深度 、急速潜行~
[日々のいとまに]090301 ~ジパング 39 巻~
▼ジパング 39 巻読了。
 攻防の息詰まり具合(ってべつに水攻めだからじゃないっすよ)が凄いことに。
 つーか、こうなってくるともう米軍が余計って感じですな。とくにカーネルのウザさは異常。いやまぁ、カーネルのウザさを余すところなく引き出すミッチャーのほうが問題の本体なのかもしれませんが。
 ここへきて日本人対日本人ってのが会話劇として強調されるようになってきて、いよいよ大詰め感が。
 で、忘れたころにヒンヤリと顔を出すタイムトラベルものであるからには解決されないわけにはいかない、かれらトラベラー自身の問題にもまたちょっと光が当たった……のか? カメラマンがまた妙なコトを云い出してるのも気になるところ。
 さて。
2009/02/28 (Sat)
[日々のいとまに]090227 ~ハニカム 2 巻~
▼「ハニカム」2 巻読了。
 えーと、面白かったデス、以上。
 週アス買わなくなって久しいので、未読の話が入ってるかナーとちょっと期待して買ったわけですが、連載で読んだ記憶のあるところまでだったんで、「あーあーこんな話だったなうははは」とかそういう感じで思い出し笑いのような楽しさでありました。
 あ、ひとつ云っておくことがあった。
 「その頃シャアはまだ少佐です!」
 以上!
2009/02/27 (Fri)
[日々のいとまに]090226 ~アクションツクール・サンプルゲーム~
アクションツクールにサンプルゲーが登場
 おおおお~!
 つーことで早速落としてトライ。
 起動せず。
 ……あ……?
 まぁ何やら DirectX がウンヌンというエラーだったので、指示に従って更新を入れ、再度トライ。
 今度は起動しました。が、なにやらエラーが出て「音が鳴らない」とのこと。
 ……あ……?
 うーん。
 ううううううーん……。
 かなり、このソフトは楽しみにしてたんですが、ちょっと……これは……どうなのか……。
 というか、よほどうちの環境がヘンっつーコトなのかもしれませんが、うーん……。こっちは FAQ も出てないしなぁ。今回は、仲間に呼びかけて「一緒に作ろうぜー」とか云いたかった(まぁ実現性は知らんけどさ)わけであり、あんまし環境を選ぶようだと、そういう使途には向かなくなっちゃうんだよね。
 まぁ環境問題のほうは製品版が出る頃には安定すると思うんですが、もうひとつ、気になる点が。
 これ、キーアサインで、方向操作をテンキーに割り当てることが不可能だったりする?
 今のところ全然テンキーに反応させることができてないんですが。
 もしテンキーで操作する設定にできないんだったら、それは見送りだなぁ。
 PC のアクションゲームはテンキーで操作するものであるべし、というのは老人の懐古趣味に過ぎないといえばいえるでしょうが、結局このツールが作らせようとしてるモノって老人の懐古趣味的なモノを全力で想定しているとしか思えないわけでしてな。てかそもそも「イエヤッフーこれで「オレの考えたイース」が作れるぜ!」って需要を相当想定してると思うわけでなぁ。で、イースはテンキーで操作するゲームだし(←と云い切ってみる)
 RPG ツクールは普通にテンキー操作に対応してますし、なんか技術的な問題があるってことはありえないと思うしな……。
 まぁ、ツールのほうの体験版も出ると思いますので、そっちを動かしてから判断かなぁ。
 発売日に突撃という情熱は消滅した模様でゴザイマス。つーか、シュートはともかく、(見下ろしの)アクション RPG なら RPG ツクールのスクリプト書くほうが早道かもしれんという気が一瞬。あくまで一瞬ですけど。壁にぶつかる判定さえ考えなければすぐにでも書けると思うけど、壁の処理がちょっとすぐには思いつかん。ま、シロートの寝言ですけどー。んや、本気で作るなら、ツクール XP のサンプルにすでにアクション RPG が入ってるらしい(すまん「ししむら」遊んだことないんだわ。まぁ、実のところサンプルはひとつも遊んでないんですが……)わけであり、それのスクリプトを勉強すりゃイケるハズなんですけど。
 んまーなんちゅーか、今回の不具合対策というか、「誰かテンキーにアサインできないっぺれぇことについて何か云っとらんかね」とか思ってスレ覗いたわけですが、どうも……なんつーか……アレだ。
 引用。
・非圧縮音声しか使えない
・遊ぶだけの人がVC05ランタイム必要
・DX関係で相性問題が出る
・.exeに出来ない(要プレイヤーインスト)
・起動時にロゴ非表示が効かない(現在のサンプルだけかもしれないが)
・壁すり移動で引っかかる

 音声仕様については以前オレ自身もひっかかったところ。ランタイムについてはまぁよくわからん。DX 関係も実際ひっかかりましたが、対応は簡単で、今のところ他ゲーなどに不具合が出るようなことにもなってないのでまぁ許容なのかなぁ? エグゼにできないはちょっと気になりますがまぁ内輪で楽しむ分には許容か。ロゴ表示は、べつにツクール色を消して売ろうとか考えてはいないのでどうでもいいんですが、そのぶん起動が遅いことは、修正と起動をひたすら繰り返すテストプレイ時にすげぇ邪魔になりそうではあります。壁すり移動でひっかかるはよくわからない(アクション RPG のサンプルは起動してないのです。すまねぇ。上で「オレの考えたイース」とか云ってますが、んまー実感として見下ろし型のアクション RPG 作るなら RPG ツクールを改造するほうを考えるかなという気分であり)けど、横スクロールジャンプアクションで、なんか妙に壁にひっかかる感触はありまして、あれは物凄くストレスフルというか、それだけで投げたくなるぐらい嫌な感じではありました。ツールの仕様ではなく、サンプルの作りが悪いだけだと思いたいですが。ってか、少なくとも見下ろしでの壁すり移動は RPG ツクールで問題なくできてたコトなんだが……?
 他、まとめリストに入ってないコトとして、サイドビューアクションとかで主として問題になると思われる「斜め床が作れない」も、ちょっと気になるっちゃ気になるところ。最初のゲームではべつにそういう地形は作らないかもですが、そのうち必ずストレスになるだろうな、もし本当にそういう仕様なら。
 んまぁ、ツール部分の体験版見るまでとりあえず様子見、というところまで後退。
 ツール側にスクリプトエディタみたいなのが積まれてないようだったらたぶん撤退。「普通に作ってここまで作れますよー」という見本であるところのサンプルゲーでこれだけ強烈なストレスを感じるモノには、ちょっと手が出せない感じです。改造できない前提で、今出てるサンプルで判断するならば。
 つーかむしろもう切り替えて内輪で RPG(ってまぁ「TRPG 仲間」と同義なので、cRPG と書いたほうがいいか?)作ろうぜ! のほうがよさげ?
 ……ってか、ふと思い出したんだが、作ってみたかったモノのひとつはカードゲームだったんですが、なんかなかったことにされた? いや、そんなことはないか?
2009/02/26 (Thu)
[日々のいとまに]090225 ~ヒストリエ 5 巻~
▼「ヒストリエ」5 巻読了。
 このフリーダム感素晴らしいなぁ。まぁ、当時のギリシャの世界観、というより、岩明均の世界観というべきなのかもですが、なんつーかこう、「就職したよ!」「仕事やめたよ!」ぐらいの気楽さで「奴隷なったよ!」「自由になったよ!」とか云ってるようなノリ(なお、仕事があるのとないのとどっちが自由かについては定義しないでおきます)というか、主役が自由になったことについて、それを喜ぶ人も困る人(っても勝手に困ってるだけですが)もいるにせよ、誰も「間違ってる」とは思ってないし、カロンが自分で自分を買い戻して自由になっちゃうエピソードもあるし、この感覚はいいですな。てか、こんくらい流動性のある表現がされてると、マケドニアで奴隷が少ないという話になっても「で?」という感じでどうでもいいじゃんという気分になります。つーか、もはや単なる(自由に復帰するまでの)セイフティーネットとして機能してるんじゃないか的じゃないかね、この奴隷観。まぁ、そうそうフリーダムな奴隷(←って意味が通らんけどさ)ばっかじゃないのではありますが、にしても、最近読んだモノの印象なんかと比較すると、キリスト教支配下の自由下層民の閉塞感に比べるとずいぶんとやっぱりフリーダムだなぁという感じ。カロンの「思うだけなら自由だ」という発言がある時点で少なくとも魂は自由だという言明だもんな。ま、繰り返しますが、ギリシャの世界観というよりも作者の世界観なのかもしれませんけど。
 話としては、主役の、ある種現代人的なドライ感というかサッパリ感が素敵です。これは……どう解釈するべきなんかはわかりませんが。実際主役になってる人物が史実でもそういう特異な人格だったのか、実際この時代のこの地域が史実でそういうサッパリ感のある環境だったのか、それとも作者の独自表現なのか。作品としてはこの達観っぷりは魅力です。ときどき面倒くさそうに明後日の方向に目が向いてる(他キャラに背を向けた状態で)とかの表情は素敵。やっぱこいつひとり別のレイヤーで動いてるんじゃないか、とかそんな感じに。
 後半についてはまだちょっとわからん感触です。次巻以降を楽しみに。
 まぁ、いつになるやらわからんけどね!
