減って死亡」
「ギャー」
 文悟郎はアンデッドベインゴーストタッチ武器を振るってドレイスを切り伏せ、パロマの死体を回収。アヴィアンは今度こそファンネルの召喚を開始しますが、詠唱中にコーンオヴコールドを喰らってフィズり、これで攻撃手段が完全に失われました。
 一匹だけ残ったドレイスは文悟郎に一撃離脱でタッチアタックを試行。しかし、一撃離脱だったことで一時的に文悟郎を AoO 圏から外してしまい、文悟郎はケンサイ能力で増強した STR にものをいわせて、重たいパロマの死体を運んで一気に出口に移動。
 アヴィアンは退路確保のため(と、次のトライで余計な戦力がいる状態にならないように)ドレイスの撃破を試みますが、ナイトウィングのグレイターディスペルで防御も火力もまとめてはがされ万事休す。逃げ足だけならまだまだ衰えていない一行は、ほうほうの体で負の神殿を突破することになったのでした。
 いやぁ、ひでぇ有様だった。
 いろいろめぐり合わせが悪かったとはいえ、完敗同然。
 このナイトウィングは、「次はラディンが SR なし呪文満載、アヴィアンはアローホーク隊を引き連れて突撃して処理を試みます。PC 自身は重度の負の属性には踏み込まず、呪文でひたすら火力を――」「じゃ倒されたことで」ってなコトになって処理したことになりましたが、それ以上は一歩も進める状態ではなく、プレインシフトで帰還する方向性に。
「で、ラディン、呪文学でプレインシフトについて調べてくれる?」
「成功」
「ではマスターの裁定を仰ごう。ラディンの知識だと、プレインシフト呪文の「5~500 マイル、目的地からズレる」は上下方向にもズレる? それとも地表面に対する水平方向のみ?」
「それは当然上下にもズレるんでは?」
「でも、だとしたら、使うヤツ世の中に存在しないんじゃね?」
「うーん、それもそうだな」
 とか云ってる間に、呪文の記述を読み返していたラディンがさらに根源的な問題に言及。
「これ、「物質界から」の移動しかできないんじゃね?」
 愕然。
 た、たしかに、そうとも読める。が、最初の一文は、必ずしも物質界からでなくてもいいように読める。「物質界から」ってのはようするに例示に過ぎない、とも読めるし、常に物質界からのみであるようにも読める。(SRD の英語の文面だと後者に読める。そうだとすると、我々は(少なくともアヴィアンは)この異次元界への冒険に出発していないか、そこでポカをやらかしてたとしたら、帰ってこれなくて(そして一歩も進めなくて)このキャンペーンは終了ですな)
 ……つーか、スクロールを買った時点で想定していたのは物質界かアストラルへの移動であり、ええと、焦点具のある呪文のスクロールについてわたしがちょっと勘違いしていた(物質要素はスクロールに含まれてるが、焦点具は別途だと思ってた)ため、物質界用とアストラル界用の焦点具を用意してたつもりだったのですが、そもそも「物質界用の焦点具」を用意できた時点で、これが「物質界からしか移動できない呪文である」ことは否定されていたというふうに解釈せざるを得ない、が、これを準備した時点で、詳細にマスターに問い合わせをしていない。(するべきところですが、各 PC がそれぞれに作ったり買ったりするマジックアイテムについて、ましてコアルールの範囲にあるものについて、いちいち問い合わせることを、うちのプレイグループでは省略しています) ということは、単にわたしがルールミスをしていただけということも有り得るし、うーん、どうしたもんか? まぁ、「物質界からの移動しかできない」という裁定なら、わたしのルールミスによるキャンペーン終了か、わたしのルールミスに遡って前回と今回の冒険はなかったことにするかの二択。そしてその場合、この異次元ダンジョンに行かないならこのキャンペーンはそれで終了という宣言に従い終了するか、戻る手段が確保されていない異次元への旅など決してしないと言い張るアヴィアン(と、あるいは他の PC もかもですが)は引退して、その冒険についてゆく PC を新たに作り直して(同レベルから? 少し低めのレベルから? それとも 1 から?)やり直すか? どうすんだ? つーか、こいつは大モカをかましてしまったぜ……。
 マスターは、「帰るのもアリじゃね?」と云ってくれ、とりあえず続行が可能になりましたが、実はこの記事書きつつ、書くためにルールを精査しつつ、わたしはけっこうガクブルしはじめてます。ギャー。
 ……ともかく、我々は帰還し、アヴィアンはようやく 6th スペルにアクセス、腹心は 4th にアクセスして大幅に戦力、というか、もはや対応能力というべきでしょうが、能力アップ。死んでるパロマの復活コストをどっからひねり出すかも大問題かと思われましたが、これは、以前この異次元ダンジョンの情報を遺言として文悟郎に残した人物が、死亡してその遺産の一部を文悟郎に贈与してくれた(もしかしたら急遽のお助けマネーかもですが、スジが通ってるので違和感はないです)ことで解消。
 で、残る疑問は、如何にして再度その異次元ダンジョンへ行くか。
 以前は歩いて行ったのですが、4 色エレメンタルを倒した時点で、地続きの出入り口は消えてしまっているわけで、今はどうやって行ったものか?
 とりあえず以前と同じルートで歩いて行ってみる。
 問題なく到着。
「は?」
「で、正負の神殿は出現しておらず、4 色エレメンタルモノリスも出現していない」
「……あんですとー!?」
 ここで次回へ続く!
 いったいどうなってしまうのか!?
 アテューンフォーム→正の次元界→そこでセキュアシェルター、あたりの手順を踏めば、レベルアップが可能な安全地帯は作れそうとの話なので、しばらく帰らずに中でがんばるという可能性がないわけではないですが……。
 うううううむ。
 続きが気になるぜ!
2008/01/27 (Sun)
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