深度 、急速潜行~
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[日々のいとまに]110630 ~歴史の中の遊女・被差別民~
▼今回は 1 冊買いで、新人物文庫「歴史の中の遊女・被差別民」を読了。
 なんで 1 冊買いかって? たまたまその日行った本屋で、渉猟の目に留まる本がなくて(ってまぁ、こんだけの勢いで買い漁ってればそろそろ候補じたいも減ってくるのではありますが)しばらくぐるぐる回った上で、仕方なく、ちょっとひっかかってそうかなぁというのを掴んでレジに行ったためでございます。
 ……んでまぁ……まぁ、外道かなぁ、というところ。というか……やっぱあれか、複数著者だと玉石混交の感が否めないなぁというか。ましてや、これまでメインに読んでたのが網野赤松で、まぁ玉中の玉ばっか読んでたのであるかなぁ、などとも思ったり。
 といって全然駄目ってことではもちろん全然ないのですが。
 ただまぁ、主にタイトルだけ見て買った(のはこれまでに買ったのもだいたいそうですが)ので、これまたタイトル詐欺じゃんというところについてはちょっとアレな感じも。だって、ほぼ遊女フォーカスの話ばっかで、被差別民に主にフォーカスした話が一本もない、ような……。
 で、ちょっと横道だったかなこれ、と思いつつ、興味深いのがあればそれは調子よく読むし、微妙だと思ったものでもまぁ残りの枚数全部これってわけじゃないしと思えば読めるという感じでさくっと読み終わりまして。
 まぁ、「書かれた」原稿は、期待していた線からの当たり外れは当然あれど、まぁ、いずれも興味深いものであったと思うところです。
 で、インタビュー形式の「性欲の文化史」は……なんだ、まさに狙ってた筋から考えれば外道もいいところではあったんですが、面白すぎて電車の中でフキ出しそうになってヤバかったぜ。
 スカートの裾をハンドルに載せて、その上からハンドルを握って自転車をこいでいる。交差点で信号が緑色になると、それこそ向こう側からパンツの渡り鳥が群れをなしてやってくるような、驚くべき光景が繰り広げられるわけです。
 あのですね、文中の記述からこのインタビュー、2006 年と思われる(語られてるのは 1980 年代の上海の光景とのこと)わけですが……まるで空飛ぶパンツ(2009 年)を予見したようなこの発言は何だよ、と思ってたらその直後がだよ。
 地元の人に「あれは恥ずかしくないのか」と尋ねてみたところ、「パンツをはいているから大丈夫だ」という。
 腹筋崩壊。
 おい某ウィッチーズ、なんか云われてますよ?(と思って後日検索したら当然のごとくつなげてさんざん語られてた気配がございました。3 ケタの番号がついてる 2ch のログとか見る根性はなかったんで中身はまったく見てませんが)
 その後も、倭建命について、
 中国人留学生たちに言わせると「女に化けて敵を殺すヤツのどこが英雄なのか」とにべもない。(中略)じつは、日本人にとって英雄とは「オカマっぽいもの」だったんですね
 とくると……もう、「なんで日本の RPG の主人公はあんななんだ」とか云われてるのを相手にすんのがアホらしくなってくる勢いで。
 いやべつに、こういう話を求めて買ったわけじゃないって意味では外道もいいとこなんですが、面白すぎてヤバかったり。
 んで……もう 1 件の「書かれたものではない」ブツがなー。
 なんというか……オレ的には、いろいろと、アレというか、アレな感じの感触でして……。どの部分が、とは云わずにおきますが、まぁ、いろいろな意味(複数の意味)でね……。
水面下
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2011/06/30 (Thu)
[日々のいとまに]110629 ~差別の民俗学~
▼赤松啓介「差別の民俗学」読了。
 ファンタジー。というのが実感でありました。……ファンタジーではないんだろうと信じますが、実感としては。
 ま、これこそが差別の実感(つまり、オレは差別されているのだな、という)なんでしょう。
 ちょっと引用。
 われわれは生まれたときから社会生活をしているのであって、孤立した環境で成長したわけではない。とくに村、すなわち村落共同体のしがらみは、そんなに容易に解けるものではなかろう。
 こんなん読むと、まさに、オレなんかはそうした「差別構造」の「外側」に置かれている(ってつまり差別されてるんだよね?)のであるなぁ、と実感されるものがあります。今回の渉猟はまさに、その「外側」について知りたかった(我らはお上の直属であり、それぞれの土地の階層構造には属していない!)という動機から始まっており、「内側」について書かれたこの本はまさに外道もいいとこだった、といえばいえるのではありますが……やっぱりまぁ相変わらず上手いし面白いので、ファンタジー、っつか「他人事」としてとても興味深く読ませていただきました。
 で、ひとつ強烈な違和感が。
 結婚に関する差別が云々って話ね。これ、ふだんはまるで表に出てこないどころか心のどっかすみっこにすら差別感情なんてないで付き合ってるのに、こと「結婚」になると突然家系をさかのぼって差別構造を見つけ出されていろいろアレなことに、ってこともあるようで、そういう意味ではオレみたいな漂泊民でも結婚するとかいうことになって根性ある差別主義者に家系を探られたりしたら「おお、オレにも村落共同体の内側と看做される部分があるんだな!」なんてなコトになったりするのかもなぁとか思ったりもするのですが、これがまさにねぇ、昨日の日付で感想を書いた「日本中世の民衆像」にあった「民俗学には年代がない」という記述をしみじみと思い出すなぁというようなアレでありまして。
 同じ赤松啓介の筆による夜這い関連の話なんて見てると、「遺伝上の父が誰かとかあんま気にせず育てる」みたいなのが当たり前とされてる、にもかかわらず、「結婚」のときに急に(いや実際には急じゃないんでしょうが、同じ著者の筆と思うと実に急な印象があります)そんなややこしい問題になってくるってのが、しかも、子孫によろしからぬ被差別的何かが受け継がれることを嫌ってそうなってるっぽいってのが、実にさっぱりわからん。そりゃ極端な差別被差別関係の間であれば想像可能ですが、もっとこう、階層構造になってる(つまり「差別側」と「被差別側」の断絶ではなく、連綿とこの階段がつながってる)状況でそれって何なんだろう? 遺伝的な云々ではなく「家」としての出入りの(戸籍制度が確立してからはその制度上の、それがない段階においてもまぁ系図みたいなのがあるとこにゃあるんだろうからそういうのの)書類上の云々「のみ」でそこまで大騒ぎをする感覚があるってんでしょうか? うーん……やっぱりさっぱりわかんねぇぞ……やっぱオレが外側だからなんでしょうかねぇ? このあたり、「ところが階層分化が始まると」なんてな書き方でつながれてたりして、うーん、なるほど、でも年代がないからよくわかんねぇし……と思ったり、さらには、「そんなに最近に始まった話なのか? 差別って?」なんてねぇ、思ったりするわけですよ。
