深度 、急速潜行~
▼「エコール・デュ・シエル」十一巻読了。
 いやもう。イヤな話だな、相変わらず。イヤな話だからといって、イヤな作品ってわけでは、もちろん、決して、ないわけですが。
 まぁ、表紙の娘っ子やらのきらびやかめの印象からは絶望的に遠い中身であり、当初、あの表紙のテイストが気に入らなくて手を出せずにいたのがもったいなかったなぁとしみじみ思える邪悪なブツで、しかも巻を追うごとに事態は悪化しており、いろいろともうダメ。伊達に、あの絶望的に出口ナシな Z のサイドストーリーやってるわけじゃねぇわな。
 なんつーかもう、サクヤはサクヤで突っ張って、まぁいろいろと、望んだわけでもないのに背負わされたモンをきっちり投げ返して個人としてはスジ通して散り、ヤハギもヤハギで反則みたいな高スペックをフル稼働してなんとかしようと頑張ってるのに、結局エリシアは何も救われてない、どころかいよいよ蟻地獄というこの出口ナシ感どうよ。このままだと走馬灯でちょっと救われて退場、とかそのあたりがせいぜい、ってのがもうありありと見えるんですが。
 ヤハギというキャラのしょんぼりさもこの作品の魅力で、肉体的な能力(シャアが云うところの「体を使う技はニュータイプといえども訓練をしなければ」的な意味でのね)も、パイロットとしての能力も、実績も一流で、ツラも文句ナシで、ついでに限定的ながらニュータイプ能力まで搭載したチートスペックでありながら、結局ほとんど何もできてねぇというこの無力っぷり。教官ひとりの働きで、教え子が助けられたり戦争が勝てるなどというほど甘いものではないんだぞ。まったく。
 んーまぁヌルく作れば、ヤハギが死んで引き換えにエリシアとアスナが救われるとかいう方向性も可能かもですが、まぁ、この話のノリだとそれは薄そうだよなぁ。
 この話が怖くてイヤなのは、こうした外道っぷりを存分に発揮している母体が連邦、つまり「正々堂々な土俵でやっても圧倒的に有利な側」な点だというのも大きな要素で、たとえばジオンや(不利になってきてからの)ナチスや日本みたいな、少数精鋭で少々ムチャして裏技仕込むでもしなきゃとてもやってけなさそうな立場の陣営が、強化人間だのニュータイプ部隊だの人間タンク(「二十面相の娘」で登場した、敗戦直前の日本軍が研究していた改造人間)だのといったイヤなモンを作ってしまうのは、まぁ、わかる、って云うのもアレですが、まだ、わかるんですよ。でも、一年戦争後グリプス戦役までの間の連邦側って、そりゃまぁそれはそれでズタズタとはいうものの、ジオン残党の蜂起ぐらいは正面から戦争して押しつぶせる程度には圧倒的な優位にあるのに、よくまぁ裏でこうもムチャするよなぁ、という怖さとイヤさが。それはつまり現実ってそうだよな、という実感からつながるわけですが。米帝とかな。
 ああ、しみじみイヤな話だよな。
 しかし、後半でちょっと不思議だったのが、アスナの「ビーム撃ち」で、えーと要するに「銃弾撃ち」(フィクションの超人銃使いがときどきやる、銃弾で銃弾を迎撃する技。オレ的には代表的な使い手はルーン・バロット)のビーム砲バージョンなわけですが、これ、可能なのか? まぁ人類がいまだビーム兵器を実現していない以上、現実に可能かどうかを論ずるのは無意味なんですが、設定的にそういう設定のブツだっけか、ガンダム世界のビーム砲って。たとえば、エヴァの初号機 VS ラミエル(劇場版は知らんよー。放映版の話ね)では、正面から交差した粒子ビーム砲が干渉しあってアサッテの方向に突き刺さり、結果的に迎撃に成功、という描写があり、あれはあれで絵的に納得のいく描写だったんですが、あれにしても、銃弾撃ちにしても、ようするに「被害をそらす」効果であって、「被害を消滅させる」効果じゃないんだよね。となると、自分あるいは自分が守る母艦に命中するはずだったビームをビームで迎撃することにより迎撃し、自機と母艦を守ることは可能としても、守るべき対象が全周を囲むコロニーそのもの、となっている今回、あの「ビーム撃ち」には意味がないような……? だってどの方向にそらしたって、結局あれだとコロニーのどこかに被害が及んでしまうって思わん?
2008/06/30 (Mon)
▼「二十面相の娘」第十一話「避暑地にて」
 すげぇ。なんだこの巻き具合。ここまで進行急ぐのか。
 それぞれの部分のつくりは上々なんですが、前半部と後半部、やっぱ別の回にしといたほうがコントラストがきつくていいんじゃないかなぁとオレは思いますが。まぁこれはこれで、単回で落差が大きいってのも印象的ではあるでしょうが、ちと散漫になってしまったような感触も。
 避暑地に出現した白髪も、あの出し方はなかなかシビレるイイつくりだったと思いますが、今回の最後に、以降の展開を予感させるほのめかしとして置いておくぐらいのほうが効き目あったんじゃないかなぁともちょっと思ったり。
 白髪落下は悔しいけどフイちまいました。こここ光学迷彩!? 確かにこのネタも田中敦子に直結しちゃうよなぁ。
 あとは、「トメさん海育ち」のひとことがなかったのはちょっと残念、ぐらいでしょうか。
 ……まぁ、シリーズ構成を考えて、詰め込んでおきたい、という方向性になったんだとは思いますけど、一回ぐらいは(最後に白髪の影をちらつかせるにしても)息抜きテイストで通しちゃってもよかったんじゃないかねぇ。
 いえ、デキそのものは上々だったので、文句ってワケじゃないんですけど。
2008/06/29 (Sun)
▼それは、週も終わりに近づいたある日のことでした。
 うちの(TRPG のプレイグループ)のリーダー、BOSS 選手からメールが。
「今週土曜日あたり、GvG のシャッフル大会とかどうよ?」
 この呼びかけに応えて集まった、なんとまぁふだんのセッションより多い、総勢六人で、えー、えんえんと遊び倒してきました。まぁ、ふだんは予定が合わなくて参加できないけど、GvG は普段から BOSS と地元で遊んでる民とかが集まれる日を選んだとか、そういう方向性っぽい模様で。逆に、ふだんのセッションには出てる民は今日は忙しかった模様。
 参加者は以下。メイン機体は横から見た印象なので、「オレこれじゃねぇよ!」ってなのもあるかもですがカンベンな!
 BOSS: 立案者。メインはヘヴィーアームズになってきてる模様。
 DISK: ふだんのセッションでもレギュラー参加。メインはヴァサーゴ。
 WAO: 会うのはけっこう久しぶり? メインはザク改。というかザクの動きがよすぎ。
 Musha: ハンドルこれでいいのか? こちらも会うのはけっこう久しぶり。職場はオレの最寄り駅のすぐそばらしいのですが。メイン兵器は核。核ってなんだ。GP-02 とヒゲあたりをよく見ましたが、とにかく核が脅威。核以外では、タンクと陸ガンがとくに値段不相応な強さで、敵に回ると脅威でした。
 artemis: ふだんのセッションにもレギュラー参加。体調悪かったらしく、ちとツラそうでした。以前はこのゲームもよく組んで遊んでたんですが、しばらく見ないうちにガンダム乗りになっててびびり。
 DRR: ってかオレですが、メインはドム、といいつつ、今回はほかの機体を中心に使ってみたり。
 さて、シャッフルですが。
 んまー、予想してたことではありますが、これはシャッフルゲーですね。普通の協力プレイは正直イマイチなのですが、対戦は、とくに内輪ととかだとけっこう楽しいし、シャッフルだともう何がなんだかわからない楽しさです。3000, 3000, 1000, 1000 とかの構成でも平然と 3000+3000 とかになったりして、常に気が抜けない、にもかかわらず、マヌケな決着になってもそれはそれで笑えるってのが素敵。
 んまぁ、飲んだ後は正直、酔っ払いの度が過ぎてちと微妙になってた気がします。すまんかった。まぁ、まわりも酔っ払いだったけどねー。
 以下印象。
 初代ガンダム:artemis ほか数名が使用。まぁ artemis のがいちばん印象的な動きだったと思います。長距離からはひたすらジャベリン投擲。そうそう食らうモンでもないですが、無視もできないのでウザさ爆発。後ろからギャラリーしたときには、「魔界村かよ!」とかそんなカンジでありました。戦闘中の動きでは近距離での立ち回りが切れ味よくてよかった印象。
 シャアザク:ほとんど登場なし。使う機体が尽きてきた終盤に DRR 含めて数度使用された程度でした。三倍だとべらぼうに優秀ですが、三倍以外の時間帯はまぁ、さすがにこれは厳しいなぁという感じ。しかも、ついつい昔のスピード覚醒のように、スキ消しみたいなタイミングで使ってしまってつぶされたりもしばしば。ま、これは慣れればいいことでしょうけど。
 ガンタンク:Musha が一度使用。んまぁ、反則のような強さですな。近づいてしまえばさすがにたいしたことはないとはいえ、必死で近づいて必死で落としても安いし、間違って一発主砲を食らえば転ばされて引き離されてしまうわけであり、ツラいツラい。主砲の装弾数とリロード時間をきっちり把握して対応しないと厳しい、ってとこでしょうか。
 ドム:たぶん使用者は DRR のみ。まぁ、対戦では強力だと思いますが、面白いかっつーと、難しいとこなんだよなぁ。面白い動きをするのはオプション隊であり、本体は余計な被害を受けないように動いて、オプション隊が崩したところにきっちり攻撃を入れるのが仕事になるわけで、内輪でワイワイやるときにはイマイチ盛り上がらない印象。ソロでふたり相手とかだとコスト以上に暴れられる名機なんですが。
 陸ガン:Musha が使用。まぁ、これも安くて強力な機体ですな。遠くから雨あられと飛んでくるキャノンがウザいウザい。近距離でも一発貰うとこかされて振り出しなあたりはタンク同様。しかし、Musha が使ってた範囲では、キャノン以外の印象はあんまないような……?
 B-3 グフ:たぶん使用者は DRR のみ。正直、機械相手で面白い機体ではないと思うんですが、使いこなせるようになれば対戦は楽しそうだなぁ、と再確認。ワイヤーアクションから切りかかってクリーンヒットすると最高ですな。
 NT1:何人かが使ってたと思いますが、恐ろしかったのは DISK 機でした。ふざけんな、なにそのロビラー。
 ザク:WAO が主に使用。つえーつえー。転がし爆弾でびびらせてマシンガンで狩る系の動きがきついという印象。格闘の性能も上々とのこと。まぁ、自分じゃ使いこなせる気がしねぇのですが。
 GP-03:Musha、DISK あたりが使ってたかな? まぁ妥当な強さだとは思うんですが、爆導索が猛悪。という印象があったのは、たまたまそのときこちらがグフだったからでしょう。背中にはりついて、もらった! と思ったら食らってるという理不尽感が素敵。カンベン。
 GP-02:何人かが使ってたと思いますが、Musha 機が凶悪でした。敵に回せば恐ろしいし、味方なら味方で恐ろしい。核兵器とは恐ろしいものですな……。ヒゲも使ってましたが、ヒゲだといろいろできることがあるために欲が出る、というわけでもないのかもですが、付け入るスキが生まれがちなのに対し、GP-02 は実質核運用機ということで、そのへんかえってスキが生まれにくいのかなぁ、などと勝手なコトを思ったりも。
 Z:WAO がメインだったでしょうか。通常の間合いを想定してると、銃剣のリーチでざっくりやられたりというのが怖かった印象。しかしそれより何より恐ろしかったのは、見知らぬ誰かの Z を相手にしたときの Musha のシャウトでありました。敵の Z が光ったとたん、「チャーンス!!」っておい! ピンチの間違いじゃねぇのか!? とかびびったさ! 簡単にコケないのでハンマー当て放題、という意味らしく、本当にその光ってる間にものすごい勢いでへち倒してしまったのはびっくりでしたとも! しかし対戦台の向こうの、内輪じゃない誰かに聞こえる声で「ちゃあんす!」はねぇだろ、と正直思ったのでありました。
 MK2:Musha と artemis と WAO あたりが使ってたのかな? バズの弾幕が怖い機体だったという印象。まぁ、特に印象的だったのはそのあたりということで。
 ZZ:BOSS 機がとに印象的でした。あの投げ間合いはありえん。正面から切りかかってる、こちらの格闘はすでに出てるのに、正面から吸われたよ! まぁ、こっちがあんま格闘が強いってわけじゃない機体(サザビー)だったせいもあるかもですが! その他は、ミサイルの弾幕が邪魔、というぐらいの印象でしょうか。ビームも地味に食らいやすい幅の広さでしたが、強烈な圧力というほどではないかなぁとか、そのあたりで。
 キュベレイ:たぶん DRR が使ったのみ。ソロでの道中では最安定の機体ですが、やはり対人では圧力不足でツラいかなぁというところ。ファンネルまきながらのガン逃げ、といっても、スピードが出ないのでなぁ、キュベレイでは。プルツーを狙える場面も少なく、やはり道中用の機体かなぁという感触でした。とはいえ、囲みファンネルはやはり、けっこう決定打が取れるぐらいに強力だったので、中~近距離をきちんとゴマ化せれば悪くないのかも。
 ニュガン:WAO はじめ、けっこうな人数が使ってたかな? まぁ、とくにこの人が、という強烈な印象を残すタイプの機体ではなかったかなぁとも思います。むしろ、「ギャーひでぇ!」という強烈な印象がないままに削られて怖い、という感じなのかも。見てると、フィンファンネルは有効距離が短い点でジオン系のファンネルと差がありますが、威力はやはり上なのかなぁ? まぁ、ジオン系ファンネルを使うのが、今回はほとんど DRR だけだったのでこれは微妙ですが、食らうと痛いし、囲まれると怖い、という印象がしっかりありました。あと、バズっぽいのが地味にうざかった感触。反面、格闘では若干微妙さも感じたかも。Musha のニュガンが、他の場面ではやたら怖いのに、格闘戦に持ち込めれば妙にカモだったのが印象に残っております。
 サザビー:たぶん DRR が使ったのみ。あらゆる面で、キュベレイの倍の働きはできねぇだろ、と思ってた機体ですが、使ってみるとさにあらず。ある意味で倍以上の働きになってびっくり。まず、値段が高い分で、「見てもらえる」ので、それはそれで重要。ファンネルで足が止められるので、壁の向こうからファンネル置いてるだけでも、単なる火力以上のプレッシャーを(たぶん)かけられる(ってことは見てもらえる、ってことは味方が多少ラクになるはず)。自分のライフルとの連携を組む場合にも、置いてから発射までの時間が短いことと足を止められることで、やっぱりキュベレイよりも狙いやすい。ライフルを先に撃ってかわされた場合でもファンネルのビームが当たればこっちのスキを軽減できる。機械相手では決定打で狙いやすいプルツーが対人ではなかなか気軽には撃てないのに対し、機械相手ではあんまし効いてる実感のないヤクトドーガが、対人では角度つけた連携を組めることで有効っぽい。などなど、予想以上に優秀でした。シャッフルで自己ベストの連勝はサザビーでの四連勝。もちろん支援寄りの機体なので、味方に助けられた面は大きいですが、なかなかの収穫。ショットガンは、キレイに決められた場面は少なかったものの、何度かは決定的なところで当てることができ、これはもっとうまくなりたいところかも。
 F91:主に BOSS が使ってたのかな? あんまし強烈な印象は残ってないですが、たぶん、こちらが酔っ払っててきちんと観察できなかったせいでしょう。
 ビギナ・ギナ:DISK が一度使ったっきり? あんまし印象なし。まぁ、スタンダードに高性能が売りの機体だと思うので、強烈なインパクトを与えるのは本来の役目じゃないのかも。
 V2:DISK 機の印象が強く残ってます。というのは、こいつの光の翼は見えててもドムじゃどうやってかわしていいのかわからないんですよ。参るね。ほかの点ではまぁ、普通の高性能ってところでしょうか。
 ヴィクトリー:……使ってた人いたっけ? 印象薄いです。
 ゴッド:……使ってた人いたっけ?
 マスター:内輪には使い手おらず。Musha が一度使ってるのを横から見たぐらいでしょうか。ただ、内輪じゃない人が一度これで乱入して大暴れしてくれて参りました。いやぁ、たぶん上手かったんだろう、とは思うよ。でも、それ以上に機体性能がまるで想像の外で、正直、どう上手いのかすらわからんアリサマでありました。これまでのシリーズの文法からはずれない機体なら、上手い人はどう上手いのかがだいたい見てわかるモンなんですが、これはまるで文法からして違うもんなぁ。
 羽ゼロ:DISK が使ってたという印象。全般に強力ですが、とくに感心したのが、着地際など、こちらが「取ったぞ!」と思った瞬間、ヴァイエイトで相打ち取られてギャー! という場面が何度もあったこと。逆に、こっちでヤッタゼだったのは、インパルスの分離でメインを返せたことでした。
 ヘヴィア:BOSS の主力機のひとつ。怖い、という印象がとくにあるわけではないながら、気がぬけない面倒な相手。空中でのトリッキーな宙返りと、的確なメリクリウスの配置で、狙うとなかなか当てられないわりに、目を離すと避けにくい弾幕が飛んでくるウザさ。では格闘機で組めばいいのかと思いきや、同じ好機をこちらの格闘とあちらの射撃で狙う事態になったりして笑えたりも。きちんと打ち合わせて組むと強力そうです。
 X:まぁ順当に強いけどそれ以上ではなかった、という感じでしょか。サテライト撃ってナンボだし、撃つのはリスキーだしで難しい機体っちゅーことでしょう。
 ヴァサゴ:DISK の主力機のひとつ。近距離では間合いの長い格闘系の攻撃が怖く、中・長距離ではジャスティスのサブ射みたいなのが怖い強敵。あの射出つかみユニットは怖いなぁ。けっこう長時間動けなくなるので、ダメージ以上の効果が。変形移動があるおかげで間合いも自由に調節されるので面倒な機体でした。
 ヒゲ:ハンマーと核が脅威。ただ、3000 なぶん、これを視界の中央に置いておく時間は GP-02 より長くなり、そのぶん核の脅威は比較的薄かったかも。ハンマーはやたら食らうときがあったかと思うと、ほぼ全部避けれることがあったりで、タイミングの問題なんでしょうが、ちょっと今はよくわからない感触でした。
 カプル:BOSS がおもに使用。強敵。安いながらになかなか強力な弾幕と格闘が揃ってるので、ちょっと目を離すと大変なことになってたりしがち。一時期自分で使ったときの印象もそうでしたが、アッシュ系でしょうか。
 ストライク:おもに DRR が使用。意識して各種武装を使い分けるようにしてみましたが、これがきれいにハマれば強力ながら、相性の悪い間合いにいったん入ってしまうと換装のチャンスがなかなか見つからず苦戦を強いられたりで、活躍できる試合と、ダメな試合とがくっきり。こちらの接近戦を押し返す武装、あるいは逃げ切る強烈な機動力がない機体(今回そういう印象だったのはニュ)相手のソードは笑っちゃうほど強力でした。味方の前衛が信頼できる場合は長距離からのランチャーもそれなりに。ただ、もともとランチャー系は苦手機体だったので、ランチャーではりつかれるとかなり厳しい事態に。ここが課題かなぁ。二種類の機関砲をきちんと使い分けるのがカギか?
 イージス:おもに Musha が使用。実際の戦果以上の怖さがある機体。つまり自爆が。自爆はたぶん、損得勘定だけ見ると必ずしも美味しい場面ばかりではないはずなんですが、自爆が決まったときに対戦台の向こうで Musha が大喜びするのがアレで! 食らってたまるか、と!
 フリーダム:DISK が少し使ったぐらい? 3000 の中では相当に打たれ弱いようで、多くの機体が自力で多角的な攻撃を組み立てられるようになっている今作ではなかなか安定しないところかも、という感触でした。
 インパルス:おもに DRR が使用。まぁ、いくらチャージで盾が回復できるとはいっても、そうそう狙うチャンスはなく、素直にエールでいいのかなぁ、という感触も。ただ、分離攻撃は決まると気持ちいいので、そこが捨てがたいところですが。盾射撃はヘヴィアの曲芸を落とすのに使えるという話もありますが、これは残念ながら当てられず。ただし、BOSS は「なんじゃあれ」と脅威を感じてはくれたようなので、ちゃんと研究してみる価値はあるかも。ガンダムと名がつく機体では、前作の感覚をかなりそのまま持ち込めるストライクとインパルスは、ま、使ってもいいかなぁ。
 以上、全機体について書いちまいましたが、シャッフルに限らず、ある意味予想通り、内輪対戦とかが盛り上がるゲームで、満喫。ま、けっこう金も使いましたけど!
 サザビー、ストライク、グフあたりはもちっと上手くなりたいなぁ、というのが、今回終わっての感触でしょうか。
 つーことで、また機会あったら企画してください!>BOSS
 WAO や Musha あたりのスケジュール調整は、ちょっとオレには厳しいので。
2008/06/28 (Sat)
▼むげにん 23 巻読了。
 んー、まぁ、そうだよな。そりゃうつけと云われてもしょうがねぇ場面だと思ったっつーか、「あれ? なんでそれで納得してんの英?」とか普通に思ったら、すかさず天津がツッコミ入れてて苦笑。
 しかし槇絵さんは何してるんですかね。
 あとはまぁ、ブランドは最初本気で誰だかわかんなかったり。

