深度 、急速潜行~
▼で、今週の週アスの頭のほうで機士日報の話題が載ってたことは非常に興味深いものではありましたが、ま、これについては今後の動きを見守る方向性で。

▼今週(あれ、先週か?)の週アスに載った歌田氏の記事がちょっと気になったので。
 えっとですね。実名と匿名の間にはもうひとつ重要なゾーンがあるんじゃないでしょうかね。つまり、「筆名」という区画が。ネットじゃふつうハンドルと呼ばれますが。
 ハンドルネームは通常、実生活に直結はしないけれどもネット上の発言では同一人格性を維持するレベルでの個人特定記号として機能します。これは、この記事においては「実名」に区分されている「友人たちが知っているファースト・ネームやニックネーム」に近いものであり、事実、オレのネット友人の少なからぬ割合が本名の一部を改変したハンドルを用いていますし、そうでない側の人々(オレを含む)もほとんどがネットに言葉を発しはじめて以来、ハンドルを変えてはおらず、つまりそれは「友人たちが知っているニックネーム」と同義であるといえましょう。表記を多少変えたりしている人もいますが、おおむね同じハンドルを維持しているし、大幅な変化をした例でも変更の頻度はきわめて低めです。
 では何故、自己同一性は維持しつつも実名を使わないのかというと、それはまぁ「ブログを書いていたために解雇される例が続いているといった理由から、匿名で書くことを推奨している(リンク先より)」に近いといえば近いような理由でして、たとえば仕事で(そして基本的には仕事のみで)つきあいのある人々には自分のブログの筆者が自分であるとは知られたくないから、というのが、オレの場合は、理由だったりします。つーか、オレの書いてる専門がらみのテキストとか見れば、オレを(専門がらみで)知ってる人はかなりオレを特定できてしまうんじゃないかという気もしますが、たとえそうであってもそこに確証を残さないことが自衛です。っと、話がズレたかな。何が云いたいかというと、引用したテキスト中の表記からも明らかなように、こうした形での筆名の使用はリンク先記事中では「匿名」に分類されます。
 となるとあんましこの二元論的な議論には意味がないんじゃないでしょうかねぇ? ブログの書き手は基本的には「筆名」を用いているはずであり、となるとこれは上に書いたように「匿名と実名の間にある独立したカテゴリ」なハズなのですが、これを「匿名」の側と断じて議論するのはおかしいべさ。

▼朝から健康診断に行ってきました。
 いやーもう参るね。前日は九時以降モノを食うな、ビタミン C を摂取するな、当日はモノを食うな、ってなぁオイ。そりゃヘロヘロにもなりますがな。いやまぁビタミン C は直接は関係ないかもだけど。
 べつにメンタルには依存しているつもりはないんですが、どうもフィジカルにはオレはカフェイン依存気味であるらしく、朝からカフェイン(それもコーヒー由来じゃなきゃだめっぽい)入れないでいるともうまるで目が覚めないようです。「なんか昨夜はよく寝たはずなのに今日は一日眠くてだめだ。どないなっとるんやー」とかそういう日は夜になってから「そういや今日はコーヒー飲んでない……」と気づくぐらいのアレですが……。
 で、そんな調子でフラフラしながらいつもより早く起きてとりあえず採尿。っていまどきの尿検査って、現場で採尿して、検査試薬が底にプリントされた紙コップに少量入れて渡すとそこにさらに検査紙をひたして済ませる、みたいなんだと思ってたんですがねぇ。なんか 15 mL ぐらい(実験でさんざん使う 15 mL のチューブそっくりなのでそんくらいと思われ)のチューブに入れて持ってこいと。はぁ。あーまぁそれだけ厳密ってか細かい検査なのかもしれんけどねぇ。鮮度は落ちますが……。
 現地では、まず視力検査で 1.5 を叩き出し(もちろんコンタクト装備状態ですが)てみたり。あんなものはあれだ。C の字がどっち向いてるかを判断する経験量がモノ云うだけだ。目の悪い人は視力検査経験値がやたら高いので、実際より高く判定されがちなんじゃないかねぇ? とか本気で思いますが。あれ、四方向の場合と八方向の場合で、自分は明らかに 1~2 段階差が出るんだよなぁ。文字判読だとさらに上に判定されます。よくみえない文字をむりやり解読する能力は目ではなく脳に依存するのです。むろんこれも目の悪い人は鍛えられている部分ですな。
 で、次に血圧検査。なんせメシも食ってないし、いつもの通勤時間より圧倒的に長い移動時間は消耗を避けるべく意識的に意識レベルを下げて眠りながら行ったってのもあり、猛烈にヤル気のない状態。下 68 で上が 100。ゲラハハハ。いや、低いってほど低くはないけどさ。前回は 76 の 110 とかだったけど、これは日内変動ってとこですか。まぁ脈圧の低さは以前から自覚してるところで気にはなりますが。あと検査はけっこう適当だった印象も。基本的に高血圧を検出するのが目的だろうから、低いほうで多少振れる分には気にされないんだろうにゃー。
 それから採血。空腹時の採血がしたいらしく、これのためにメシを抜いてきたわけですが。「以前採血で気分の悪くなられた方は申し出てください」との表示があったので、「十年前にへち倒れたことが」とか云い出してみたところ、妙に気を使われまくってかえって閉口。んーまぁ血管細いんだよにゃー。あとは、やっぱりあのときの採血者がヘタクソだったんだと、ここ数回の採血経験から確信するようになってたり。いや、大学とかの保健施設の健康診断屋と、営利医療者とじゃ技量がやっぱり全然違うのかも。痛さが全然違うもんよ。
 体脂肪率は 10 %。くそッ! ひとケタにちょっと及ばなかったッ! ……いえ、ちと不健康ですなコレは。運動しててコレならいいんだろうけど、運動は不足どころか実感としてほとんど皆無で、食事についてもロクに気を使ってない(ただまぁ小食なほうだろうとは思うけど)でコレってのは……消化吸収に問題があるのかにゃー、とかそういうアレだ。
 問診は問診でさくっと終了。メンタルのほうの問診で昨日記入しておいたストレス関連の問診表を見つつダラダラと少し喋ってこれも終了。ストレス判定はほっとんどストレスなしという判定で大笑い。まぁ、新しい職場に移って今はいい面ばっか見てて快適なのかもしれないなぁ、と思わんでもないけど。
 最後に X 線写真を撮って終了となりました。
 ……たったそんだけのことなのに遠いってのは疲れるよなぁ……。
 血圧と体脂肪がもうちょっと、もうちょっとだけ低まればなぁ! 話としちゃあもうちっと面白かったろうになぁ!
 ……なんて、健康診断の検査値を陸上競技のタイムか何かみたいに気楽にネタにできる健康状態はありがたいことであります。目の悪さだけはかなりのモンだけど、他の部分は一応健康体なのじゃな、オレは。いや、脳の中身も別として。
 あとは後日検査結果が出る項目ですが、ま、四月の時点で何も問題なかったんだし、たぶん何もないだろうということで。
2006/06/30 (Fri)
▼で、なんだ。
 生涯 INT アコで支援型を作るという可能性を考えてみる。
 ……いや、どうするんでしょう、そんなん作って……。内輪に生涯一次は二機しかおらず、そのうち一機は自分の持ちキャラで……ってことは支援対象になる一次職は一機しかいないということになるんですが、その一機は「支援者としては INT が足りないが自分の支援は自分でできる」殴りアコなんだよにゃー。
 内輪以外はどうかというと……最近つきあいの多い「隣のギルド」には一次職なんかいねぇしな。ってか、一次パーティーで動こうという話になるなら剣士で行きたいところだし……。
 やっぱコレはナシか。
 といいつつちょっとだけ計算。
 コミコミで INT 105 を確保しておいて以下 AGI、DEX に振るとして、ええと、AGI 必要値は、FLEE 170 もありゃたいていの主食想定は(呪いブレスで)避けきれるとして、Base 70 で 66 必要? ということはまぁ 61 も振れば充分でしょう。装備は頭とアクセを INT 装備で埋めて +6、ジョブボーナスで +3、杖を骸骨にすれば +4、ブレスで +10 で、あわせて +23。素で 82 あれば足りる。ただし、杖はやはりダブルシュルド(バイタルのほうがいいかね?)アクワンかなぁとも思うので、83 にしとくが吉? ここまでの完成が 73。って畳が苦にならないオレにとっちゃあ余裕じゃん。このあたりでカタコンか階段か鮎(!)に移住が可能として、そのへんをグルグル巡ってれば 80 ぐらいはすぐなんじゃまいか。まぁ、その先は地獄というか、さすがに飽きそうですが。詠唱の長い呪文がないアコであることを考えると DEX をあまり上げてもアレっていうか、いっそ INT 殴りという方向性も考えると、DEX は殴りを当てるためと考えておくのもアリかも。DEX 30 のベース 70 で 100……って天津蛙に当たるじゃん。やべ、古戦場が主狩場になり得る!? もっとも、どうせ HL 主力となることを考えると、INT 優先のほうがいいかもしれないですが。INT 120 達成はでもさすがに困難で、INT 98 振ると他のステが本気で厳しくなる……ということは、INT 112 あたりを達成目標とすると、90 かぁ……まぁこのくらいならなんとか不可能ではないか? AGI 61、INT 90 と仮定して達成は 77。ウウム。
 でも HL 狩りを考えるなら DEX かなぁ。田村を HL 狩りと仮定して、INT 105 の DEX 30 ならば所要時間は 26 秒、INT 112 の DEX 9 として 27 秒。レイアチャならいずれにしても 11 秒ぐらい。ウウム。キリエないので田村はけっこうキツいかもしれませんが。
 ……参るなぁ……なんでアコ系の試算はこんなに面白いんだ? オレがプリ屋でアコ系の知見ばかり蓄積してるからってのはもちろんあるにしても……。
 やっぱり回復薬を考えなくていいってのがデカいんですかねぇ、ビタタアクセ持ってないって点で。いまさら手に入れようとも思えないしなぁ。あとは、自前のテレポとポタで、出撃と帰還に手間がかからないというのも大。そのへんにストレスが多いとヤル気というか、「狩りを開始する気力」が大幅に削れるので。つーか出発時に蝶の数を確認する習慣がないんじゃよ!
 てか、たぶん試算だけでなく実践も相当楽しみそうですが。
 INT コミ 105、AGI 61、DEX 30、STR 17 で BASE 79。フムン。
 ……つーか、ちゃくちゃくと「支援アコ」を名乗る「ソロ型 INT アコ」の試算になりつつあるような……。
 スキル構成は……減速 1 にアンゼ 1 を取るとシグナムに届かないので、残りを DP に投げ込むか、殴りの可能性を考えて DB に振っておくか、そのあたりの選択になる模様。減速やアンゼは要るのか、って? さぁなぁ。まぁ、ニュマセットとキュアを含む支援セットをそろえた段階でスキポ残して放置する予感が。
 ……やべぇ……今日にでも本垢に払って着手してぇ……。
 いや、シナリオ書かなきゃなんですが! ちくしょう!
 靴に関してはゾンプリc が重要な選択肢になるかもというのも。なんせ避けるんでなぁ! ゲラゲラ! あのつデビュー直後から履きっぱなしでいいぐらいかも。狩場としてはニフル街でテレポ狩りというのも気分転換にはできそうかもしれんなぁ。ニフルモンスはサシなら狩れるはずなので。ってことはバンジー移動を本命として、ウンバラセーブの鮎、ゲフ、首都にメモとかでいいのか?
 なお、偉大な先達についてリンクしておきます。過程とかは全然違うけど、最終的には似たような型になりそうな予感も。STR 振るかどうかは悩むよなぁ。
 ……じゃねぇ! シナリオだシナリオ!(以下エンドレス)
2006/06/28 (Wed)
▼ぎゃあ! カッコよすぎ!