 このあたり、赤松啓介著作は差別(内部差別)の話として興味深いし、また、外部をは差別してもその中ではフリーダムだったぜって話としても興味深いですが、両者(つまり内側は苛烈な差別の枠の中にあったのか、フリーダムだったのか)がオレん中で全然つながらねぇなぁ、と思う次第。
 もうひとつ、やっぱりオレはわかってねぇってことを力強く露呈する宣言になるかと思いますが、「もぐらの嫁さがし」は二度読んで、二度とも「その解釈違うんじゃね?」と思ってしまった(うん、オレが間違ってるってことは理解してるけどね。でもどうすれば正しいのかはよくわかんねぇ)のでちょろっと書いておきます。これさぁ、確かに身分乗り越えるのは大変だよ、って前提は前提としてあるってのはわかります。でも、オレ的にはやっぱこれ、「いい嫁を、もっといい嫁を」と、「よりよければ誰でもどこでもいい」というふうに探す話はひたすらしくじるものであり、いけるとしたら「この人を」と絞り込んで一点突破した場合に限られる、って教訓、に見えちゃうのよねー。たぶん、差別構造を実感として持っていないからこその感覚かとは思いますが。
 ……まぁそんな感じでありました。裏街道話で出てきたサンカの件などは……やっぱりさすがにちょっと興味出てきたかなぁ、という感じ。実は今回の渉猟で、とりあえずサンカは外しておこう、といったん横に置いた言葉だったんですが。まぁでも文庫や新書じゃなかなか見つかんないんだけどにゃー。
2011/06/29 (Wed)
[日々のいとまに]110628 ~日本中世の民衆像~
▼そしてさらに渉猟は続き……網野善彦「日本中世の民衆像」読了。
 ま、まぁ……さすがに今度ばかりはちょっとばかり食い足りないというか、「あたし、みんな知っていたな」という気分になったりも……。文庫や新書で手に入る網野著作としても比較的古めと思われることでもあり、提起された問題についてすでにより深く書かれたものも読んだ後だったりする部分も少なくはなかったですし。……つまり、ひと通りの渉猟が終わったら、集めた網野著作を古い順に読み直してみる、とかも必要になったりするんじゃろか……? それはちょっとヘヴィな気もするかなぁ……?
 んーでも、量的に見ても新書のこの情報量の限界を思うと、学芸文庫だの学術文庫だのが目を剥くような金額を取るのも納得というか、……むしろ新書の相場って高くねぇ? などともちょっと思ってしまったり。
 とはいえ、やっぱりこれも、実際にそういうキャンペーンを作るとかになったら、直球で使いやすそうな 1 冊ではありました。職人歌合などからのイラスト(って云い方いいのか?)の引用数も多く、また見やすいのもイイ感じ。
 その他、いくつか、「ううむ」と思ったところ。
 「歴史家はとうてい民衆の生活など明らかにすることはできやしないという、これは文献史料の限界をよく知った人々にしばしば見られる投げやりな姿勢」というところに、おそらくその記述の意図したところとは違う「ううむ」を感じてしまったり。赤松著作における柳田批判なども連想しつつですが、「史料たりうるものを抹殺する」ことにやたら熱心な善意の行動を多々目にし耳にする昨今についてねー、いろいろとねー。だから、流通の制限は考え方としては全面的に否定はしない(線の引き方については相当に黒領域を狭め狭める側にあるべきだと思いはしますがそれはオレ的には別の話)けど、単純所持の規制は、たとえどれほどそれが本当に有害なものについてであってもなされてはならないと確信するわけで……ってまぁ全然関係ない話なので深入りしないでおこう。
 もうひとつは、東日本と西日本に関するアレコレ。これは差別(とくに部落差別)のあり方についての違和感という形では、今回の渉猟において大いに意識してることではありましたが、それに加えてもっと……こう……なんというか……なんというか……といったような部分にざわっと来るものも。
 ……うーん、やっぱり、フィクションの糧にと思って読んでるつもりでも、現在の自分の実感につながりそうな何かが見えてしまうとついそっちの感覚で見てしまいがちなのは、いいのか悪いのか……。
2011/06/28 (Tue)
[日々のいとまに]110627 ~日本のまつろわぬ民~
▼で、昨日言及した 2 冊のうちのもう 1 冊はこちら。水澤龍樹「日本のまつろわぬ民」読了。
 えーと。
 ……たぶん、最も当初の渉猟目的に直球で合致する 1 冊でありました。
 が……むしろ期待通りすぎて食い足りねぇ! とか思ってしまったあたり……我ながらもうアレすぎてアレじゃよ……。
 あるいは、食い足りないというよりも、えーと……なんか「きれいにまとまりすぎてる」って感じてしまったのかなぁ、とも思うわけですが。そう思うと、赤松著作はもちろん、網野著作もきれいに輪が閉じてるにはほど遠い感じなわけで、ヘンな云い方ですが、その「そうきれいに書ききれるもんじゃねぇよ。ましてや記録を充分に残しちゃいねぇ連中の話だぜ?」ってなところに「リアリティ」を感じたのに対し、ちょっときれいにまとまりすぎてウソ臭ぇ、とかそういうふうに何だか感じてしまったのかも……。
 といっても、断言調ではなくて、解釈の仕方としてこういうのはどうよ、という形になってるわけなので、こんな云い様は不当なのはわかってるんだけどさー。
 もし本気でそういうキャンペーンを作るとかになったら、今回の渉猟中ではたぶんワンオヴ一番直球で使える参考書だという感じでした。
 しかしまぁ、あれだな、1,800 円とか、最初に探してたら値段でのけぞってそうなとこですが、文庫で 1,000 円超えが基本なのを買い漁りはじめてしまうとなんか全然余裕な気がしてきちまってます……ううむ。
2011/06/27 (Mon)
[日々のいとまに]110626 ~米・百姓・天皇~
▼そして、勢いで本の買い足しに Go。