▼ガンダムオリジン 17 巻読了。
 いや、これ前巻からつながってないような気がして思わず前巻を読み返しちまいましたが。オデッサで壷った(←意味不明)と思ったら、すでに「宇宙(そら)か……」か。
 まぁ、今巻は印象としてあんましアニメと差がない感じだったので、とくにびびる場面とかは挙がらないのではありますが、いろいろ思い出されてたまらんね。脳内で BGM 流れますとも。冒頭の対キャメル艦隊戦とか、「めぐりあい宇宙」でもキルマシーンとして完成しつつあるアムロの、背筋が寒くなるようなカッコよさが際立つエピソードですが、マンガの描写でも怖すぎですな。
 ホントに子供のころはあんまし思わなかったけど、トシ食ってから TV 版を再度全部観たトキにはしみじみ感じたのが「ブライトさんへの感情移入」ですが、マンガでもやっぱありますな。アニメ版よりとがり気味なので、少し遠い感じではありますが。
 ハヤトとカイはちょっとまだ気合が乗ってきてない様子。親父は、あれは死亡確定という描写かなぁ。

今日の日経にフイた。
 ニセものを売るための「有限会社一色フード」なる会社が架空なら、その所在地も「岡崎市一色町字一色」と存在しない地名だ。シールや産地証明書も偽造し、果ては卸売会社の社長から販売会社の課長に1000万円もの現金が口止め料として渡っていたという。消費者を、世の中を、なめきっていたのではないか。
 なめきったてたというよりいっそ潔いぐらいじゃないでしょうかね。
 大真面目に架空の地名をでっち上げてそれで商売とか、すげぇ。むしろやってみてぇ。しかも一色。麻雀マンガかよ。
 ウソを通すときは、ほとんどの部分は真実で、重要な一点のみを虚偽にするのは基本ですが、一から十までウソ尽くし清一色となりゃあそりゃあ黙ってりゃハネ満ですな。スゲェ。(九までだろとか十三(四)までだろ、ってなツッコミは禁止ね!)

ぎゃあー! 欲しい!
 「マテバでよければ……!」
 いやまぁ、ホントに一番欲しいのはコルト M1889 ネイビーだったりしますが、二番目か三番目ぐらいはコレかも。

▼本日の検索わーどー。
 「イクミ×こずえ」
 いや、うちにそんなネタないって!

