深度 、急速潜行~
[Life as a Half Drow]Dragon's Dilemma
▼ドルイドで遊んできましたー。
 前回を振り返ると、なんと五月だった模様。
 すっかり忘れたプレイヤー隊は、まず自分の性能を確認するところからスタートと相成りました。
 メンバーは以下。
 ブンゴロウ・マキタ:サムライ/ケンサイ(LG)、キャンペーンの主役。
 パロマ:バーバリアン/ウィザード/その他いろいろのレイスストライカー(CN)
 アヴィアン:ウィザード混ぜドルイド(CN)。わたくし。
 ラディン:ウィザード(CN)
 んまぁ、リーダーが LG の他は全員 CN という異様な構成でございます。よくまぁこんなんでまともにパーティーとして機能してるモンだと思いますが、ふだんの冒険は、だいたいブンゴロウが依頼というか導入を持ってくる→以前組んでうまくいったメンバーに声をかける→戦利品は山分け、などの条件に納得して、「ひとつひとつのミッション単位で」集結して活動開始、とそういう流れでやっておりました。
 今回は、前回の後日談的なパーティーの場面から。といっても、上述のような事情で、ブンゴロウのみが出席。そのブンゴロウに歩み寄る老人。
 この、えーと、大公家だっけ? に仕える、新顔ながらめきめき頭角を現し中のブンゴロウに、引退して久しい大先輩がいろいろと、大公家やら周辺の土地やらにまつわる因縁やらを、遺言がわりに教えてくれる、という展開。
 この地をデヴィルが執拗に狙ってたりする理由が、上級アーティファクト「ブック・オヴ・ヴァイル・ダークネス」(DMG では下級ですが、今回のキャンペーンでは上級扱いとする模様)がこの地に封印されているからだ、とか、そんなことが判明してスタジオ騒然。
PL「なんと、そうだったのでござるか!」
DM「っていうか、ずっと前から決めてあったけど、誰にも聞かれなかったから云わなかったんだよ!!」
 うーむ、すまん、マスター。プレイヤー的にはいろいろ大好物な設定もあるんですが、というかそういうの大好きなプレイヤーが集まってるはずなんですが、ブンゴロウはけっこう盲目的に主君に仕え、裏話になると「拙者、かような話には興味はござらん」とかそういうノリになってしまう(ってことは主君が実は悪人だったりしたら、死後ナルズゴン一直線?)キャラでやってますし、わたしは「エルフだから人間にあんま深入りする気ないしー、ドルイドだから政治とか興味ないしー」とか嘯いてますし、ラディンはアナーキストだしで、全然そういう方向に詮索さえしようとしないという惨状。仕方がないからおせっかい NPC を出していろいろ説明したとのこと。わはは、悪かったなぁ。
 で、それがどこに隠されたかは謎ながら、どうやら、この街の地下で一箇所だけ、まだ未探索の場所があり、その場所をブンゴロウに教えよう、なんてなことを、ふたりで散歩しながら云う老人。
PL「拙者、かようなことは知りとうござらん」
DM「もう向かっとるんじゃがな」
PL「って、はいー!?」
 というか、こういう手管はこのマスターの他のキャンペーンでは見られないもので、そういう部分も含めて、わたしはやっぱりこのキャンペーンが、このマスターの他のキャンペーンに比べても、好きだったりします。
 で、そのパーティーから時は流れ、いろいろと作成をすませてから調査開始。
 どうやらその場所は、別次元界(デミプレーンの類っぽい)につながっている地下通路であるらしい。アーティファクトについて調査していた魔道師がおり、もとは悪の魔道師だったのだが、当時の大公妃かなんかに心酔してしまって善に転び、その後はアーティファクトを滅ぼす方法を探していた。で、その魔道師は娘を残して行方不明だが、残した資料から、別次元界には神殿のようなものがあるらしいことがわかる。
「って人妻に転んだのか、その魔道師」
「いやぁ、人妻はいいぞぅ」
「だからって CE から LG になるか普通?」
「いや、人妻に燃えるのはローフルだよ。ケイオティックなら「人妻だろうが何だろうが関係ねぇ!」ってなるけど、ローフルだから「人妻だからこそ」って方向に燃え上がるんだよ!」
