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   深度 、急速潜行~
[日々のいとまに]110630 ~歴史の中の遊女・被差別民~
▼今回は 1 冊買いで、新人物文庫「歴史の中の遊女・被差別民」を読了。
 なんで 1 冊買いかって? たまたまその日行った本屋で、渉猟の目に留まる本がなくて(ってまぁ、こんだけの勢いで買い漁ってればそろそろ候補じたいも減ってくるのではありますが)しばらくぐるぐる回った上で、仕方なく、ちょっとひっかかってそうかなぁというのを掴んでレジに行ったためでございます。
 ……んでまぁ……まぁ、外道かなぁ、というところ。というか……やっぱあれか、複数著者だと玉石混交の感が否めないなぁというか。ましてや、これまでメインに読んでたのが網野赤松で、まぁ玉中の玉ばっか読んでたのであるかなぁ、などとも思ったり。
 といって全然駄目ってことではもちろん全然ないのですが。
 ただまぁ、主にタイトルだけ見て買った(のはこれまでに買ったのもだいたいそうですが)ので、これまたタイトル詐欺じゃんというところについてはちょっとアレな感じも。だって、ほぼ遊女フォーカスの話ばっかで、被差別民に主にフォーカスした話が一本もない、ような……。
 で、ちょっと横道だったかなこれ、と思いつつ、興味深いのがあればそれは調子よく読むし、微妙だと思ったものでもまぁ残りの枚数全部これってわけじゃないしと思えば読めるという感じでさくっと読み終わりまして。
 まぁ、「書かれた」原稿は、期待していた線からの当たり外れは当然あれど、まぁ、いずれも興味深いものであったと思うところです。
 で、インタビュー形式の「性欲の文化史」は……なんだ、まさに狙ってた筋から考えれば外道もいいところではあったんですが、面白すぎて電車の中でフキ出しそうになってヤバかったぜ。
 スカートの裾をハンドルに載せて、その上からハンドルを握って自転車をこいでいる。交差点で信号が緑色になると、それこそ向こう側からパンツの渡り鳥が群れをなしてやってくるような、驚くべき光景が繰り広げられるわけです。
 あのですね、文中の記述からこのインタビュー、2006 年と思われる(語られてるのは 1980 年代の上海の光景とのこと)わけですが……まるで空飛ぶパンツ(2009 年)を予見したようなこの発言は何だよ、と思ってたらその直後がだよ。
 地元の人に「あれは恥ずかしくないのか」と尋ねてみたところ、「パンツをはいているから大丈夫だ」という。
 腹筋崩壊。
 おい某ウィッチーズ、なんか云われてますよ?(と思って後日検索したら当然のごとくつなげてさんざん語られてた気配がございました。3 ケタの番号がついてる 2ch のログとか見る根性はなかったんで中身はまったく見てませんが)
 その後も、倭建命について、
 中国人留学生たちに言わせると「女に化けて敵を殺すヤツのどこが英雄なのか」とにべもない。(中略)じつは、日本人にとって英雄とは「オカマっぽいもの」だったんですね
 とくると……もう、「なんで日本の RPG の主人公はあんななんだ」とか云われてるのを相手にすんのがアホらしくなってくる勢いで。
 いやべつに、こういう話を求めて買ったわけじゃないって意味では外道もいいとこなんですが、面白すぎてヤバかったり。
 んで……もう 1 件の「書かれたものではない」ブツがなー。
 なんというか……オレ的には、いろいろと、アレというか、アレな感じの感触でして……。どの部分が、とは云わずにおきますが、まぁ、いろいろな意味(複数の意味)でね……。
2011/06/30 (Thu)
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