▼そんなことより日々暑すぎだぞコラ。
 正直、睡眠の質が低下しまくりで今日は死にそうに眠いっすよ?

▼中国ネタで書き忘れたモノそのいち。
 ある日、えーとどこだったかな、どっかのホテルで TV のチャンネルチェックをしてたら突然キラとラクスがどアップで見つめあっててひっくり返りましたが! しかもそれが日本のチャンネルじゃなくて英語だったのにはさらに驚いただ。

▼昨日はさっくり振り休取って半日寝てみたり。残り半日もなんかなんもヤル気が出ず、ひたすら出張に持ってった服を洗濯してた気がします。その間の時間に(1.5 倍は終わっちゃったけど)ちまちまと ME プリでも育てるかぁ……とか思ったらなんか回線が死んで全然つながんなくなるし。なんだかねー。夜半前には復活しましたが。
 ところで先日の「ひとを救うこと」については、あれは自分の TRPG やネトゲにおける振る舞いを連想しながら書いたネタだったりします。たとえば MMORPG でヒーラーが「オレ輝いてる!!」と一番盛り上がる瞬間というのがどういう瞬間かというと……という話ですな。オレがマビノギを本気でつまらんと感じた理由(のひとつ)は、他のゲームってかたとえば RO ではカツカツの戦闘の帰趨を左右するのはプリーストのヒールや場合によってはリザレクションによる戦線の維持とほころびた場所の立て直しなわけですが、マビではヒーラーがそうした決定的な役割を果たすことがない、という点だったりするわけで。(課金開始後一ヶ月までしか遊んでないので、最近どうなってるかは知りませんが)
 TRPG ではクレリックが回復に追いまくられるぐらいのバランスでないとダレがちだったりするし。まぁ、殴りクレリックをやってるほうのキャンペーンではまた違いますが。というか、殴りクレリックはあれはあれで、「味方を癒すのと、自分で殴るのと、どちらがより有効か」を考えるのが楽しいという話もありますが。
 味方がマズげな状態になることを望み、それをマズくない状態に移行させる段階で自分が重要な役割を果たすことを望む――って、実にあさましいことではないかね、我ながら。
 ま、リアルじゃあオレは臨床の人ではない*ので、そのへんまた違うわけではありますが、ああいう思考が巡ったのは、仮想世界の楽しみ方がこんなんであるという自覚による部分が大きいとは思います。やれやれ。

* では現実に臨床家である人々があさましいというのかね? とか云われても困るわけですが。自己分析的なモノとしての連想にすぎないわけですので。ていうかゲームと現実を混同するのはやめとこうぜ、とかそんなアレで。
2006/06/28 (Wed)
▼人を救う商売というのは、裏面では人の不幸を食い物にする商売であるともいえる。現在不幸な状態にある人がいなければ、それを今後不幸から救い上げる/脱出の手助けをする商売は成立しない。その商売は不幸を目的としていないが、不幸が存在することを成立するための条件としている。
 商売、という云い方がアレだというなら、稼業/生業などの云い方でもよろしい。
 現場で日々不幸の減量に尽力している人々(臨床の人々だ、ようするに)は、自分が誰かの不幸から日々の糧を得ていることを自覚する機会も多いだろうが、それを改善することに直接従事できる点でその、ある種の後ろめたさを喚起するかもしれない要素を相殺し得るのではないかと想像する。
 現場から遠い場所で、日々不幸の減量につながるであろう基礎を作っている人々は、自分の仕事が直接世界の不幸量の減量につながっているという実感を得られないかわりに、自分が誰かの不幸から日々の糧を得ているということを自覚することも少ない。
 ――と、思っていた。実際にその世界で働きはじめるまでは。
 実際には、基礎の場所においても、とくに予算(これには従事者の日々の糧が含まれるのだが)を確保する段階では、われわれは、それが誰かの不幸に立脚していることを知らずにいることはできない。われわれは、今このような疾病すなわち不幸が世界のどこかで猛威を振るっていて、それをなんとかすることが必要である、あるいは、それがわれわれの社会(日本)にやってきたら大変なので対策をしておかねばならない、ということを主張して予算を請求する。どこにもその不幸に陥っている人がいない事象に対して金が出るような場所では、われわれの業界は、ない。天然痘が絶滅したとき、われわれの業界もまた滅亡に瀕したということは、「狡兎死して走狗煮らる」の好例であろう。(今に至るまでわれわれの業界の資金獲得において重要な役割を演じ続けているエイズの最初の報告が天然痘の根絶の翌年という絶妙なタイミングであったことには嘆息するほかない)
 それでも、基礎の現場においても、自分で使う予算を自分で申請する人々は、別の場所、別の時間(近い将来か遠い将来か)において、それが世界の不幸量を減量することに役立つ(であろう)作業をして日々の糧を稼ぎ出す。
 今わたしがいる職場は、さらに分業化された場所だ。
 わたしは日々、どこかにある誰かの不幸を探し出し、その脅威を整理し報告することで日々の糧を得ている。その先の部分はわたしの仕事ではない。わたしの仕事は、どこかに不幸があるということを探し出し、報告し、だから金を出せ、と主張するところまでだ。まぁ、それはわたしの仕事の「一部分」ではあるが、その部分を単純化するとそういうことだ。
 伝聞だが、ある教授がある日、かれの学生たちに向かってこう叫んだそうだ。「君たちはいったいぼくがどれだけ研究費を集めてくれば満足するんだね!?」
 その研究費を集めてくるために、どれだけの不幸をかれは申請書類に書き込んだのだろうか。学生たちは、その部分――自分の使っている金が誰かの不幸を根拠に与えられた金であることをあまり感じることなく、いつかどこかで誰かが救われるための研究をしていたのだろうか。日本では学生に給料が出ることはあまりないので、かれらの日々の糧はそこから出ているわけではないともいえるかもしれないが。
 わたしが先日作ったフラッシュは、一般の方々にけっこうな好評を博したそうだ。まぁ、好評というのうは作った人間に対するリップサービスなのかもしれないが。
 なかなかに見栄えのよろしいものになったという自負はある。だが、作っているあいだ、わたしは自分の心の一部分が少しずつ冷えてゆくのを感じてもいた。
 わたしが作った動画は、誰かの不幸を集めて、いつかわれわれ――日本――に降りかかるかもしれない脅威を直観的に描き出すものだ。わたしは、その動画のひとコマひとコマに、どこかで倒れた誰かの不幸を刻み込んでゆき、今月末に、それの作成のために費やした分を含む超過勤務手当てを申請する。
 わたしは誰かの不幸を日々の糧に生きている。
 今回の出張先での、中国の同業者のことば――「中国にはこれだけの患者がいる。日本でこれだけの患者を対象に研究ができるか? 充分な数の研究対象なしで、日本の患者を治療するための基礎が築けるか? 中国に来い。中国に若い学生が短期でもいいから留学できるだけの金を出せ。そのためのシステムをつくり、人を集めろ。かかる金はほんのわずかだ」
 われわれの日々の糧は、誰かの不幸という畑に実る。
 それは無駄な金ではない。失敗する可能性は常にあるが、成功すればきちんと役に立つ見込みのある金ではある。だが、その金が、誰かの不幸を根拠に書かれた申請書によって稼ぎ出されていることも事実だ。

 ん? オチが必要ですか?
 ではこんなのはどうだ? 無表情な女医あたりに、こんな台詞を云わせてみるってのは?
「わたし、人を救える……こんなに簡単に……。なのにわたし、どうして悲しくないの?」
「日々の糧。わたしは人を救って生きている。……なのにわたし、どうして悲しくないの?」*
 うは、買うね、DVD買うね。