 速攻で 2 冊買ってきて、さっそく網野善彦・ 石井進「米・百姓・天皇―日本史の虚像のゆくえ」読了。
 網野著作での読みやすさ、としてはまぁ、「非人と遊女」よりは気軽め、「日本の歴史を読み直す」よりはちょっと深入りめ、でしょうか。対談形式で、けっこう「日本社会の歴史」を前提にしてる部分があり、そのへんで若干、予備知識不足のもどかしさを感じたりもしましたが。
 焦点は今回の渉猟の本命ではありませんが、「オレが知ってる(ってことは、通しの認識としては中学時代に学んだコトまでさかのぼる)日本史の支配者と被支配者」以外にも目を向けてるという意味ではむろん興味の範囲内であり、相変わらず、「今の、通しの日本史の認識ってオレが中学で学んだ頃からどの程度変わってきてるんだろう」という疑問も湧いてくる感じで、文章としての読み易さもあり、一気読み。
 ……んまぁ、文系の科目だからって、数字とか考えずに文章丸飲みじゃアレなことになりかねないってのはあるよなぁ……数字計算したら、そりゃ全然違う(というか、文系科目の採点項目として焦点が当たっていない部分もある)よなぁ、なんてなところでも「なるほど」だったり。
 米食悲願民族とかねぇ、なるほどなぁ、と思ったりしたわけですが、これ検索してみたらまったく同じ題の本が出てたりして、ふむん? とも思ったりも。
 明治の選択は最悪、というのもなんとも納得のいかないところではあったり。ま、最善だったかと云われればそりゃ後知恵ならいくらでも云えるし、今の思考能力のみ持って(実際にどうなる、という知識は除くが思考の前提になる現在の考え方は持っている状態で)明治に行ったと仮定してもやっぱり最善には遠いよなぁとも思いますが、でも、最悪だったらとっくに日本地上にねぇって。んでまぁ、「アジアを抑圧して生き延びるぐらいなら、抑圧される側になってたほうがよかった」とか云い出すわけで、支配者ではない個人の感想あるいは選択としてはアリだと思うし、よりベターには「アジアを抑圧する以外の方法で生き延びられたらもっとよかっただろう」とはそりゃ思うけど、支配者に、「抑圧される側になろう」などと「選択」されては被支配者はたまったもんじゃねぇぜ、ともやっぱり思うぜ。それこそ最悪。
 まぁでも、確かに「江戸の扱い」については明治は最悪の方に振れた位置であることはまぁ、云われてみりゃそうかもしれんな、とは思います。
 あと大笑いしたのは「共産主義」という言葉について。これが「日本で作られた訳語」ってのマジっすか? つまりあんだけ反日反日と唱えてらっしゃる方々の根っこにある(と主張されている)思想は「日本語」をタイトルとして持ってるのかよ!? と思うと……いや、これって常識? 笑う要素なんてカケラもないナニカ?
 ……ところで、どうでもいいですが、ググルさまによると、英訳検索の候補が「Rice farmers Emperor」となっております。うん、百姓は Farmers と訳されてるのね。となんとなく思ったのでありました。
2011/06/26 (Sun)
[日々のいとまに]110625 ~中世の非人と遊女~
▼んでーっ、最初に買った三冊の最後。
 講談社学術文庫、網野善彦「中世の非人と遊女」読了。
 これは、期待通りというか、狙い通りというか、そんな感じの一冊でありました。満足。
 まぁ、先に読んだ「日本の歴史をよみなおす」に比べると、より学問っぽい文章になっており、また「先行研究のこの部分はアレであるといわなくてはならない」みたいな、「そんな先行研究知らんのだけどな……」とつまづく部分などもあり、見たこともない、どれなら参照してオレでも読めるかわからんような参考文献も満載の、まぁ、疲れるものではありましたが、今回の渉猟はこういうのを探してたんだぜ、ということで納得。てかこれは自分の内的蓄積が増すごとに何度も読み返すのがいいのかもという感じ。
 全般としては、後に被差別者となってゆく人々が、単なる外なる者的なものではなく、「天皇直属」を自認している例が多いというのは印象的なことでありました。うーむ、これはなんとも……いや、勝手に感情移入するのもアレな話なので深入りして語ることは避けておきますが、なるほどなぁ、と自分を省みて思うような知識だったり。
 また、遊女(と前置きなしで書くと「定住を強いられている人々」をまず想像する言葉だと思いますが、むろんここで云いたいのはその人々ではなく、たとえば「闇の太守」ではほとんど「旅の魔道師(女性)」の意(はちょっと云いすぎか?)で用いられてた感のある人々のことです)と女性の少人数旅についても実に、なるほどそういう見方(現在にまで広げた視野とかとくに)があったか、という感じで興味深いものがありました。この部分、つまり自由行動者である女性、ということについてもひっかかりは非常にあった部分でして、というのは、そりゃ今(だいたいオレの接してる範囲では DnD では 3 版以降)でこそ冒険者の性別比率は半々で当ったり前という表現になってきてますが、それこそ「実際の中世ヨーロッパでは云々」を参考書にしたがるような文化においては、そこ相当アクロバットにしなきゃ女性の冒険者満載とか難しくね? そこらへんどう折り合いつけてるんじゃろ? そういうプレイ集団内では男だけのパーティーが基本だったりしてた? とかなんかいろいろ「だから一神教下のヨーロッパと一緒にしたがんなよなーもー」とかボヤいて逃げ出したくなるようなアレだった部分だったりしたのです。んで、今回は、マイマインドのそのあたりになんとなーく、うん、とうなずく感じの知見が補給された感触でありました。てか、男女の地位の、相対的上下って話になるとまぁ安易に踏み込みたくないところではありますが、少なくとも女性を男性の「従属物」とするような感覚って、そもそも日本にはかなり薄かったというか縁遠かったであろうし、根付かせようという動きが一時期あったにしても、ろくに根付いたことはねぇんじゃねぇの? というあたりも感じたことでありました。……とはいえまぁ、やっぱり男の身で、充分な研究の裏づけもないままでのこれ以上の踏み込みはデンジャーな感じはすげぇするのでこんくらいで黙っておくけどさ! うん、黙った結果、この段落で何が云いたいのかサッパリってなことになってる気もするんですが、ま、オレん中でこういう部分はひっかかってたんだよーてか今もひっかかってるけどねー、そのあたりに「ほほう」と響くものがあったんだよー、という程度のアレということでひとつ。しくよろ!