 プレイヤー、バカばっか。
PL「ところで、娘がいるんだよな。母親って誰?」
DM「ああ、あれはようじょ」
PL「ああ、養女か」
DM「ょぅι゙ょwwwwwwうはwwwwww」
PL「ってそれかよ!!」
DM「訊かれたら云おうと思って前からネタ準備してたのに、誰も訊かねぇんだもんよ!」
PL「それもかよ!!」
 DM もバカでした。
 まぁ、ここで異次元界というのは予想してなかったことも事実。いろいろ作成して金も目減りしてますが、頑張っていろいろと対策します。ドルイドはプレイナートレランスを準備し、腹心のクレリックはこっそりとプレインシフトのスクロールを購入。その他、キャスターはそれぞれに、自分のキャスターレベルやスペルリストに応じて準備を整えました。
 地下通路を歩いてゆくと途中で別次元界に突入するとのことで、「あれ、少し気温が変わったかな」程度の違和感で境界を越えた、と DM から宣言が。
 さらにしばらく歩いてゆくと、扉の前に出ました。
 この扉の向こうに神殿があるらしい、とのことで、準備開始。いろいろと持続のある呪文をキャストし、オープン。
ドルイド「ではキック」
DM「では、ノブに触ると罠が発動」
ドルイド「いや、蹴ったんだけど?」
 ……んまぁ、ここだけ書くとちとズルっこそうに見えるかもですが、基本的にわたしは毎回扉は蹴ってます。ウィザードリィとディープダンジョンを愛好したプレイヤーはだいたいそうだと思いますが。
DM「蹴っても開かないなぁ」
ドルイド「んじゃオープン・クロウズをキャスト」
DM「SR 30」
ドルイド「うぬぬぬぬ。アッセイレジスタンス! って、対象「クリーチャー」だから効かねええぇぇぇ!」
 まぁ、罠がかかってることは PC は知らないわけであり、蹴っても呪文でも開かないならば、と、ブンゴロウがノブをひねり、罠を発動させます。ディスインテグレイトが飛んできてびびりますが、FORT セーブは問題なく通り、扉は開きました。
DM「するとそこにはディスペリングスクリーンが」
 スタジオ愕然。
 いや、定番っちゃ定番な気もしますが、こういうことやってくるマスターじゃなかったと思うんですが!
 とりあえずその日は出直し、翌日再挑戦。今度はレイジ込みで FORT セーブが高くなるパロマが扉を開けて突入。
 中は、空中に浮かぶ神殿でした。前方の神殿から、四方向に橋が伸び、それぞれの先に島状の場所があり、祭壇のようなものが。で、五本目の橋が少し長く、その先に、今我々の入ってきた入口がある、という構造。上も下も雲海で、一定時間ごとにレイスが空中から湧き出て襲ってくるとのこと。
 とりあえず、異次元界ということでいろいろ試行。このあたり、ハイランス卿のところのプレイレポートが非常に参考になりました。(ていうか、小型の腹心にリデュースかけて超小型にして鞄に入れて持ち歩いてる時点で参考にしまくりだったという話も)
 まず扉にディテクトマジック。とくにディビネーション無効ということもなし。召喚試行。ネチャライが問題なく発動。短距離テレポを試行。アストラル経由移動は問題なく発動。イセリアルは、自分で試す手段がないのでとりあえず保留。でもメイジアーマー張って普通に動けるので、イセリアル側が埋まっているということもなさそう。壁を殴ってもレイスは出ず。キュアも問題なく稼働。一応重力の角度を確認ということで壁を歩こうと試みるも失敗。重力の方向も普通。空中に橋が伸びてるとのことで、エアウォークかけた腹心に命綱をつけて橋の外へ歩かせてみたけど問題なし。
 ……ということは、通常のテレポ一発で帰還できないこと、および、街の地下に巨大空間があるということの理由づけ以外に異次元界であることの意味ってあんましないのかも? とか思いつつ探索開始。
 中央の神殿には入口が一箇所しかなく、そこが開けられないことが判明。
 四つの島の祭壇には、それぞれ、地、水、火、風を示す、えーと文字だっけ? 記号だっけ? がある、とのことで、とりあえずどうしよう、とりあえず出直すか、出直すならその前にちょいと試すか、ということで、空中からわいてきたレイスを迎撃するときにキャストして、まだ持続が残っていたプロデュースフレイムの炎を火の祭壇に投げ込んでみたところ、エルダーファイアエレメンタルが出現して仰天。