2009/02/25 (Wed)
[Life as a Half Drow]The Melancholy of Flier
▼ソードワールド 2.0 シナリオ「ミストキャッスル」買ってみました。
 いまどきソロアドベンチャー搭載ってスゲェな! とその心意気に感動して手を出してみた次第。まぁ、実際に遊ぶかどうかっつーと、えー、まだあんま読んでねぇし、なんとも云えないところですが。
 んでまぁ、ソロゲー搭載という話以外、何の予備情報もなしに買って、パラパラと眺めてみたりしたわけですが、これはなかなか面白いですな。いや実際、コレ自体が「面白そう」かどうかはまだわからないですが、こういう(って「どういう」だよ、ってカンジですが、まぁ、いろいろだ。シティダンジョンというか、ポートブラックサンドというか、そういった面もですし、ソロでも遊べるようなランダムなブツのフォーマットという面でもですし、ネタの散りばめ方という面でもあるでしょう)モノを作ろうと思ったときに、スゲェ参考になりそう。つーか、実際大好物なわけですが、どのくらいの解像度で作るのが実践において重すぎず粗すぎずでイケるんかなぁってのはやっぱ、趣味で固定のプレイグループでやってる人間が試行錯誤してるのとは、本職製品は比にならない実践の蓄積の上に作られているはずなわけであり、大いに消化吸収代謝して今後の自作の糧にしてゆきたァいとかそんな按配。すいません、市販シナリオを原型を留めた形で使うのは苦手です。プレイヤーとしてなら、なにせソロアドベンチャーもアリなブツですから、読み込んだ上で参加しても問題ないと思うので、内輪のソードワールドマスター屋の方々におかれましては是非ご一考を。ま、ネタ的に新キャラになるだろうがな。今の気分だと狐のヤコプになりかねんが。
 実際どんくらい「大好物だよ!」と思ったかっつーとあれです。ドリームランドリプレイ目当てでここ数号の R&R を買ってるわけですが、それに「ミストのネタのマンガが載ってるよ!」との情報を得て読んでみて、すげぇ既視感がね。うちのプレイグループの人でR&R の今号(53)を読んだ人にしかわからない内輪ネタでアレですが、最後のほうのコマにある「町の地図」やら、オチの一言やら、これ「BLAMDISH!まんまじゃねぇか!」 なお、わたしのキャンペーン(重要 PC の頓死などに伴い実質的な中止状態に陥ってますが)「ブラムディッシュ」の地図は、すでに踏破した分だけでミストの数倍のマス数がございました。このあたりの近さと違いが、「本職が妥当と考える解像度ってどんくらいよ」と気になるところなんだよな。うん、あれはまぁ、いろいろとやりすぎだったし。
 ……んでまぁ、そんなに市販物をたくさん見てるわけでもない(とくに国産品)のですが、最近 SW 2.0 のシナリオをいくつか眺めて思ったのは「それはできない」系の言い切りが目につくな、ってことで。なんでこういう書き方するんだろ。以前の件についてはネタバレになるので言及を避けますが、たとえばミスト(こちらはシナリオの中身ではなく、開始時に与えられる予備知識なので、ネタバレではないよね)では、「飛ぶと死ぬよ」ってのがあって。
 できない、ダメ、と書かれる(云われる)と、「はぁ?」とな。反射的に。思うだろ、普通。
 「アンチマジック(って SW にあったっけ?)張ってノンマジカルな手段で飛んだら?」とか、「その攻撃のダメージ種別なに? 量は? つまりどの程度の魔法抵抗力があれば飛べる? ああ、もちろん召喚モンスター飛ばして統計取るわけだけど?」とか、「発見されるってどんな手段で? 視覚? 聴覚? 嗅覚? 電探? もちろん召喚(以下略)」とか思いつく限りの可能性を試したくなるんだよねー。
 すまん、病んでる。でもさ、何もわざわざ反発を招くような書き方しないで、もうちっと云い方を変えりゃいいのに、と思うんですが。たとえば、「いかなる手段をもってしても突破できません」とか云われると「なにそれ。それ使えばいろいろスゲェビジネスができるじゃん! シナリオとかもうどうでもいいや!」とかヒネクレたくなっちゃうわけですが、「このシナリオが想定しているレベルのキャラクターが取りうる手段(とそれに見合った財産(金銭、人脈、その他))では突破できないとしておいてください」とかなら「んーまぁそういうことなら……」とかあっさり納得……というか無茶を引っ込めちゃいそうなワタクシ。あるいは、より DnD 的なつくりだと、いろいろ条件をきっちり明記して、「あーこれどう考えても近い将来にアクセスできる程度の手段じゃムリだ。てか、その手段が手に入る頃には素殴りで夏候惇半ラウンドで殺せるわ」というふうに諦めさせる方に行きそうな気が。
 まぁでも、書き方はいいや。そんなに数を見てるわけでもないし。今回はたまたまソロアドベンチャーでもあるということでプレイヤー自身が見てしまうモノという点で特異ですが、ふつうのシナリオならマスターがうまく云えばよいことです。(ただ、市販シナリオを使うということに慣れてないと、そのあたりをうまく云いつくろう方向に(自作だったら問題なくこなせる程度に経験を積んだマスターであっても)うまく持ってけなくなったりしがちかなぁ、と、わたしは思います。そのあたり、フォローしやすいように書いてあげる程度の気遣いは、商売で作るシナリオならしておいてもいいんじゃないかな、とかそんな気も。わたしは自分が使う自作シナリオにもわざわざ書き込んでたりしますが、これはまぁやりすぎというかアホとよく云われます。また、自作シナリオであれば、「どう考えても、そのやり方ならやれるな」という想定外の手段をプレイヤーが見出してしまった場合に、それを許容した場合のその後のツジツマの合わせ方を考えることが容易(作ってから日が経ってない場合に限るかもだけどねー)ですが、市販品を使ってる場合だとそこまで把握しきれてるかどうかは難しくなりがちな印象もあり、そういうフォローには気を遣っといてくれるといいかな、というふうには思います。がこれもそんなに数を見てるわけでもないので、強気では云わない方向性でひとつ)
 んで、ようやく本題。
 なんで、(数を見てない者の印象にすぎませんが、とくに日本人は)そんなに飛行を嫌がるんじゃろ? そのわりに、簡単に、制限の少ない飛行能力(可能な継続飛行時間も高度も上昇下降速度も書かずに「自由に空を飛べる」と明記してたりさ)を与えちゃったりもするよねぇ?
 わたしは、プレイヤーとしてもマスターとしても、飛行は最初っから計算に入れます。実際問題として、ひとりやふたり、あるいは全員だとしても数分程度、飛べたからって安易にタワーが攻略できるようになるなんてコトはないですぜ。はなっから「計算に入れる必要すら感じずに作った」というのなら別ですが、それは「飛行手段がある世界で、PC たちがやってくるまで少なくとも無事にそこに存在していたタワーであれば、何かしら対策がなされてないはずがない」のであり、その場でアドリブで何か対応可能な設定を追加してしまったって全然文句云えないってかむしろないままなほうがおかしいわ! ってトコでしょう。たとえば最上階のテラスにフライでショートカットして取りついたとして、そこから屋内に入るのに鍵のかかった扉が一枚あったとしたら、ノックの準備もなければローグのスキルも取ってないウィザードがひとりでどうにかすることなんぞできるはずもなく、どうにかできるとしても、たったひとりで扉を突破して入る(中には敵ボスがいる可能性も高いというのに)選択は現実的ではないし、より慎重になんて考えてたら飛行の持続時間が切れるし……じゃあローグを送り込んだとして、テラスに番犬(的なクリーチャー)が一匹いたらちょいと吼えられるだけでもけっこう困ったコトになるだろうし……まさかファイター送り込んでも何の役にも立たんしな。使い捨てのフレンジードバーサーカーを大量に抱えてるならともかく。アドリブで、何もスゲェ魔法文明の装置があったことにする必要もなく、ただ、「扉」の記号しか書き込まれてなかったマップのその扉に鍵がかかってたコトにしたり、パーティーで戦う分には何の脅威にもならない程度のキャンキャンうるさいだけの嗅覚の優れたクリーチャーが一匹配置されてたコトにするだけで済むこと。もちろん市販シナリオなら何か事前に置いといてくれるのが望ましいところですが、「たとえばここに例を挙げるような程度のアドリブを駆使して、簡単に突破されないようにし、諦めさせてください。それでもなお、全部隊を率いて上がってきて上から攻略しようとするようであれば、その心意気を汲んでやれ! 今回は終了だ! ウワアァァン!」とか書いとけ。使わなかった下層階のデータは他の場所で再利用できるさきっと! (べつに心意気なんぞ投入しなくても飛べるレベルなんだとしたら、そのレベルに合ったシナリオじゃなかったっつーことですが、マスター側も 1 レベルからマスタリング経験を積み上げてきてれば、そのレベルになるころにそこまで隙間のでかいシナリオは書かないと思います。別の方向性としては、「レベルや実績に不相応な飛行手段」をちょう奮発して確保してるパーティーがあったとしたら、きっとそれはそれで名声が轟くことになるので、そのあたりを期待した依頼が来て云々、という展開も楽しそうだよねー。レベル低くて装備もみすぼらしいのに何故か高価なフライングカーペットを運用してるパーティーがあったら、きっと、「あんたたちみたいなのにしか頼めないことがあるんだ!」とか云ってくるヤツが、それなりの数、いると思わん?)