* 参考
2006/06/26 (Mon)
[日々のいとまに]中国出張 第二回
▼今回の中国出張雑感~。

■土地等
 北京:
・最高気温 40℃と聞いてびびりまくったけど、行ってみたらまたしても雨だったり曇りだったり。で、北京駐在の日本人様(前回の中国出張でも世話になりました)がひとこと。「あのとき来た中に絶対雨男がいるに違いないって思ってたけどアンタだったのね!」ギャース! その通りでござんす!
・で、そんだけ曇ってて雨も降ったりしてるのに、やたらと乾燥してる北京市内。もすぬごいほこりを含んだ風で、コンタクトの民にはかなりキツめな環境。ひー。
・前回は借り切ったバスで連れまわされたけど、今回は自前でタクシー捕獲したり、近距離なら徒歩で移動したりしたので、けっこう北京の一部の区画に関してはわかってきたり。で、デパートとか行きたかったんだけど、「これから上海にハシゴだし、ココで荷物重くしてもしょうがないべ」という格上同行者(直属上司じゃないってことね)様のお言葉に従って中止。これが失敗だったことは最終日に判明するのだけど。
・訪問先の公的機関でアムウェイ洗剤を目撃。
 上海:
・最高気温 30℃と聞いてナメてたけど、なんか 35℃ぐらいまで上がったりもした模様。ギャース。天候は梅雨っぽい曇り空ながら、雨の降り方は激しい雷をともない短時間に強く降る夕立タイプ。
・そのおかげか空気は北京よりずっときれい。というか、街じたいが圧倒的にきれい。まぁ、砂害が少なく降雨量が多いおかげなんだろうけど。あとはやっぱり経済的にも北京より繁栄してるのは事実だろうし。
・市内ではわれわれがモペットと呼ぶような類と思われる「原動機つき自転車」がものすごい数走ってる。ペダル漕いで進むこともエンジンで推進することもできるタイプのアレ。想像を絶することに、これを漕いで林の中の道を走ってる姿もあった。実際自分が乗ってたので、あれを「漕いで走る」というのは緊急時の最終手段以上のものではないと思っていたのだけど。
・上海は BUICK 車がやたら目につく。フォルクスワーゲンの次ぐらいに。ファストフード屋では KFC がもすぬごい数。マクダーナルの比じゃない勢い。日本だと比較的少ないので目につくのかもしれないけど。
・信号に秒読みが! 青の残り時間と、赤の待ち時間が数字で表示されるのがワロス。
・道路の整備状況とかも北京よりずっと上。北京は既存の場所をよくしようとかそういう余裕がなく、オリンピックまでに全部刷新してしまおうと思ってるのかも。

■移動等
 成田→北京:
・前回の出張と同じ日航の便。大半寝てた。
 北京市内:
・空港から宿まで、なんか怪しげなタクシーに乗ってしまい、ボられた気がする。やばそうだったけど、格上同行者が「まぁ大丈夫だろう」ってんで逆らわなかったんだよなぁ。まぁ、日本の物価から考えればボられても全然どうってことなかったのではあるが、だからといって納得するような問題ではないよなぁ。
・市内の移動は上述の通り徒歩と自前のタクシーで。ちょびっと観光もしたが、そこでは現地の学生が案内してくれたのでヤバいのはつかまずにすんだ模様。なお、この学生も我々も英語は微妙で、コミュニケーションはところどころで齟齬ったが、それもそれで楽しかった。
 北京→上海:
・アナウンスが英語と中国語だけなのでちと精神的に疲れはしたり。飛行じたいは問題なし。機内食は得体の知れないチャイナベーコンバーガーみたいな物体で参った。
 上海市内、杭州観光:
・そこまでは格上同行者とふたりで行動してたんだけど、ここからツアーに合流して日本人と中国人の添乗員つきでバス移動。それまでが、現地の人に案内してもらってたとはいえ「個人旅行」的移動だったのが、いきなり「団体旅行」になって、ううううううむ、とか唸ってみたり。ううううううむ。前回もバス移動だったけど、あれは少なくとも旅行業者がかんでない「個人旅行」の集団版だったわけでなぁ。
 杭州→成田:
・往路と同じく日航。最初の中国出張のときから、「日本海見とけ」と複数から助言を受けていたのだが、ようやく窓際の席に。やたらすいてたので乗ってから席を変えてもらったんだけど。天候は曇りのため残念ながら海は見えず。んでもまぁ、この航路だと日本海じゃなくて東シナ海なんだけどね! 中国の市街地はどこもやたらと屋根の「青い」建物が多いなぁ、とか思ったり。雲海は雲海でとても美しく、久しぶりにナウシカとかラピュタとかの映画が観たくなってみたり。

■宿など
・北京の宿は前回の倍の金額。質は印象としては同等かちょい下。ううむ……。フロントにひとりかなり日本語がパーフェクトな職員がいたことと、日本の BS 放送と思われる TV 放送が複数チャンネル入ったのは優れてたけど、そんなんどうでもいいし。てか、たったひとり日本語がカンペキなより、全員がある程度の英語をしゃべれるほうがずっとありがたいんだけどなぁ。(そりゃ日本語も多少は通じるほうが便利ではあるけど)
・上海の宿は今回の北京の三倍の金額。いやあの……かなり正気じゃない金額なんですが……。印象としては、まぁ、想像した通り、「無駄なところが豪華」で、重要な部分は結局六分の一の値段の前回のホテルと大差なし。いや、重要な部分ってのはバスルームの「設備」なわけなんだけど。素晴らしいサービスや豪華な調度品(TV のリモコンに専用のカバーというかケースをつけることに何の意味が!?)よりも、充分な機能的な設備のほうが、オレなんかにとっちゃ余程快適さに直結するわけで。サービスにしても「素晴らしい」域を求めるなら結局別料金なので、その別料金もまたアホ額になるド高級ホテルでそんなん使うぐらいなら安いトコで割安な追加サービスを依頼したほうが余程わりにあうだろうし。なんともなぁ。予想通り満喫する時間もなかったけど、何をするにもアホみたいな追加料金が必要になりそうだったので、何もせんで正解だったのかも。なお、今回のメンバーの大半を占めたエラい方々も「こりゃ高級すぎるでー」とぼやいておいででありました。
・杭州の宿は前回の北京よりちょっとだけ安い金額。質はこれまでに泊まった中国のホテルの中でもたぶん最強。いや、北京や上海といった中枢都市とは物価が違うんだろうけど、にしてもなぁ……。ただ、問題はいくつか。第一に、フロの水はけが最悪。底の栓を抜いた状態でざっくりとシャワーあびてあがろうとしたら、今から浸ってくださいといわんばかりの湯量がたまっていたのにはびっくり。第二に、暗い。乏しい経験から導き出された法則によると、ホテルの部屋の明るさは値段に正比例しているんじゃあるまいか。どっちも金かけずに改善できる……ってのはまぁムリにしても、設計段階ではコストを圧迫せずにもっとマシにし得た部分なハズなので、そのへんのセンスのなさにはちょっと苦笑するしかなかったり。てか、なんでどっこもかしこもホテルの部屋の中を妙に暗くしたがるのかねぇ。第三に、バーでピアノの生演奏がやってたのだが、これがかなりド下手くそ。カンベンしてください。オレは基本的にそういうのの評価基準は相当に甘いんだけど、一応経験者というか、あるていど音楽の知識を体で知ってるおかげで、「叩く鍵盤を間違ってる」ことにはかなり一発で気がつくのじゃよー。ちゃんと譜面通りに演奏されてれば、それ以上の演奏の良し悪しとか音の良し悪しとかにはあまり頓着しないんだけど。明らかなミスタッチも多く、明らかに間違えて弾きなおしてる場面も少なからず見受けられてげっそり。いや、自分がヘタクソなので、自分と同じ種類の失敗には敏感に気づくのよ。なお、上海のホテルでも生演奏はあったんだけど、こちらはバイオリン(たぶん。ヴィオラかも?)とチェロとフルートとピアノの構成で、さすがにたいしたものではあった。ただし、そのバーというか昼間はティーサロンのような場所なんだけど、ここのお値段も相当なもので。紅茶一杯千円ですかー!? とガクブルしながら頼んでみたところ、巨大なポットで出てきてさらに愕然。そんなに飲めねぇよ! といいつつ飲んでみたところやはりテキメンに頻尿状態に。茶器はウェッジウッドでした。デザイン見て一発でわかった。

■食事
・初日の夜は格上同行者と二人でホテルのレストランで中華、以降は毎晩、中国人なり日本人なりツアコンなりのセッティングによる中華会食。もう、しばらくは中華見たくねぇっすよ……。後述するけど、途中から腹の具合が微妙だったこともありゲッソリ感も。上海のカニはさすがに美味だったけど、季節的には上海ガニではないのであろう。最終日は観光客相手のレストランで、日本人的には最も普通に美味だったんだけど、日本語でセールスするねーちゃんがやってきてえんえんとつまらんモノを売りつけようとしてきたのが惜しかった。全般的に、やはり「中国在住の日本人や日本語ばっちりな中国人」がアレンジしてくれた前回のほうが食事の面ではヒットだった印象も。
・昼食はいろいろ。一番面白かったのは、現地学生さんに連れられて行ったラーメン屋。ひとり 100 円未満で、まぁ、たいしてうまくもなかったけど、一応は現地庶民っぽい食事で楽しかったり。
・朝食はどこも中国風の粥メインなメシや「日本食」や洋風などから選べるブッフェ。まぁオレはベーコンエッグとトーストで通しますた。朝飯で奇をてらってもしょうがないっしょ。