2011/06/25 (Sat)
[日々のいとまに]110624 ~非常民の民俗文化~
▼そして、昨日分のアプ後、ダラーリとネットの海を泳いでたら、そもそも「もののけ姫」と網野史観の関連についてはさんざん語りつくされているらしいことを知ってギャースってなモンでございました。まったく。オレにとっちゃ「闇の太守」方面からの脈の上で出会ったものだったので、全然そのへん理解してなかったよなーとしみじみ。てゆか、もののけ姫に寄せたその網野解説文は読んだ記憶はしっかりあるので、その時点でちゃんといろいろ探してれば……とはちょっと思ったりも……。
 まぁ、自分の中にちゃんとした土台のない分野でいろいろ本を渉猟する楽しみの一環なので気にしないことにするぜ! などと開き直りつつ、最初に買った三冊のうちの二冊目。
 ちくま学芸文庫、赤松啓介「非常民の民俗文化 生活民俗と差別昔話」
 ……うん、これもね。
 どうだろう。予習してたら買ったかどうかは実に疑問です。読み終わって「赤松啓介」でググって、あー……あーあーあー、とかそんな……なんというか……なんというべきか……というような状態に陥ってみたりしたわけですが、まぁ、この一冊は、「タイトル詐欺だ!」と云いたくなったってことは正直なところでございます。
 ございますが。
 求めていたものとは全然違いましたが、これすっげぇ面白かった。
 てか、やっぱ自分がそもそも土台を持たない方角のことなので知らなかったオレがアレなだけで、わかる人は当然のごとくわかる名前なんだよねぇ? 「ああ、あの」って感じで。一世を風靡したっぽいこともネット上の評などには書かれてるし。
 まぁまず、それこそ網野史観などについては、それを下敷きにしていたという予備知識なしに、そこから生まれた枝や葉をまぁ好んで賞味していたこともあって、とてもすんなり読めたわけですが、こっちは「ちょ……あんじゃこりゃ……!?」としか云いようのない世界でございました。ほとんどファンタジーを読んでる気分だったぜ、ある意味。
 んでまぁ、ファンタジーな気分で面白い、的な中身に対するそれもありましたが、それ以上にスゲェのがこの文体というか……テキストの牽引力というか馬力のようなモノでございましてな。で、それに引っ張られて読んでると、ときどきトラップのごとくトゲが潜んでたりして……というのはたとえば、「いったい何だってそういう文化になってかなきゃならなかったのか」という背景というか、理由というか、原因のようなものが垣間見えたりすると、うげぇ、うーむ、なるほど、ということは、そりゃわかっちゃいたけどファンタジーじゃないんだよな、と腑に落ちるように感じたりするというか……。
 で、ええと、今回の渉猟の焦点の置き方(置こうと仕方)からして、差別云々はまぁ、避けては通れない問題ではあります。現実の現在の差別については(今回の渉猟においては)興味はありませんが。(とはいえ、網野著作、赤松著作を眺めてみて、いずれもに書かれていることとして、「差別の実態は日本の東と西では全然違う」ということを知り得たのは、今回の大きな副産物的収穫ではありました。そりゃ自分の中にいかなる差別についてもいかなる差別感情もないと云い切れるかと云われりゃそりゃ無理だぜって話ではありますが、so called 部落差別みたいな問題が「さっぱり実感としてわかんなかった」ってか「それどこの空想世界のファンタジー?」ぐらいの感覚だったのは、むしろオレみたいな関東周辺を漂泊している民には自然なことだったんだなーと。というか、そういう西国の実感的差別の世界を当たり前のごとく東国の(道徳とかの)教育に「これは西国では実感なんだけど君ら東国の民には実感ないかもね」といった前置きすらなしに押し付けてくる有様は、その行為こそがすげぇ東国差別なんじゃねぇの? なんてなことも思っちゃったり) んで、この本の前半、「ムラ」の云々については、これは強烈な「加差別側」の実情紹介だなぁ、という感じだったなぁ、ということは申し上げておきたいところ。その「加差別者」の民俗を指して「非常民」の民俗として書くことに、言葉としてはオレはなんとも違和感がありました。なんてなー、それって要するにオレが「常民」という言葉の意味をまるで理解してなかったってことに過ぎないのかもですが。まぁでも、ムラの「住民と住人は違う」というような差別構造に照らすと、オレなんかみたいなのは明確に被差別側だよねーってのは(強いものでもダメージを感じるものでもないにせよ)実感のようなものがないでもない感覚なので、ひっかからずにはおれなかったところではありました。(つーか、その感覚で云うと、まさにオレ(およびオレのルーツ)は「漂泊民」になってるよなぁ、という感情もあります。現代においてはオレら数としては少数派ではないのかも、とも思うにせよ) 対して、後半部、マチ方面についてとなってくると、これはもう明らかに違う感触です。ちょっと時代が下りすぎというか、下った時代の背景に密着してすぎなので、より古い時代ぽいテクスチャを持つ TRPG とかの糧にしてくには難しいものはありますが、まぁ、「ううーむ、なるほど……」と唸ってしまう感じ。いや、唸ってしまうってのは全編通してなんですけど。んーでもどうだろ、たとえばこのマチ方面の、ここに記されたような、これは「非常民」と称されることに納得感のある生活を舞台にしたクトゥルフとかなんて、できたらなかなかスゲェ面白そうじゃね? ムラ方面ももちろんそういう素材としてイケそうではあるんですが、ちょっと TRPG では難しそうかな。伝奇ぽい AVG 系なんかで本格的に踏み込んで、ムラとムラの間で平時は仲がよかったと思えば戦争になったり、神話生物の影が見えたりでやったら熱そうだけどにゃー。しかし、この本の域まで表現をちゃんとしたらエロゲーになるしかなさそうなわりに、主題はエロゲーとして通るものにはならなそうな感もあるなぁなどとも思わないでもないですが……。
 ……まぁ、今回の渉猟で予定した筋からは外れたといえば外れましたが、実にいろいろと考える糧になりました。
 そしてやっぱ何よりこの人のテキスト(というか話し言葉のリズムだよねこれ。話のあっち行きこっち行きしたと思うとキレイに戻ってきたり、たまにこなかったりというノリも)に乗るのはなんともたまらんものでもありますので、是非他の著作もチェキってみようではないか、という気分に。いやなんつーか……このノリについてはオレごときが横から表現できるものでもないし、短い引用でうまく代表できそうなところを探せるものでもないし……難しいんですけど!