 おいおいおい。
 実は、他はわかりませんが、ドルイドは、神殿に入る段階でまたディスペリングスクリーンでもあるんじゃないかと不安だったため、準備呪文を出し惜しみした状態でした。慌てて、パロマにバークスキンをキャスト。しかし、防御体勢を固めて突っ込んだブンゴロウ(パロマより数段 AC が高い)が AoO をボコスカ被弾するのを見て愕然。おいおいおい。これじゃパロマの AC 少し上げたぐらいじゃ焼け石に水だぜ? レジストエナジーが先だったか。
 しかも、その直後の敵ターンで、ドレッドレイスが一匹湧いて出るという想定外の展開に。
 ドルイドは自分の AC も上げきれない状態でマスレジストエナジーやらクリーピングコールドやらに追いまくられる事態に。パロマとブンゴロウが張り付いてエレメンタルを殴るものの、無条件 DR に阻まれて火力もたいして通らず、こちらはまるで避けられずに HP がゴリゴリ削られます。
 ドルイドは慌てて突っ込み、虎の子のスクロールからヒールをキャスト、パロマを維持しますが、エレメンタルが前衛の AoO を浴びながら突っ込んできて仰天。しかも組みつきを試みるとか云われてパニック。
「とりあえず軽業移動(2 以上で成功)から、これみよがしにフリーダム・オヴ・ムーヴメントをキャスト」
「これみよがしかよ!」
 で、前衛とドルイドがエレメンタルに張り付いたところで、ドレッドレイスが前衛を無視してウィザードに襲いかかり、さらに仰天。このマスターが前衛を無視して後衛を殴りに行くなんて動きをするなんて……!
 前衛は前衛でエレメンタルを追わざるを得ず、ドルイドは追いかけられて呪文をキャストする余裕もなし(呪文をキャストすると防御的戦闘が途切れるため) ウィザードは防御専念しつつじりじり後退するも、タッチアタックで CON を吸われて瀕死に。
「もういっそ軽業で橋から飛び降りれば? オーヴァーランドフライトかかってるっしょ?」
「いや、それは最後の手段にしよう」
 前衛はエレメンタルを撃破し、ウィザードを救うためにパロマが大技を行使。
「PHB2 のウィザードオプションで飛行状態になり、ドレッドレイスに突撃し、突き抜けます」
「では AoO 6 発」
「はいー!?」
「CON ダメージ 30 点ぐらい」
「……それは死ぬ……」
 後から判明したことですが、ここで「突き抜けます」には何のルール的裏づけもなかったらしいです。いつもルールの把握がしっかりしてるプレイヤーだから、何かしらあるんだろうと思っちまったぜ。
「ま、まぁ、あとは、プロフで削りきって終了だけど……えーと、ドレッドレイスに殺されて 1d4 ラウンド後にレイスになって復活らしいんですが?」
「……」
 敵を全滅させたところで降りかかる大ピンチ。
 ここで死亡したパロマが振ったダイス目は 1。
「てか、次のパロマの手番までに対処できる人いる?」
「ラストブレスはスクロールであるけど、位置的にムリだなぁ。っていうか、ドレッドレイスに対する知識判定は失敗してるから殺されたらレイスとして復活って知らないし(ただ、レイスに対する知識判定は通ってるので、これは連想してもいいかなぁとわたしは思います。ま、ちとズルいがな)、何ラウンド後かは普通にわかんねぇべ?」
 パロマがレイスになって復活し、いちばん近くにいたラディンを殺害。
「おいおいおいどーすんだよこれ! 倒すのはまぁ倒せるとして、一度アンデッドになったのを復活させるのはたしかレイズじゃムリだっぺ!?」
「うーん……あれ? ちと待て。ドレッドレイスの CON 吸収はセーブ可能らしいんですけど!?」
「……おや?」
「FORT 25 だったら通る可能性充分あるよ!」
 ……さすがはルール把握がしっかりしてるだけのことはありました。いろいろ巻き戻り処理をし、結局ラディンはレイスになってしまったものの、死者はひとりで戦闘終了。いろいろかき集めてリザレクション費用も捻出でき、ことなき――とはいかないまでも、なんとかすることに成功し、撤収となりました。