▼眠い。殺人的に眠い。
2008/06/27 (Fri)
▼なんとなくわかった。
 オレはタイピングが「軽い」らしい。
 打鍵が重い軽いという話ではない。速さの問題でもない。まぁでも、それなりに速い自信はあるし、それなりに速くないと軽いとは感じられないのではあろうと思うけれど。
 ただ、タイピングが速くても「重い」人というのはたぶんいるのだなぁ、と、なんか今日は思ったりしたわけでした。つまり、「タイピングという作業」が「存在する」と感じる人が。
 オレ、主観として、まったく感じないんですよ。
 なんつーか、「呼吸するようにタイプする」とか、そういう感じ。
 なので、文字入力環境が快適でないと、喉に痰が絡んで呼吸しにくいときのような不快感を感じたりするわけですが。
 いくら速くても重い人にとっては、タイピング時間はたとえ文字量に対してどれだけ短くなっても、それは作業時間として実感されるものになる。でも、オレはそれが全然ならないんだよにゃー。
 仕事でやってる以上、どっちにしろ人件費は発生してるわけで、人を使う側からすれば同じ重さですが、「自分がそれをやることになった場合」にどれだけ重く感じるかという想像が全然噛み合わず、その結果話が噛み合わず、ちょっと困ったりしてみたり。
 逆に、オレはにとっては「タイピングによらない入力作業」がとても重いってのも問題を悪化させたかなぁ。
 ケータイ式の予測入力が日本語入力の革命でウンタラカンタラとかなんとかそういう話を見ても全然共感できなかったりするのもたぶんそれ。考えるのと同じ速さ(はまぁ云いすぎにしても、考えるのと並行)で打ってる以上、打ってないと考えが止まっちゃうんだよな。呼吸してないと生命活動が前進しないような感じ。
 タイピングで入力してる分には、かかった時間が多少長くなっても、とても自然にそれをこなせるのですが、タイピングでないと、たとえ短時間で終わるとしても、やってる間は自分の精神活動を停止して作業してるような気分になって息苦しくて死にそう。って、なんか異常だなオレ。右脳がサボってんじゃねぇの?
 指先を打鍵的に動かすこと自体に対する依存症的な部分もあるのかもなぁと思うのは、たとえ同じコピーペーストでの入力であってもキーボードショートカットを駆使してやるとツラくないんだけど、マウスで操作すると息苦しさを感じてしまう、みたいな差が生じてしまうあたり。あと、文章入力の合間で、次に何書こう、って考えてるときとかに、右手が「↓←→↑」と半ば無意識的に繰り返しカーソルを叩いてたりしたり。ずいぶん前からのクセですが、改めて自覚的に書き出してみるとおかしいなこれ。
 まぁコピペの操作はともかく、たぶん大多数の人って逆なんですな。みんなは、入力作業をやるときの、タイピング作業は重くて、非タイピング作業は軽い。(あるいは同等に重い)
 ある意味、ひとの嫌がるコトを平然とできてしまうわけで、その点ではこれまで得したコトも多いんですが、反面、ひとがあたりまえに苦痛を感じずにやれることが苦痛でしょうがない、ってのが今日は出てしまって、ちょっと損に働いてしまいました。フー。
2008/06/26 (Thu)
▼毎日新聞がなんかやらかしたらしいという話、んまぁ基本的に興味なかったんですが、渦中からの報告にフイたのでリンクしといてみます。
 「ブログに書くな→すいませんが、ネタとしてすごくおいしいので書くしかありません。すいません
 HJK さまにて発見。

▼まて、TV アニメ「タイタニア」って、脳大丈夫ですか!? つーかむしろ原作続き出せっつー話だと思うんですがどうなのか。
 とにかくワイゲルト砲装備艦を大量に並べて迎撃態勢を整えておく方向性でひとつ。
 チェき先生の情報で発見。

▼ひさびさにふと思いついて死してリカヴィネ拾う者なし見に行ってみたらなんか更新入っててびびりました。つっても最新は三月ですけど。

▼「空の境界」第二部「殺人考察(前)」
 うわははは。昔の式は実に坂本真綾ですな。くそ、攻撃力高いなぁ……。
 しかし、これ、第一部にも増して不親切だよなぁ。第一部は、話自体は把握できるまとまり方だったのに、こっちはサブタイからして「前」であることからも明らかですが、まとまってねぇもんよ。原作読んでてさえそう感じるってのは恐れ入る。といって、これ、ここ以外に置けないし、この話を終わらせちゃうわけにもいかないわけで、やりようもないけどねー。
 じりじりし続けてじりじりしたまま終わる話なんで、やたら長ェと感じたりも。黒桐本人は全然じりじりせずにマターリしてるので救われてる、のか、それとも助長してるのか。
 音楽面は第一部よりも全体の梶浦感は増したかなぁ? 今回の salva nos 的なインパクトがないという点では抑えられてるともいえるのかもですが。
 で、次はあれかー。まぁ、嫌な話だよなぁという印象が残ってますが、動くとこは多そうなので、そっちを楽しみにしておくセンですかね。
 ビジュアル描写が楽しみって面での本命は、やっぱ「えんじょうともえ」(って、まんまうちらの RO 仲間にいそうな名前だよな)大暴れの回あたりでしょうが。
2008/06/25 (Wed)
▼なにやら各地で話題になってるらしい「3Dカスタム少女」なるモノをちょっとチェキ。
 ってエロゲーかよ!
 うーん、エロ部分はどうでもいいんですが、すごそうですなこれ。あれだ。少年とか青年とか中年とか老人とかいろいろパッケージになってたらかなり気になりますぜ。使い道? そりゃもう、RPG ツクールに使うわけですよ!(←狂人) なんか一応甲冑とかのデータもあるらしいので、少女ばっかのパーティーならすでに作成可能っつー説もありますが、少女ばっかのパーティーはねぇよなぁ。ってか、そのためには金は払えんな、普通に。男女各年齢取り揃えて、ついでに比較的人間に近い体型のデミヒューマンとかも作れるとかなら 10k 未満ぐらいなら払えるかもだぜ。そらまぁ、やろうと思えば既存のネトゲーとかを駆使して吸い出すコト自体は可能(わはは、実際やったぜ)ですが、権利面でアレなわけで、「画像の素材使用は可」ってのは強力です。(規約見たとこ、ツクールに使うのはオッケーぺれぇ)
 ……エロいらんから、取り除いて安く、なんてならないよねぇ……。
 ……まぁ、ツクールオフィシャルにあるちびキャラツクールみたいなレベルのものが自バトラー用でもありゃあ充分って話はあるんですけど、VX は本来自バトラーを使わない仕様なので、作られる可能性はないんだよねぇ。
 ……ふむ、ちびキャラツクールで作ったブツを拡大して XP で使うとかは一応可能か? 粗くなっちゃうのはツラいけど、ありえないテではない? でも、武器とか持たせられないのが微妙かなぁ……。
 ああ、VX が、「戦闘進行中に自パーティーの HP とか MP とかが表示されるシステム」だったらなぁ! VX に移行しちまえば済むことなのに。
 誰か作ってないもんかなぁ。自分で書くのは面倒(なんせ勉強からはじめなきゃならんからね)だから。てか、すでに書いてる人なら余裕で作れそうな気がするんですけどね……。

ゆっくりしていってね
2008/06/24 (Tue)
▼まぁ土日ぐらいしかまともに料理してないっつーか、それにしたってまともと云えない程度の料理しかしてないわけですが。
 なんかもう何もかも高いですな。どないなっとるんやー。
 ってか、牛肉って加工品は安い外食の定番だっつーのに、肉で買おうとすると高くてびびりますともよ。その差額にどういう何が潜んでいるんだ?
 中間くらいの価格帯の肉がないもんかねぇ。以前はあったと思うんだけどなぁ。

▼なるほど、除湿機か。うちは盗虫は出ませんが、湿気の厳しさはしみじみ感じるところであり、また冷房は寝るときには厳しいモノであることもあり、とても興味を惹かれるのではありますが……ちとでかいような……というか、マイ部屋ルームじゃ置く場所ねぇなこれ。んー、置く場所作れなくはないですが、日常生活椅子の至近になってしまい、熱風直撃はさすがにカンベンな感じであり難しいところ。
 活動時間は冷房で部屋を冷やしておき、就寝時に除湿に切り替えるとか……いや、うーん、それもどうなのか……うーん……。
 持ち運びらくらくとの売り文句もあるので、べつに固定場所を作らなくても、使うときは部屋の真ん中に鎮座、とかそういう豪快なテもなくはないのかもですが。
 とりあえず電気屋をチェキるか?
 HJK さまにて発見。
2008/06/23 (Mon)
▼「二十面相の娘」第十話「白髪島」
 唖然。
 おいおいおいおい。白髪島事件、全トルツメですか!? つーか、いろいろと重大なネタがこれでカットになっちまったっつーか、田宮清次はけっこう重要な役回りを背負うはずだと思うんだけど……いいのかこれで。
 ほかにも、おかげでチコの重要な萌え描写(「お嬢さまは……時々恐ろしい事をさらっとおっしゃる……」by トメ、「そんな風に足音をたてないのは盗っ人か探偵だけさ。君はどっちだい?」by 田宮、そしてもちろん「あなたも上手におやりなさい」by 虹子)とか、叔母さん(!)の重要な萌え描写(「赤の他人の生き死にに興味ないんじゃないかな……」by トメ)とか、我らが田宮清次の重要な萌え描写(本人のセリフで「バイバイ虹子。君の性悪なトコロは好きだったよ」)とかが全滅! どどどどーすんねんこれ!
 ……とまぁ、なんか文句っぽいものをとりあえずまとめて吐き出してみましたが。
 デキはといえば、文句が吹っ飛ぶくらい素晴らしかったです。なんかせっかくの舞台設定というか、わざわざそこまで持ってった甲斐ってものが薄れてしまった点はちとアレではありますが、いろいろ整理して軸をまとめ、対時間の進行密度が上がってるのは、これはこれでなかなかのモンといえるんじゃないかと。んーまぁ、小平次編から「役者つながり」ってのが切れちゃったのももったいないっちゃもったいないけどさ。田宮清次バッサリなことが今後の展開に不自然さをもたらされさえしなければ上々になる予感。うまくやれよ。今回じたいはよかった。先に響かないか不安なだけ。
 絞り込んだ軸が「戦争」ってのも難しいテーマ(テーマとしては定番すぎるので)ってのも気にはなりますが、ま、原作でも重要なテーマ(アニメほど絞ってはいないけど)なわけだし。
 白髪野郎登場からは素晴らしい仕上がり。チコの動きもいいし、まともに動くまともな手練れの動きがしっかり描かれてることによって、白髪野郎のまともじゃない動きが際立ってまたカッケェことカッケェこと。チコの鎖アクションも動画ならではの鮮やかさで、これまたカッコよすぎなぐらいでありました。むしろイコ系? いいぞ、最終決戦あたりの追跡戦のアクションとかが実に楽しみだ(先走りすぎ)
 以下、激しくネタバレなため水面下。
2008/06/22 (Sun)
▼さて、♀垢の AGI ME(AGI ME 先行試作型)でまた微妙に動き出したりしたわけですが。
 ちょっと前からずっと思ってたことがありまして。
 当たらなければどうということはないッ!
 ま、いつものように詠唱詠唱ですよ。本垢の転向 ME と AGI は同じ、DEX が高め、そのかわり INT が低い、とかそういうスペックで、まぁ、デュラ 1 匹までなら計 5 匹まではまず(詠唱終了までは)ノーダメ。デュラ 4 匹までなら計 4 匹まではまぁノーダメ、は厳しいにしても被弾量は僅少。
 ただなぁ……これがなぁ……。
 これ↓に見えるんだよ。
2008/06/21 (Sat)
▼少し前に井上仮さま経由で見たドイツ剣術ですが、また見たくなって見に行ってみたところ続編が!
 あまりの熱さに愕然。というか、防具なしで、殺陣ではない演舞なもので、これだけスピーディーに動かれるとカッコいいのはもちろんカッコいいんですが、それ以前に怖いよ!
 どれもこれも感服するしかない美しさですが、ラウンドシールドがいちばん想像外の動きでびびりました。あと鎧装備のロングソード。つーか途中から片方剣持ってないまんまだし! 首相撲してるし!
 高解像度、大画面で見たいな、これは。
 ついでに見に行ったこちらもやたらスゴいコトになってます。まぁ、専門用語満載で素人にはなかなか理解がおいつかないですが、なんとなーく理論的な部分も読んでみてから動画見ると感動増幅という感じ。
 いずれもちょうオススメです。ってまぁ、みんなとっくに知ってるんじゃないかっつー気もしますけど!
2008/06/20 (Fri)
▼「そんなのオレの人生にも、たいていの人の人生にも必要ないよ」
 「必要かどうかって話なら、あんたの人生も、たいていの人の人生も必要ないよ」
 何かの価値を判断するときに、それが必要かどうか、という軸はつまらんと思う。
 正直なところ、必要なものにかけるコストは、時間も手間も金も、最小限に抑えたい。もちろん、まったくかけずにすませることはできないからこそ「必要」なのだが、ふんだんにかけたくはない。
 それ以外のものにコストをかけたい。
 その中には、まぁ実際には必要なものも含まれているけど、「それを望む基準が「必要かどうか」とは無関係なもの」だ。
 と、オレは思うので、たとえば商売をすると仮定したら、「必要だから売れるだろう」ってのはあんましうまいストラテジーじゃないように思う(売れるは売れるだろうが、もうかるとは思えない。価格競争があれば利益は削れる一方なんじゃないだろうか)のだが、そう思わない人がけっこういるらしいことが最近わかってきた。
 必要なものにふんだんにコストをかけ、必要ないものには何もかけまいとする人が。そしてそうであるがゆえに、たとえば商売をすると想定したら、必要なものしか商材にすまいとする人が。
 正直、そういう人にはなかなか共感できない。
 ある程度同意してくれた人のひとりは、じゃあ何にだったらコストをかけられる、あるいは、かけさせることができるか、の例で「感動」を挙げた。
 なるほど。
 オレは、「好奇心」だと思う。
「そんなのオレの人生にも、たいていの人の人生にも必要ないよ」
「必要かどうかって話なら、あんたの人生も、たいていの人の人生も必要ないよ。でも、それも、あんたの人生も、たいていの人の人生も、面白いぞ。そのほうがオレにとっちゃ重要だ。あんたはそうじゃないのか?」
2008/06/19 (Thu)
▼だめだ、くそ、煮詰まった。
 なんかもう、こういうの本当に苦手なんですけど!
 自分で手ェ動かして進む仕事だったら徹夜も(たまになら)苦にならないけど、他人の手を動かす(動かしていただく)のはもうホント大変ですな。
 徹夜しても進むモンじゃないし。