 ……うん、ちょっと暴走した。まぁ市販シナリオでどうするのがよさそうかは置いとこう。
 せっかくファンタジーなんだから、空ぐらい飛べるようになりたいじゃん? せっかく飛べるんだから、飛べることは計算に入れて遊びたいじゃん?
 すっげぇ普通の感性で云ってるつもりなんですが、おかしいのかなぁ。
 なんで「飛ぶな」って話になりがちなんだろ。
 たとえば、タワーがありました。「じゃあとりあえず飛んで偵察する」って云ったら「それはマスターいじめだ」みたいな言説をさ、けっこう最近、国内の TRPG な言葉が飛び交う場所で見た(そしてそれに対する否定的な意見はなく、肯定的な意見は少なからずつけられていた)わけでしてな。違うだろ。オレがマスターなら、何回かに一回は、ふつうに通路と扉と階段歩いてるだけじゃ、どうやっても上に行けない塔を作るぜ? だって飛べるだろお前ら。なんで飛ばないの?
 「とくに日本人は」ってのは偏見です。とてもとても少ない例から勝手に思ってるだけで。(まさか日本人にとって空を飛ぶという発想は自らの中から出てきたものではなかったとかそういう話でもないでしょうし)
 「それ禁止」って云われると反発したくなる中二の魂だってだけなのかもですけど、「上から目線で「やるな!」と命令するのではなく、「やると、こうなりますよ」と教えてくれるワケです」のほうがわたしは好きだなぁ。
 ついでに、「それはマスターいじめだ」的な連想で。あのー、「プレイヤーがマスターの意図を汲んで」云々みたいなのもごく最近に散見しますが、そうそう簡単に読まれてたまるかボケェ! って思いません? 思わないのかなぁ? ってか、それは、徹頭徹尾読まれてたまるか、ではもちろんなくて、プレイヤーが「あれ、なんかおかしくね?」と思って裏取ろうとしてきたら、満面の笑みで重要情報を投げてみて、「やっべぇ、これ気づいてなかったらどんな大変なことになってたか!」とガクブル! みたいな、ってのは、裏を返せば「っしゃあ! 重要なトコ押さえたぜ! 気づいてなかったらヤバかった! しかしわかったからにはこれで勝つる!」という達成感を得る/与えるっつー楽しみをはなっから捨てちゃうってことなんでしょうか? もったいなくね? という疑問なわけですが。そういう次元の話じゃないのかなぁ? でも、マスターの意図から外れる自由がどうこうって話が出てるのを見てる(最近けっこう流行ってるっぽい)と不思議なんだよな。外れようとか外れまいとか考えられるほどマスターの意図を読めてる、読めるべきだ、読ませるべきだ、なんて、何故思い込めるんだろう? と。
 もちろん、わたしのようなアナーキストでも、「そのシナリオの導入に乗る」って最初の段階だけはさすがに、お互いにすりあわせていって、読ませて、読んで、汲ませて、汲むべきだと思いますけど。でもそこの段階さえ、「最初のひとり」以外は汲ませたり汲んだり「しない」楽しみってのも有り得るところであり、ぬぬぬぬぬ、という感じでふっしぎしぎしぎまっかふしぎ。むわわ。汲んでみて PC 側で勝手に絡もうとしたら、マスターが「ちょ、全員に導入考えたんだから余計なコトすんなよ!」ってなコトになったりも、しうるわけだしねぇ。もう、自分勝手に空を飛ぶ! で貫いとくのがいいんじゃねぇの? なんてな気分も。マスターはマスター喉はカラカラ。んでプレイヤーはプレイヤー、最後までバラバラ。最初はまぁ、「しまったハズした!」と思ったら全力で方向転換するつもりでいましょ、ってなあたりで。
 ……なんだか、本題のほうが短いような、本題になったかと思えばまた枕に戻ってったような、いつもながら支離滅裂気味ですが、そこはホレ、「近頃の日本の若い物は、とかオマエ云ってるみたいだけど、どんだけ近頃の若い物の例数を知ってるんだ? アアン?」ってなアレに対して「んまー偏見で云ってますし具体例も出しませんよーへへへ。あくまで偏見ですよ偏見。そんなマジんなんないでくださいよヤだなぁ」とエクスキューズエクスキューズで積み上げようとしたアレということでひとつ見逃してやってくれい。へへぇ
2009/02/24 (Tue)
[日々のいとまに]090223 ~アドレナリンラッシュ~
▼一月末あたりから抱えてた仕事がついに手を離れました。
 まぁ少しずつ煮詰まっても追い詰まってもきていたブツでしたが、このテの仕事が毎度そうであるように、最終日は、それまでどんだけがんばってたかとはあまり関係なく壮絶な火祭りになるわけでして、今日はまさにそれ。
 朝からすげぇアドレナリンの血中濃度だったと思うぜ。やたらめったら楽しかったですが、まぁ、我ながら病的ではあるな。
 まぁこれで、しばらく少し気楽になる……といいんだけどねぇ。そうもいかんかな……。
2009/02/23 (Mon)
[日々のいとまに]090222 ~New Mouse~
▼ついにマウスがかなり決定的に死亡しました。
 まぁ、ちょっと前から微妙ではありました。が、気休め的に掃除したり何かしたりで騙し騙し使っておりまして。
 当初はボール部分の不調だったわけです。とはいえ、光学マウスは以前仕事で使ったことがあるヤツが本格的に使い物にならないヒドいパフォーマンスだった印象が根強かったため信用する気になれず、かわりのボールマウスを探そうにも、今どきボールマウスなんてそもそも店に置いてないわけで、騙し騙しの日々が続き――。
 ついにここ数日で本格的に死亡。今度はホイールが、数回に一回ぐらいの頻度で反応しない事態に陥ったんですが、今日になって「数回に一回しか反応しない」事態に。
 さすがにそれは駄目だろう。
 つーことで、諦めて光学系を買ってきました。
 しょぼい光学系はマズかろう、という偏見が拭えなかったので、まぁ、そこそこっぽいやつを探して売り場を放浪。どうやら「普通の」光学式よりも性能が優れているらしいということでレーザータイプを選択。んでまぁ、それ以上の信頼性についてはモックアップをいくらいじったところでわかりゃしないので、あとはデザインで選定。
 デザインつーても、見た目にこだわってもしょうがないわけですが、しばらくカチカチ触ってて、重要っぽいポイントが判明したのでそこを軸に洗いなおしたところ、かなり絞られることに。
 要点:ボタンの「外側」に枠がないこと。
 左ボタンより左、右ボタンより右、そして前方に、押し込めない枠の部分があると、どうもオレ的には使いづらそうなわけよ。
 けっこう最後のほうまで候補に残ってた、ロジクールの V150 なんかはこの点で落選。MX320 も、検索ボタンは余計ながら、ちょっとよさげかなーという感じだったのですが、これは前方にも枠部が多くて、こりゃありえんだろう、ということで落選。
 結局、エレコムの M-FGULBK KATANA に落ち着きました。まぁ色はなんでもよかったっちゃ何でもよかったんですが、この三色から選ぶなら刀かな、ということで。
 ドキドキしながらブッ刺して試用。
 びっくり。
 まぁ、そりゃ十五年ぐらい前だもんなぁ、例の地下の共通機器室にあった BAS-3000 付属のコンピュータの光学マウスに絶望したのって。
 触ってもいないのにカーソルが突如走り出すこともなければ、突如消滅(実際には見当違いの遠隔の場所に瞬間移動)することもない。ちゃんと使えるじゃん! これなら実用になるぜ!
 ……うん、いや、わかってる。わかっているんだ。でも、経験してしまったダメさってのは、なかなか忘れられないものなのです……。
 これまでもノート用では光学式使ってはいたんですが、いずれも無線で、まぁ、無線の限界ってのはたぶん今でもそれなりにはありそうなんですが、最初の光学式は(例の BAS-3000 の付属機よりはマシにせよ)同様の誤動作がそれなりにあった感触だったり、その後買い換えたものは、相当イイ感じではあるのですが、これまたやっぱり無線の限界は感じることもときどきあったりでして、メインマシンに搭載するには不安っつー感じだったんだよねー。
 有線レーザー、たいしたものだ。
 ま、若干気になる点がないではないのですが。
 第一に、どうも細かい設定が効かないっぽい? カーソル速度とか、ホイールボタンの動作とか、設定したいところではあるんですが、今のところ設定方法が見つからず。レーザーだからとかではないですね。メーカーの癖なのかな?