2011/06/24 (Fri)
[日々のいとまに]110623 ~日本の歴史をよみなおす(全)~
▼というわけで、予備知識なしで買ってきた、ちくま学芸文庫、網野善彦「日本の歴史をよみなおす(全)」読了。
 まぁ、興味の焦点にクリーンヒット、ではないだろう、ってことは予想してました(し、実際そんな感じではありました)が、たまたま平積みで、店員オススメポップもついてたので手にとってパラパラめくってみたら……なにやら江戸時代の日本人口における農民の比率みたいなグラフと、それに対する疑義なんかが提示されてるページが見えて、これはオレ脳内にあった「支配者と被支配者の日本史」に対する先入観にとりあえずジャブ入れてくれそうじゃね? と購入したもの。
 ……この読了記は、今回いろいろと読み漁った後で書いてるわけですが、今回の渉猟エリアの入り口としてこれはなかなか的確な一冊だったんじゃないかなぁと思っております。非定住民そのものについて詳しいかっつーとそれはまぁそうでもない(けど、結局ほかの本もそこまで深入りしてるのはありませんでした。てかまぁ、「資料があまり残らないような人々の歴史が知りたい」ってな感じに資料がないことが前提になる以上、難しいよねぇ、と思えてきてはいるのですが)んですが、後に被差別民になってゆく集団が必ずしもそうではなかった頃については、おおお、ってな記述がけっこうあって、これはこれで好感触でしたし。
 天皇制についての言及もなかなかなるほどってな流れなんですが、なんか唐突に「え、どうしてここまでのこの流れからそんな方角に視線が向くんだ?」ってな感じで「克服する」みたいな話が出るのが謎っちゃ謎。いや、そりゃべつに消えてもいい程度のものだよという筋は重々わかりますが、べつにその程度のモンだって、長く残ってるモン、わざわざ消さずに、単に続いちゃってる長さに価値を見出して残しといたってべつにいいんじゃね? とオレなんかは思っちゃうんだけどねー。
 立ち読みというか立ちパラパラで「おお」と思った点であった、「百姓=稲作農民、の理解でいいのか?」の論点は、ひっつかんだときの感触に違わず刺激的で実に興味深いものでありました。いや正直、長いこと日本史ちゃんとやってないような身からすっと、「んなわけねーだろ」とするようなこの本みたいな史観のほうがずっとずっと納得しやすいのですが、実際んところ、オレが中学を出てより後の日本史の常識ってどんなふうになってんのかなーと思うと……どうなってるんでしょうか? と思い、後で読むべく「もういちど読む 山川日本史」を買ったりもしたわけですが、まぁそれはまた後日ということで。
2011/06/23 (Thu)
[日々のいとまに]110622 ~日本史脇道再訪計画~
▼さて、実際にはこの日付のエントリを書いてるのは 7 月に入ってからだったりします。
 まぁ……プレイレポが難産で、難産であればあるほど、「あとで書こうと思って以降の日の分を書いてしまう」をやるとそのまま書かずじまいにしてしまいがちであり、自分が DM やった回ぐらいは、略式でもなんでもいいのでとにかく書いておこう、書くまでは他も書かないッ! と心に決めてみた結果……思った以上に難産した次第。うへへへ。
 んが、その難産の要因のひとつに、この時期、ある方面の本をガリガリ読み漁ってた、ってのもあるかなぁとも思うわけでございます。
 つーか明らかにあるとは思うんですが。
 ある方面――まぁ、強いて云えば、「日本の歴史」ってとこでしょうか。
 日本史、とは云えないっつーか、云えるのか云えないのかわからんくらいオレは日本史を知らず(高校で日本史を取らず、世界史でセンター受けた理系民なので、日本史は中学までさかのぼります。覚えてないかと問われればそれはまぁそれなりには覚えてるつもりではありますが……研究だって進んでるだろうしね?)オレ自身の指向としては、「日本史を」読もうという意図ではほぼまったくなく探したので、まぁ、「日本の歴史」ぐらいの云い方で。
 どう違うのかって?
 ――今回の「ちょっとまたいろいろ調べてみるかな」と思うに至った最初の動機は、今回のシナリオ作成でした。
 今回の舞台は、「かつては流刑地だった島」ということにしたんですが、当初は「現在も流刑地で、PC たちは流罪人を装って現地に入る」なんてなのも面白そうかなぁ? などと考えており、それじゃとりあえず「日本と海外の流刑(遠島系)の歴史」でも調べてみるかなぁ、と思ったんですが……まぁ、なんだ、本が見当たらないんだよ! いや、単にそれこそ歴史としてならありましょうが、それじゃ SLG の解像度になっちゃうんだよねー。TRPG の解像度のテクスチャの参考にするには厳しいなぁという予感がしまして。(でも日本の遠島刑に関する本とかって、文庫新書では結局どの解像度であれ見つけられてないんですが……小説で探せばあるとは思いますが……)
 で、この案は破棄したのですが、日本の遠島関連のいろいろをネット上で眺めているうちに、以前から興味はあったコトが、ふたたびモタモタと頭をモタげてきましてですな。
 何かと云いますと、「日本の非定住民」でして。
 最初に興味を持ったきっかけは、まぁずいぶんと前のことでして、山田正紀の「闇の太守」を読んだことでございました。とはいえ、当時はそれ以上手を広げるようなことはしなかったのですが、その後、「もののけ姫」でブースターがかかったかな? という感じの状態でおり、とはいってもどっから調べていいかわからんぐらい基礎知識がないものでやっぱり放置は放置だったところ。
 まぁ、せっかくだから周辺でもなんでもいいからとりあえず本探してみようじゃないか、と、動きはじめて、えーと、まぁ、それなりの冊数を立て続けに読んでしまった次第でございます。
 うん、TRPG のネタにするために無駄に過剰な資料を漁るのはオレのクセ、というか、趣味というか、意図してやってる部分もあることですが、今回はまぁ……ちょっと普段以上に耽溺してしまったな、という感じ。
 とりあえずは、「日本の、支配者と被支配者以外の歴史」あたりを目指して。
 ……「日本史」って云うと、まぁ、普通は「支配者視点/焦点の歴史」で、「被支配者視点/焦点の歴史」にそれに次ぐ重点が置かれている印象……だよね? オレの興味はそれら以外、ということでしてな。
 アウトサイダー、というか、アウトカースト、はアレかなぁ? まぁでも、そんな感じの視点。用語は適当なので見当違いだったらスマン。
 単に「闇の太守」が面白く、中学までで習った日本史の解像度ではまるで見えねぇような話だぜちゃんと勉強したはずの時代なのに、という興味の惹かれ方はもちろん、あったのですが、やっぱりこれも TRPG 脳が反応してる部分もありまして、冒険者の視点って、「支配者の視点」じゃ、ないよね? で、被支配者かというと、一般民衆的な立ち位置でも、やっぱり、ない気がするんですよ(むろん、いずれも可能ではありますし、実際にそれらに寄ったイイ感じの設定やプレイ(リプレイ)が多々あることも存じてはおりますが)。んが、武器だの鎧だの、あるいは「戦い」だのにフォーカスして歴史を見ようとすると、「支配者の視点」寄りになりがち、だと思いません? でも、オレとしては、われわれは、基本的には軍勢を率いる規模の「戦い」ではなく、より少人数の解像度の「戦い」の「旅」をしている、という意識なんですよ。で、そういう視点で歴史方面になにやらテクスチャのヒントを求めようとしても……難しいというか……。また、海外(中国周辺は除く、かな)の場合、実際の歴史はやっぱり非常にキリスト教の影響がヘヴィであり、多神教が主流の TRPG での冒険者の感触の参考にしようってのにそんな特殊な条件の歴史的アレコレを「実際の中世ヨーロッパはこうだった」ってお手本にしたってそりゃ違ぇだろ、と思うというか……。で、今回の視点ですと、あっちの「放浪民」ってーと……やっぱその、キリスト教圏に対するアウトカースト的なイメージがアリアリすぎまして……いや、これは単なる先入観なのかな? まぁ、和洋とも、そんなこんな、べつに実例を挙げて云々ってわけじゃないですが、感触的に、「それらではないもの」を探したくなった、ら、おお、日本の「支配者と被支配者以外」あたりって面白そうじゃね? となってきた次第。
 んでまぁ、いざ買って読んでみたら全然違ぇー、などというのも相当引いてるとは思うのですが、いずれもとても面白く、止まらない止まらない。
 で、これってどの程度新しい視点なんだろ? とか思ってちょっと確認してみると、90 年代とかに、まぁ新しめの話として出てきたっぽい話群でありまして。
 実際んところ、現在の日本史ってどういう視点になってるんだろう……などとも思うようになり、「もういちど読む 山川日本史」なんてのも買ってあったりするのですが、まぁそれは後でということで……。
 ……そんなようなことを考えつつ、それ以上はとくに予習もせず、とりあえず本屋に行って、デカい本はまぁ少なくとも最初は避けようと思って文庫と新書の棚をぐるぐる回り、講談社学術文庫とちくま学芸文庫のあたりに流れ着き、ひたすら行ったり来たりして、三冊ほどひっつかんでレジに行って……今回の渉猟の旅が始まった次第です。
 明日の日付からで続々「読了記」を上げてく予定ですので、いろいろご存知の方いらっしゃいましたら、気が向いたら何か云ってやってくれると嬉しいかもですのことよ。
 ……いやでもとりあえず最初のカルチャーショックはあれだよ。講談社学術文庫とちくま学芸文庫、文庫としてはほとんどありえん値段取りますな! 文庫だしー、と値段確認せずにレジ行って仰天したよ!