▼「二十面相の娘」第九話「残されし者たち」
 は? ちょ、ちょっと、小平次の話、いくらなんでもスピーディーすぎじゃね? と思ってたらあっという間に出港まで。すげぇ! シリーズ構成に感動。
 個人的には、小平次回でのチコの最重要セリフと思っている「人の秘密を暴くなんて……あさましい事を私は続けるんだわ。おじさんを見つけるまで」がなかったのはちょっと残念といえば残念。しかし、かわりに戦争トラウマ表現が大幅に重くなって、チコのセリフが「戦争が……」という言及になってたことは、アニメ版の方向性がなるほどそっちを重視していくのかぁ、と納得するものではありました。そっちの方向性は、定番といえば定番であり、そのぶん難しい部分もあるかなぁと思いますが、ま、今後のお手並み拝見ということで。
 あとは、一般人になったように見えて、悠然と、それこそ呼吸するようにハッタリをかます「私ですか? 婦人新報の…鈴木です」が省かれていたのもちょっと惜しかったかなというところ。
 小平次ネタについては、若手のほうが「え? こいつが小平次!?」ってなカンジでびびる描写がなかったのももったいないかなぁ。
 と、なんだか不満ぽいことばっか書いてしまいましたが、べつに不満てわけではなく、デキは上々だったかと。「ちぇ、教えることがなくなっちまった」とケンに云わしめた投擲戦技とかカッケェですな。アニメならではの「動き」に重さを置いた演出、と、素直に云えるのは素敵なことです。だってホラ、アニメになるとむしろ動かなかったりする作品、多かったからねぇ……。
 で、次回で早くもヤツが登場ですか! すげぇ! 楽しみだ! でもヤツが出てきてからというもの、またやたら重苦しい雰囲気になっちまってそれが続く印象だったりもするので……そのへんはちょっと気にかかる……かなぁ……。
 以下、ちょっと今後のネタバレなので水面下に。
2008/06/18 (Wed)
[Life as a Half Drow]Repeat after You !
▼例によって井上仮さま経由で煮え台詞
 つーか燃えとか萌えとか煮えとか、そのへんの(TRPG 的な)定義がイマイチわからんので、語りづらいところではあるんですが、ひとつ、こいつは鉄板だろ! ってな確信があるテをちょっと語ってみます。問題は、「実践したことがない」ってことであり……まて! まてまてまて! 落ち着け! いや、「使いどころは事実上無限大!」とか思うと同時に、逆に、やらにゃならん場面にブチ当たることもまた少ないのでなぁ……。やったら確実に効くと思うんだけどなぁ……。
 あともうひとつの問題は、「今さら語られるようなコトじゃねぇ、そりゃ初歩だろ初歩」と云われそうな気もすることですが、そっちはほっといて。
 映画とマンガから恣意的に実例を引きつつ書いてみます。
 題して「誰かのセリフをいただけ!」
 うーん、この字面だけ見ると、どっかのアニメとかゲームとかからカッケェと思ったセリフを持ってきて使え、みたいだよな。そいつは高確率で場が静かになっちまう方針としてよく知られてますな。違う、違うんだグリーンヒル(お、場が静かに)。わたしが云っているのは、「そのゲームのセッション(あるいはキャンペーン)中で使われたセリフを使え」っつーことでございます。元ネタ知らないから燃えねぇとか煮えねぇとか云わせねぇぜ。一緒にプレイしてる以上は絶対知ってるハズだからな。云い換えると、「元ネタ知らなきゃ盛り上がれない」を、確実に全員が元ネタを知ってる状態でやる方法であるとも云えましょう。
 手法そのいち。「敵に云われたコトを云い返せ」
 ヘルシングの序盤で登場したヤン・ヴァランタインの名セリフ「小便はすませたか」は、その長ゼリじたいの持つインパクトがまず強力ではありました。が、あのテの有名になったセリフをいただいてセッションで吐いてみたりする行為は往々にしてサイレンスの呪文と同様の効果を発揮することでしょう。そういう使い方はイカンね。しかし、劇中で同じセリフを吐いたキャラクターがおりまして、そのシーンは、わたしは、最初にヤンがそれを発したときよりも熱かったと思うのです。形勢逆転の狼煙として執事が同じセリフを突き返すシーン。
 TRPG 的には、最初のセリフが不発(サイレンスだったり、単に流されちゃったり)になってしまった場合でも、敵側の立場になった参加者が「云い返す」スタイルで拾ってあげると、最初のセリフの名誉も回復してあげた上で、いい塩梅で場をさらうことができるんじゃないでしょうか。
 もうひとつの例としては、比較的最近観た「300」から、裏切り者を刺したときの王妃のセリフを挙げておきます。あれは、最初にそのセリフが発せられたときには大して印象的でもなかった(少々持って回った云い方なので、一応記憶には残りますが)けれど、「云い返す」ことでシビレるシーンになった好例でありましょう。
 手法そのに。「味方の誰かが云ったセリフを云え」
 こっちは映画のネタを先に。ターミネーター 2 の「hasta la vista baby!」を挙げてみます。それ自体がどんだけカッケェかっつーと、まぁえーと、今さら新味もない、云ってみれば「ありがちでダサい台詞」といえそうなモンですが、このシーンがカッケェのは、シュワが、これを「仲間に教えられたセリフ」としてリピートするからです。ちとシチュエーションが違うけど、別の例をヘルシングから。「いっしょにやっつけようぜセラス」「いっしょにあいつらを/あいつらをやっつけます!!」 これは最初に云った方が後者の段階ではすでにアレってので効き目が倍増ってカンジなんですが、さすがにそういう場面は TRPG じゃなかなか難しいか? セリフじたいは全然何のヒネリもなくても、何のヒネリもないセリフを味方が拾って使うという行為の熱さということで。
 手法そのさん。「関係ない誰かのセリフでもいいからいただけ」
 アンデルセンとアーカードの決戦、「まだ腕がちぎれただけじゃねえか(中略)ハリーハリー」は、明らかに、アーカードがルーク・ヴァランタインに向けたセリフ「足が二本ちぎれただけだぞ(中略)ハリーハリーハリーハリー」を踏襲してます。アンデルセンが対ルーク戦でのアーカードのセリフを聞いてた可能性はありませんが、アーカードは自分がルークに対して吐いたセリフを忘れていないでしょう。そのあたりもあって、「素敵だ」という反応になった……とわたしは思うんですがまぁそのへんの解釈はいいや。
 TRPG は自分のキャラクターが実際に登場していない場面でも、そこで交わされた会話をプレイヤーとして聞いておくことが可能な娯楽です。知らないはずの情報を使って有利にモノゴトを進めるのは少々チート気味ですが、セリフをカッコよく吐くためぐらいならアリなんじゃないでしょうかね。
 手法そのよん。「不発っちゃっても繰り返してればもしかしたら」
 リップヴァーン・ウィンクルの「有象無象の区別なく、私の弾頭は許しはしないわ」って、正直そうとうにダッセェセリフだと思うんですが、わたしだけですか? んな、何度も何度もキメ台詞で云うほどのモンかよ、と。思ってたさ。
 云うほどのモンでした。
 最後の一回の熱さときたら。
 どっちかっつーと一発目をハズした場合のリカバーですが、こういうテもあるんじゃないかな、程度で。あるいは、キャンペーンで DM 側が敵役に云わせると熱いかもですな。それまで、圧倒的優位で吐いてたキメ台詞(それ自体のキレはこのさい問題ではない)が、もう、成長しちまって自分を凌駕しようとさえしている PC どもを前にはもはや見合わないものになっていたとしても、最終決戦では帝王たるもの意地を見せて散るぜ! 退かぬ! 媚びぬ! 省みぬ! ってな演出として冴えるんじゃないかなぁ、とかそんなことを思ったり。
 以上、「誰かのセリフをいただけ!」でした。ってまぁ、自分が実践してないコトを書くのはかえすがえすも胆の冷えるモノではありますが、ずっと思ってたネタでもあるので、投げてみます。
 うーん、実際、実用性どうなんだろうなぁ……。
2008/06/17 (Tue)
雲先生ありえんに触発されてドラクエ 3 に手をお出しになられた模様。
 これ、スファミ版なんですかね? ちくしょー、リメイクはナンカナーとか思ってたけど、いいなぁこの画面。具体的にどこがいい、とはうまく云えないんですが。どのへんがポイントなんだろ……。
 しかし楽しそうですな! この方は何やってても(楽しそうなコトやってるときは)最高に楽しそうなのが素晴らしいです。「ありえん」がきっかけといいながら、構成とかが全然影響されてないあたりも素敵です。だからって勇僧魔魔という構成はカッコよすぎてびびりますが。うーむ、今オレが手ェ出すとしたらどうするかなぁ……。賢者戦隊とかやってみたいけどなぁ……。
 って、いやいやいやいや! 手ェ出さないから! だいたいスファミ発掘するにはまたポララミンがひと山必要だし! ってかスファミのソフトのほうはもちろん持ってないし!(もちろん、動かない FC 版ならありますけど!)
 ……そろそろ DS でリメイク出るべきなんじゃないでしょうかね。
 いやまぁ……うーん……出たとしても、結局ろくにやらなそうですけど。

▼いかんなぁ、どうもうまいこと回転が上がらん、いろいろと。
 まぁ横から飛び込む事情とかが妙に多かったりするせいではありますが、やっぱ他人のペースにあわせて働こうとか考えるのはいかんね。カレンダーが埋まってきてて、なんだかそうしなきゃいけないような気分になってましたが。
 他人のペースにあわせた働きを期待されても、オレなんかじゃあ給料分の役には立てんわな。
 どっかとりこぼす可能性もあんま恐れず、全開で突っ走る方向に気合入れてみるかな。
 とりこぼしたモンもまぁ、前日ぐらいまでに思い出せれば、ちょいと徹夜ぐらいでなんとかゴマ化せるだろうし。
 ……うん、こう書くとなんかひどいいいかげんな仕事の仕方みたいだな。でも、他人のペースでやったら、全部とりこぼすような勢いになりかねんわけでな……。
 それにまぁ、そこまでひどいとりこぼし方はさすがにそうそうしないと思うしねー。経験的には。
2008/06/16 (Mon)
▼グインサーガ 121 巻読了。
 ついに我らがシルヴィアさまが……かなり詰みかなぁ、さすがにこれは……という感じで、いちシルヴィアファンとしてはツラい巻でありました。つーか、最近のグインサーガの文章の冗長さが、今回ばかりは非常にしっくり来るものだったり。なかなかその場面に行き着きたくないなぁ、というカンジなわけですよ。フゥ。
 でもやっぱこれはかなーりグインの責任っつー気がしなくもないんだよな。まぁ我らがユリウス君も有罪ですけど。しかしやっぱ、「俺を必要としている」相手を求めて、首尾よくその状態になったっつーのに、いざ必要とされてるときにえんえんといないってのは、まずいだろ。不可抗力っちゃ不可抗力ではあるとはいえ、ねぇ……。
 まぁあれだな。グインが、自分には向かないタイプが好みっつー困った人種だった、っつーことですか……はぁ……。
 もういっそユリウス君とセットになっちゃえばよかったと思うんだけどなぁシルヴィアさま。まぁユリウス君のほうは興味なさそうですけど。
2008/06/13 (Fri)
▼ああ、しんどい。
 マスター、ワインを……。

▼職場で遺伝病の話が出まして。
 ま、そのテの話になるといつも登場するアレがあるわけです。そう、鎌状赤血球症ってヤツ。(つーか鎌型って覚えてたんだけどどうも鎌状のほうが一般的らしい?)
 で、こいつについて、ひとりが、衝撃的な略称を。
 「かまけつ」
 ……いや、まぁ、そりゃ、そう略して略せないことはないっちゃないですけど! なんかイヤですよその響き!
 具体的にどのあたりがどんなふうにイヤなのかはご想像にお任せする方向性ですが!
 つーか、「カマケツがホモだと致死的」とか書くとなんかイヤだよねぇ?
 どのあたりがどんなふうにイヤなのかはご想像にお任せしますけど!
 なお、そのひとは普通に略称として使ってたそうです。うーむ。
 まぁ、そのちょっと前に話が出た、同じく遺伝病のハンチントン病で問題になるタンパクに比べれば全然余裕っつー気もしますけどね。
 ……今日のネタは GEHIN な話ですまんかった……。

▼「二十面相の娘」第八話「人間タンク」
 おおむね上出来、といってよろしいんじゃないでしょうか。
 個人的には、原作のテイストの好きだった部分がけっこう変わっちゃってたのは惜しい気もするんですが、変わった結果のデキが悪いってわけじゃあないんでな。
 空根探偵の「面目ないっ一足遅かったようですっ」だけは是非ともママイキで行ってほしかったところですが!
 いやまぁでもカッコいいですな。タンクの動きとか、「ちとカッコよすぎんじゃね?」とちょっと違和感を感じるぐらいにカッケェ。あとはやはりこの作品の要所要所をシメる「ぶら下がり」あたりでしょうか。
 しかし、けっこう毎度思うんだけど、「自分で見て聞いて考える」はちと出しすぎじゃまいか。今回も二度出てるけど、一度(二度目)だけでよかったんじゃないかなぁ。