 第二に、これは気になるというよりは、光学系に慣れてねぇなぁ、と実感したというだけのことで、慣れれば以上だと思いますが、「軽い」ということ。物理的な重量じゃなくて、ボールだと「ボールが転がるだけの」力をかけてやらないと動かなかったものが、それよりは軽い力で滑ってしまい、それによってカーソルがズレる、という現象が続発する点がちょっと今はひっかかるっちゃーひっかかるところ。マウス放り出して両手でキーボードを叩きはじめる瞬間とかで、ちょっと「カーソルが操作してない動きをする」ってのが、ま、少しだけ。これは主としてケーブルのテンションが変なかかり方したときに発生しており、無線だと起こり得なかった現象なのが新鮮でした。
 その他の点は実に快適。ふぅ、店からボールマウスが消えちまうわけだぜ。
 今はエクステンドした USB に刺してる(ためにケーブルが妙に余って「軽い」マウスが滑ったりした)んですが、近日中に裏側に回って根に刺してみるとしよう。
 よろしく頼むぜ、相棒。
 以前の相棒は、USB 死などに備えて、(PS2 に)刺したまま、どっか邪魔にならないとこに安置しとくとするか。今までありがとよ。今は眠れ。ふたたびお前の出番が来ることなど、お互いに、ないほうがいいんだろうがな……。
2009/02/22 (Sun)
[日々のいとまに]090221 ~黒のトイフェル(下)~
▼「黒のトイフェル」下巻読了。
 とりあえず公衆浴場でひと息。いや、猛烈なディストピア具合がここで多少緩和されたかなぁということで。当然、極めて限られた人々だけが享受できる快適さではあるわけでしょうが、相当下々まで快適に暮らせるなんて、相当に時代が下ってこないと人類史においてまず存在してなかったわけですから、ま、13 世紀ならとりあえずオッケーとしといてよいのかなというところで。何しろ、上巻じゃあ相当てっぺんの人々でさえ全然快適そうには見えなかったんでなぁ。
 何故公衆浴場がそこまで快適そうに見えるかといえば、それはもう、TRPG 屋、に限らずゲーム的ファンタジーから入ってる民が「リアルな中世ヨーロッパってどうよ」とかいうふうにゲーム的ファンタジアン向けの書物に手を出すと、まず打ちのめされるのが「入浴習慣のなさ」と「排泄物は道路に捨てる」あたりなわけであり、後者はまぁ避けて通れないアレなわけですが、前者の印象が「おや?」となったわけでした。即座に「ペストの流行っていつごろだっけ?」と調べ出したのは普通の反応だよねぇ? いやまぁ、「普通はペストの流行した時期ぐらい知ってるだろ!」とか云われたら、うぐぅの音も出ませんが。(1347 年頃以降だそうです)
 ま、結局、魂のほうは神様の野郎に縛られてて、その意味での閉塞感は変わらないわけではありますけど。
 後半の展開はやはり、前半の演説ラッシュから打って変わってアクションラッシュで、Yrr だとえーとえーと……なんですな、アクションラッシュは、デキはイイはイイんですが、正直クドいというか、やっぱ「コトが起こる前に」ひたすら会話劇を積み上げてた部分に比べると盛り上がりを欠く感じかなぁ、と、そういう感じがないでもなかったんですが、今回は量的にも過不足のない見事な仕上がり。質的にも、人間同士の泥臭いアクションがイイ感じで、全開で盛り上がりました。視野の限られた人間が、それぞれの立場で、それぞれに最善を尽くした結果、いろいろとしっちゃかめっちゃかになってく展開も(最善を尽くす前、立場を決する時点で非常にアレっちゃアレなのですが、それは小説の描き始める日時以前にすでに決してしまってるので仕方なし)なかなか好み。見下ろしちゃうと「愚か」な行動だったりもするんですが、それぞれの立場ではみんながんばってるよな、と。(ここが、それぞれの立場に感情移入してみてもやっぱり「愚か」だと受けつけにくかったりします、オレは。たとえば Yrr だと、軍関係者は結構そういう感じがなくもなかったかな?)
 クライマックスの、駆け上る我らが赤毛のスプリンターと、非一神教徒の現代人の感覚からすればむしろ「いちばんマトモじゃん?」という感じでさえある敵役と、ヤスパー先生の、言葉と腕力をフル稼働する勝負の緊迫感とかは絶品。
 満喫つかまつりました。
 ヤコプの頭の後半の冴え渡り方は、「こうでなくてはな」という感じで、ま、定番っちゃ定番ですが、しびれます。ヤスパーは、ハンセン病に対する疫学的な素地さえあるんじゃないかみたいな明晰さとか、ちょっと超人すぎる感じもないではないですが、メンタル面ではパーフェクトというわけでもなく、そのあたりのバランスが素敵な知識人として魅力的です。超越しすぎないことで生まれる視線の暖かさ、みたいなところとか。ウルクハートのバックグラウンドについては、まぁ、見慣れた、というのはどうかとは思いますが、定番的といえばこれも定番的なアレですが、そこからたどり着いた境地がなかなかイイ感じの EX パラディンでカッケェ。リヒモディス女史は、下巻ではいまいち盛り上がらない印象ではありましたが、ウルクハートがらみの場面とかではなかなかイイ味を出してたなという感触。ふむ、クライマックスとかとくにですが、ヤコプが暗殺阻止のために探して駆け回るのが「狙撃ポイント」なこととか、ヤスパーやウルクハートがもうちょっと時代が下がったほうがしっくりきそうな視点やテクニック(ヤスパーが心を病んだ別の元クルセに情報収集に行くくだりなど)を持ってたりといったあたりは、TRPG 屋から見たゲームっぽさもちょっとあったかな。それが濃すぎるとアレですが、ちょうどイイ按配の濃度だったんじゃないかなと。キャラスペック的な超人ではなく、思考レベルで(ちょっとだけ)頭抜けた人々、という感じがうまく出てた、という感触。
 面白かった。
 トータルバランスでは Yrr よりもしかしたらデキいいんじゃね?
 Yrr はそのバランスとかもう気にしないぜ、全力で行く! みたいな突っ走り方(とくに学者連中の)が素晴らしく、どっちがよりトータルで「すっげぇ!」と脱帽したかっつーと、ま、Yrr ではありますが、大満足な今作でありました。トイフェルのほうが、ひとには薦めやすいかな。
 いやまぁでも、Yrr の序盤の手探り期とかはやっぱり並ぶものを挙げようもないくらいに絶品なんだよなー。
 うん、両方読め!
 Yrr の、全部の謎が解けた後の片付けについてはまぁガマン。いや、悪くない。決して悪くないと思うんだけど、ちょっと長すぎかなってのと、序盤の手探り期の熱さに比べると、ちょっとやっぱり……とかそういう程度なんですけどね。
 次のシェッツィング作品はいつかなー。どれかなー。そんなに多作な人ではない(って見るからに調べてる資料の量が量なので当然だと思いますが)のですが、まだ数編はありそうなので、ちょう期待するぜ。
2009/02/21 (Sat)
[日々のいとまに]090220 ~菟原手児奈~
伝説の美少女・手児奈の素顔は?
 うわぁ……。
 そ、い、つ、は!
 禁断の知識だ。触れると狂うよ?
 まぁ、恐るべき存在ですが、確かに「伝説の美少女」と称するに値すると思います。
 つーか要するにナイアル……ラ……ト……私の…記憶……制御…され…て…て…ある言葉を口に……出そうと……す…ると頭…が…。
 何が恐ろしいって、こんな恐ろしい存在についてオレが言及していないハズはないと思うのに、烏賊研を全検索しても全然ひっかかってこねぇことがですよ! ありえん。
 つーことで、とりあえず小林泰三「玩具修理者」収載「酔歩する男」は読んどけ。きっとリンク先の企画展にも展示されてると思いますが、もしなかったら、行った人は勝手に置いてくるべし。イア。
 MIXI 経由で発見。
2009/02/20 (Fri)
[日々のいとまに]090219 ~Action Tkool Information~
アクションツクール追加情報
 オーケー、素材仕様は理解した。MP3 使用不可ということで、容量増えるなぁ。
 まぁそれはそれ。本体仕様のほうですが、まーなんだね。さっぱりわかりません。てか要するに、縦シューが簡単に作れるのかどうかだけ云え! 工夫すりゃもちろん容易に作れるでしょうけど! まぁカメラの設定だけで、横シューのテンプレから余裕(絵素材は書き直すけど)ってとこになりそうかなぁとは思います。
2009/02/19 (Thu)
[日々のいとまに]090218 ~黒のトイフェル(上)~
▼「黒のトイフェル」上巻読了。
 作者はフランク・シェッツィング。すなわち「深海の Yrr」の人。
 なんじゃこりゃ! スゲェ! 狂ってる!