2011/06/22 (Wed)
[日々のいとまに]110621 ~ふしぎなキリスト教~
▼講談社現代新書「ふしぎなキリスト教」読了。
 ……いや、ちょっとばかし新書モノが読みたくなって(←ってどういう感情かよくわかりませんが)棚を眺めてたら帯が目に入りまして。
 「日本人の神様とGODは何が違うか?」
 ほほう、それはなかなか興味深いではないか、ってんで、まぁ前書きぐらいは斜めに読んで、えいやっと購入。
 ……まぁ、期待したことについて云えば大ハズレというか論外というかダメダメというか、そんな感じではありました。てかこいつら、キリスト教がわかってるのかどうかは知らんけど、少なくとも多神教については何もわかってねぇとしか思えん見当違いっぷりで……。
 が、単にキリスト教そのものについての話となると、なかなか面白いというか、おいこれってクリスチャン的に見てアリなのか? と思うような流れがなかなか楽しい感じで、期待とは違う方向で、悪くない買物ではあったなぁ、という読後感に。
 いやぁ、驚いたね。この本によると、要するに、連中の考え方って、「神はここではないどこかに存在する→神は唯一である→神はここにはいない」……という……ことに……なるような……。
 なるほど、この、神は「ここには」いない、という感覚は、神は「どこにでも」いる、という多神教的感覚では確かに決して理解できないものであるなぁ、とかしみじみ思ったり。(ただし、この本の対談者は、この本を読む限り、多神教がわのこの感覚はまるでわかってないようですが)
 ……とはいえ、正直なところを申し上げると、この本に書かれてるコトって実際のところどうなの? と思わずにはおれんところではあるんですけど!
 面白かったのでよし。
2011/06/21 (Tue)
[Life as a Half Drow]Fortune Cards' Test Run
▼さて、レポでは書き忘れましたが、実は今回から微妙に Fortune Card を試験導入してたりしました。
 ま、せっかく買ったし、それなりの枚数になってることだし、何とか使ってみようかなー、ということではあります。とはいえ、実際に所有してるのが現状自分と DISK だけであること、また、よく把握した自前のカードを用いてもゲームの回転にどちらかというと減速方向の影響を与える実例をいくつか横目で目撃したことなどを考え、そのまんまのルールで持ち込むのはやめとこう……とも思うわけでして、とりあえず試用版ルールを自前で作って導入してみました。
 処理速度での減速影響はあまりなかった感じで、どのくらい使ってくれるかも不安ではあったんですが、引いたカードの使い勝手にもよるにせよ、使えるものは使ってもらえた感触でもあり、まぁ初回としてはまぁまぁの手応えを得ることができました。プレイヤーのみなさま、ご協力ありがとうございました。
 ……ってことで、軽く水面下に運用ルールの要約を置いといてみるぜ。まさか真似する人もいないと思うけど!
2011/06/20 (Mon)
[Life as a Half Drow]Dragons Slayers 6 ~英雄・伝説~ Session #03: Endless History
▼4 版 Essentials キャンペーン「Dragons Slayers ~英雄・伝説~」第 3 回セッション DM で遊んできましたー。
 前回はかなり強引に一本道でイベント消化、という感じの構成になったので、今回は「ダンジョン」をちゃんとやろうかにゃーなどと、そんなことも考えつつ組んでみたり……。
 結論:時間管理は本当に難しいですな……。
 ということで、以下水面下。
2011/06/19 (Sun)
[日々のいとまに]110618 ~塔の彼方に~
▼ちょっと前のことですが、何やらちょいクエなるものについてのつぶやきをちまちま目撃しまして。
 何じゃそりゃ、と思って見に行き、はじめてみて。
 ……まぁ、べつにたいして面白かったわけでもないんですが、ちまちまと進めてみたりして。
 データ消えたりして。
 ……まぁ、期間限定なら期間中ぐらいは触ってみるかなぁとかそんな感じでまた開始してみたりして。
 だんだん、絶どうでもよくなってきたというか、「ちゃんとしたタワーゲーがやりたいんじゃよ!」という間違った情熱が芽生えてきたというか。
 またしてもドルアーガとか起動しはじめてしまいました……。
 で、2 回続けてノーコンティニュークリア、って、どうも我ながらどうなってるんだと思わないでもないアレだったり……。
 どんだけ修練してたんだよ! 我ながら阿呆!