■そのた
 雑技:
・初めて上海雑技団の公演を生で鑑賞。感動。というか、ありゃスゴいですな本気で。やっぱあいつら頭おかしいよ!
 しかし、最後の演目であった、「球体の中でバイクが五台走り回る」というのはまぁ……すげぇけど……うーん……ってな部分も。最初、三台ぐらいが中で走り回ってた間は本気でスゴかったんだけど、四台、五台と追加されていくと、中での動きが「明らかな法則性」の下にあることが明白になっていってしまい、イマイチ感動が薄れてしまったり。もちろん最初のほうの三台ぐらいで走り回ってたときも綿密な計算のもとに行われた不規則さを装った暴走だったのだろうけど、それを感じさせない動きが見事だったので。
 つあー:
・ハンパな英語と、ニーハオとシェシェとリンシャンカイホーしかしゃべれない中国語と、たまに日本語だけで行動してた序盤から、添乗員つきの団体旅行に放り込まれた中盤以降の落差は強烈。なんせバスの中に「ツアコン話法」の中国人(ヤローです。いいヤツなんだけどねー)の声が響くわけでなぁ。一気に脳が緊張モードから弛緩モードに放り込まれたカンジでなんだかゲンナリ。
・メンバーはエラい方々ばっかり。あー別の云い方をすると、それなりにお年を召された方ばっかり。ということで、観光デーは老人主体のバスツアーみたいな団体旅行に。まぁオレも根性ナシ(肉体的にも)なので、現地庶民に密着した貧乏旅行とかができるわけでもないんだけど、ここまでツクリモノくさいダンタイカンコウリョコウをやらされるとそれはそれでゲッソリ。一日っきりの観光デーは観光名所を数箇所めぐってミヤゲ屋に連行されるというアリサマ。この一行読んだだけで、どんな一日観光だったのかはご理解いただけるんじゃなかろうか。いや、もちろん観光地は観光地で見ごたえはあったんだけどねぇ。
・で、対日本人モードで組まれたツアーだったので、支払いがひたすら日本円になりギャフン。前回は人民元がかなり足りなくなったので多めに両替してったのがアダに。
 中ボス:
・仕事モードでは、職場じゃ情報部門に所属するボク様なわけで、情報部の人間としてあっちゃこっちゃとディプロしてきたわけだが、うちの中ボスの評判の悪さに愕然。いや、うちの職場内でもボロクソなんだけど、外に対してはあの中ボスとかが「顔」になってるってのがなんともゲンナリで。「いやいや、仰る通り。ってかオレらが一番それ云いてぇよ!」ってな気分でも、その中ボス側の人間として苦情云われてるわけなので、それらしいツラしてへーこらするのはたまらんね。いや……ごめんなさい……ウソつきました……へーこらしませんでした。「それウチの内部でもまったく同じコトみんな云ってますから!」とかそんな勢いで。いやまぁ、そこまでストレートにも云わなかったけど……。
 腹:
・ツアー合流直後に腹をやられて、スケジュール上はメインイベントと思われるイベントのある日に死にそうになってみたり。情報部員としてはべつにメインでもないイベントだったんだけど、いやーあれはツラかった。なんか悪いモン食ったわけでもないだろう、というか、同じモン食べてたハズの格上同行者は平然としてたので、オレだけ感受性だったという可能性もなくはないけど。
・以下、けっこう直截的にいくので注意。初期症状は上腹部痛と頭痛と悪寒。たぶん頭痛と悪寒の原因のひとつは強烈な暑さと冷房圏のありえない寒さに交互にさらされたせい。アスピリン一錠でほぼ緩解。腹痛はその後も断続的に持続。いちおう胃腸薬は飲んだけど効いたかどうかは不明。んで、重度ではないけど下痢。便意は強くなく頻繁でもなかったのが不幸中の幸い。便の性状はいちばんひどかった夜はほぼ液状。高いホテルでは部屋にあったトイレットペーパーを使い切った。出先のトイレは(事前情報通りなんだけど)ほとんど紙が置いてなかったので我慢の日々。ほぼ二日で軟便ていどまで回復。現在は腸内細菌の再建を目指して意識的にヨーグルトを食べてたり。
・成田空港での健康相談所みたいなとこには立ち寄らず。まぁ、いちいち旅先でちょっと食いモンがあわなくて腹にきたぐらいで行ってられねぇので。同行者もやられてたら行くべきだったろうと思うけど。
 孫燕姿:
・ある北京のラーメン屋における会話。基本的にすべて英語。
DRR「ヘイ、お前の頼んだそれは何だい?」
案内してくれた中国の学生(以下、学生)「おお、これはアイスティーだ」
格上同行者「そうか。そのペットボトル(のラベルにうつっている写真)のねーちゃんは誰だい?」
学生「おお、これはスンイェンツーだ」
DRR「ほほう、スンイェンツーか。って、孫燕姿かよ!!」
学生「な、なにー!? 知っているのか日本人!?」
DRR「おうよ。別名ステファニー、シンガポール人だべ」
学生「そうだそうだ」
DRR「こないだ北京に来たときに CD 買って気に入ってたんだよ。音楽をメインに聞いてたんで、あんまし顔はわかんねぇんだ」
学生「おおー」
DRR「A Perfect Day ってヤツだよ。ちょっと待て……(紙に「完美的一天」と記す)」
学生「おーおーおー。知ってるぞ。てか中国じゃすげぇ有名だぜ」
DRR「らしいなぁ」
・……というわけで、こないだ勢いで買った CD の中国アイドルの話題で中国の青年と盛り上がってしまったり。どういう偶然だよそりゃ!!
・しかもその後、オレが作ったネタファイル(仕事の)を見せようとして USB メモリを彼の PC にぶっ刺して操作してたら、その USB メモリに「完美的一天」の MP3 に落としたヤツが満載されてるのを思いっきり目撃されたり。そんだけホントに有名だってコトだよなぁ孫燕姿。なお、お互い、英語はかなりヘッタクソだったんだけど。
・で、タイミング的にはそれより前なんだけど、北京の適当な道端の CD 屋で孫燕姿のアルバムをまたしてもゲット。これもたぶんパイレーツエディションだけど、何軒か日本で海外 CD 取り扱い店を回ってもこの人のは一枚もなかったようなモンなわけで、やむをえない選択なのじゃよー。ということにしといてくれ……。まだちゃんと聴いてないので内容についてはコメントなしの方向性で。
 みやげ:
・上海で買おうと思って北京での買い物は控えたんだけど、結局上海ではまるで時間がなく何も買えず。参った。
・帰りの杭州の空港の免税売店に最後の希望を託したんだが、信じがたいしょぼさで何も買えず。強引に酒をちょっとだけ購入。参った。
・観光日に連れてかれた店もしょんぼり。お茶の店に連れてかれて実演販売されたんだけど、まぁ、正直「ここでだけは買うまい」というようなそんなような。実演したねーちゃんと、その支援についてたふたりのねーちゃんも日本語は見事だったけど日本人ってものがわかってねぇなぁというかなんというか。あのですね。日本人は量に興味ないの。あるとしたら、「量を減らす」ほうなの。たとえばだ。
・100g 缶を 4 コで 5,000 円、200 g 缶を 5 コで 10,000 円。後者のほうがオトクでショ? 薄利多売ネ! とか云われても日本人はピンとこないの。いや、日常的に使う日用品ならもちろんオトクなんだけど、オミヤゲとかは違うのよ。少量ずつ多数をさばきたいのよ。そりゃ美味かったけど、貰う側が気に入るかどうかは別なわけだしさ。少量だったら少々口にあわなくても「こんなんくれやがってどうしてくれよう」とか思わないじゃんよ。オレは「もっと小さい缶はないのか?」と聞いたんだけど、それはないという返事。だったので買わず。いや、小さいほうの缶(上では 100g と書いたけど内容量は未確認デス)を 9 つで 10,000 円というのを代表者が買って、そこからひと缶だけ分けて売ってもらったけど。上述の例なら、50g 缶を 7 コで 5,000 円なら 100g 缶を 4 コで 5,000 円より売れるだろうし、25g 缶を 6 コで 2,500 円ならもっと売れたかもしれん。っていうか、オレはそれなら買ったなぁということで。なんとも。(日本人は、という云い方はあれかもだけど、一緒に行った日本人のみなさんはだいたい同意してくれたので、今回はこの云い方を許してやってください)
・で、中国には 5,000 種類のお茶がありマス。今日はその中から 4 種類を御紹介、つって実演販売して、その場でハクリタバイを主張しながら 3 種類を売りつけようとがんばってるねーちゃんを振り切って売り場に行ってみたものの、品揃えはせいぜい 10 種類もあるかないか。やれやれ。あのね。こんなトコで買うなら北京のルフトハンザの地下のがまだ選択肢があるちゅーねん。あそこも安くはなかったけどさ。
・その後ハンコ屋へ。うーん……そりゃ、あったらあったでいいんだろうけどなぁ……。
・地元のデパ地下に行かせれ! と何人かの比較的若い参加者や女性陣を糾合して主張してみるも、けっきょくスケジュールにあきはありませんでしたとさ。ギャフン。
 そのた:
・前回も思ったんですが、今回それなりに動き回ってみて確信。中国には激しいブーデーは少ないです! 日本や欧米先進諸国にはけっこうな頻度で存在している肉塊が! いや中国は途上国だから比べちゃいかんだろ、という云い方はあるでしょうが、途上国ったって「食の大国」ではあるわけでなぁ。貧しい農村部じゃなくてド都市部なわけだし。やはり、「量のわりには」健康的な食事なんでしょうなぁ、中華は。
・中華人民の収入については先日北京で聞いたのとはちょっと違う水準を聞きました。上海では平均収入は十数万、日本のランクだと三十五万ぐらい、とかそういう話で。って、そうか、日本の平均収入は三十五万ぐらいという計算ですか……じっと手を見る。ツアー参加者のみなさんはエラい人々だったのでそういう数字にどういう印象を持たれたのかはわかりませんが。んやまぁ、エラさのわりには収入は低めな業種ですけどね。ふつうの企業エラい人や公務員のエラい人とかと比べると。
・訪問先の一箇所で、いきなりぶっつけで英語でプレゼンさせられたのにはびっくりしただ。や、やってくれたな格上同行者……。ものすごい勢いでデタラメな英語で支離滅裂なコトをまくしたててきた、という印象しか残っておりません。ギャフン。

総評
 やっぱ、手探り気味で、ハンパな英語だけでフラフラ歩き回るのが楽しかったなぁという印象で。格上同行者もけっこうエラい人ではあったんだけど、アクティブな人なので、適度にスリリングで仕事の合間の観光としてはかなり素晴らしく楽しかったり。
 食事についても実はいちばん美味かったのは初日にホテルのレストランでドキドキしながら食べた夕食だったのかも。それはそれで海外観光客向けにソフィスティケートされた味ではあったけど、こういうのは自分で選んでこそということで。二番目に楽しかったのは、訪問先の某公共機関とその周辺のみなさんに連れられて行った夕食。ガンガン飲んで、「なんじゃこの謎の物体!」とか云いながらガリガリ食ったので。市中で食べたラーメンも、まぁ、合計点はともかく旅の食事としては満喫しました。あとはまぁ……それなり……かなぁ……。
 団体旅行に乗っかってしまってからは、まぁ、結局、団体旅行は団体旅行だなぁというようなアレで。上海雑技団は恐れ入りましたが!
 買い物面ではおおいに不満が。くっそー、「秋にまた北京にコイヤー」とのお誘いも受けましたので、そのときにはきっと! リベンジを! ルフトハンザの地下とかそれ以外とかで!!
 宿については……云うまい……。