▼プラズマc を露店に置いてワクテカしながら寝る→起きる→RO のウィンドウなんて影も形もない。
 ……?????
 って、そういうことかーッ!?
 ありえん……。使ってるほかの PC は全部、自分で選択しないと再起動しないようにしてあるから考えつかなかったけど、このノートだけはデフォの設定のまんまだからなぁ……ありうるわけか……。
2008/06/12 (Thu)
▼例の事件について何か書こうと思って考えてたのですが。
 結局何もまとまらん……。
 というか、なんというか、考えたり語ったりするべき何かが、あの加害者にはないような気がしてきてしまうわけで。理解不能、というか、考察不能だ。動機だとされてることや背景だとされてる事情が、全部、投げやりに作った連続殺人フィクションの種明かしみたいに薄いと感じてしまう。
 「そんな薄っぺらい事情で人を殺すなんて!」と憎悪できるだけの感情移入ができない。
 語ったり、考えたり、憎んだり、汲んだり、するべきものがあるほどの、厚みがあるブツだとは、なんとも実感できないです、あれ。
 被害者の魂の安息を祈ります。災害の被害者の魂の安息を祈るように。
 加害者を、害虫を排除するように排除して、動機だの背景だのを探るようなことをせずに処理してしまうべき事件なのではないか、と、そんな気分。
 うん、むちゃくちゃなコト云ってるのはわかってる。でも何か云っておかないと「整理がつかない」とか、そんなモヤモヤな感じなのでとりあえず吐き出しておく次第。
2008/06/11 (Wed)
[Life as a Half Drow]First Monolith
▼キャンペーン「大江戸 808 文悟郎萌戦記」遊んできました。今回は、わたしの記録が確かならば、第 14 回。前回はこちら
 参加者は以下の通り。
 蒔田文悟郎(BOSS):サムライ、ファイター、ケンサイ。本編の主人公。高 AC と、ケンサイ能力によるブーストで前衛を引き受ける。
 パロマ(DISK):よくわからない構成の魔法戦士。アブジュラントチャンプを順調に強化中ぽい? 攻撃面ではレイスストライクレイジリープアタック+ファルシオンによる高確率のクリティカルを狙う型。
 ラディン(artemis):ウィザード。シナリオ傾向から火力特化に近い動きになってきてたが、最近になって方針転換の兆しもあるっぽい? とはいえ、即時拡大やら即時最大化やら最大化ロッドやらエネルギータイプ変更やら次元越境化やらを仕込んだ火力呪文の威力は流石。ダメージ呪文を連発しながら、ほとんどダイスを振らないのはけっこう異様な風景。
 アヴィアン(わたし):ドルイド/ウィザード。最近では戦闘開始時にはスロットがほとんどカラになっている完全事前準備型。そうでもしないと生き残れない現実。
 今回は、開始時点でとりあえず二択でした。前回偵察だけした植物クリーチャーを処理するか、モノリスにしかけるか。植物クリーチャーのほうがやりやすそうではありますが、ワープする鏡を利用して別空間への移動を行う必要があることに、なんとなく不安が。モノリスは、戦力的にやっぱりたぶんギリギリ。おそらく植物撃破でアヴィアンと腹心のポルトリィのレベルが上がるだろう、で、上がればアヴィアンは 7th に、ポルトリィはクレリック 5th にアクセス可能になる、ということで、それならまず稼いでからモノリスだろう、という方針が決まりました。
 そう決まっても、やっぱり別空間への移動は不安満載です。召喚クリーチャーを往復させたり偵察させたりして、普通に行って普通に戻れることや、中央部の池(と云ってましたが、実際には垂直に掘られた井戸状の構造とのこと)に入っても問題ないこと、天井付近の光る球体(植物クリーチャーに光合成をさせるためと推測)に接近しても(火ダメージをこうむる以外は)問題ないこと、などが判明してますが、PC が踏み込んだ場合のみ(というか戦闘が始まってからのみ)トリガーされる何かがないとは云い切れないわけで。
 さらにサテュロス(普通に意思疎通が可能で独自の知性もちゃんと持ってる召喚可能クリーチャー)を何度か送り込んで確認。床の草はノンマジカルなトリックアートの類とのことが判明。
「んじゃまぁ、やるか……」
 つーことで、全員にフル支援をかけて突入しました。
 チェインオヴアイズを通した知識ロールに失敗していたアヴィアンにはわかりませんでした(そして他に同様の事前調査ができる自然知識持ちがいませんでした)が、あとから判明したことによると、どうやら MM3 収載のバトルブライアーなるモンスターだった模様。
 突入してまずはイニシアチブ。いきなり先制を許すことに。
DM「んでは、六本足の植物ライオンが、茨の爆発を投射。REF 半減……」
アヴィアン「ん? それって攻撃が植物によるってこと?」
DM「おう、茨のトゲによる攻撃だな」
アヴィアン「んならアンティプラントシェルで止まるんじゃん?」
DM「……そんなんかけてたのかよ!」
アヴィアン「かけてるよ! ってまぁ、本来は後衛(自分とラディン)を守る保険のつもりだったんだけど、先制で範囲攻撃だと、今の配置だとパロマと文悟郎も守れちゃうな」
DM「ムギャオー!」
 先制されたことが妙に有利に働いてしまいました。
 これで勝負あったかな、と、この瞬間は思ったわけですが。
 その先が大苦戦。パロマと文悟郎が殴りにいったところ、高 DEX + 迎え撃ち、みたいな勢いで AoO が飛んできてまず仰天。アヴィアンは火と電気のプロデュースフレイムを撃ち込むものの、抵抗を抜けず、やることなし状態に。パロマと文悟郎の殴りは、けっこう悪くない数字を出しているはずなのに、かすりもせず。
DM「んでは擬似呪文扱いでシンティレイティングスケイルが発動」
パロマ「あんですとー! 通常攻撃なんて当たる気がしねぇのに、レイスストライクも通らないんじゃ勝てんぞこれ……」
 ラディンは強力な攻撃呪文を満載してはいますが、この植物クリーチャーを倒したことなどがトリガーとなって、次が現れる可能性を考慮して若干火力をセーブ。どうやら敵には高速治癒だか再生だかがあるらしいことも判明。おい、これは出直したほうがいいんじゃねいか感が。
DM「続いて文悟郎にぶっとばし攻撃」
アヴィアン「フリム(フリーダムオヴムーヴメント)かかってるけど……まぁ、ぶっとばし阻止はできないか……」
DM「できないだろうな」
文悟郎「ぶっとんだ。どっち方向?」
DM「池ポチャ」
文悟郎「あんですとー!」
 重装した文悟郎が泳いで脱出するのは一見して困難。アヴィアンは対応手段を持ってはいますが、水中に対して何らかの作用を及ぼすことで妙なトリガーを引いてしまうのが怖くて手出しできず。文悟郎はまぁ CON 高めでもあるので、溺死まではまだ充分時間的余裕がありますが、シンティレイティングスケイルを張られた状態ではパロマひとりでは火力が足りるかが不安。
文悟郎「んー、まぁ、泳いでみるか……重量ペナがこんだけあって……あれ、なんか泳げたよ?」
 一同爆笑。鎧着て泳ぐなよ! てゆーか古式泳法?
 まぁ、泳げたとはいえ、浮上して脱出するには至らず。やっぱり自分が飛び込んで(シェイプして)救援に行くべきか、水棲クリーチャーを召喚して救助するべきか……と考えはじめるアヴィアン。ただ、ラディンがスペクトラルハンド経由でフライを飛ばせることが判明したので、アヴィアンからの手出しはやめておくことにしました。たぶんフライのほうが安定だろ。フライで水中行動力が得られるかどうかはなんともアレですが、今回はフリムもかかってますし、うちのプレイグループではフライ+フリムでの水中行動は自由としています。
 文悟郎が戦線復帰し、ラディンからはグレイターディスペルマジックが飛んでシンティレイティングスケイルがはがれ、これで、ようやく、「どうやら勝ったな」と。思ったんですが……。
 接触 AC を下げたとはいえ、あいかわらず文悟郎の攻撃は当たらず、パロマの攻撃は通るものの、レイスストライクの数は限られているわけで、敵が自動回復していることを考えるとまだ不安が。というか、接触 AC も下がったとはいえいまだ 20 以上をキープしている感触。複数回の AoO といい、いったいどういう DEX してるんだ、こいつ?
アヴィアン「ええい、詠唱開始。1 レベルネチャライで、パロマの挟撃パートナーになれる位置にイーグル召喚!」
文悟郎「渋いなそれ!」
 ……今にして思えば、植物に普通にフランキングが効くのかどうかちょっと疑問な気もしますが、大丈夫だったよね……?
 呼んだはいいものの、飛行機動性が充分でないイーグルではホバリングで挟撃位置を維持することもできず、高度維持のために移動して AoO で落とされる事態に。
アヴィアン「ええい、もう一匹召喚! そんでもって、自分も鳥にワイルドシェイプして、呼び出したイーグルのすぐ後ろまで移動しておく」
DM「ではアヴィアンに AoO を……」
アヴィアン「全部止めた。アンティプラントシェルあるので」
DM「んがー! そうだった!」
アヴィアン「で、AoO 何発出た?」
DM「合計 4 回。そっか、イーグルもシェル内部を旋回してるから当てられないのか」
プレイヤー一同「……?」
 AoO 4 回。ってことは、DEX は +3。超大型のサイズペナルティを考えると、接触 AC が 20 オーバーというのはまず考えられないんですが……? グレイターディスペルもかかっているので、メイジアーマー系ということもまずなさそう。
 まぁ、このあたりで、しびれを切らしたラディンからの直接火力支援や、パロマのレイスストライク駆使攻撃が決まって、バトルブライアーは倒れることになりました。
DM「すると、枯れた茨のカタマリが崩れ落ち、その前足があったところから一対のブレイサーがはがれ落ちた。死んでゆくバトルブライアーは、前足でそれを愛おしそうにかき寄せようとするような仕草を見せたが、力尽きて崩れ去った」
プレイヤー一同「……ブレイサーズオヴアーマー装備だったのか……!」
 んまぁ、哀れっぽい仕草でしたが、問答無用で襲いかかってくるモノに同情する余地があるはずもなく、数セッションぶりのまとまった収入に一同大歓喜。というかむしろようやくほっと一息、といったほうが正確でしょうか。
 とりあえず、この「裏世界」と呼んでいる別エリアに入りなおしたらまたガーディアン復活、とかそういう事態になられても困るということで、調べられることをひたすら調べておくことに。
 その結果、床のトリックアートも天井の絵もノンマジカルで、付近を飛行しても変化なし。パスウォールはどの方角に向けても無効。水底にある魔法陣についてはよくわからず。パロマが神秘学で 20 を振った(プレイヤー曰く「攻撃のときに出ろよ! この目!」 というか、この日、神秘学のロールだけで 3 回ぐらい 20 出してなかったか?)結果、刻まれている文字は、どうやらエピック級のキャスターが使うかもと云われているような特殊な文字とのこと、それには 4 種類の構成要素が含まれているらしいとのことが判明。
アヴィアン「……? つまり、木編と草冠とナニカとナニカと、みたいな、四つの部首で構成された漢字、みたいなモン?」
DM「そうそうそう! まさにそんな感じ」
 ……今調べたところ、木編と草冠を持つ字の例があんまりちゃんと見当たりませんでしたが、要するにそういうものだとのこと。
 とのことがわかってもやっぱりそれぞれの部首の意味がわかるわけでもなく、とりあえずその図をできる限り正確に書き写して持ち帰り、調査してみることに。
 ついでに、コントロールウォーターで水位を下げてみたところ、この魔法陣の周縁部から水が湧き出してきて水位を戻そうとした、ということも判明。さらにディテクトマジックからのスクール判別なども試みましたが、これは、DM がすぐには返答できないので、後日 BBS なりを通じて教える、ということで次回送りに。
 できそうなことを全部すませて、引き上げてレベルアップ作業となりました。
 ここで、パロマを除く全員がレベルアップ。ついにアヴィアンは 7 レベル呪文にアクセス! つーことはつまりヒールがメモライズからキャスト可能に!
 ついでに、ブレイサーズを鑑定したところ、+8 のアーマーであることが判明。強力ですが、これを実用するよりは、今の懐具合を考えると、売り払って資金にしたいところ。しかし、厳重に守られていた印象もあるわけで、それ以外にも特殊効果があると困る、ということで、一応、その外見的特徴をもとに調査もしておくことに。
 魔法陣とブレイサーの模様から何かわかることはないかと図書館で調査してみるものの、これはほぼ不調。ただまぁ、ブレイサーのほうは特別ではないらしいということで一定の結論は得られた感触。
 さらに魔法陣についてはラディンにレジェンドロアを(リミテッドウィッシュからのエミュレートで)キャストしてもらい、情報が多少追加。どうやら別の場所(恐らく別の次元界を含む)との接点のようなものらしいとのこと。このあたりはあまりはっきりした回答ではなかったのですが、なんとなく、そんな感じ、ということで。
 ここでいったん休憩が入り、みんなで三々五々、買出し(リアルで)に出かけます。
 DM も買出しに出かけたんですが、なんだか妙に戻りが遅い模様。
「……どこまで出かけたんだ?」
 息を切らせて戻ってきた DM 手には、「奈落の軍勢」が握られていました。
DM「いや、ちょっとうちまでこれ取りに行ってきた」
 うちまでって。
 まぁ、そりゃ、参加者の中で一番自宅が近く、自転車で来てるわけで、まぁ、可能っちゃ可能な選択肢ではありますが……。
 いったいそうまでして持ってこなくてはならないほどの重要な要素が「奈落の軍勢」から投入されるというのはどういうことよ? とザワつきながらも、方針検討を続行。
 ……とりあえず、裏世界ではすぐにできることはなさそう。で、表世界でできることはというと……。
 どうも、過去のトリックアート部屋の探索では、天井付近の探索が充分ではなかったっぽいことが判明したので、次の探索は天井付近を調べる方向性に。
 飛行状態で天井付近に近づき、ディテクトマジック等で調査してみたところ、床の奈落トリックアートの上空に到達すると、床のトリックアートからデーモンが出現しました。
 これは予測の範疇。次に出てくるのはマリリスだろう、と読んで、仕込みは済ませてあります。が。
DM「では、登場したのは二匹の、かくかくしかじかなモンスターで……」
プレイヤー「マリリスじゃない!?」
 出てきたのはどうやら、「奈落の軍勢」収載のナバッスゥなるデーモンだった模様。こちらはマリリス戦に備えて、善属性を付与した冷たい鉄武器やらを用意してあったのですが、まぁ、デーモンならそう大幅にハズレってことはないでしょう。
DM「ではナバッスゥは即死の凝視を使用」
アヴィアン「即死は無効」
 床付近ではなく天井付近を飛行ということで、全然違うモノが出てくる可能性も視野に入れて、マリリス戦では不要と思われるデスウォードやシェルタードヴァイタリティも仕込んでおいて正解でした!
 とはいえ、ナバッスゥは複数回のグレイターディスペルマジックを持っているらしく、前衛は次々と強化をはがされ、しかも敵は空中に逃げてしまい、善属性がはがされた武器で与えたダメージは高速治癒だか再生だかで回復されてしまうことが判明。
文悟郎「うーむ、フライポーションはあるけど、再度ディスペルされたら殺しきれんぞ」
アヴィアン「……OK、では、文悟郎に駆け寄って、ダイアバットに変身しつつ「乗れ!」と叫んでおく」
パロマ「こちらは限定変形フィートで飛行し、殴りかかってみるけど」
DM「では受動的凝視の範囲に入ったのでセーブを」
パロマ「喰らった。デスウォードはがれてるしなぁ……」
DM「では、ネガティブレベルがこんだけー」
パロマ「ギャース!」
アヴィアン「こちらはバッサバッサとナバッスゥを殴れる位置に移動」
DM「グレイターディスペル」
アヴィアン「いろいろはがれた」
DM「ではもう一匹の凝視圏内なので」
アヴィアン「目は閉じてるので問題なし。てかダイアバットで正解だったぜ!」
 凝視があることが判明した時点でアヴィアンは目を閉じてます。その時点ではリスニングロアコールに頼っているわけですが、リスニングロアコールがはがれたあとも問題なしだったのは、変身したのが非視覚的感知のあるダイアバットだったおかげでした。これはべつに凝視対策だったわけではなく、変身可能で文悟郎を乗せて飛べそうなのがダイアバットぐらいしか思いつかなかっただけですが、結果的には大正解。しかし、騎乗した文悟郎はセーブ失敗して負のレベルをゲット。
 とはいえ、殴り合いに持ち込めばナバッスゥはさほど強敵ではなく、ラディンの強力な火力が惜しみなく投入されたことも相まって、この戦闘には、さらに文悟郎が負のレベルを喰らいつつも、なんとか勝利することができました。
 いやまぁしかしこの戦闘はなんだか妙な盛り上がりもありまして。
ラディン「サドンマキシマイズ呪文で XX 点」
DM「うい」
ラディン「で大規模ダメージ」
DM「うぜぇー! ……あぶねー!」
パロマ「左のナバッスゥに XX 点」
DM「うい」
パロマ「で大規模ダメージ」
DM「うぜぇ! えい。……あぶねぇ! 隣が 1 だった!」
ラディン「消え残る魔力で XX 点」
DM「痛ェ」
プレイヤー一同「で大規模ダメージ」
DM「うるせぇー!」
 あほだ。
 まぁ、イーヴルアウトサイダーは高頻度でマッシヴで 1 振って死ぬらしいことがハイランス卿のキャンペーンで証明されてるわけですし、重要だよね! (つーか、「今まで出会ったほとんどのボス級がMassiveで1を出して死亡していった気がする」とか書かれてるあたり恐ろしいですね。リンク先のプレイレポートは「A Paladin in Hell」のネタバレなので御注意)
 現場じゃ「アスモデウスさまのアヴァターもマッシヴ 1 で死んだことあるらしいし」とか口走ってしまいましたが、あれは間違いでした。ふつうにダメージ半減の呪文に 1 振って HP ダメージで死んでらっしゃった模様。
 ……残念ながら、今回のわれわれのナバッスゥ戦ではマッシヴ殺はありませんでしたが!
 DM は手順を間違って「吸血リンク」を活用できなかったと悔しがってましたが、まぁ、こちらにデスウォードがかかっていることを出現と同時に見極めることはほぼ不可能なわけで、妥当な展開ではあったのではないかと思います。強いて云えば、アヴィアンにディスペルをかけたのが(前回に続いて)余計だったかも。アヴィアンにとっては非常に怖い攻撃ですが、アヴィアンを怖がらせることに、この編成だと、あまり意味がないのです。
 そんな感じで「表世界」のトリックアート部屋の天井付近も探索し終え、選択肢がつぶれた我々は、ついに、神殿外部のモノリス討伐に向かうことになりました。
 いったん町に戻ってパロマのレベルアップ作業を行い、ブレイサーを売り払ってみんなで装備を強化。といっても、ここはリングオヴカウンタースペル(DMG)一択。グレイターディスペルマジック 3 発を搭載したナイトウィングを今後数多く相手にしなければならないとなれば、なんとかこれを食い止めなければまず勝算はありません。(ナイトウィングは空中にいるので、魔法的手段によらなければ前衛が飛行できない以上、それがディスペルされたらその時点で勝算は消滅。資金が不足しており、かつ、今後収入の見込みがないため、ディスペルを撃ち切らせてからフライポーションというのも実質不可能)
 続いて、攻撃開始直前の準備も念には念を入れ、万全を期します。最初に戦うのは、エアエレメンタルモノリス+ナイトウィング一体。ナイトウィングは一体ならば、そして戦うことがわかった上で準備すれば大して問題にはならない(以前苦戦したのは負の次元界特性によるところが大きい)ですが、エアはエレメンタル系では別格の強さなため、油断は禁物です。

