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   深度 、急速潜行~
▼「そんなのオレの人生にも、たいていの人の人生にも必要ないよ」
 「必要かどうかって話なら、あんたの人生も、たいていの人の人生も必要ないよ」
 何かの価値を判断するときに、それが必要かどうか、という軸はつまらんと思う。
 正直なところ、必要なものにかけるコストは、時間も手間も金も、最小限に抑えたい。もちろん、まったくかけずにすませることはできないからこそ「必要」なのだが、ふんだんにかけたくはない。
 それ以外のものにコストをかけたい。
 その中には、まぁ実際には必要なものも含まれているけど、「それを望む基準が「必要かどうか」とは無関係なもの」だ。
 と、オレは思うので、たとえば商売をすると仮定したら、「必要だから売れるだろう」ってのはあんましうまいストラテジーじゃないように思う(売れるは売れるだろうが、もうかるとは思えない。価格競争があれば利益は削れる一方なんじゃないだろうか)のだが、そう思わない人がけっこういるらしいことが最近わかってきた。
 必要なものにふんだんにコストをかけ、必要ないものには何もかけまいとする人が。そしてそうであるがゆえに、たとえば商売をすると想定したら、必要なものしか商材にすまいとする人が。
 正直、そういう人にはなかなか共感できない。
 ある程度同意してくれた人のひとりは、じゃあ何にだったらコストをかけられる、あるいは、かけさせることができるか、の例で「感動」を挙げた。
 なるほど。
 オレは、「好奇心」だと思う。
「そんなのオレの人生にも、たいていの人の人生にも必要ないよ」
「必要かどうかって話なら、あんたの人生も、たいていの人の人生も必要ないよ。でも、それも、あんたの人生も、たいていの人の人生も、面白いぞ。そのほうがオレにとっちゃ重要だ。あんたはそうじゃないのか?」
2008/06/19 (Thu)
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