 いっちばん最初のところは若干とっつきにくさを感じもしましたが、ヤスパー先生登場あたりからはもう怒涛の演説ラッシュで、一気に飲まれて読了な勢いでありました。っつうか、考えてみりゃ Yrr もそうだったよな。前半半分ぐらいはひたっすら予備知識の説明に費やすみたいな勢い。これがまたむちゃくちゃ面白いんですわ。やはりシグル先生やらヤスパー先生やらといったキャラクターの語り口が素晴らしいのでしょう。ん? 「魅力的なキャラクターの口を借りて教養を叩き込むぜゴルァ」ってどっかで聞いたことのあるスタイルのような気が……? あれか? まだ読んでないんですが「狼と香辛料」って噂によるとそういう話? 気にはなってるんですが、やはり表紙的に若干の抵抗を感じないではなくてな……(って、まさか(TRPG ルールブック以外の)表紙問題に、こういう形で言及することになろうとは思わなんだぜ)
 まぁ語りだすと止まらない勢いのヤスパー先生の素晴らしさは、たぶん下巻でも炸裂すると思われますし、とりあえず置いといて。
 この舞台、すなわち 13 世紀ドイツ都市のディストピア具合がハンパねぇ。すげぇ。いやまぁディストピアは云いすぎ(その時代ならどこの土地でも物質的にはそうそう裕福ではないだろうし)でしょうが、物質的に豊かではない時代のキリスト教(およびその聖職組織とその構成員)の抑圧感ってものすごいなぁ。少なくとも一神教圏以外では、物質的な厳しさは同じでも、魂の自由はもう少しはあったんじゃまいか。しかし、その後物質的に世界を豊かにしてゆく原動力はこのキリスト教的な抑圧(によって育てられた果てしない欲望)にこそあったのではないかというふうにも感じるわけで、「人を鍛えるための独裁はよしとすべきだ」を全力で連想し、オレはようやくポセイダル陛下(20 年前だぞ)の足元にひっかかりつつある程度なのか、とかそんな感じに打ちのめされてみたり。たまらんな。てゆか、時代設定こそ違いますが、ピルグリム・イェーガーの抑圧的キリスト教会の描写もなかなか物凄かったなぁ、なんてなコトも思い出してみたり。
 さらに連想は TRPG における「(so called)中世ヨーロッパ」の描写*みたいなほうにも進みまして、「リアルな中世ヨーロッパがどうこうとかよく云われっけど、このキリスト教という楔の「不在」の影響って、魔法みたいなものの「存在」よりもよほど決定的に重要だよなぁ」というようないつも思うコトをまたまた思ってみたりもしたり。まぁそれは連想の遊びですが、そういうリアリズムを追及するのなら、ウォーハンマー的にいくよりも、クトゥルフ的にいくほうがオレは好みかもなぁ。キリスト教自体が正気度減るようなブツになりそうな気もしますが。
 怒涛の演説のみならず、地の文の臨場感というかヴィジュアルイメージ喚起効果も強力で、赤毛のスプリンターことヤコプ選手をはじめ、ヒロイン格のリヒモディスもヤスパーもマリアもウルクハートもイイ感じで目に浮かんでくるわけですが、ふと、こいつらどんくらいのトシなんじゃろ、という疑問が生じたりもしまして、うぬぬぬぬ、とまたまた本筋と関係ない異文化テイストを再認識してしまったりも。「自分の年齢なんぞ覚えてるヤツは少数派」みたいなことは明記されてるんですが、もしかしてヤコプ君、相当若い? とすっと、それとちゃんと(少なくともトシ的には)釣り合いそうな展開になってるリヒモディス嬢も実は相当若い? でも「五人子供がいる」とかハッタリかまして、それが余裕で通ってる感じでもありましたし、なんつーか、わからん。まぁ、わからんで当然ですし、時代が違えば年齢の数字を見てわかった気になってもしょうがないとは思いますが、日本人なら「数えでいくつ」という描写でもなんとなくわかった気になれるあたり、ぬぬぬぬ。
 話そのものはというと、えー、単なる殺人事件といってしまえばいってしまえるモノでありまして、本題は背景世界を描き出すことそれ自体であろうとかなり本気で思ってます(とくに上巻ではねー)ので、ま、言及はせずにおく方向性でひとつ。
 下巻も即突撃します。

* 連想で。禁酒パラディンの飲み物シリーズ、リンゴジュース編。黒のトイフェルの主役ヤコプ君は毎日リンゴばっか食ってるみたいです。べつに好きだからってわけじゃない模様。
2009/02/18 (Wed)
[日々のいとまに]090217 ~グインサーガ 125「ヤーンの選択」~
▼グインサーガ「ヤーンの選択」読了。
 あーあ。
 いやまぁ、全面的にネタバレのため水面下に。
2009/02/17 (Tue)
[日々のいとまに]090216 ~Op. ローズダスト(下)~
▼「Op. ローズダスト」下巻読了。
 考えてみりゃ、中巻時の予測からしてアレっちゃアレでした。中巻ラストで「戦力はまだある。戦力は、まだあるさ」をやっちゃったら、下巻の枚数埋めるだけの話ってあるわけなくね?
 下巻読み始めた段階で、すでに脳内 BGM は「Outbreak」(パトレイバー劇場版 2 の、決起の場面の劇伴)でありました。おいおいおいおい。これで一冊もつのかよ!?
 もたせやがった。
 恐ろしいパワーですな、まったく。
 中巻で一気に振り切れた振り子をいったいどう軟着陸させる気だ? というのは、もうかなり最初のほうで、「結局うわっつらだったっぽいぜ pgr」とやっちまうことで対応、ってところなのかなぁ。ローズダストを舞わせるゼ! の手法についてはまず想像したままでした。しかし、これをもって「人の心の光を見せなけりゃならないんだろ」「アクシズが地球から離れていきます」をやっちまうとは仰天。さ、さすが。P2 だと思ってたら 逆襲のシャア だったかよ。で、その同じ作者がガンダム UC で「逆シャア以降の、結局どうにもならなかった世界」を描いてるってことをつい連想してしまって、フゥー、とかそんな気分になってみたりも。
 決戦の決着はむしろ方舟の vs 零式、あるいはノリスの「勝ぁったぞぉー!!!」を思い出させる感じで、「本来は軽いダメージを重ねていくことを身上とする」のがナイフ戦だといったような説明を模擬戦の描写で積んでおいて、最後は、「なんとか短期決着しなければならない」という状況でのあの戦法に至るという対比が鮮やか。で、その後はまさに「ちょい右!」ってな感じの「脱出」でもうしみじみとガンダムという印象でありました。
 福井の近/現代モノ(ガンダムではないもの。ローレライを含む)は「川の深さは」が最上と思ってましたが、これはついに超えたかもしらんな。ただまぁ、難点を云うなら「さすがにこれは長すぎだろ」ってのはありますが。いくら気に入ったからといって、そうそう気楽に読み返せないよなぁ。
 下巻はビジュアルイメージの喚起が軸で、非常に強力でしたが、これまた結局脳内イメージはアニメ。あるいは洋画。実写邦画ではとても描けないのじゃないかなぁ、こういう「表情」は。アクションとか建物爆破とかは今やどうとでもゴマ化せそうな気がしますが。
 いろいろ思想や思考を語る(その内語や会話劇の緊張感を楽しむ)のはまぁ、中巻までの範囲だったかな、という感じなので、下巻は素直に燃えたぜ、という感想でアガリとしておきます。てか「何が面白かったか」を考えだすと、中巻まででそのほとんどの要素は出尽くしてるんではあるんだよね。その上でなおこの下巻の熱さはどうしたことか。
 いやホント、毎度毎度、読み始めると止まらんなぁ。今回もノンストップで三冊読み切ってしまったぜ。買うタイミングを意識的に遅らせてなかったら、一冊目の感想書く前に読み終わってたな。
 ところで、TOW で対地(地上目標ではなく地面そのもの)攻撃ってのはあの解釈でいいんだろうか? まぁ、全然知らんところなんですが、そこだけちょっと違和感があったりもしました。
 テロの、手段部分の軸が共同溝なのは青海の時点で予想した通りでしたが、それをどう使うかについてはちょっと想像が及ばなかったなぁ、見事。
2009/02/16 (Mon)
[日々のいとまに]090215 ~ベクター・ケースファイル~
▼「ベクター・ケースファイル」既刊全巻読了。
 ……仕事で読んだ(って何だっつー気もしますが)わけですが、絵面のチャンピオン RED テイストに似合わぬ本格的な虫問題マンガでございました。ってか、RED なあの絵面とか、「何年前のノリだよ」的な登場人物構成とかは、あれは、いってみれば擬態ってとこですな。独創的、というのとは違うでしょうが、中心的なネタが一般的には馴染みのない方面で、かつ本格的(ネタによって差はありますが、感染症関連はかなりマジメ)なぶん、それ以外のフォーマットはベタすぎるぐらいベタベタな、わかりやすい構成にしといた、って感じかなぁ。
 ミヤイリガイの回とかかなりしびれました。ってか、名前見た時点でびびるわ。すっとんで逃げるね。
 もともと存在すら知らなかったわけで、たぶんふつうに私的に知っても、絵面に退いて手なんか出さなかっただろうなぁってな感じであり、仕事経由というのはいい出会い方であったな、としみじみ。
 続きが出たら自分で買うとしよう(既巻まで買い揃えるかっつーとまぁさすがにアレですが)
2009/02/15 (Sun)
[日々のいとまに]090214 ~Lyrical Magical, Full Power~
▼さて。
 騎士カリムとかキャロとか口走ってしまったからには、そろそろ語るかなぁ……。
 実のところ、A's 以降のサントラ単独売りねぇのかよ! とキレた翌日ぐらいには決断してました。「じゃあ買うしかないか。A's サウンドトラック全 6 枚(DVD つき)を」
 ってことはだ。本命がサントラとはいえ、DVD もついてくるなら、そりゃまぁ観るわなぁ?
 ってことはだ。セカンドシーズン全話観ることになるんであれば、ファーストシーズン観ないわけにはいかんだろ?