 このときのアヴィアンのスペルスロットは以下のようになっておりました。
1st:
 プロデュースフレイム(使用済)
 プロデュースフレイム(電気変換で使用済)
 ロングストライダー(使用済)
 プロデュースフレイム
 プロデュースフレイム
 フェアリファイア
 アップドラフト
2nd:
 バークスキン(文悟郎にキャスト済)
 バークスキン(パロマにキャスト済)
 バークスキン(使用済)
 ハートオヴエア(使用済)
 ウィングズオヴエア(使用済)
 マスターエア
 ボディウォード
3rd:
 マスレッサーヴィゴー(全員に使用済)
 ブラインドサイト(使用済)
 アルターフォーチューン
 マスレジストエナジー
 アテューンフォーム
4th:
 フリーダムオヴムーヴメント(使用済)
 フリーダムオヴムーヴメント(文悟郎にキャスト済)
 ハートオヴアース(使用済)
 シェルタードヴァイタリティ(使用済)
 シェルタードヴァイタリティ(文悟郎にキャスト済)
5th:
 シェルタードヴァイタリティ(パロマにキャスト済)
 デスウォード(使用済)
 フリーダムオヴムーヴメント(パロマにキャスト済)
 デスウォード
6th:
 ネチャライ(使用済)
 ネチャライ(使用済)
 シェルタードヴァイタリティ(ラディンにキャスト済)
7th:
 オーラオヴヴァイタリティ(全員に使用済)
 ヒール(まちがい。実際には 7th はひとつしかスロットなかった。まぁ使わなかったのでカンベン)

 ポルトリィのクレリックスペルは以下。
1st:
 シールドオヴフェイス(アヴィアンにキャスト済)
 シールドオヴフェイス(文悟郎にキャスト済)
 シールドオヴフェイス(パロマにキャスト済)
 シールドオヴフェイス(ラディンにキャスト済)
 (もうひとつ取れるの忘れてた)
2nd:
 アラインウェポン(パロマにキャスト済)
 アラインウェポン(予備)
 (未定)
 (未定)
 (未定)
3rd:
 グレイターマジックウェポン(パロマにキャスト済。まちがい。クレリックはグレイター 3 レベルじゃなかったよ! ま、まぁ 5th のスロットに入れてたってことで後付けで!)
 ブラインドサイト(文悟郎にキャスト済)
 ブラインドサイト(パロマにキャスト済)
 ブラインドサイト(ラディンにキャスト済)
4th:
 デスウォード(文悟郎にキャスト済)
 デスウォード(パロマにキャスト済)
 デスウォード(ラディンにキャスト済)
5th:
 フリーダムオヴムーヴメント(ラディンにキャスト済)
 リヴィヴィファイ