 以上、出張報告ですた。
2006/06/26 (Mon)
▼とりあえず生きてる状態で帰り着きますた。
 いやー、今回はいろいろ参った。まぁ、詳細は後日ということで、まずは報告まで。
 フー。
2006/06/25 (Sun)
▼いや……そりゃもしも日本に着弾したら、それを攻撃と看做すのは自然なことでしょうが……。
 日朝戦争なんてカンベンしてほしいぞ……。北朝鮮を灰にしても得るモノなんてないんだしさぁ……。
2006/06/18 (Sun)
▼「脱衣 画像」ないから! そんなモンないから!
 「ラーゼフォン 動画」ないから! それもないから!
 あと、ラットに胆嚢もないから!
 ……ググル様のサーチワードは文字化けしてリファラが拾えないのが残念です。
2006/06/17 (Sat)
▼次の中国出張の見積もりが到着。
 ……って、えーと、三泊ぶんの宿泊料金が十一万円オーバーとか書かれてるんですけど……? これは何かの間違いでは……?
 調べてみたら、なんだか滞在地でトップランク、ひとによっては「アジアで五指に入るホテル」とかコメントしてるような超一流でしたよ!! ありえねぇ!
 てか、わし渡航宿泊費は規定額しか出ないんですが。全然足りないんですが!! っていうか規定額の倍でも足りないんですが!!!!
 このツアー会社指定したシンポジウム主催者、何を考えていやがる……。そんなアホみたいな高級ホテルに泊まったって、満喫してるヒマなんかありえねぇし。あったってべつにひとりでそんなんしたくないしなぁ……。どうせ周囲はエラい人ばっかなのは目に見えてるわけですし。(ってか、そうでなければこんなふざけたランクのホテル取らないでしょうから)
 参った……。
 まぁ、信頼できるホテルなら回線使ってネットに接続とかの可能性もないわけじゃないですが、回線使用したら料金は別になるわけだしなぁ。
 マジキツー。
 なお、先日の北京出張で使ったホテルはせいぜい 6,000~7,000 円/一泊だったわけですが、充分に快適でした。で、今回も北京にも泊まるんですが、そのツアー会社に「安いトコでいいんで」と手配させたら一泊いちょまんえんオーバーのとこを取ってきやがりました。
 おい。
 いやまぁ……行ってみなきゃわかんないですけどね……日本語オッケーな職員が常駐、とかそういうべつに重要でない要素とかが激しく充実してるとかかもしれないし、ホントにランクは高いっちゃ高いのかもしれないし。
 んーでもやっぱ、倍はねぇと思うなぁ、倍は。四万弱とかまでいっちゃうと、さすがにとんでもなく突き抜けたランクなんだろうと思いますけど、このくらいってハンパだよなぁ。うーん。
 職場内で話してたら、「その代理店、中国弱いんじゃない?」との指摘が。そうかもしれんなぁ……。

▼まぁ実を云うと、昨日アプったフラッシュに関する日記は一昨日に書いたものでして、一昨日は酔っ払ってたためにアプる根性がなく、実際の更新は昨日となったものであります。
 で、昨日にはフラッシュは仕上がってました。
 音楽との同期がうまくとれず、想定したほどカッケェものにはならなかったのですが、内部ではまた好評を博しまして満足。いやー疲れたけど。
 つーか音楽についてはあくまで個人として楽しむものとしてつけてみようと思ったまででして、実際に仕事で音楽つきのを公開しちゃったら例の権利団体からクレームが飛んでくるのは確実なわけですから、どうでもいいっちゃどうでもいいところではありますし。
 んー、30 フレーム/秒ってのが厳しかったのかにゃー。いろいろ勉強せにゃあ、音との同期もバッチリなフラッシュの作成は難しいようです。で、その部分の勉強はさすがに業務中にやってちゃマズそうなワケでもあり。
 とりあえずフラッシュ時代はこれにて一段落~。
 次の一般向けイベント時にまた最新情報を反映させて作ることでありましょう。
2006/06/16 (Fri)
▼フラッシュ作製が楽しくてヤバいです。
 ま、仕事でやってるわけですが。
 ちょっと前に、仕事の合間を縫って、というか、仕事で集めた情報のプレゼンテーション手段として何がよさそうかを考えてて、ためしに作ってみた動画が好評を博した(内部でね)ことがあり、今回はそれを本格的に作れという指令で。
 で、フラッシュ作製ツールを経費でゲッソして、マニュアルもヘルプも見ずに(まぁいつものことですが)とりあえずガリガリと作りはじめてみたわけですが、これが楽しすぎ。
 いや、まぁ、やってることは作業っちゃ作業なわけですが、やっぱ動画の説得力ってスゲェなぁというか。静的なデータを並べただけだとなんとなくピンとこなかったので動画にしてみたのが最初なんですが、実際動かしてみるとなかなか恐ろしいものがあるわけですよ。なんつーか、今講談社の取材が来てこの動画を見せたら「人類は滅亡する!」とか云い出してマンガになるに違いないとかそんなようなアレ。ってどんなだ。
 ま、仕事なんですがね。
 つまり、経費でツール(マクロメディア純正品じゃよ)を買えたからこそなわけで。
 プライヴェートで使おうと思ったら……さすがにこの値段に見合うほどは使わなそうだよなぁ……というのもなぁ……。
 結局、「絵を動かす」ことができても「動かす絵を作る」ことができるわけじゃないのでどうにもならん、という話なのでありました。フー。
 RO の SS 並べて作る、とか、そういうのはあんまガラじゃねぇって気がするしな。
2006/06/15 (Thu)
▼ようやく次の中国出張(かなり目前です)のスケジュールが確定しそうな方向性に。
 うへー。だりー。今度は長いぞー。一週間だぞー。ゲッソリ。
 ま、最初のトキみたくビビりまくっちゃいませんが、長い分だけ気分は沈みますよ。予測される面倒くささに。とりあえず中国は途上国の中じゃあ体調崩す心配が少ない国だとは思いますが、言葉の通じない土地での生活はなかなかヘヴィだよなぁ。北京でトップクラスといわれるデパートですらろくに英語通じなかったし、安い店探すと買い物も不安だし……。
 そして何よりネットにつながらない!!!!
 ……すみません、ナンデモナイデス。
 いやそりゃネカフェぐらいあるだろうし、がんばりゃなんとかなるんだろうけどねぇ。そこまでする根性もないし、一緒に行くのは上司だし、中国の端末からパスワード入力とかどこであれ恐ろしくてやれんし、やれたとしても日本語入力できなきゃ不便すぎるし。
 今回は長い分だけ前回よりヒマができそうなので、ちゃんとつぶせる装備を考えねばなぁ。電源系は電力の切れ目が縁の切れ目になるので、こういうときこそ非電源系で! いやいや、反日の風が吹いてしまったときにあずまっち閣下がピンチを逃れるのに役立ったとされる DnD 本とかというテも!?(ただし、あずまっち閣下の場合は韓国ですが)
 ……アンダーダーク一冊持ってくとかアリですかねー。きっとものすごいよく眠れると思いますけどねー。(←間違った使い方)
 あとは未読のゲームブック(じつはチョコレートナイトが放置してある)とかか?
 新しい英語のサプリを買って持ってってみる……ってのはないな。アマゾンから届くのが間に合うかどうかというのもあるし、今ちょうど欲しいのってないしなぁ。クトゥルフ・ドリームランドでも読んでみるかねぇ? それこそものすごいよく眠れそうですが。
 少しは中国語も勉強しときたいとは思いますが、まぁ、むりか。素直に漢字で筆談したほうがはやそうだ。中国で使えるトッサのヒトコトとかやってくんねぇかな。「しらない、わからない、コムギコカナニカダ」とか。中国語で。
 ……まず、前回より大きめのトランク……だと不便かなぁ、なんにせよキャスターつきの鞄(of リードマン)を物色せにゃ……。一週間分の着替えを持ち歩くのは愚劣だろうけどコインランドリー探して使える自信なんてねぇのでホテルのクリーニングサービスを使うとして……。
 いや、気が重いね、実際。
 いくらぐらい両替すれば足りるかなぁ……二万ぐらいかなぁ……まぁどうせ中国出張は今回が最後なわけもないので、ちょっと多目に両替しときますかね……。
 二万ぐらいだと、現地で 1,300 元ぐらい。……多すぎる気もするけど……ウウム。
2006/06/12 (Mon)
[Life as a Half Drow]Lifelong Retirement
▼無事の移転完了おめでとうございます。>ベルスポさま
 ちょっと前(年単位だけど)に、うちの地元民のひとり OTTO が(サイト持っててくれるとこゆトキにリンク張れて便利なんですが、うちの民は少ないんだよなぁ、サイト持ちが)口走った言葉に「生涯引退」というのがありまして、本人は「生涯現役」と云いたかったようでもありまた文脈的にも「生涯現役」が正解だったと思われる場面で、居合わせたみんなで云い間違いとしてゲラゲラ笑った事件がありましたが。
 ま、間違いでもない気もするわな。
 引退後の状態が生涯続くというふうに考えるとあれですが、一試合一試合が引退試合の覚悟で望め、みたいな意味合いだとすれば。「一期一会*1」みたいなものですか。
 だいたい我々モータル(定命のもの)は生まれたときから死に向かって進み続けているわけであり、寿命を迎えなくたって明日にゃ交通事故で死んでるかもしれんわけであり。
 それでも日々キャンペーンを立ち上げ、進め、最終回までのシリーズ構成を練り、次のセッションのために、次の次のセッションのために、シナリオを書き伏線を張り、そしてまた実際のセッションで進めてゆくのがゲーマーであろうよ。
 ……とはいえ、実践面でいえば、定期的に集まれないようになってゆけばキャンペーン志向から単発あるいはショートキャンペーン志向へのシフトなども考慮に入れてく必要もあったりするんだろうなぁとも思いますが。
 それでも未完は未完で味のあるものでもありえるんじゃないか、とかまぁそんなことも思ったりも。
 あるがままに、風の吹くままに。ただし、「次があろうがなかろうが、この一球に手はぬかずに、やるときゃいつだってフルスロットルで」進むぜ! とかそんな適当なコトを口走ってみます。
 ……いつもにもましてとっちらかってますが、「引退ロード」を読んでなんとなく思ったことなどを。