 つーことで、「魔法少女リリカルなのは」全 3 シーズン全話観ました。
 えーと、昨年中ぐらいには観終わってたかな? まぁ、「いろいろ」あって書かずにおりましたが、なかなかに印象的な作品だったので、やっぱ書いとくことにしよう、つーことで、そろそろつらつらと。
 セカンドシーズンは全話 DVD 揃うことが決まってるわけであり、なんとかしてまずはファーストシーズンを観とくべぇ、ということで、とりあえず PPV かなんかで手軽に観る方法ねぇかなーと思って探してみたわけですが、見つからず。仕方なく、「いろいろ」手段を講じて全話視聴。
 なるほど。
 デキはいいですな。ちゃんと面白い。ただまぁ、それ以上の強いインパクトがあったかというと、ちょっと微妙なセンという感じ。まぁ期待してたのが「マジカルスタッフで砲撃して排莢」なんてな描写だったりするわけで、それはセカンドシーズンを待たねばならないってこと(これは事前に円盤の人から聞いてたので、期待はずれってことじゃないです)で。
 つーか、世評通り、確かにまっすぐヲタを見つめた作品ですが、事前の想像「萌えヲタ狙い撃ち」ってのは見当違いでした。明らかに燃えヲタ狙いだろ。ってかマジカルスタッフが大魔法ぶっぱなした後でブフォーッ! と排熱排気するなんて描写、まともな思考からはぜってー出て来ねぇ。まだ排莢こそしてないけど、方向性は同じだなこれ。
 キャラ萌えとかそういうのは、正直に申し上げて、あんまない感じでした。っつーか、かの有名なコピペ「魔法少女リリカルなのは?またキモヲタ狙いのアニメだろ→2時間後→フェイトちゃんとちゅっちゅしたいお~」とかの事前の印象が強かったために、「こんな騒がれ方するフェイトってどれほどのキャラなんだ?」ってな按配に期待が先行しすぎたのかも。こっちは、ちょっと、期待はずれと云えば云えるかなぁ。なんつーか、これ、ある種の、しかもかなりよく見るテンプレートじゃね? いやまぁ、それが悪いとは別に云わんけど、オレ的には今さらとくに響かなかったかなぁ。むしろ主役のほうがキャラが面白いですな。「まず叩く。それから交渉」ってスゲェ。熱い。(←これはアンサイクロペディアから入った弊害) つーか、中盤の主役の「抱え込んで悩む」描写とかはなかなかイイ感じでした。なるほど、ローフルグッドはこうやればいいのか(←大誤解)
 ちょっとしんみりきたのはプレシア女史の最期。これ、フェイトを拒絶して退場してるわけですが、最後の最後で「フェイトを道連れにしない道を選んだ」というふうにオレには見えたんだがどうだろ。フェイト側にはきつかったところではありましょうが。
 で、サントラはまぁ事前に購入して聴いてたわけですが、やっぱ劇伴は、できれば BGV つきで聴いたほうがいいに決まってるよね。我らが HuMI こと佐野広明師(オレ的に代表作は「殻の中の小鳥」「雛鳥の囀」「渡り鳥に宿り木を」あたり。ちょっと毛色の違う名作として「分裂守護神トゥインクルスター」(こちらは林家ぱーを知った作品でもあります)も挙げられるでしょうか)の仕事は、まぁ納得といった感じのデキ。ま、やっぱり大御所の仕事と比較しちゃったりすると若干安定を欠く気はしなくもないですが、殻雛系と分裂守護神系の伝統が息づいていると、そう思って聴けばそう聴こえる感じ、といったところ。ただまぁ、アニメの劇伴として聴くと、若干音が……うーん……オレあんまし「音」についての感想というのを持たない(持てない)たちなのですが、ちょっと、厳しい、かなぁ、という感じがしなくもなかったような……。まぁ、「譜面」を聴く耳はともかく「音」を聴く耳のほうはあんまし自信ないのであれですけど。
 曲目的には、「この広い世界に」「やすらぎ」「なまえをよんで」「君に会いたくなったら」あたりは文句なく絶品。「決断の時」はなかなかの名曲なのですが、これと似た進行の別の曲がありましてですな。最初、なのはがユーノを拾う場面をはじめ、けっこう多用されてた曲。そちらが未収録なのは残念。未収録といえば、「最初に流れる劇伴」(StrikerS のサントラに別アレンジが収録されており、そちらのタイトルから類推して、曲名は「夢見た未来 夢見る現在」かと思われます)が未収録なのはものすごく残念。シリーズ通して最強の名曲のひとつだと思うんだけどなぁ。いっそ耳コピでもする? 「撃ち抜いて、夜も暗闇も」は熱い。これこそゲーム音屋の面目躍如って感じで。シューティング系の最終面道中突入とかそんなノリですか。「集え、星の輝き~スターライト・ブレーカー」のほうは、音だけ聴いてもそこまで感動しなかったんですが、BGV とセットだと猛烈に熱いですな。最初のファンファーレからディヴァイン・バスターの「照準砲撃」をぶっかまし、中間部、転調して盛り上がるところで本命の「全弾頭核」スターライト・ブレーカー投射。なるほど。いいつくりだ。こういう同期のつけかたが非インタラクティブメディアの劇伴の真骨頂だよなぁ。
 んでまぁ、佐野広明のファンとしては悔しいところではありますが、「Take A Shot 」の盛り上がりは異常でありました。さっすが矢吹俊郎ってとこかね。挿入歌のイントロで士気上げる手練手管は極まってるぜ。
 OP、ED についても、当初はようつべから音を吸い出して聴いたりしてましたが、えいやっと腹くくって CD 購入。いずれもけっこうな名曲だと思います。とくに ED はパーフェクトなデキと申せましょう。A メロのベースラインとか絶品です。B メロからサビにつながる部分とかも素晴らしい。てかこのベースラインとコード進行だけでじわりとくるぜ(←病人) あとハイハットもかなり最高。なんというか、こういう、「定型詩」みたいなつくりの曲ってのは、イイものは本気でイイのです。「明日への勇気」*系? まぁ、新しさは感じないと云ってしまえばしまえる感じではある、のかなぁ。
 つーことで、本日はここまで。
 なんかあんまし誉めてねぇ気もしますが、ちゃんと面白かったですぜ。てか、トータルで A's が極まりすぎで、StS は作品そのものについては絶賛しがたい部分もあるとはいえ、音楽的にはさらに強まった素晴らしい仕上がりだったので、若干ファーストシーズンが印象として色あせてしまったっつーことでひとつ。
 しかし A's については書こうとすると書くコト多すぎになりつつあり、いつあぷれるかは不明。ギャフ。

* しかし、その時期けっこうようつべを徘徊してたわけですが、以前諏訪が熱唱してたのを聴いてちょっと感心した「Hustle Muscle」も発見してチェキ。そしてその第一印象が「おおおお『明日への勇気』!」というものだったオレは病んでいるのか。
2009/02/14 (Sat)
[日々のいとまに]090213 ~Op. ローズダスト(中)~
▼「Op. ローズダスト」中巻読了。
 朋希の「……友達だから」に撃沈。
 いやまぁしかし、その直後ぐらいで「フムン、となると、中巻ラストは「朋希、死ぬつもりだっただろ。今降りちゃだめだ。俺たちはまだ目ェつぶっちゃいねぇ」あたりまでかね」とか思ってたらまさしくでありました。
 以下、ネタバレのため水面下。
2009/02/13 (Fri)
[日々のいとまに]090212 ~120円はありえん~
▼思いつきですけど、「釣銭の出るゲーセン」とかどうですかね。
 ワンゲーム 200 円。ただし、あまりにもあっさり終了してしまった場合には 100 円戻ってくる、とか。
 たとえば対戦の回転が上がれば単価は落ちるけど収益は上がる、ひとりでえんえんと遊べるプレイヤーがひとりでえんえんと座ってる場合には単価が上がる、みたいな。
 初めて使うキャラ、初めて使う機体とかでちょっと試して「ああ、これは合わん。やっぱ他のにしたい」と思うことが予想される場合や、初めて遊ぶゲームで対戦が発生しそうな場合なんかには高い金は払えないけど、もうちょっと馴染んできたら、ちょっと高めに払ってもいい気分になるとか、ありそうなんだよな。
 最初の殺し面をクリア(対戦なら何であれ対人一勝)したあたりからフルプライス、ぐらいの設定だとすると、けっこう納得なんじゃまいか。
 あくまで「この先に進むには追加料金」ではなくて、「失敗した場合は保険でまかなえますよー。だから安心してムチャしれ」という方向性で。追加料金という思想は嫌いなのでな。
 とくに、基本無料で追加料金体系が満載ってのは最悪、ってこれはゲーセンじゃなくてネトゲの話ですけど。
 まぁアホな思いつきですが、ワンゲーム 120 円とか云い出したトコがあったらしいという話もあり、それよりはまだマシじゃないかねぇ、と思う次第。てか、120 円って釣銭出すモンだと思ってたら、きっかり入れなきゃいけないらしいという話も。ますますありえんよなぁ。
2009/02/12 (Thu)
[日々のいとまに]090211 ~Op. ローズダスト(上)~
▼「Op. ローズダスト」上巻読了。
 すごい。
 なんでこの人、毎回毎回毎回毎回毎回毎回ほーぼ完全に同じキャラ構成で書こうとか思えるんだろ。
 「おーおー、お前が今回の如月行か!」とかそんなアレですぜ、毎度。もちろん今回も。
 が、真に恐ろしいのは、それでも毎回毎回毎回毎回毎回ちゃんと面白いことですよ! すげぇ筆力と云うほかないですな。
 内容についてはまぁ、全部読み終わってから系でひとつ。
2009/02/11 (Wed)
あんか出よった模様
 つーかホントに R は R のまま来るのだろうか……。
 だとしたら、さすがに続けられんかなぁ。
 何かしら魅力があれば、パラダイムシフトに対応しようという気力にもなるでしょうが、どうも、それも微妙というか、えーと、むしろ「駄目」っつーか、「旧来のファンはさっさとやめろ」という意志をストレートに感じちゃうんだよな……。つまり、三次職の絵的な面などで。
 がんばって対応しても、手に入るのがしょせんアレと思うと、なんつーかですね。
 R がどうこれからマシになったとしても R 軸のままだと結局ムリっぽい気が。
 ……なんて、書いててすげぇデジャヴが。なんかオレつい最近、こんなようなコト書いたような気がしなくもない……?