 上のほうのレベルの呪文はほぼ全て戦闘開始前に使い切ってます。これは最終決戦ですが、ここまでもだいたい似たようなもので、これを一気にひっぺがされると、もうかなりしょんぼりな事態になるわけです。といって、戦闘開始後に小出しにしたのでは間に合うわけもないわけで、正直、このキャンペーンのパーティーが 4 人でよかったよ! 5 人いたら全員支援はどうやっても回りきらなかったことでしょう。まぁ、腹心がいて 5 人という話もありますが、腹心は戦闘開始後はひたすら袋の中で待ってるわけですから、ちょっと別。腹心でない PC がひたすら袋の中にいるような 5 人パーティーもさすがにどうかと思うので、これはまぁ、こんなところなんじゃないかなぁ。
 残してある呪文は、さすがに 1 レベルはたいしたのがないとして、2 レベルではマスターエアはディスペルされて飛行機動性が落ちたときの保険、ボディウォードはシャドウ呼ばれてシェルタードヴァイタリティがはがされたときの保険。アルターフォーチュンは当然保険として、マスレジストエナジーも何か余計なのが出たときのための保険。まぁ、コーンオヴコールドにそなえてかけておくべきだったかも。アテューンは謎。ブラインドサイトの予備でもよかったかも。5 レベルにひっそりとデスウォードが余分に入ってるのは、ディスペルされた場合の保険。まぁ、カウンタースペルリングにグレイターディスペルを補充するための保険ってのも考えましたが、6 レベル以上のスロットは余ってなかったのでこちら。
 結果は、まぁ、安定気味の勝利でした。何故かナイトウィングは何もせずに逃げ回ってラディンのマキシマイズ呪文連打で沈黙。エアモノリスは何故かファーストラウンドに「防御専念」などをやらかして、その最大の脅威のひとつである長リーチからの AoO を容易に突破されてしまい、たぶんこれが決定打。一見してワンサイドゲームっぽい展開ではありましたが、こちらの前衛(とくに文悟郎)はかなり削られて危険な状態であり、引き算勝負という面を考えると、ファーストラウンドの様子見は決定的だったんではないかと。
 あとは、ナイトウィングが何も、本当に何もしなかったのが最大の謎。DM はカンスペリングを知ってるけど、モンスターは知らないはず、ってとこがちょっと齟齬をきたしてたのかなぁ。まずフィンガーオヴデスを試射しておくとか、グレイターディスペルを試みておくとか、しておけば、以降の敵が知っていることを前提に戦術を組み立てる口実として適切だったと思うんですが。
 ま、助かりましたが。
 で、モノリスから手に入ったものは、とりあえずアイデンティファイ(というのは、たぶんアイデンティファイで充分な情報が得られるほど単純なアイテムではなさそうだからですが)してみたところ、「デーモニックチャイム」と「ドリームグローヴ」という名前のみが判明。
 うーん。
 やっぱりこのふたつだけでどうにかできるものではなさそうだよなぁ。
 とりあえず、もう一体はなんとか倒して、それから考える方針でしょうか。
 ナイトウィング 2 体までなら、きっと、なんとかならないことはないと思うんですが。
 3 体超えると……ちょっと絶望的ですけど……。
2008/06/08 (Sun)
[Life as a Half Drow]Races, Abilities, and Skills (Sword World 2.0)
▼つーことで、先日ちらりと話題に出たソードワールド 2.0 の(ルールブック I 時点での)全種族全生まれの全能力値表を書き出してみたんで、置いといてみます。
 この表を見ながら振る、とかではなく、種族と生まれの選定のさいに参照することを想定しています。「術者系と戦士系のマルチを考えているのだが、どちら寄りの生まれがいいのだろう」とかで迷ったときに一助となれば、とそういう感じで。
 横幅を固定した表になったので、ブログトップに表示されないように水面下に置いておきます。
 ……しかし今週末は DnD のセッションあるっちゅーのに何をやってるんですかね、わたしは。
 いや、書き出したのはもっと前ですよ? 今回は HTML に整形しただけー。
2008/06/05 (Thu)
チームバチスタ著者、突撃
 飛び先の日経メディカルオンラインは会員制サイトですが、登録無料です。オススメ。
2008/06/04 (Wed)
▼なんか各地で週アス連載の「ハニカム」が大人気らしく。(
 ううむ……わからん……。
 いやまぁ、最初は正直「なんじゃこの穴埋めみたいなマンガ」と思ってたモノが、最近は、まぁページ数分はちゃんと面白いな、というカンジであり、評価上がってるわけではありましすが、絶賛するほどのモンかというと、やっぱいまいちピンとこないというか。
 つーことで単行本をゲソ。たとえたいしたことなくても「ちゃんと面白い」でソンはしねぇべ、と思って買ってきたわけですが。
 ……。
 …………。
 ……うむ、穴埋めとか思って正直スマンカッタ……。
 てか、まとまってると印象かわりますな。あとは、版形が違うことによる画面密度の印象の差もあるのかも。週アスは毎週買ってるわけで、全エピソード知ってるハズであり、そうそう出先でフキ出すこともないと思ってたんですが、「今 海でマグロを…」で不覚にも死にそうになりましたとさ!
2008/06/03 (Tue)
▼「二十面相の娘」第七話「明智登場」
 上々。冒頭、空根探偵がなんであそこに居合わせたのかについての語りが一切ない点だけ気になりましたが、あとは全般にアレンジが上手く噛み合っててイイ感じ。チコがへこんでる時間が長すぎという印象はありますが、トメさんが果たす役割が大きく描かれてるのは好感触。しかし、あのつくりだと、普通に明知とトメの「中の人」が二十面相だろうと思う向きは多いのじゃまいか。ってかもしかしてアニメじゃ実際そうなのか!? いやまぁ、トメはともかく、明智は……いやいやいやいや。
 学校へ行くことに関してはチコ自身が云い出すってのは復活について助力を得すぎかなぁという点と相殺でしょうか。「やったわね」をちょっと楽しそうに云うところがよろしい感じで。
 明智は二度に分けて登場で、こちらも役割増大。あのやたら熱いセリフが一回目で出なかったので、割愛されちゃったのかー、と思ってたら、二度目でばっちり出てきて、しかもチコがこれまた熱い返しをして、BGM のかぶせ方もイイ感じで、これは上々でした。しかし、こっちの明智だけ中の人が……ってな疑いも……ううむ……。つーか、アナスタシアのルビーががが!
 我らがタンクはちとデザインが洗練されすぎかなぁという気も。カッコよすぎ。
 次回はかなり大好きなエピソードのひとつ(空根探偵が超絶カッケェし)ですので、次回も期待大ですとも!

▼アオイシロ、実はちょっと気になってまして。
 特装版があるうちに確保っとくべきか? とかなー。まぁ、アカイイトは相当な上出来で、なおかつ、それすらフルコンプせずに投げている実情を考えると、手ェ出すべきモンでもないよなぁ、とは思うんですが。
 すげぇレビューが
 いや、恐ろしいエントリですな。こんだけ暴れて、しかもふだんコメント閉じてるのにこのエントリだけコメント開放とかカッケェ。
 ま、想像通り、けっこうな荒れ模様ではあるわけですが、こういう流れだと、その荒れ具合すら、サイト管理人の言葉を補強するものに見えてしまうんだよな。
 多くの人が、サイト管理人の「言葉遣い」に対して批判をし、少数がサイト管理人の意見に反論をしてますが、ほとんど誰ひとりとして、サイト管理人による作品に対する批判の内容に対する反論をしていない。あ、後者ふたつは差がわかりにくい? たとえば「この作品にそういうモンを求めるのが間違いだ!」ってのが意見に対する反論。たとえば「あんたの見方は浅い! こういうふうに深いんだ! それが読み取れんのか!」ってのがもしあったら、それが批判に対する反論。あー、オレの言葉の選び方、あんまよくないな。
 なるほど、問題なのは言葉遣いだけで、云ってるコトじたいは、これだけの人数、誰も否定してないんだな、と、しみじみ思うわけでして。
 そういうふうに思うのは初めてじゃなかったりします。てかまぁ、むしろ、以前、最初に思ったトコ以外でも、同様の荒れ方をするのを今回目にして、最初に目にしたときの印象が強まったな、というのが今回感じたことの本体。
 気に入らないからって言葉尻を必死で追いかけまわして揚げ足を狙撃しようとするのって、あんまうまいケンカの売り方じゃない、と、オレは最近思うんだよなぁ。
 流れを見た第三者は、「なるほど、こいつはサイト管理者の言葉を読んで、文句つけたくなったけど、サイト管理者の意見の本体には何も云えず、揚げ足部分を狙うしかなかったわけか」って感じちゃうんじゃないかなぁ?
 オレはそう感じた。
 だって、「こんだけボロカス云われる管理人のレビューは、それじゃ、いったいどこが間違ってるんだ?」と思ってコメント読み返しても、どこも、間違ってるらしいって指摘が見つからないんだもの。
2008/06/02 (Mon)
▼第三回。第二回はこちら
 毎回とても楽しいセッションなのですが、なんせ全編アドリブというかランダムというか、そういうカンジのアレなので、なかなか流れにそった記憶が残りにくい(プレイ中は次に起こるコトをフル回転で考えてるので、実際に起こったコトを記憶しておく余力がなくなりがちなのです)キャンペーン。今回もそんなカンジでした。
 PC は以下。
 “グッドラック”グラッド(あめじ):今回の決戦はかれがいなければ勝てなかったでしょう。まぁ、いたから出した、というわけでもなく、火力型のアーケインキャスターがいて、その呪文が残ってればやれたとは思いますが、直前にもキツめの戦闘を経ていることもあり、やはり尽きない魔法的タッチアタックは強いなぁ、としみじみ。
 ドライ・ブラウ(DISK):ラプトランのモンク/サイキックウォリアー。今回は攻撃ロールのダイス目に見放されまくりで笑うしかなかった感じでした。トータルすると決して悪い目ばかりってわけでもないんですが、ここぞと気合を入れた必殺とかサイキック攻撃(よくわからん)とかがひたすらひどい目でみんなゲラゲラ。本人消化不良。ま、まぁ、かけ声が悪かったよな、きっと!
 ネイベリー・ポートマン(BOSS):ドルイド。召喚型の本領が見えはじめてきたかなぁといったところ。前回少し片鱗が見えたサモンダイアホークが今回は素晴らしい働きを見せ、死亡した第一の相棒の蛇にかわって参加した第二の相棒のダイアバットとともに大活躍しました。
 ババ(OTTO):名前未定のバーバリアン。今回はドライの目の悪さが際立ってましたが、こちらの攻撃ロールもひっそりとけっこうひどいアリサマだったような……。というか、大物相手に目が悪かったなぁと。そして今回最後には……。
 ローネット(artemis):クレリック。40 PTS Buy のレギュレーションでわざわざ CON を 8 にするという豪快なキャラメイクがどう転ぶかは非常に気になるところです。今回は順当にヒーラーとして活躍してました。

 Day 38: へびのかば焼き!!
 前回はダンジョン内に構築された集落で生活していた人々と出会ったところまで。今回は、この集落の人々ととりあえず馴染みになり、これまでの戦利品をいろいろ供出することで、食糧は面倒見てもらえたり、寝場所の確保ができたり、といった状態からスタート。
 何故かランダム部屋構成要素で太鼓がやたら出現しており、バードもいないパーティーでは使い道もないこの太鼓も、集落の人々に進呈することに。
DM「ふむ、では集落の連中は喜んで太鼓の練習を開始する。昼夜を問わずドンドコドコドコと」
PL「うるせー!」
 なんてなコトをやりながら、まずは、拾ったフルプレートのサイズ調整にかかります。高 DEX(低 CON の代償として得られたものとも云えましょう)のローネットは、フルプレートならば AC が上がるが、ハーフプレートだと上がらないという状態な模様で、ここでフルプレートを着られることは大きいのですが、この作業にかかる時間を計算したところ、なんだかすごいことに。
 八週間ですか!
 ……計算間違いじゃないよね?
 いや、調整でこんだけかかるのはいいとして、普通にフルプレート買うとしても実はソッコーとはいかず、けっこうな日数をかけるのが正解なんだろうなぁ、と改めて思う事態です。気にしてないけどね。わたしがマスターやるときは、「GP Limit と総財産の範囲から可能な価格のものは何であれ即日で店で買える」にして処理を軽減してしまってまして。
 で、それはそれで預けることとして、一行は、集落の民にはとても踏破できず、以前そちらに向かった冒険者は帰ってこなかった、という区画に突入。
 当面は普通にカードを引きながらのランダム探索となりました。
 この段階での特筆すべき事件は、ネイベリーの相棒、蛇のルークの死亡。アンダーダークに載っていた「ラーカー」というモンスターを登場させ、不意打ちを敢行したわけですが、最初に狙った PC はつかめず、次ラウンドでは配置から蛇のルークを包みに行くのが妥当っぽい流れに。モンスターデータを見たところ、INT は 2 であり、一番近い獲物をつかみに行くのが妥当だよなぁ……と思わざるを得ない配置だったわけで。
 ラーカーのつかみダメージそのものはまぁそれなりですが、このモンスター、包み中に攻撃を受けると、半分を自分が受け、残り半分を包んだ対象に行かせるという特殊能力を持っています。もちろん、知識ロールが通るはずもない低 INT パーティーがそれを知るはずもなく、ババの会心の一撃でまっぷたつになったラーカーの中で、蛇もまっぷたつになっていたのでありました。なむー。かくして日報タイトルが。
 まぁ、ネイベリーはキャラクター的には悲しみますが、次の相棒予定のダイアバットはすでに目星をつけてあります。まぁ、いいタイミングといえばいいタイミングだったのかも?

 Day 39: 出口が見つからん。ありえん。
 続いては、引いたカードが「全員落下する落とし穴」
 先頭の PC が捜索 20 を振って、発見できなかった場合、全員が Ref 20 を行い、失敗した者は落下というシロモノ。
 落下に完全耐性のドライを除き、全員がマッツァオ系に。
 先頭ふたりのかたわれ、ドライはあっさり失敗し、もうひとりのババに視線が集中。ババはスキル修正 0。すなわち成功は 20 のみ。
「あ、20」
 ババの本来の役目とはズレ気味の場所で、見事にパーティーメンバー複数の命を救った名場面でした。つーか、そんな死にそうな罠を平然とランダムで配置する DM もどうなのかという話もありますが。
 この落とし穴は CR6。けっこうな経験値になるということで、一行は集落に戻り、レベルアップ。ネイベリーはダイアバットを相棒にするべく出かけるのでありました。

 Day 40~83: ……やっぱりだめだこいつら!! (主にグラッド) 早くなんとかしないと!!
 ここのレベルアップで大規模再訓練が敢行され、六週間が消費されることに。この間、再訓練をしないキャラクターはヒマを持て余すことになり、「ちょっと徘徊しようぜー」なんてな意見も出ましたが、これはうーん、歓迎はできないところ。話を前に進める探索ならともかく、進まないような場所を徘徊されても、モンスのネタが尽きるっちゅーねん。
 結局、貴重な木材や、木質の菌類を素材として携帯用の小舟(100 ポンド)を作ることになり、これで時間が進むことに。このダンジョンはランダムで水没地帯が出ることがけっこうあり、その水がけっこう危険だったりもするので、そうした場所を安全に速やかに通過するための手段となることでしょう。
 日報タイトルは……えーと、まぁ、例によって下方寄りのしょうもないギャグが飛び交ってそれがまた妙に盛り上がった、とかそんなんだった感じで!