 ついしん。読み方について。Gamer をローマ字読みするとソードワールドの通貨単位になったりするのは偶然なのか? 必然なのか? というか、もともとガメルってのはドラゴンマガジンの読者コーナーで使われてたガバスみたいなモノだったようなおぼろげなる記憶がありますが。通貨じゃなくて国名だったっけ? ハテナの記載によると両方っぽい気も。あの頃の DM は面白かったよナー。ルールブック出る前のソードワールドとか、面白かった頃の風の大陸とか、ドラゴンハーフ*2 も初期はやたら面白かったし。穴埋めダンス虫などという単語も思い出してしまった……。そして何よりルーンマスカーとヴェルバーサーガががが。ギゼル・ルーのカッコよさとか有り得ねぇ勢いで。ルーンはもう完結は諦める(未完には未完の味もあるのさ)けど、せめて連載で出た分をまとめて単行本にしていただきたいところ。

*1 この言葉を「聖エルザ・クルセイダーズ」で知ったというのもどうなのよ!? と思いますが! たしか連載時にはなかった、文庫版で追加された部分だったんじゃないかにゃー。でも本編読むのはやっぱり連載をおっかけたほうが面白かったんだよにゃー。わたしはこの作品の連載版のような体裁で小説を書こうとして、先割りで小説を書くことの難しさを学びました。これもこれで阿呆か。
*2 右脳側頭葉という言葉を初めて知ったのはこの作品でした。ってそれはどうでもいいか。あれ? 左脳側頭葉だっけ?(本気でどうでもいい)
2006/06/12 (Mon)
▼そして映画の予告を観て激しく暗澹たる気分に。
 なんだ、これは。
 いや、ハイタカは一応濃い肌の色だけど、テルーがテルーががが。
 さすがにありえねえだろ……。
 ってか、火傷がある側が逆だし!
 考えてみりゃ、あれですな。要するにゴーダカズンドなのだな、片側から見ると普通のツラなのに、反対から見ると大変なことに、ってのは。先にやられてしまったからやめたんですかねぇ……。

▼そして 5 巻読了。
 感動。と云ってよろしかろう。最後の再会のシーンとかはシビレたぜ。
 外伝がある(しかもけっこう本編に密接らしい?)らしいですが、まぁそれはおいといて一通り読み終わってみて、やはり 1 巻と 5 巻が頭抜けているという感触ではありました。
 例によってナナメに見ると、「余計な思想を投げ込もうとかしなければ EVA はココを目指したのだろうか……」とかそういうよくわからん感想が。ふむ、石垣は AT フィールド?
 いやまぁ、やめよう。ネタバレを避けて語れるものではない。
 で、最萌え大賞はヒッパリで! 猫たんハァハァ。とか云ってたら「また小動物かよ!!」とか云われましたが!
 いや、ずるいっしょ! 「子猫はうなりもしなければ、かみつきもせず、腕を伝いのぼっていって、ゆたかな髪の毛にかくれるようにして、そのうなじにしがみついた」とかやられたら転がりますって!(イメージ画像
 んまぁ、なんか満足しちゃったので、すぐ外伝にとりかかるかどうかは微妙な気分になってみたりも。ううむ。とりあえずグインの新刊(ってこの話題だとまぎらわしいか? グインサーガね)も出てることだしな……。
 むしろまず再読するか?
 とかまぁ、そんな具合で。
 怒涛の勢いで読んでしまいましたが、それだけのものではありました。映画は……うーん……ちょっと一本で描ききるのはムリだろってか、個人的には一巻ごとに一本のシリーズぐらいのほうがいい気がしますが、さて、どんなものになるか。
 ってか、そもそもこれまでの宮崎作品にすでにこのテイストは存分に織り込まれてる印象はあるわけでもあるしなぁ。
 監督の実力も未知数だし。
 さて。
2006/06/11 (Sun)
▼ゲド 4 巻読了。
 ……と書いてる時点ですでに 5 巻も読了してしまってますが。うへー勢いとまんねー。
 3 巻までとはまるで違う感触でしたが、これはこれで……というか個人的にはやっぱこっちのほうが好みだわ、というカンジでここまで以上にノンストップで読んでしまったり。
 ええと、まぁ、内容に触れるとやっぱり激しくネタバレる気がするんですが、まぁ感想としては……。
 あんなことになってるとは!
 そしてあんなことになるとは!
 で、大詰めが数行wWw
 おいおいおいおいこの展開でこの残りページ数では四巻は一巻完結(一話完結、みたいな意味ね)しねぇぞ!? とか思ってたら終わったのには仰天。すげぇ。
 そして今回のキャラモエ大賞はコケ。コケーッ。コケたんハァハァ。とか云ってたら「あんたは婆さんにしか萌えんのか!?」とか云われました。ひー。そりゃまぁ、主役の伯母とかもナイスキャラですけど!
 あとは、やはりテルは美しいな。おそろしく美しくおそろしく醜いというのはカッケェです。
 そんな具合で。
2006/06/10 (Sat)
うーん……。
 公開入札(用語はよく知りません)だかで安いトコを選ばされたおかげでひどい欠陥建築を作られて、結局その問題点の改善にクソ高い金を払わされた例を身近に見ている身としては、そこに何らかのよろしくない共謀があったとしてもそれでトクをしてるのは公共機関やそこの(少なくとも主流の)関係者ではないと思いますがどうか。
 ま、印象ですけどね。税金系の仕事は「予算は使い切る」ことが物凄く重要なので、その余分な支払いをすることは「損ではなく、ある面(つまり返納手続きをしないですむという点)では得であった」可能性も……いや、それはナナメすぎるかなぁ……。
 まるで別の話になりますが、税金仕事に絡むようになる以前は、単に使い切らないと翌年の予算が削られるだけだと思ってましたが、じっさいには返納手続きじたいがクソ大変なのね。となると、たとえば、カラ出張だのなんだのという「役人が私腹を肥やしてる」と見られがちなアレは、むしろ「返納手続きの手間をはぶいた」というだけのサボりであって、それはまぁそれでよろしくないことではありますが、金を貰うことじたいはどうでもよかったんじゃないかという気がしてきてみたり。余った予算を返す煩雑な手続きのために残業し残業手当を支払うことが税金のムダ使いであるかないかはオレにはわかりませんが。「税金のムダ使い」という言葉は妙な言葉で、税金から出てる予算が余るとムダ使いになり、余らせなければムダがなかったことになるんだよにゃー。オレには政治や経済のことは、やっぱわからんわ。

▼ゲド 3 巻読了。
 あー、なんかあれだ、2 巻の感想とかが妙にナナメ視点だったせいだと思いますが、「もっとふつーに楽しみなさいっ」的に怒られてしまいますた。
 楽しんでます、そりゃもちろん。ってか、でなければこの勢いで読まねぇっす。ただまぁ、「おもしろかった」以上! では感想文としては中身がないし、内容に触れるとネタバレせずには書けないし……ということで、ムリヤリなんとかナナメな見方で書こうと試みた結果があんなんだったりしたわけです。1 巻もそうだな。作者がフェミニストとかどうでもいいし。
 ……で、3 巻はもうなんも書けん。何を書いても重要なネタバレにならずにおれんというカンジで。
 竜が竜が!
 ……ってこれだけでも書くのはどうよ!? ってなアレよ。
 この勢いで 4 巻に突進するぜ!
2006/06/08 (Thu)
機士日報で LOKI におけるデモだかの報告が。
 いや、興味深いですな。
 ずっと云われてきた言葉で、この記事に対するコメントにおいても数多く見られる言葉に、「一斉ログアウトだのデモだのと云ってもどうせ金払うんだろ? それじゃ癌呆は痛くもかゆくもないぜ? 有効なのは支払いを停止すること、それだけだ」という系のがあります。
 現実には、どうやらこれは間違いだったようです。
 明らかに RO のプレイヤー人口は減少を続けており、それだけの人数が、抗議の意思があったにせよなかったにせよ、支払いを停止しているわけです。そして、その間、癌呆の姿勢には一切の改善は見られませんでした。(それに関するひとつの考察はちょっと前に書きましたが)
 これに対して、デモはどうだったか? 数日前にデモ自粛を求める要請が癌呆から出されています。デモは、どの程度の実際の改善につながるかは別にせよ、少なくとも「癌呆から何らかの反応を引き出すことはできた」のです。支払い停止は「いかなる反応をも引き出すことができなかった」のに。
 実際に有効だったのは数千人(は云い過ぎ?)による支払い停止ではなく、イタく見苦しく迷惑で子供のダダじみたどう見ても反応が期待できるとは思われなかった、たかだか数十人から数百人によるデモのほうだったのです。あ、有効は云いすぎか。前者は完全に無効だった(あるいは誤差程度の有効性はあった可能性もあるがそれを証明することは決してできない)が、後者は「有意か誤差かは別にせよ一歩分の変化をもたらしたことが明らかである」って程度ではありますが。
 以上は概ね言葉遊びです。オレは今のデモとかの流れに同調も賛同もしません。ただ、「支払い停止以外は無効である。支払い停止のみが有効である。支払い停止は有効である」という主張に対してはおおいに疑問がある、というだけです。
 もうちょっとだけ言葉遊びをします。客の持っている最強にして唯一有効なカードが「支払い停止」だとしたら、すでに支払いを停止してしまった客はもはや有効なカードを持っていないわけであり、「ゲームから降りてしまったプレイヤー」です。有効なカードを持たない(すでに使ったが、リターンを得られなかった)プレイヤー(引退者、元癌畜)が、使いどころを決めあぐねて、あるいは抱いて死のうと腹をくくった、まだ有効なカードを持っているプレイヤー(現役患者、癌畜)に対して、必死で自分たち(引退者)が優越であると主張しても虚しいとオレは思います。
 参考>痛いか? まだまだこんなもんじゃねえぜ~
2006/06/08 (Thu)
▼昨日、帝国医療の話題でちらりとコメントをいただきまして、興味持ってくれる人もいるんだなぁとちょっと嬉しくなってみたり。いやまぁ同業者なんですけどね!
 日本の帝国医療についてはオレももっとちゃんとした議論を見たいところですが、やはり帝政時代の植民地でのデキゴトに関する議論がどうしても政治的な色合いを帯びすぎてしまうために腰がひけている印象はありますな。政治的な過去の清算なり現在の国境の線引きなりの話は話として続けつつ、自然科学やら医学やらの議論はその結論を待たずに今やるべきことを今やるべき(←妙な云い方だな)だと思うんですがねぇ……。大陸で帝政日本の医学生物学屋(あるいは、そう自称する人々)が何をやったかやらなかったかという話がまず政治色を帯びすぎてしまうのでなぁ……。
 マラリアが日本で流行する可能性については、マラリアやデングが日本(九州)に定着し得るかどうかについての長崎大の研究報告がありますので御覧いただくと面白いのではないかと思います。どっちかというとデングのほうに力点が置かれてますが。そっち系にとくに専門知識がない方でも上のほうにある「マラリアのある風景」や「デングのある風景」などの写真は直観的に面白いのではないかと思います。