 そうか、あれか! DnD の4 版か!
 ……たとえ 4 版が出ても 3.5 版を遊び続ける選択肢があるってのは偉大だよねぇ。ネトゲの場合は、R 来たら現仕様はもうどこでも遊べなくなってしまうのと比べたら。
 むしろパスファインダーのごとく、どっかが現仕様の RO を引き取って運営続行とかないですかね。いわば正規エミュ鯖? っつーかむしろ、そっちのほうが(少なくとも当面は)売れるに決まってるし、癌呆やったらどうだ? データ引き継げないならまぁ売れないでしょうから、やるなら癌呆がやるしかないだろうし。
 まぁ、現仕様そのままでただ維持するだけじゃあ先細りでしょうが、重力の桎梏から解放されて癌呆側の人材(ごく最近に限ればけっこういいセンでがんばってんじゃね?)が現仕様をベースに自由にいろいろ新要素作ってったら、もしかしたらバケるかもよ? ってか、癌呆をいかなる意味においても信頼することはできませんが、それでも、現在の重力に対する「負の信頼」よりは全然マシだ、って気分なあたり実に絶望的じゃのう。
 ぽたゆなさま経由。
2009/02/10 (Tue)
[日々のいとまに]090209 ~差別の実態~
2007年に施行された改正・男女雇用機会均等法である。従来の女性に対する差別を禁止する法律から、男女双方に対する差別を禁止する法律に変わったことで、女子学生に絞った一般職の採用はできなくなり、形式上は男子学生にも一般職への門戸が開かれた。
 そんなに最近まで、こんな明確な差別が残っていたのか……。
 看護婦が看護師になったのが 2002 年とのことですが、それから五年も後。よくまぁこんなひどい差別がまかり通ってたモンですな。
 「採用しないというわけではないが、経験がなく一般職の男性社員をどう扱っていいのか分からない」とかスゲェ。扱いを変えることが前提かよ。そーれーをー差別っつーんだろうが。
 「新小児科医のつぶやき」さまから。
2009/02/09 (Mon)
[日々のいとまに]090208 ~In My Dream~
▼朝からひどい頭痛に襲われ終日死亡。
 昼ごろ起き出して、がんばって軽く食事して薬を入れたんですが、まるで効かず、結局一日倒れておりました。
 過去形でもなくて、現在もけっこうヘヴィ。
 んで、こんだけ長いこと浅い眠りにたゆたっていると、夢を見るわけだ。
 しょうもない夢を見ました。
 主人公(俺)→現代社会に生きる魔術師。
 おう、なんだこれは。オレの脳の中二な区画が全力で活動しちゃった?
 つーか、最近ラノベ脳に関する話とか読む機会とか多かったから、そっちの影響かもなぁ。
 なお、主人公(俺)はラノベらしく高校生か大学生ぐらい。
 まぁ内容はアホなので省略しますが、しかし、こういうふうに夢を鮮明に覚えてると、自分の脳の視覚構造の病み具合がなんとなくしみじみ痛感されますな。
 登場する人物の外見は、現実に知り合いである人物か、洋画な外人か、でなきゃアニメキャラ。
 直接会ったことのない日本人のツラは決して出てこねぇ。
 外人は(当然、直接会ったことのない映画俳優とかが)たくさん出てくるのにねぇ。
 途中、何やら魔術的な組織がふたつほど登場したのですが、片方の長は、ツラはハンニバル・レクター(アンソニー・ホプキンスの)で、名前は「ハーリィ・ポッター」でした。何故か「ハーリィ」で。 フォックスなのか? ヒトデなのか? いやまぁそれはどうでもいいけど、つまり外人の実在人物(つーても映画登場時の絵ヅラですが)
 そしてもう一方の組織の長は何故か車椅子の若い女性で、ツラはカテジナ・ルースあるいはドロシー・カタロニアあるいは騎士カリム(場面によってツラは違ったけど、同一人物として認識)でありました。アニメキャラ。ぬー。
 ちなみに、主人公(俺)と似たような境遇の魔術師がひとり登場してまして、それは序盤はエマ・ワトソン(ハーマイオニー)のツラでしたが、途中でハーリィ・ポッターの存在が判明してからは、「おい、ポッター氏が結構な年齢なのにエマ・ワトソンがこの年齢はおかしいだろ」と脳が語り(主人公(俺)はそれを認識)途中からキャロ・ル・ルシエになってました。
 オレの脳内では、そのへんは同一のキャラクターとして認識されてるんじゃろうか……。
 てか、カテジナとドロシーと騎士カリムはまぁ同じカテゴリでいい気もしますが、ハーマイオニーとキャロはどうなのか。さらに云えば、ハンニバル・レクターとハリー・ポッターが同じカテゴリってのはどないなっとるんやー! (なお、ダニエル・ラドクリフは登場せず)
 その他登場したのは自分の親父(実際の親父)だけでありました。直接会ったコトある人物の顔で出てきたのはこのキャラだけだな。
 最後はカテジナの部下と魔法的なような物理的なような戦闘を繰り広げている場面で目覚めましたが、ここでは主人公(俺)の戦闘性能はサイキックフォースのキースだった模様。まぁ、なんか夢で超人バトルやる場合の自分の戦闘性能は大体、格ゲーでの自分の使用キャラなので、これはいつものことだな。
 ……まぁ、なんつーか病んでるな、オレ。
 実際、病気で寝込んでるときに見た夢だけど、そういう意味じゃなく、な。
2009/02/08 (Sun)
[日々のいとまに]090207 ~あなたは嘘つきだ……~
▼R25 でインフル特集ということで、ちょいと頂いてきてみたり。
 まぁ、あいかわらずな雑誌ですが、まぁ、無料だし、しょうがないか……とか思いながらパラパラめくって、本命の特集ページに到達。
 なんじゃこりゃ。
 おい、いくら料金を払っていないとはいえ、忍耐には限度が……。
 ……ってなぁ、まぁ、与えられた行動方針に決定的な間違いはないというか、やって悪いことはないかもってなモンではありますが、いろいろと基礎知識のところにウソが多すぎで、一応業界の民としては唖然ですわ。
 (インフルエンザの)「ワクチンは病原性のないウイルス」じゃねぇー。不活化され破壊されたウイルスの残骸だー!(シーズナルインフルエンザの場合。プレパンデミックワクチンやパンデミックワクチンは不活化したウイルス粒子を破壊せずに使うらしいです。いずれにしても「病原性のないウイルス」とは云わないと思うにゃー。生ワクチンの場合は「病原性のないウイルス」って云うかな?)
 NIID は感染研そのものの略称で、感染研の感染症情報センターの略称は IDSC だー!
 「冬休み明けは注意が必要だ」ってまぁ注意するのは結構ですが、二月に出す雑誌で書いてももう遅いわっ!
 「現段階で新型の国内における感染者の報告はない」のは事実だけど、「世界中どこを見渡しても」そんなモン出てねぇー! 海外ならあるかのごとき書き方はどうなのか!
 「新型の毒性」って、インフルエンザウイルスに毒があったためしはねぇー! ってまぁ、これは気にする人のほうが少数派っつーか、こゆーコト云ってると誰の影響受けたか一発でバレそうな気もしますが。
 「リレンザという新薬」って、リレンザもタミフルもほとんど同じ時期に登場してるっちゅーねん。
 ……まぁ、以上のように、実際の行動方針として示されてるものがウソってことは……うーん……まぁ、ないっちゃないような気はします(「総合感冒薬で症状を和らげ」、ってインフルには意味ねぇ気がするな……とかそういうひっかかりはありますし、空気清浄機で「99 % 除去」とか……非常にあれですが……)が、正直、これ、もし印刷前に見る機会があったら「これやめれ」って云いたい感じ悪い記述(たとえば、たしかにウソじゃあないんだけど、予備知識なしに読んだら全力で誤解しそうな記述(予備知識があれば読んでも得るものがない記述ともいえます))とかすげぇ満載でなぁ……。
 料金を払っていないとはいえ……。
2009/02/07 (Sat)
[日々のいとまに]090206 ~Be Just or Be Terrorist~
▼なるほど。
 やっぱり役人は駄目だ。
 たぶんあれだ。公務員改革とか頑張っても、ましな方から削られてって、結果、最悪の部分だけが残るってことになるだろうと、現状を見てる印象では、かなりの確信を持って申し上げられますな。
 なんかもういろいろと暗澹たる気分になったぜい。
2009/02/06 (Fri)
[Life as a Half Drow]Call of Beastiary
▼そして連日のごとく 4th cage さまからの話題ですが。
 なんつーか、日本語版出ないって、ほぼ確信するモノであれば原書買っちまえばいいんだよね! とかそんな気分が(3.5 版一期 Complete シリーズの頃のごとく)フツフツと!