2011/06/18 (Sat)
▼かつて、「脱官僚」とか云って、官僚を除外した後のことを考えずにとりあえず脱するだけ脱してしまおうとしていろいろ事態をアレしてしまった連中がいましたが、その連中に「脱原発」をやらせようと考える人というのはなかなか度胸あるっつーか無謀だよなぁとか思ってみたり。
2011/06/17 (Fri)
[日々のいとまに]110616 ~The Five Star Stories Reboot 3~
▼永野護「ファイブスター物語 リブート(3)」読了。
 いやぁ、やっぱ FSS はカステポー編突入してからが本編だよね! と再確認という感じに。前巻は「懐かしい」という印象だったのに、今巻はもう懐かしくなかったということで。
 とはいえ、ビィ様のご様子なんぞ見てると隔世の感というのもまた実感ではございますが……。
 1~2 巻で「おおおっ」だった「今だから話せるあの頃の話」的なのはさすがにそろそろ枯渇してるっぽいというか、先の話も、この頃からキャラクターズも買ってた身には、うんうん、ってなところな話になってきた感じ。まぁ、この時期ってあれだよねー、プラスが出てた頃だよねー。云いたい放題云ってた場をほぼリアルタイムで見てたってことかと思います。
 で、連載再掲載形式ということで……当時周辺の FSS 読みの民の間ではいちばん有名だった、「飛燕剣を受けるソープ」のコマとかついつい確認。まぁ、この程度は当然連載のほうの絵だわな、うん。
 んが、「ダムゲートコントロール」はあいかわらずひたすら違和感なのではありました。うーむ……。
2011/06/16 (Thu)
[日々のいとまに]110615 ~デスヘル勝利~
▼んで、連日 EXVS 方面の話など。
 稼動初期から予告はされていながら、全然気配もなかった「勢力戦」がついに行われていたのがこの 2 週間ほどでございました。
 好んでは対戦をやらない身で参戦と云うのもちょっとアレではありますが、セシリーナビのために登録だけは登録して、遊んでたわけですが……ま、どうせそんなことだろうと思ってたけど敗退~。
 実用的にはねー、内輪にデスヘル乗りはいるわけで、結果オーライっちゃオーライというか、どっちかが必ず負ける仕様である以上、あんまし感慨はないといえばないのですが、ベロス乗りとしては……そろそろザビーネをもちょい高い機体にも乗せてやりたい気分ではあったんだけどにゃー。
 まぁしかし、VS ファイトという、毎日ランキングデータが更新されるゲームを、同じゲームのオマケとして遊んでる感覚からすると、この勢力戦、オッズが変わる変わらないはべつにいいにせよ、せめて 1 日 1 回ぐらいは戦況を最新(参戦者数、獲得ポイント数の実数ね)に更新してくぐらいはしてくれないと、ちょっと勝ち負け云々以前に面白くも何ともねぇなぁ……などと思ったりも。
 一定期間、ノーコストでナビ登録できる程度に思っとけということですかねぇ。
 つーか、単に新機体のリリース間隔を水増ししてるだけのような……。
 ま、現状ではさすがに機体数もルート数もそれなりに足りてきてるという感触ではあり、「スタートライン程度の充実度」は感じられてるので、べつに急いで欲しいとも思わないっちゃ思わないんですけどねー。
 ……でもせっかくやるなら、もちっと盛り上がる形にできんものかなぁ……とは思ったのでありました。
2011/06/15 (Wed)
[日々のいとまに]110614 ~魔女狩りの夜に~
▼あいかわらずダーラダーラと遊んでる、EXVS のケータイ連動ゲーこと「VS. ファイト」ですが、まぁ……ランクとか興味ねぇねぇ云いつつも、たまたまよい漁場を見つけてしまいましてな……何故だかここんとこ 8 週連続ランクインとかいう怪挙を達成してしまってたりしまして、現在も 9 週目に向けて絶賛操業中……のはずだったんですが。
 漁場が移動しよった……。
 いや、魚群を追えば追えるんですが、もともとの漁場のランクイン景品の設計図がちょっと半端に溜まってきてたとこだったので、あれ全部水泡かー、と思うとちょっとだけ残念だったりしたりしなかったり。
 ……いらないんだけどねー実際んとこは。もしもう 1 機作れるくらいの設計図が溜まったら作り直そうかと思ってたって程度で、作り直しても主力にする予定とか皆無だった機体ではあるんですが。
 んまぁ、コツというか、自分流のやり方も確立してきてるので、2 漁場でランクインも不可能じゃないっちゃ不可能じゃないと思うんですが……このテのゲームは無課金*を貫くと心に決めてると、なかなか……不可能じゃないだろうとはいえ容易でもない感じなのが悩ましいところ。まぁ、今週はランクとか考えずに漁場移動しつつ感触を確かめていくかなぁ……という感じで。
 もっとも、もとの漁場の「通算ランキング」で我々のタッグがかなり上位に食い込んできてますので、こっちは上げてくべく、経験値調整などを兼ねて旧漁場にもちゃんと出撃はしていこうかと思っております次第。
 いや、ランキングそのものはどうでもいいんです。欲しいのは MP(このゲームにおける資金的要素)であり、1 日 1 レベルアップを安定して取ってける XP が本命。なんですが、これらをどんだけ取ったかでランキングも上がり、現状満足の行く稼ぎを続けてると自動的にランキングにも(上位を狙うとなるとまた別ですが、50 位圏ぐらいなら余裕で)食い込んで行けるという感触なわけで……。同じ稼ぎを複数漁場で出してノーランクよりは、単一漁場で出してランクインしときたいなぁぐらいには思う、とかそんな按配でございまして。
 むむむ。
 んが、無課金は今後とも譲らない方向性で! (仕様の大幅変更があった場合のリセットアイテムに限っては考えるかもですが!)
 ……てか、こうなると確実に月額 300 円分以上は楽しんでますなこれ。カード刺せばアーケードのほうでも EX が出やすくなるのはどうも確実っぽいですし、モトは取れてる感じか?

* ネトゲに追加料金を払うことを「課金」と呼ぶことは今や全国標準な模様ですなぁ。微妙な気分ではありますが。
2011/06/14 (Tue)
[日々のいとまに]110613 ~ガンダムAGE~
▼ガンダム AGE なるものの発表がなされたと数々のつぶやきから知り、ちょいとまとまったニュースなどをチェキってみたり。
 うん……とりあえず、実際の情報を見る前に、あまり肯定的とは云い難い評を多々見たせいかもしれませんが、「けっこう面白そうなんじゃん?」という印象になったり。
 ……とはいえ、観る気になるかっつーとそれはまた別っつーか全然なのではありますが。
 仕掛けは面白そうで、3 世代をまたぐ描写とかもなかなか興味深い感じなので、「放映終わったあとで、全編の要約とか見たら「おお、そのための 3 世代と血統主義だったのか!」と感心し面白がれそうだなぁ楽しみ」とかそういう方向性です。観るには……いや、やっぱ絵面的にツラいわ……。いやそりゃガンダムの名を冠するぐらいだし、「宇宙空間を羽ばたく必要性」とかについてもちゃんと裏書はしてくるんだろうと信じてますけど! でもやっぱツラいんだってば!
 つーことで、とりあえず放映開始さえされないうちから一発予想を打っておいてしばらくは視界から遠ざけるぜ!