 Day 84: 毎日サンポな日々!
 一行は再度、未踏破ダンジョンに突入します。さっそく水没地帯に直面。さぁ小舟の出番か? 小舟には 2~3 人が乗れるから、どういう組み合わせでどのように往復して通過しようか、と考えていると、ネイベリーがひとこと。
「わたしはダイアバットにぶらさがって行くから」
「……あれ? もしかしてダイアバットが往復して運べばオッケーなんじゃん?」
 がんばって作った小舟の存在意義が怪しくなった瞬間でした!
 この移動中に敵が出現する、というランダム結果でしたので、どのタイミングで出現するかをこれもランダムに決定。ローネットを運んでいる途中にジャイアントワスプが襲撃という展開に。
 ワスプの攻撃はダイアバットをとらえそこねますが、ダイアバットはおそらく反撃するだろうというネイベリーの判断が。
「うーん……空中で戦闘機動を取るからには、ローネットには落下のリスクがあるなぁ……。騎乗 DC 5 ぐらいで判定してみて」
 この判定基準は適当です。
 ローネット、落下の目を出して会場騒然。下は水没。鎧を着たローネットはまず泳げませんし、この水はどうやら毒性がかなりヤバそうだということが判明しているのです。
「……まて! ローネット鎧着てないだろ。何故なら、フル装備だとダイアバットが運べない! そのために荷物輸送の一往復も入れてあるわけだし!」
 アーマーチェックペナルティがなければ落下することはない目であり、ローネットは命拾いしました。
 次のラウンド、ダイアバットが被弾し、被ダメ時の騎乗判定も要求しましたが、こちらはダイス目がマトモで問題なく滞空。グラッドが放つ怪光線などでジャイアントワスプは撃退されました。

 Day 85: 攻撃が当たらん。ありえん。本気でありえん。
 そんなこんなで探索カウントがたまってきたところで「どうもこの迷宮はカウントを稼ぐだけでは踏破できないらしい」ということに気づきます。キャラクター的に云うと、普通に行けるところは全部行ったけど先へ進めないので、隠し扉や隠し通路があるんじゃないか、と思い始めた、といったところ。プレイヤー的には「特定のカードの組み合わせを使用すると突破できるよー」と DM から提示。
 とりあえずストレートとフラッシュは無効と判明し、ストレートフラッシュかロイヤルフラッシュかフルハウスが揃ったら試そう、ということになり、探索続行することに。
 途中、ちょっと笑ったのは、今度は小舟で水没地帯を越えようとしたところを襲撃された場面でした。
 適当なサイズのタイルを、色違いの水面タイルの上に置き、それを小舟とし、配置してもらって戦闘開始。
DM「飛行モンスター(何だっけ?)がこの位置に出現」
ローネット「うーん、この位置じゃなんもできんな。漕ぐ」
DM「移動速度考えんの面倒だな。1 マス進んだことで」
ババ「んじゃわしも漕ぐ」
DM「Ok、1 マス」
ドライ「ふむ、殴れる位置になったな、殴ろう」
ローネット「またこっちの手番か。意地で漕ぐ」
ドライ「っておい!」
DM「んー、受動移動だけどドライに AoO が出るぞそれ」
ドライ「殺す気かー!」
 なんてな事態が発生。いいチームワークだ。
 ここを渡り切ったところでカードが揃い、フルハウスが投入され、イベント発生。
 出てきたのは、四体のザコオークを従えた、アーチャー型リーダーオーク、キャスター風オーク(アデプトでした)、タワシ装備の壁型オーク戦士という構成のオークハンティングパーティー。といっても、PC は人型生物の知識はろくに振っておらず、オークすら知らないという無知っぷりを発揮し、なんとオークの外見説明を読み上げるなどという予想もしない事態が発生してみたり。
PL「ふむ、しかし知的生物なら交渉が可能かも。話しかけてみよう」
DM「オーク語喋れる?」
PL「全然!」
DM「では連中は君らの知らない言語でなにやらわめいた」(ジェスチャーつき)
PL「うわ、今の手つきは「突撃!」だろ、どう見ても!」
 まさにそれ。
 戦闘がはじまりました。
 まず、イニシアチブ最速のアーチャーがどれを狙うかを考えるべく、後衛の装備を確認。グラッドはべつに魔法使いっぽい格好をしているわけでもないらしい、ということだったので、ここはババに一射。もっとも、味方のオークが射線を遮っている状態ではそうそう当たりはしません。次に動けるのはババ。迷うことなく突撃。ザコオークを狙いますが、これは目が振るわず空振り。その次に動くのは残りのオーク全部。
PL「おい……この陣形ヤバくね?」
 んむ。いつも、このババのプレイヤーのバーバリアンが倒れるパターンです。
 ザコオークはババを囲んで集中攻撃。キャスターオークはワンドからブレスを発動。壁型オークはババの AoO 範囲を迂回して前進開始。次ラウンドも陣形は崩れず、ババ昏倒。
 キャスターオークはメモライズからコーズフィア呪文をキャストしてドライを 3 ラウンドほど逃走させます。前衛がいなくなって、これはもしかして押し切れちゃいそう? ってな感じになったところを救ったのは、ネイベリーの配下の飛行部隊でありました。
ネイベリー「ダイアバットには攻撃を命令。ついでにサモンダイアホークが完成。こいつはテレパシーで意思疎通できるから配置がしやすいぞ……」
 うへー。テレパシーで指示できる召喚クリーチャーって強ェよなぁ……。
 オーク隊は前進を阻まれますが、グラッドのダイス目も振るわず、少しずつ与えるダメージはキャスターオークのワンドからのキュアで逐次回復される事態に。
 とはいえ、ドライ逃亡中に一気に押し切れなかった時点で、まぁ、勝負は決まってた、といったところでしょうか。戦線復帰したドライをローネットが維持しつつ、ひとりでカバーしきれない戦線はダイアバットとダイアホークが固める形で反撃開始。ようやくグラッドの怪光線も目がまともになり、通常攻撃にはそれなりに有効な AC を固めてあるはずの壁オークもタッチアタックには対抗できず、ヒヤリハット事例を経験しつつも PC 側の勝利となりました。いや、DM もビクビクですよ。なんせ、この先、呪文取り直す余裕なしで次の戦闘が用意してあるわけですから。
DM「では、捜索 10 どうぞ。成功すれば、こいつらがやってきたルートを発見して次の区画に進めるっつーことで」
 ま、もちっと難しいべきだろうなぁ、と思ったんですが、ここで失敗されてさらにえんえんと徘徊されてカード揃え直しになってもなぁ……ということでぬるめに。
 したはずなんですが……。
 物凄い勢いで次々と捜索ロールに失敗する低 INT パーティー。つーか 40 PTS Buy ってかなり能力値に余裕あるはずの条件なのに! なんでみんなそんな極端なのよ!
 最後のひとりはまたしてもババ。
 というか、まわりに INT -1 がゴロゴロしている中、クラスイメージとしてはいちばん INT 低そうなババが修正 0 ってのはどないなっとるんやー。
 ババが成功し、一行は次の区画へ続く道を発見したのでした。
 そして、回復呪文のリソースも尽きている、ということで、いったん集落に戻ってひと休みの後、出撃する方針に。
 シナリオノートには以下の文言が書き込まれていました。
 「蟲迷宮踏破後に戻ると鉱質生物が集落を滅ぼしている」

 Day 85-2: ヒフが悪そうな奴がいた。かたかった。ありえん。そしてババが死んだ。だからありえんって。
 蟲迷宮ってのは今回えんえんとさまよった場所。鉱質生物というのは、今回のキャンペーンの敵役として設定した生物で、モチーフは「BLAME!」に登場した珪素生物。肉質生物を強く敵視している連中です。データ的には、ミネラルウォリアー。
 集落に戻ってきた一行は、いつも昼夜を問わず打ち鳴らされていた太鼓の音が聞こえないことに気づきます。そして漂ってくる不吉な血の臭い。
PL「って太鼓はこの伏線だったのか!」
 そんなわけねぇ。
 いや、PC が太鼓をいちいち回収してきて、それを進呈しちゃうなんて予想できませんがな!
 進んでゆくと、集落はひどいアリサマにになっていることが判明。あちこちに死体が折り重なっています。もう殺戮は終わった後なのか? それとも犯人はまだ近くにいるのか?
 悩んでもらってもしょうがないので、ちょっと離れた場所で断末魔の悲鳴が上がった、ってな展開に。残ったリソースで支援呪文をかけたりする一行。
「ほう……まだ生き残りがいたか……」
 現れたのは、フルプレートに身を包み、血塗れのグレートソードを携えた、一見すると人間の戦士。しかしその肌は生身のものとは思えぬ石のような肌。
 ミネラルの戦士(名乗りませんでしたが、名前はフォルツ)は、グレートソードを振りかざし、一行に襲いかかりました。
 まず、例によってババが突撃。しかし、これは目が振るわず空振り、反撃は +11 / 2d6+9 の、このレベルならば充分な高火力で、ババの低 AC を容易に貫通しダメージを与えます。その数字を見た後衛がガクブル。
ドライ「殴った! 当たった! ダメージこんだけ!」
DM「DR / アダマンティン抜ける?」
ドライ「もちろんない」
DM「んじゃ止まる」
 プレイヤーはもちろん知ってますが、キャラクターは知らないので、試してみた、という流れ。
 その次のラウンドでドライは後退し、フォルツはババを打ち倒します。この時点での HP は不明。こいつはムリだ! との空気が一気に生まれ、ローネットは「画面外」に全力で逃走。グラッドは怪光線を撃ち込み、フォルツに多少のダメージを与えます。
フォルツ「む、面倒な技を持つ奴がいるな……!」
 まぁ、通常攻撃は DR で止まる以上、そこを狙いたくなるのは当然でしょう。
 ネイベリーはダイアバットを呼んで、空中に逃れようとしますが、ここでグラッドのプレイヤーとドライのプレイヤー(だったかな? ちょっと自信なし)が慌てて割り込み。
「グラッドの怪光線がなかったら倒せないって! でもグラッドが空中に逃げられれば倒せるよ!」
 これは正解でしょう。ネイベリーは空中への逃亡は諦め、グラッドを運ぶように指示を出して、自分は地上にとどまる方針に。
 ドライは弓に持ち替えて攻撃を試みた後に、距離を取ってガードを固める体勢に。
 フォルツにしてみれば、近接攻撃も遠隔攻撃も痛くない(目が悪かったんだよな)という印象のあるドライを追撃する理由はなく、空中に逃れたグラッドを追う手段もなく、ネイベリーを狙う方針に変更。
 ネイベリーは距離を取るように移動しつつ、ババを、手に持っていたレッサーヴィゴーのワンドで安定化。
 フォルツはネイベリーに接近するものの、突撃路は確保できず、移動速度も低いために届かず。
DM「うーん……ちょうど移動先にババが転がってるし……これはトドメ刺しとこうと……するよなぁ……」
 行きがけの駄賃という感じで、ひと振り。
 HP がマイナスのままのババが、10 オーバー確定の攻撃に耐えられようはずもなく、ババ死亡。
 ……うん、すまんかった。しかし、種族的憎悪をもって集落皆殺しをやるような敵が、ここで、この位置にいる敵性生物を、「殴っておかない」というのは有り得なそうだったんでなぁ……。
 以降はしかし、ワンサイドゲームでした。ネイベリーはダイアホークを駆使して突撃路を遮断しながら逃げ回り、グラッドは上空から怪光線を的確に当ててゆき、とくに HP が高いわけではないフォルツは倒れたのでありました。
 今回はこれにて終了。
 2 週間弱を残して、フルプレートのサイズ調整依頼も完遂することなく、集落は壊滅しました……。まぁ、フルプレート +1 が戦利品で出てしまっている以上、けっこうこのサイズ調整は徒労気味なんですが。
 いやぁ、デッドリーですな、我ながら。
 というか、探索/徘徊が蟲や動物や非知性型アンデッドばかりなので、性能もさることながら、運用が非常に単純にしてあるのに対し、たまにイベントで出る人型生物は、それなりにカスタマイズしてある上に、やたらクレバー寄りの戦術を駆使するので、プレイヤー側も気持ちの切り替えが大変ってところでしょうか。
 ババはまたしても次キャラを考えなきゃならんということで申し訳ない限りですが、ま、今度は ECL 3 ぐらいで組んでもらえるので、すでに +1 フルプレートを着込んでいるナイトとかどうよ? とか適当なコトを云っといてみるテスツ。ナイトだったらやってもいい、って云ってたしね! こんだけ秩序もなんもない世界だと、ローフルのロールプレイで苦しむこともきっとないと思うし!
 マスター的には、ようやく、キャンペーンを通した重要な敵対種族となる予定の鉱質生物と、当面の重要な敵となるオークをお披露目できたことで、軌道に乗ってきたかなー、というところ。
 なお、オークどもが身につけていた装備には種族の紋章が刻まれているのですが、それのビジュアルイメージをちょいと御紹介。
 こちらの上から 6 番目にある「オーク勇者の証」がそれです。今回はフォルツが着ていたものと、オーク隊のアーチャーリーダーが着ていたものと、二着のフルプレート +1 が出てますが、どちらを活用することにするか、着用者(たぶんローネットのみ)のセンスが問われるところですなっ!
2008/06/01 (Sun)
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