▼ゲド 2 巻読了。
 ううーむ。難しい。いや、うーん……あれか、どっかの書評で見たように、一巻が男の子の物語で二巻は女の子の物語なのでしょうか。そう云われてみればそうなのかもナーとか思ったりもするわけですが。
 わからないっつーわけじゃないんですが、この作品じたいに古さは感じないものの、これに影響を受けて書かれたであろうその後の作品にすでに数多く接しているなぁという感触は明らかにありました。ん? まわりくどいって? どの部分をとっても、全体の印象をとっても、どっかで見たような話といえば云えてしまうなぁ、ということですな。ま、古典ってのはそういうもの(そうなってゆくもの)なのでしょう。(そういう意味では一巻もやっぱり「ほぼ全部展開が読めちゃう」ぐらいの話ではあったんですが。ふむ、一巻に比べるとやっぱり二巻のほうが「王道」という感触が薄く、それゆえにかえって他との類似を際立って感じてしまうのか? 「王道」だと類似だなんだなどと云う気にもならないですから)* んでまぁ、そういうバックグラウンドというかむしろフォアグラウンド? 枝葉のほうを先に知りすぎるために幹のほうをそれそのものとして受け止めることができてるのかどうか自分で不安になってしまう、と。
 つーか、テト(ナウシカの)の原型がオタクだなどという話(これもどっかの書評)もあり、映画化の話なども連想してしまうとあれだ。「生きろ、そなたは美しい」とかそういうアレだ。ウウム。
 あとは、あっさり人が死ぬ話だなぁというか、死体を確認しないとホントに死んだ(倒せた)のかどうか不安になるタイプのゲーマー人種としましてはちょっと宙吊り感があちこちに感じられたりもしましたが、まぁそれはオレのほうの問題だな。
 しっかし時間は流れるなぁ、猛烈な勢いで。こうなると揺籃の師とかヒスイたんとか「古きよき悪女」との再会もなさそうな予感。遠藤カラス君はさすがにまた出番があるだろうと思いますが。あと伯父音。
 次巻は当初の三部作の完結編ということで大いに期待。
 ……ハリーとかもこんくらいの勢いで時間が流れればもっと楽しかったんじゃまいか。そうすりゃ子役が成長しても問題ナシ。若モンをじじい(ばばあ)に見せるほうならメイクなり CG なりでなんとでもなるでしょうし。

* 参考。なにそれ! SEED のパクリじゃん!! ……じゃなくて、これの裏返しみたいなモンなのかねぇ? なんか取り違えてる気もしなくもないですが。
2006/06/07 (Wed)
▼その日、ぼくはパン屋にいた。
 夜の一定の時間を過ぎるとそのパン屋ではタイムサービスがはじまる。ほとんど全てのパンが、その時間から閉店までは 100 円均一になるのだ。店内で食べることもできる店なので、時間と気分によっては、ひとつ 100 円のパンを数個買って、こちらはタイムサービスでも値段の変わらない紅茶を一杯注文して、店内で読書を楽しみながら食事をすることもあるのだが、その日は食事も済んでいたので、ぼくは翌日の朝食に食べるつもりのパンを選んでトレーに乗せて、レジの前に並んだところだった。
 なんだかわめいている男性客がいた。おじさん、と呼ぶのが妥当な年齢だろう。若くはないが老いているというほどではない。その男性は、ひとパック 200 円均一のサンドイッチを数個、レジに積み上げて、それを買おうとしているようなのだが、何やら店員に少々普通ではない要求をしているようで、それに対する店員の対応がいまいち要領を得ないことに苛立っているらしく、何かわめくように主張しているのだった。普通ではない、といっても、妙な、ということではない。単に品物を置いて金を払って品物を受け取って出てくるだけ、という、黙っていてもできる買い物よりは少しだけ面倒なことをしようとしているようで、後でわかったことだが、その男性は店内でそれを食べるつもりだったようだ。それで、飲み物の注文なり何なりでうまく希望を伝えることができなかったか、あるいは店員がその意図を理解することができなかったということのようである。ぼくはそう長くそれを見ていたわけでもないし、正直、その男性客の云っていることは、少なくとも途中からその後ろに並んだだけのぼくには、やはり理解することはできなかったのだが。
 本人が言葉のはしばしで、自分が酔っ払っているということを語っていたから、要するに酔ってろれつが回らず、話もあまり筋が通ってるとはいえない状態だったのではないかと思う。何やら危険な人物、あるいは、「わけのわからないことをぶつぶつとつぶやいてはときおり誰にともなく、突っかかるような、あるいは同意を求めるような妙な大声で声をかける」ような、正直なところ対応に困る類の人物では、少なくとも、なかったようだ。店員は若い女性ばかりだったが、いずれも笑っていた。恐らく、しょうがないなぁ、酔っ払いは……というような、そういう笑いだったのだろう。
 ぼくも、とくに急いでいたわけではなかったし、レジひとつをその男性が占領していて、店員が三人いるのならひとりぐらい別のレジに回ってくれれば有り難いなぁ、とは思いつつも、べつに不満というほどの不満を覚えることもなく、トレーを持ってぼーっと突っ立ってその光景を眺めていた。
「まったく。ばかッ! しょうがねぇなぁ、若いコは……」
 みたいなことを男がわめいていた。細かい部分は覚えていない。ただ、「ばかッ!」と、一音節の単語みたいな勢いで、しかし罵倒というよりは単に酔って何かわめいている、という程度の悪意のなさで叫んでいたその言葉だけが印象的だった。まぁ、この表現ではいまいちよくわからないかもしれないが、そういう酔っ払いを、たいていの人が見たことがあるのではないか。
「ばかっ! 後ろがつかえてるじゃねぇか」
 男性はこちらをちらちらと振り返ったりしながら、わめいた。
「ったく……」
 そして、不意にこちらを振り向いて、ぼくに向かって、同意を求めるようにこう叫んだのだった。
「な! 姉さん!」
「待てい!!」

 ……昔みたいなロン毛ってわけでもないのに……スーツにネクタイという普通の社会人男子のカッコしてるのに……。
 どないなっとるんやー!!
2006/06/06 (Tue)
▼先日はゲドの続巻を探して見出せなかったので、かわりに「驚異の戦争~古代の生物化学兵器」(講談社文庫)とか衝動買いしてきたわけですが。
 んまぁ、面白かったけど、トータルでの満足感はそれほどない本ではあったかな、とは思うのですが、最後の章に仰天しました。米帝は ABC 兵器を山の強固な岩盤の底に仕舞いこんで一万年くらい封印するとか本気で考えてるとか書かれてるわけですよ。で、文明が入れ替わっても間違って発掘されたりしないように多数の言語や非言語のメッセージで警告を残す、だとか。冗談みたいな話です。マジなの?
 そーれーはー、「黒歴史」ってヤツじゃないかね。まさにロストマウンテン。夜中に夜明けが来るぞ。
 恐ろしい話じゃ……。ギャバーン。

▼仕事で調査をしていて興味深いテキストを発見したので御紹介。
 帝国医療の逆襲:21世紀ポストコロニーの医療を考える(PDF です)
 ……いや、こんなのに興味持つのはオレくらいなのかねぇ?
2006/06/05 (Mon)
▼例によって機士日報*1から。
 廃スレに降臨し、最新BOTが手に入った記念にBOTを50体×4PCの200体放つことを発表。
 いやあの。200 って。
 いくら文句を云っても癌呆は不正対策等の仕事なんてしないのに毎月 1,500 円を文句云いながら払い続ける連中を「癌畜」だの「金づる」だのと云いたがる連中は多々おりますが。
 それじゃあ、不正対策で使えなくなったり BAN 喰らったりしても、ちょっと締めつけがぬるくなった程度で文句も云わずに単純計算で 300,000 円/月とかを BOT のために投入し 4 PC を動かす連中はなんなんだ?
 BOT もお客様です、という揶揄もよく目にします。
 そりゃあな。ちょっと動くようになったからって 200 垢も突っ込んでくれるなら、そりゃお客様だろうよ。
 目クソ鼻クソとか、どっちがマシとかそういう話じゃなくね。200 体投入されたらどれほど迷惑か、とか、そういう話ですらなく。
 どんな動機であろうと 200 垢とか動かそうとか思ってしまう(考えつくことができてしまう)ような種類の生き物については真面目に議論しても仕方がないって気がしてくるんですがどうか。
 200 体の月額払い、という仮定はたぶん無茶だと思います。が、そもそも 200 体投入しようとか考えつく段階で我々の理解を超えているわけで、払ってるかもしれんよなぁ。実際に長期的に動かすのがその 1/10 で 20 体だとしても月額 30,000 円*2 ですか。はぁ。
 阿呆か?
 それでその十倍儲かるからいいんだよ、って?
 あーはいはいそうですか。
 正気か?
 これぞ癌畜。
 文句すら云わない、機械化された支払い装置の集団。客単価は正規プレイヤーの 200 倍。
 正規プレイヤーは RO に金を払っている(従って RO が終われば癌には金は払わない)けど、連中は RO にではなく癌呆に金を払っている(従って RO が終わろうが不正対策の甘い MMORPG があればそこに金を払う。癌は不正対策の甘さには定評があるので恐らくは次も癌に払う)わけですから、これこそ文字通りの意味での癌畜だよなぁ。
 かくして収益だけが重視され、工場飼育の鶏が市場を席巻し、個人飼育の養鶏家は農業政策への抗議デモとかを考え出すのでした。
 ……ん? なんか間違ったか?
 ふむ……そういう意味ではデモはきちんとお上に届け出てからやらなきゃだよな。で、届出したデモに対してもやめろという返答が来るようであれば、そのときは(規約違反とか法律がどうこうとかをすっとばして)「日本国憲法で保証された権利が侵害されている」として訴訟の方向性で。さらに、デモの禁止は民主主義に反するということで米帝のブッシュメンに訴えれば癌本社空爆も有り得ますよ!?(有り得ません)