 「時間ループもの」かそんな感じだろこれ! と!
 いやループものの定義とは違うかもですが。アスノ家に「古くから」伝わってるなんとかデバイスは未来のアスノ家から過去に送られた人類救済の希望の鍵であるに違いない! ということで!
 あと UE が人間あるいは少なくとも人間の産物の成れの果てであることは誰もが確信しているところだと思います。よね? 違ったら……またしてもオレはド少数派ということに……ぐぬぬ……。で、それもたぶん未来人が過去に送り込んだ矯正機構かなんかなんだろうと確信。いやこの部分は同意は求めないけど。
 てか、100 年描くって話もあるし、それも併せるとそれはそれでとんでもねぇ話だよなぁ。「地球連邦で唯一 UE に対抗可能な MS」であるガンダムが登場するまで 7 年もの間、人類が滅びずにいられたってのがそもそも意味わかんねぇわけですが、強いてその理由を今考えうる範囲で考えるなら……あちらさんは銀河帝国から補助金貰って侵略やってる企業だったりそういう……いやいやいや……。まぁ、これは素直に、「既存の兵器で対抗できないわけじゃないのであっさり滅ぼされることは免れてはいたけど全体としては押されっぱなしだった」程度に理解しますけど。
 にしてもそこからさらに 100 年だぜ。
 というかその長さを思うとだ。3 世代って響きは長そうに感じるけど、単純に割り算してもひと世代 33 年は引っ張らなきゃ足りないわけで……初代主役が最終世代に登場する頃にはそれこそ 100 歳を閲するサイアム・ビストな事態に……あれ? えっと……ガンダムに血統云々を持ち込むとは云々とかいう言葉も散見したように思いますが、もしかしてバナージ君がすでに豪快にやらかしてたのでは……。
 んまぁ、「子供だった者が、あっという間に親になり、老人になってゆく」とか「今親である者、今老人である者にも、子供だった頃というものがあった」といったあたりをきっちりしっかり描いていくってのは本当の意味で子供向けとして語るべきモノゴトだということかぁ、とかそんなことも思ったぜ、とか云っておこうかね……。
2011/06/13 (Mon)
[日々のいとまに]110612 ~ゲームマーケット~
▼そして、初めてゲームマーケットなるものに行ってまいりました。
 いやぁ……節電ゲー(違)としては TRPG 畑ほぼ一択でやってきた身としては、ボードゲーム中心のフィールドがこれほどまでの熱気を有していることはまるで知らずにおりましたので、圧倒されまくりでございました。
 や、友人が持ってるゲームとかを、勧められて一緒に遊ぶとかはまぁ、珍しくはない程度には遊んでるんですが、そういう触れ方ではなかなか思い至らないような深淵を垣間見た気分です。
 感服仕った。そして、疲れ果てました。
2011/06/12 (Sun)
[日々のいとまに]110611 ~けえかほおこく~
△なんかいろいろとダメー。
 というか、現在はそれほどダメではないんですが。
 セッション→シュートボクシング観戦と続いた週末を経て、今週半ばからちょいと風邪ひいて軽く寝込んでみたりしております。ヘヴィに寝込んだわけじゃないんですが、まぁ、ここまでは比較的ヒマだったのと、明日から来週末にかけてヘヴィになるのを秤にかけて、これは早めに軽く寝込んでおくかな、といった計算で。
 ……完治しねぇんだけどな!
 つーことで、重めの To Wright と体調不良が重なって今週はまるで書けず~。穴になるかもでございます。てかなりそう。ぐぬぬ。
 来週はマスターってのもヘヴィだぜ。
2011/06/11 (Sat)
[日々のいとまに]110603 ~公務員の裁量~
▼まぁ、税金から予算が出てるような仕事をしてたりすると、公務員オヴ公務員なような人とも一緒に仕事をする機会もあるものでございます。
 で、実際に、そんなような人との私的な雑談(一緒に昼飯食ってた、とかそんな)でした会話。むろん細部は覚えてませんし、適当に改変してますが。
「なぁ、あんたらは我々公務員の仕事っぷりが杓子定規だのお役所仕事だのと云うがな……ちょっと想像してみてくれないか、「我々が」自分の判断で仕事をする、ってことが望ましいかどうかを……」
「……いや、カンベンしてくれ。「あんた方」に自由にされてたまるか」
「だろ? 「我々公務員」は制度に従って杓子定規に働くべきなんだよ」
 ……まぁ、ひでぇ話ではありますが。いろいろと。
 公務員は、少なくとも勤務時間中は制度に杓子定規に従って働くべきだと思いますともよ。
 ま、私的な時間であってもメシおごられてもダメとかそういう縛りもあるわけで、そういうのになるとちょっと度が過ぎるようにも感じないではないのですが、公務員ってものは、そんくらいガチガチに縛っておかないとヤバい、というのは経験から生まれた教訓なんだろうとも思うにゃー。
2011/06/03 (Fri)
[日々のいとまに]110602 ~残酷なココイチ~
▼ココイチでメシを食うことは、まぁ、それなりにあります。
 すると、たまに流れるわけです、ココイチのテーマ曲らしきものが。
 で、流れだすたびに、一瞬、「おう、残酷な天使のテーゼか……って違ったよ!」と思ってたわけです。
 って話はいずれブログに書こうと思いつつ、最近は行くたびに意識して店内放送を聴いてたんですが、なかなか流れず。
 ……どうやら、代替わりしたっぽい?
 まぁようつべで発見できたので比較。
 「ね! ココイチ
 「残酷な天使のテーゼ
 完全に一致! ……だよな!? な!?
2011/06/02 (Thu)
[Life as a Half Drow]Immediate Reaction
▼ええと、何回目の参加、かな? RRS 復活以来、なんとなく日程の予定が早くに安定せず、なかなか申し込めずにいた Encounters に、どうやら当日時点で空きがあるっぽい、ってことで、即応アクションで久々に参加してきました。当日、現場飛び入りで。
 怪しげな城址の前で突然現れたエルフのローグをすんなり仲間に加えてくださり、ありがとうございます!
 つーか前シーズンもそれなりの回数参加させていただいておりまして、常設卓のほうも 1 名分は空きがあるとのことで、入れていただくのはどっちがいいんじゃろ……などと迷ったりも。単に「出入り口に近い側」に座ってみた結果、常設卓じゃない方の卓にご一緒させていただくことに。
 今回も楽しく遊ばせていただきました。
 まぁ……自分がどっちの卓に名乗りを上げるべき立場なのかはまだよくわからんのですが、今後も機会があれば是非! 参加させていただきたく思うものであります!
 ……フォーチュンカードについてはまぁ、別途考える必要もあるかなぁ?
2011/06/01 (Wed)
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