 Pathfinder Core Rule Book 刊行
 うはぁ。
 ……ってまぁ、買うは買うでしょ、ってコトはね。昨日この記事見た時点で心は決まってたようなモノですが。でもまぁ、烏賊に書くことなのかなぁという点では、さほどではなかったというか。
 しかし、恐るべき続報が。
 こちらはD&Dにおけるモンスターマニュアルに相当するもの。
 ほほう。それでそれで?
 と思ってたら!
 「イカすイラスト満載のフルカラーのコイツには250種類以上のかわいい、そしてファンタジーものでよく使うモンスター達が、パスファインダーや3.5版ですぐ使える状態で準備されてるぜ!」
 おおおおおいおいおいおいおいおい!
 そ、い、つ、は!
 まぁ「ゴブリンからタラスクまで」だと、そうそう目新しいモノばかりではないんでしょうが、しかし、まさにそれこそ今 3.5 版に必要なモノではないかね? 「すぐ使える状態のさらなるモンスターの大群」ッ!
 ……いや、MM3 とかもありましたが、ちょっとあれなぁ……。あまりに目新しすぎてアレだったっちゅーかなんちゅーかフニョフニョ。
 もちろん、このパスファインダー版がそこまで理想的であるかどうかは想像もつきませんが、3.5 版で使えるモンスがひと山。そして「一冊にまとまっている」ッッ! 夢は限りなくふくらむぜ!
 データ集なら英語版でもさほど障壁なく使えるしねー。
 ……てか、この、わたし自身の心の動きがな。「パスファインダーコアでるんだー。へー。まぁ買ってみようかなー」→「ええええ!? 3.5 版でも使えるパスファインダーのモンスターマニュアル!? そ、それ即決だろ!?」 ってなぁ。つまり、そういう需要がびちびち跳ねてる池に、針が見え見えでも「ほれほれ 3.5 版でも使えるぜ。どうよどうよ?」と糸垂らして、それでパスファインダー本体が気になった連中を吊り上げるぜゲハハ! ってそういう戦術かッ!? そのために「コアより先に出る」のかッ!? これを狙っていたのなら、予想以上の効果を上げたぞッ!
 ……まぁ、時期的にはちょっと先だにゃー。円高ばんじゃーいと叫びつつ注文ボタンを叩くべきなのか、様子を見るべきなのか、こいつはなかなか悩ましい展開じゃのう。
2009/02/05 (Thu)
[Life as a Half Drow]Dragon's Sight
▼4th cage の中の御仁が 4 版で『廃都の黒竜』ですってよ!
 そしてそれを見た瞬間に思ったこと。
 「4 版ドラゴンってダークネス効くの?」
 病気だ。
 というより、むしろクラシックの時代の実体験から導き出された結論「最初の呪文はダークネス一択」が今に至るまで魂に刻み込まれているだけなのかもですが。
 まぁ、鳥取で遊んでる TRPG の戦訓がどれだけの範囲に通じるかは知りませんが、その後知り合った「それまでに別の場所で DnD の経験を積んでいた」人物であるところの(その後は一緒にさんざん遊び、現在もプレイグループの仲間である)artemis とも意見が一致したりもしまして、一択、は云いすぎにしても、「1 レベル段階でキャストできる 1 レベル呪文の最強呪文のひとつ」であるとは云い切ってしまってよろしいのではないかと思います。
 が。
 サードじゃダークネスそのものは使い勝手微妙だったんだよなー。(まぁ、かわりに「ダミングダークネス一択」→「呪文レベル上昇したセレスチャル・ブリリアンス必須」とかそういうヘンな風桶現象は発生しましたが)
 4 版はいったいどうなってるんじゃろ。
 あ、一応、もともとドラゴンランスは ADnD ですよー(クラシックじゃないよー(だよね?))ということは云っておくべきですな。おきます。わたしはクラシックしか経験ないのでクラシックの話にしたっつーことで。上述の artemis は ADnD も経験者なのですが、いろいろ話をきいてもわたしのほうがちゃんと理解できなかった次第。
2009/02/04 (Wed)
[日々のいとまに]090203 ~恐慌と鬱の経済学~
恐慌と鬱の経済学
 おおお。すげぇ。
 一貫して、全力で「要するにマスコミが悪い」と告発してるだろこれ。
 ……他の読み方できないよね?
2009/02/03 (Tue)
[Life as a Half Drow]Cover Arts of Mythos
井上仮さまから、TRPG のルールブックの表紙絵論争をいろいろとチェキ。(全部興味深いですが、ひとつだけ読むならこちら、かな?)
 ……まぁ、本題に深入りするのは避けて、反射的に思ったこと。
 「表紙が半裸や全裸の美女絵だと買いづらい? たわけ!* クトゥルフ神話の源流表紙絵を見てから云え!」
 ええ、もちろんそんな問題じゃないことは重々承知でございますともよ!
 けどさ、まぁいいんじゃねぇのー? アレな表紙のパルプな雑誌の中から宇宙的真実を見出した先人に習い、我々もがんばってアレな表紙に負けずに中身を希求すりゃいいんじゃねーっすかねー。(なお、何をもって「アレな」と称するかについてわたしは何も申し上げてないつもりですので、そのあたりはえーと、アレで)
 とかすげぇ適当に**云ってみる。
 ことクトゥルフに関してはな、信仰の問題なのだよ。
 とか異様な眼光であらぬ方向を凝視しつつ。
 ふんぐるいー。

* おのれ荒耶。
** ちょっとだけマジに云うと、露出度とかそういう問題について云うなら、「古き良き」TRPG 的アレもけっこうアレじゃったよ? というようなコトは云いたいのかもしれん気もします。っつーか、たとえば 300 的なモン表現しようとしたゲームだったらそりゃ半裸だろ。まぁこれは男だけど、男か女かで差別せよって話だとしたらヘンな話だしなぁ。てゆか、パンツ***と大盾と槍だけで戦おうってのは、ビキニアーマーよりも無茶だと思わんでもないし。ん? 300 じゃあんまし「一般」じゃないって? では「トロイ」のブラッド・ピットのフトモモについて語りたいわけかい? これらは最近の作品ですが、古典ではコナン・ザ・グレートとか? 仲良く男も女も露出度高いぜぇ? 「それは「古き良き」には含まん!」とか云われたらゴメンナサイですハイ。
 ……まぁ、行き着くところは「何を描いたか」ではなく「どういう手法で描いたか」の問題だ、というところになってしまう、ということについては、気づかないフリで済ませるしかないんだけどさ。でも、ウィアードテールズの表紙は、日本のえーとえーとある種の人々が so called アニメ絵に眉をひそめるていどには、あちらのある種の人々が眉をひそめる類のものであっただろうしねー、というあたりに行き着いて「信仰!」で思考停止しておきた次第です。
 まぁ、個人的には「絵としては平気だけど、表紙だとキツい」ってのはけっこう、TRPG のルールに限らず、というよりもむしろ他の場面で、感じることは多いので、ちゃんと語るならそっちの問題になるわけですが、ちゃんと語りたくないのでこんな感じでひとつ。
*** んでまぁ、この文脈でパンツとか云い出すと、「パンツじゃないから恥ずかしくない」という例のアレに言及するべき場面な気はするのですが、わたしは問題の作品をまったく知らん(件の文言についてはネットの海をさまよってれば、否応なしに目に入ってくるんだけどさ)のであり、何も語れません。スマン。
2009/02/02 (Mon)
[Life as a Half Drow]Into the Gates of the Silver Key
▼英語版を買うかどうかかなり真剣に迷ってたドリームランド本が、和訳発売決定ですってよメン! ちくしょう、こいつを待ってたんだ!
 てかさー、ドリームランドまんまな世界を舞台にした DnD のキャンペーン(あくまでも DnD で)は以前から何度も企画してて、複数のファーストセッション用シナリオを書いてボツにしてる(全部クラシックだけどねー)わけですが、またそんな衝動が湧いてくるじゃないか。
 定番として使えるドリームランドの地図だけでもこのさい千金の価値があるぜ? そしてもう各地の都市情報とか見たくてしょうがねぇ! ダイラス・リーンのイラストとかちょう楽しみ! タラリオンの地図とかあるのか!? ガグの階段ダンジョンとか!? ナイスガイなグールたちのコミュニティとか!? そしてもちろん、多くの伝承で、かの Great Cats' Village との関連性が示唆されている(←嘘)伝説の楽園ウルタールへ!
 あと、「オオス・ナルガイ」はどう考えても三次元上の座標では大須の近くに存在すると思うんですが、そのあたりの道順も日本語版には載ってるとよさげだニャー(ありえん)とか思いつつ、るんるん家にて夢見ながら待つ!
2009/02/01 (Sun)
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