*1 以前の呼称が不評だったので呼称を変えてみますた。
*2 月額で払ってるかどうかはもちろん別の議論ですが、今回の情報源である機士日報の考察によれば月額であろうとのこと。いや、新規 5 Day なりワンデーなりだとしても、それを 200 とかいう単位でかき集めて投入という時点で想像を絶する阿呆だと思いますが。たかだか 10 枚程度のワンデーチケット買いに行くのすら面倒がる我々としましては。
2006/06/05 (Mon)
オタク萌え!
 オタクかわいいよオタク。

 つーわけでゲド一巻読了。てか、先にそれを云わないと発狂したと思われるんじゃまいか、上の一行は(←阿呆)
 いやまぁしかし、これはよい作品だ。もっと早くこの軽い装丁の版が出てれば迷わず読んでたでしょうが。版形が版形だけに映画化あわせの新装版が出るまでなかなか手が出せなくてなぁ。
 いろいろと後世に与えた影響というか、そういうのが目につくのも興味深いところ。そうか、アイランド・イフィッシュの語源はこれであるな、ってそれは一番どうでもいいとこですけど。
 で、ソッコーで続巻を買いに本屋へ。しかし見当たらず。何故だ! ダビンチコードを平積みするよりはこっちに場所を割くべきではないのかねぇ? いやダビンチコードも読む予定だけど、あれほどどこもかしこも山積みである必要はないと思うんだが……。
 ぐるぐる本屋を回ってたら、かわりにハリポタの 3 巻までがこれまた軽い装丁の版で出てるのを発見。うーむ……。
 ハリポタがつまらんとはいわんよ? あれほどバカ売れするほどのモノだとも決して思わないですが、まぁ悪くもないだろう。といっても、バカ売れしてなければ手を出そうと思うこともなさそうな程度でもあるわけですが……。
 いや、比べるようなモンでは、もちろん、ないんですが、なんかどっちも魔法学院モノだったりしてナー。ついついナー。で、比べては……それはかわいそうだろ……。格が違いすぎるぜ……。いやまぁハリーのほうは書いてるのが新人なので、続巻で相当スキルアップしてる可能性は充分ありますけど。ハリーのほうの最萌えキャラ(ただし映画から入ってるので映画の絵ヅラの印象にかなり左右されてます)のドラコ・マルフォイ君が最新巻で大活躍という噂も聞くことだし。
 まぁ、さすがにハリポタの二巻購入はやめましたが。せめてゲドが魔法学院モノっぽくない展開に突入してからにしよう……。
 魔法学院モノとしては例のデリングとハーフドラウの反目を連想させるヒスイの存在も萌えです。ヒスイ萌えー、とかいうとまた誤解を招きそうですが。続巻で登場するのかにゃー? いや、萌え大賞のオタクも現在退場中なのですが! あ、この件についてのネタバレはカンベンね>既読の人々。
 その他ではやはり黒髪白人の娘っ子(二度登場、あるいは別人? 同一? ちょっとはっきりしない記述でしたが)が素敵です。性格悪くて。しかし、このへんの扱いを見ると、「アニメのゲドの肌が薄いのはなぜ? 原作では赤褐色の肌とされているのに。そもそも白人男性一色だったファンタジー小説への批判として作られた設定でしょ」ってのも「ホントに?」って気がしてきますけど。女性だからいいのか? まぁメインヒロインではなさそうではありますけど。
 ストーリーについては……いろいろと伏線の織り柄が美しくて素晴らしかった、とかそういう云い方をするにとどめておきます。つまり、何であれ書くと、それは伏線であり後で回収されるところまでのネタバレになりかねない勢いなのだよ。回収されてないのももちろんちゃんと。個人的にはぜひ続巻で里帰りして、揺籃の師(伯母)に再会してもらいたいなぁと思うのでした。この伯母も素晴らしくよいキャラですな。ダルーフォン婆の原点? ってことはないか。
 しかしまぁあれだなぁ。Wiki によると作者は「フェミニスト」らしいですが、黒髪白人の娘っ子の「古きよき悪女」な描かれ方とかからすると「マジっすか!?」とか思ってしまうんだがどうか。フェミニストという言葉に対する理解が間違ってるのかも?
2006/06/04 (Sun)
▼さて、先日北京で 150 円ぐらいで買ってきた CD ですが。
 3 枚買ってきたんですが、1 枚目にまず聴きはじめたヤツしかまだ聴いてないわけで。
 つまり、その一枚がやたらデキがいいわけで!
 すげぇ。
 で、調べてみた。
 孫燕姿「完美的一天」
 全中華圏で最も人気のあるシンガポール出身の女性シンガー孫燕姿(ステファニー・スン)の1年ぶりのニューアルバム!
 シンガポール出身の歌手。台湾を中心に中華圏で活躍。
 独特のパワーボーカルで歌がウマイ! 中華圏女性歌手の記録を軒並み更新している。
 シンガポール・ヒット・アワードとMTV台湾の最優秀新人賞を受賞し注目を集める。その後も台湾を中心に活動し、中国語圏を代表する歌手となる。
 中国語圏では既に大スターらしいですね。デビューして5年、あっという間に中国語圏で最も人気の高いスーパースターの1人だそうです。アジアの歌姫孫燕姿、知らぬは日本人ばかりなり。
 って、なんか実はもすぬごい有名人?
 上にリンクした WIKI の記述ですが、
 日本においても、倉木麻衣とのDuet、『Tonight, I feel close to you』が注目された。
 という記載もあり、なんか実はそれなりに知られてたりするんでしょうか。
 ってしかし、台湾人かよ! しかもシンガポール生まれって! いや、台湾アイドルってのが相当なモンらしいってのは話題としてはあちこちで目にしてましたが、初めて本物を聴いた。本物でした。ぐは。
 ……ただまぁ、ホントは大陸中国のアーティストの CD が欲しかったんだけどナー。いかに悪名高い Pirates of The Continent といえども自国の国産 CD ならさすがに比較的安心(?)だろうと思ったんですが、事実上の海外製品となると……微妙? っていうか、なんだかそこはかとなく海の匂いがするんだよナー。本来 10 曲らしいんですが、なんか 19 トラックまであるし。謎い。
 っても、なんせ中国語なんてまるで読めないので判断のしようもないんですが。
 個人的に、これぞ、と思った曲はだいたい以下あたりでしょうか。
 Track 4: 流浪地圖。ただ、気に入ったんだけど、これはどっかで聴いたことがあるような気がしたりしなかったり。フムン?
 Track 6: Honey Honey。オレ的評価では坂本真綾系?
 Track 9: 夢不落。アルバム中最強。素晴らしい。昨夜とかえんえんとこればっかリピートして聴いちゃった勢い。
 Track 19: 我要的幸福。たぶん本来このタイトルのアルバムに入ってるべきじゃない曲なんですが、これもスゲェ。ってかこれがスゲェ。最初にほけーっとバックグラウンドで鳴らしながら RO とかやってたんですが、この曲聴いてて違和感覚えて、ヘッドホンかぶってトラック頭から聴き直したわけですよ。違和感の正体はものすごい変拍子でありました。なんか 21 拍子とかですよ!? しかもときどき変わるよ!? いや調べたら「5 拍子、6 拍子、5 拍子、5 拍子を基調に、ときどき 5→6→5→6 になったりする」とからしいのですが、なおのことおかしいわっ! なんだその変拍子! アイドルに歌わせる曲かよ! ってか平然と歌うかっ!?
 生年月日 :1978 年 7 月 23 日
 ……アイドルってもヴェテランですな。そりゃ上手いわけだ。
 変なだけでなく、デキ自体も上出来な曲です。
 つーわけで、このへんの曲を中心にえんえんと聴いてます。うーむ、今まで知らなかったのはオレが疎いだけなのか? それとも今もって日本ではあんまし知られてないんだろうか?
 これは確かにもったいないなぁ、知らないままでいるのは。
 なお、CD 屋では、「北京で今いちばん流行ってるアイドルのアルバムをいくつか教えてくれ」みたいなことを通訳してもらって、店の人が指差した 4 タイトルの中から 2 タイトル適当に選んで買った(うち 1 タイトルが 2 枚組だったので 3 枚になった。その場では 2 枚組であることすら気づかなかったけど)わけですが、ま、その 4 から 2 に絞り込む段階は他に判断材料もないのでジャケの写真で選んだわけです。この「完美的一天」のほうがまぁ普通によさげなのを、もうひとつのタイトルはえーと「個性的」なカンジのするヤツを選んだわけですが。
 台湾ではデビューしてすぐに「鄭秀文から平胸天后(貧乳クイーンとでも訳しましょうか)の地位を奪った」なんて書かれてた
 ギャボー!
 クイーンかよ!
 い、いや、だから、そこで選んだわけでは決してないんですよ? ただまぁ最終的に「あとはどれ選んでも同じ」な段階の選考でジャケ写を瞬間的に判断材料にしたという程度で。
 ……。
 …………。
 orz……いや、アルバムのデキがイイんだからいいんだよっ!
 ……。
 …………。
 うーん、しかしあれだな、北京でいちばん流行ってるといわれた 4 タイトルの中から 2 タイトル選んで両方とも台湾産でしたよ。
 メインランドチャイナ独自のアイドルなんて勢力としてはまだまだだ、ってコトなんですかねぇ?
2006/06/01 (Thu)
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