 どうやら、祭壇に該当属性の呪文かなんかぶつければエレメンタルが出てくるらしい。で、エレメンタルを倒せば祭壇が潰れるらしい。全部潰せば道が開けたりするかなぁ? という予測を立て、残り時間の関係であと一箇所だけ叩く方針に絞り、再突入。
 わかっていれば対応は容易ということで、次はアースを狙い、アースングレイスを全員にかけておくことでエレメンタル完封を狙ってみました。ドレッドレイスはまぁ、なんとかする、ということで。(ケンサイは武器にゴーストタッチを付与)
 いろいろ準備を整えて、ドレッドレイスが「召喚されたもの」であれば抑止できるようにコンセクレイトまでかけて、ヘイルオブストーンでエルダーアースエレメンタルを呼び出し。どうやらドレッドレイスは「召喚」ではなく、勝手に出てくるとのことで、抑止は失敗。まぁしょうがねぇか……。
 黙って大型フィギュアを二体並べる DM。
「ドレッドレイス二体かよ!」
 まぁ、今回は全員空中におり、アースエレメンタルには対策済み、ドレッドレイス一体なら問題なし、ということで、ドルイドは単独突出してドレッドレイス二体目を引きつけておく作戦を取ってみました。タッチ AC は、DEX+8、メイジアーマー+4、シールド+4、シールドオヴフェイス(by 腹心)+3、防御的戦闘 +3、ヘイスト +1 で 33。ということはドレッドレイスからはダイス目 17 以上で被弾。
「33 まで。当たる?」
「当たった。オルターフォーチュン」
「うがぁ! やっと当たったのに!!」
 そう云わんでくれマスター。経験値コストはけっこう重いし、これまともに喰らってたとえば最大値だったら HP は 56 点減るわけですよ。もともとの HP は 74 しかないわけで、相当ヤバいわけですよ。オルターフォーチュンは確実に外れてくれるわけじゃないので、「喰らったら死ぬ」タイミングで使うのでは遅いわけですよ。
「リロール……1 !!」
 怖ェぜ。
 プロデュースフレイムとフレイムブレードでちまちまと削ったりしてる間にブンゴロウ(アンデッドベイン武器持ち)はもう一匹を片付け、こちらのドレッドレイスも処理してくれたのでした。
 ってな具合で戦闘終了。
 何やらいろいろと楽しげな裏設定が垣間見え、大ダンジョンの予感も高まってきて、久々ながら大いに盛り上がり、うちのサークルの今年最後のセッションは存分に楽しませていただきました。
 いやあ、やっぱこのキャンペーン楽しいわ。
 今回表題は、以前マスターやっててしみじみ感じたドラゴンの苦しみから。「フル攻防一体強化で動いておかないと 1 ラウンドで殺される。つまり、ブレス吐いたり呪文唱えたりすると死ぬ」
 ……なんかドルイドが同じコトになってるんだよにゃー。ヘースト貰ってフレイムブレードで殴れば、1 ラウンド全弾命中時の期待ダメージは 28.5。プロデュースフレイム投げて 25.5。タッチ +14、+9、+14(+7 BAB、+8 DEX、+1 Haste、+2 Bardic Music、-4 Defensive)では全弾命中は必ずしも期待できないとはいえ AC は 3 上がる。コールライトニングストームあたりだと確実に命中するかわりに期待値は 17.5(しょぼ!)で、AC は上げられない。そりゃ殴るか投げるかするよなぁ。
 12th はやっぱり攻防一体なんでしょうか。AC 42 なら、取り巻き引きつけておくぐらいは可能か?
2007/12/24 (Mon)
教範是非 * Top * 071225
■ Comment
 んまぁ乙彼様でした。
 更新自体はうちのサイトに上げたのですが、とりあえずこれだけ

>DM「ょぅι゙ょwwwwwwうはwwwwww」
 この時に私の頭に駆け巡っていたものは、URLに投げ込んで置きました。

        ∩
  ( ゜∀゜)彡 ようじょ!ようじょ!
   ⊂彡

2007/12/27(Thu) 00:25 * URL * DISK #4yuftn/A[編集]
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