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   深度 、急速潜行~
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[日々のいとまに]120229 ~緋色の囁き~
▼綾辻行人「緋色の囁き」読了。
 ……さすがに、ここまで来ると古さもかなーり感じるっちゃ感じるものではありました。いやぁ、すげぇすげぇ、たとえば今の時代に新作でこれ来たら「……ギャグか?」と思わずにはおれないような設定が!
 んまぁ、最初こそギャグかと思ったものの、読み進むうちに、しっかり飲み込まれていきましたが。というか、さすがにギャグじゃこうまで人は死なないしな……。というか、これ初出の時代でも、さすがにこの舞台設定はアレとして受け取られたんじゃないかなぁ……とか思っちゃうぐらいのアレで。で、油断させといて実はずっしりがっしりですよー系的な?
 中身については例によって深入りは避けておきます。避けておかんとまずいような種類のずっしりがっしりなんでなぁ。あと、「うお、火力型キタワ!」と思ったら速攻で死んじゃったー、とかそういう感じでもあるのでな。……あれ、これってもしかしてネタバレになるんか? まぁ具体的には語ってないのでカンベンな!
 で、この作品そのものとは直接関係ねぇのですが、わが身を振り返って思うことがひとつ。いつもの感想っちゃいつもの感想ですが、「オレはケータイがあることにあまりにも染まりすぎている」というような……。それってケータイがありゃ解決じゃん、という話ではなくて、むしろ、ケータイがあったからといって解決するわけでもないことであっても、そもそもありえないものであるということがすんげぇ違和感になってしまうという。舞台となる時代がさらに古ければべつの時代の物語として気にならないであろうところ、このぐらい「そこまで古くない」という感触の時代がちょうど、違和感が強まるなぁ、などと思ったのでありました。実際、ケータイなんて、あったら解決、とか、いつでもつながってる、つかまっちまう、って持たない系の人が思う(あるいは、こうまで広まる以前には実際に広く思われていた)ほどにはつながってもないし解決もしないしつかまりもしないんだけどねー。それ以前の(固定電話などの)コミュニケーションと決定的に違うのは、ケータイは基本的に「誰から来たコンタクトかわかる」ものだという点でして、それを見てから、つながるか、つかまるか――あるいは、つかまるにしても、「どこでどんな状況でつかまったという設定で受けるか」を、「受け手が、受ける前に判断できる」という意味では恐ろしく「つかまらないことができる」道具なんだけどねー。ってまぁ、毒されてる立場からの見方ではありますが、そんなことも思った、とかそんなあたりで。
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2012/02/29 (Wed)
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